東京03の好きにさせるかッ! 2019年12月19日
さらばせいしゅんのひか~り♪
ナレーション:今夜のゲストは、お笑い芸人 さらば青春の光の森田哲矢さんです。大阪府出身の38歳。
2008年に相方 東ブクロさんとコンビを結成。すぐに頭角を現し、NHK上方漫才コンテスト、ABCお笑いグランプリ、そしてキングオブコントで、いずれも準優勝。さらに、キングオブコントでは、過去最多6度の決勝進出を果たします。
2013年、大阪から上京する時に独立し、事務所を立ち上げて、自ら社長に就任しました。
また、今年、サンドウィッチマンの富澤さんに勧められて、フィンランドのスポーツ「モルック」を始めたところ、すぐに日本代表に選ばれ、フランスの世界大会にも出場しました。
そんな多彩な活動をしている森田さんですが、今夜は一体どんなコントを書いてきてくれたのでしょうか。
(コント)
森田さんの作ったコントについてのお話
地元の話
森田:同級生とかは連絡とってます?
飯塚:俺ね、とんがってたから、友達と仲よくするみたいなこと、避けてたんだよね。
森田:ええっ?マジっすか?
飯塚:ずうっとお笑いが好きだったし、それこそ高校時代なんかダウンタウンさんかぶれだったから。
森田:はいはいはい、わかります。
飯塚:キャッキャキャッキャやってる同級生見て舌打ちしてたタイプだった。
森田:ハハハハ 先生のモノマネで笑いとってる同級生見て(笑)。
飯塚:そうそうそうそうそう。そんなもん今だけだかんなっていう。ここだけだからなっていう。
森田:めちゃくちゃとがってますね。そんなに。
飯塚:それこそ学祭…文化祭か、高校時代だから。で、ネタやったりとか、その同級生を見て、ケッて思ってたから。
森田:ハハハハ じゃ、全然連絡とか来ないですか、テレビ出てても。
飯塚:そりゃそうだよ。高校時代に友達と全然接触を持とうと思わない、そんな奴、同窓会なんか呼ばれないよ。
森田:まぁまぁまぁ、そうっすよね。そうですよね。僕も留年したんで。僕。高校を。
飯塚:えっ、そうなの?
森田:そうっす。僕、高校2年で留年してるんで、卒業はしたんすけど。それまで、俺、明るい奴やったんです。でも、留年して、一気に一個下と一緒になるから、そこで急に学園生活が変わったというか。なんかね、ダブり然としてないといけないというか。ダブりって無口だろうとか。
豊本:ハッハッハッ
森田:ハハハハ わかります?
飯塚:ダブりらしさ要る?
森田:『ろくでなしブルース』っていう漫画で川島っていう奴が出てくるんですけど、川島っていうのがダブりなんですよ。めっちゃ強い奴なんですけど。そいつが『罪と罰』読んでるんです。
3人:ほう!
森田:あの、ドフトエフスキーの。僕、古本屋で『罪と罰』買ってきて、休み時間毎日『罪と罰』を開けて。
飯塚:はあ…
森田:読んではないですよ。読んではないんですけど、『罪と罰』を読んでる奴っていうプロモーション。ハハハハ
飯塚:俺を見ろよということね? でも、なめられたくない、みたいなとこあるわけ? ダブりだし。
森田:ダブりだしっていうのは、そうなんですよね。
飯塚:プライドもあるしね。
森田:でも、中学の地元の友達は、いまだに連絡…連絡来ないっすか? テレビを写真撮って、「出てんな~」みたいなメール。
飯塚:俺、2人だけいるんだけど、いまだに地元の友達で。中学時代の友達なんだけど。は、俺のこういう仕事の話、一切触れてこない。
森田:えっ?マジっすか?
飯塚:嫌だろうなぁって思ってんのか。
角田:気遣ってんのかもしんないね。
飯塚:わかんないけど、とにかくそういうこと一切触れてこないから心地いいの。
森田:へえ~。土地柄ってね、やっぱり。俺は「ダウンタウン会わせてぇや」とか言うてくる奴ばっかりっすよ。
飯塚:それってさ、世に一応出て、テレビとかにも出させてもらえるようになったから、そういうこと言われてもまだ平気かもしんないけど、全然売れてない頃に「仕事どうなってんの?」とか言われるの、すごい嫌じゃん。
森田:言(ゆ)いました?友達とかに。言ってました?売れてない頃。
飯塚:この仕事やってるって?
森田:はいはい。
飯塚:言ってたよ。
森田:俺、言えなかったすもん、やっぱり。
飯塚:だから、俺はその2人だけ知ってる。あとは全然。交流も持ってないから、言うも言わないもないんだけど。でも、それでもずうっと何も触れてこないのよ。そいつらも。
森田:へえ~そうなんすね。
豊本:すごいね、それいいね。それはいい友達だね。
飯塚:だから言えるの。
森田:僕らは、大阪の奴らはほんとミーハーやから、テレビ出たらすぐ言ってくるし、誰々に会わせろ、テレビ出させろ。ハハハハ
飯塚:「テレビ出させろ」はいいね。
森田:「俺いつテレビ出してくれんの?」みたいな、それをマジで言うてくる。嫌なんすよ、ほんとに。でも、仲いいから、帰ったら会うしっていう。
飯塚:今は本当にヒーローなんじゃないの?
森田:いやいやいや。結構連絡は皆さんくれますけど。で、僕、同級生に借金してるんで。
飯塚:今?
森田:今も。
飯塚:だって、全然生活できるでしょ?
森田:100万円借りてて、僕。
飯塚:返しなさいよ!
森田:それが、本当に僕が全然食えてない頃に100万、全部肩代わりしてくれて、僕、返そうと思ったんですけど、金ない時に「今100万円返すか、めっちゃ売れて300万にするか、どっちがいい?」って聞いたら「300万」て言ったんで、まだ返さなくていい。ハハハハ
飯塚:返せるよね?
森田:まぁ、返せはするんすけど、まだ返さん。めっちゃ売れての300なんで。
飯塚:森田君のラインのめっちゃ売れてはどのくらいなの?
森田:そら、もう、だって冠番組やら。ハハハハ
飯塚:いつまでも「まだ俺売れてない」って言いそうじゃん。
森田:今急に300はきついっすやん。ね?
飯塚:わかんないけど。
豊本:そのまま逃げようとしてる?
飯塚:逃げ切ろうとしてる。
森田:いやいや、逃げ切れないです、これが。これはこれで、そいつの奥さんも同級生なんですよ。だから、僕知ってるんですよ。奥さんは奥さんで、子ども3人おるから、「いや、はよ返してもらい。私が言うわ」みたいな。だから、一時は、賞レースの決勝通るたんびに、奥さんに僕がメールして「今回はこういう賞レースです。賞金はこんだけ出ます。ネタはこういうネタでいかさせていただきますので、何とかとれると思います」みたいな感じで。ハハハハ
飯塚:返せよさっさと!
森田:で、毎回とれないから、奥さんから…
角田:全然優勝しない!毎年毎年って。
飯塚:ほんとに嫌われてんじゃないの?奥さんから。
森田:ハハハハ そうっすね。そういう感じの地元です。なんか下世話な地元というかね。僕は。
飯塚:角ちゃんとこは? ほんとに友達いないじゃん。
角田:そうそう。だから、学生時代の時とかは、人見知りだったし、内向的な人間だったわけですよ。まさにおんなじ。でも、かといって、なめられたくない、みたいなのもあって、当時、長渕剛さんとかを聴きだした時に、『罪と罰』を読んでたんでしょ? 俺はイヤホンつけて、俺、長渕剛を聴いてるわけよ。俺はこういう人だよ、みたいなやるんだけど、でも、外から見たらさ、何聴いてるかなんてわかんないし(笑)、ただ内気な、ただ音楽聴いているな、暗いなっていうんで、どんどん少なくなっちゃうよね。できづらくなっちゃう。
森田:意外に03さんて、皆さん、そんな感じなんですね。
角田:俺はそうよ。
飯塚:豊本は友達多いよ。
豊本:多いっていうか、今、地元にスポーツバーをやってる奴がいて、それがわりとクラスの1軍。元ヤンキーだし。でも、明るい、みんなと、誰でも喋る、みたいな、そいつが店やってるから、同級生が必ずその店に誰かしらいるみたいな。地元帰るたびにちょこちょこ顔出すと、誰かがいるから、そこで久しぶりに連絡先交換する、みたいな。
森田:あれ、憧れなかったんですか。同窓会に呼ばれて、みたいな。ちょっと「おー」みたいな、「おー、飯塚、お前、めっちゃ出てんな、お前!」みたいなんは憧れなかったんですか。
飯塚:全く。性格的に俺はそうやって言われるのが嫌だから、誕生日会とかも信じらんない!
森田:ハハハハ
飯塚:開いてもらってとかも恥ずかしいから、俺は嫌だけど、どうなの?
角田:俺は小学校の時とかの同窓会は経験あるんですよ。でも、そのきっかけが、俺は高校の時に男子校だったんだけど、周りは、クラスの華やかな人たちは、近くの女子校と遊んだりとかしてるわけですよ。友達なんかと、何とかそういう会をつくりたいと。俺、小学校の時に好きな人がいて、両思いだったからつって、ちょっと久しぶりに手紙書いてみようかなつって、結構気持ちが残ってたの。好きだっていう。ラブレター的な感じで出したんですよ。
そうしたら返ってきて、ケイコちゃんて言うんだけど、俺、カッちゃんて呼ばれてたんだけど、カッちゃんから手紙来たことを、当時、予備校に通ってる、その時、俺は引っ越しちゃったから地元じゃなくなってたの。文京区だったんで。手紙が来たってことを話したと。したら、ああ、懐かしいねってなって、同窓会やろうよってなったんだってなって、俺のラブレターきっかけで会が開かれたのよ。俺、どこまでその手紙の内容を知ってるのかがわからないから、行ったんだけど、恥ずかしくて、一人で。全然喋れないっていう同窓会だったんです。
森田:ハハハハ
飯塚:最悪だね。
角田:最悪ですよ。なんにも楽しくない!
飯塚:話題変えよう!
角田:そう。嫌なんだよ、地元のテーマ。
飯塚:森田君の地元の話。結構大変なとこだったんでしょう?地元は。
森田:地元はね、そうですね。
飯塚:どんな遊びしてました?
森田:僕はほんとにヤンキーではないんですけど、周りもヤンキーではないんですけど、高校デビューみたいな奴らが多くて。急にアメリカンのバイク乗り出したりとか。
飯塚:ハハハ 高校デビューで?
森田:そうそうそう。
飯塚:急だね!
森田:18になったらアメ車を買い出したりとか、入れ墨を入れだしたりとか。だから、僕のこの感じで地元に会いに行くと、全然雰囲気の違う奴らが、悪くない入れ墨まみれの奴らがいるんです(笑)。おしゃれとしてやりたい。全然ヤンキーとかでもなんでもなかった奴らが。だから、恥ずかしいんですよ。
飯塚:いい子はいい子なの?
森田:いい奴らなんですよ。ほんとに。全然喧嘩とかも一回もしたことない。だから、わりとそいつらが行くとこに俺も行って、ちょっと背伸びして、みたいな感じの遊びをしてるというか。
飯塚:子どもの頃は?ほんとにちっちゃい頃。
森田:ちっちゃい頃は…
飯塚:何にハマってました?
森田:ほんとにベタに、ビックリマンシールとか、ミニ四駆とか。
飯塚:その世代か。
森田:少年野球とかは入ってました。ほんとに巨人で4番打てると思ってたんです、僕。
飯塚:へえ。
森田:ほんとに小4まで、巨人でエースで4番を俺は打てる。
飯塚:それぐらい実力があったということ?
森田:実力があったというか、ずっと一人で壁当てしてたんですよ。で、狙ったところにいくから。わりとね。
飯塚:それぐらいはいくんじゃない?
森田:10球中7球ぐらい狙ったところにいって、で、地元の少年野球のチームに入って、初日やから、フリーバッティングみたいなんでレフト守らされたんですよ。で、飛んできた球が目に直撃しまして、そっから、これは無理なんだと思って。ハハハハ
飯塚:早えーな!
森田:初日で確信したんです。あ、俺はこんなボールすら取れないんだっていう感じで、まあ、一応6年まではやったんですけど、その時に、Jリーグブームがきまして、野球じゃないと。
豊本:出た!
森田:俺はJリーガー。
飯塚:早えーな、切り替え。
森田:そうっす。キングカズになるんだ。
飯塚:なれるか!
森田:で、やっぱJリーグブームって凄いから、当時、1年で入ったら、部員が60人。
角田:おー!
森田:で、いろんな小学校でやってきた奴らがワーッとやるから、また初日で、あ、無理なんか。Jリーグ見てて、なんかいけんのかなって。休み時間とかやってて、ゴールも何回か決めたことがあるから、いけんのかなと思ったら、やっぱそれでも無理で、みたいな。挫折、挫折の人生。
飯塚:挫折とも言わねーだろ!
森田:ハハハハ だから、高校もダブったし、そっからの人生は、僕は本当に人さまに誇れるような人生では何一つないので。
飯塚:そんなことないでしょ?
森田:いや、僕、25でこの世界に入ってるんですけど、19で卒業してから25までは、ほんとに何一つ、誰にも喋れないような人生なんです。喋る価値のない人生。借金ばっかりしてた人生やったんで、やっと今こうやって03さんと一緒にできてるっていうのが。
飯塚:じゃ、なんで25でお笑いの世界に入ろうってなるの?
森田:これはもう、自分の人生を考えた時に、金儲けって考えるじゃないですか。人って。でも、もはや自分には無理だ。億稼ぐ可能性はもしかしたらお笑いなら億稼げるんじゃないかと思って、この世界に入って。
飯塚:25でなんで急にそれを思うの?
森田:なんか、これも恥ずかしいんですけど、竹原ピストルさんが好きで(笑)。
飯塚:いいじゃない。
森田:いやいや、飯塚さんがニヤリとするのやめてもらえます?
飯塚:いいね。いいよ。
森田:ハハハハ
角田:今のところいいっすか?
飯塚:今んとこいい。
森田:あの人の「生きてもねぇのに死んでたまるか」っていう歌詞があるんすよ。それにちょっと引っ張られまして(笑)。俺は生きてないと、今、借金だけして、心臓が動いてるだけだと。俺みたいなもんは、みたいな歌詞があるんすよ。で、じゃあ、一念発起してやろうかってなって。
飯塚:はあ!
森田:で、24から借金を返したんですよ。一回全部。200万ぐらいあったんすけど。
飯塚:自力で?
森田:借金自力で返して、20万だけ残ったんですよ。だら、その当時、松竹芸能の養成所が20万円やったんで、これ、そのままぶち込もうって、で、行ったんす。それがターニングポイントというか。
飯塚:じゃ、竹原ピストルさんの歌がなかったら(笑)。
森田:はい(笑)。これ、恥ずいんす。恥ずいんっすよ。
飯塚:でも、まぁ、いいことだよね。そっから。でも、25ですぐ東ブクロと組んで、さらば作ってるの?
森田:僕は2年別のコンビやって。
飯塚:あ、そうなんだ!
森田:そうっす。だから27の時ですかね。東ブクロと組んで、4年ぐらいでキングオブコントの決勝に行かせていただいてっていう感じですね。
飯塚:早いよね。
森田:ありがたいです。ほんとにそれは。
飯塚:でも、すごいよね、そこまで来たっていう。
豊本:すごいよ。
飯塚:その人生から。
森田:ほんとそうっすね。でも、地元は南大阪のきったない地域なんで、たぶんその辺のあれが僕の中に染みついているから、ネタにも反映されてる。ほんと貧しい地域ならではの発想になってんのかなっていう感じはあるんすかね。
飯塚:そうか!
森田:ああいう工場のネタとか。
3人:ああ!
飯塚:確かにさ、ネタ作っててある程度根っこのやりたい部分があって、あと外枠をとうしようかってなった時って、やっぱどうしたって自分が経験してきたもののほうが書きやすいから。
森田:そうですね。
飯塚:そっちに寄っていくよね。
森田:はいはいはい。だから、そうなんです。きったねぇおっさんばっかりいたんで、だから、僕もおっさんの役とか多いんす、やっぱり。
豊本:多いね、確かに。
森田:おっさんの眼鏡を常に持ち歩いているんで、僕は。
飯塚:ああ!
森田:きったねぇ中華屋を舞台にした話とか、そういうのが多いんかなっていう感じはあります。
飯塚:一番地元のここから影響を受けてんな、みたいのってある?
森田:それで言うと、ほんまに地元に一軒中華屋があって、そこにみんなで食いに行くんすよ。そこめっちゃ旨かったんすよ。めっちゃ旨かったんすけど、ある日急に、その店主変わらず、串カツ屋になったんすよ。
3人:ほう。
森田:で、全く流行らんようになったんです。で、すぐに中華屋に戻したんです。どういうこと?ってなった、俺ら。友達のお父さんやったんすけど、「お前んち急に串カツ屋になってるやん」てなって、で、全く誰も行かんようになって、でも、そのまま畳むんじゃなくて、もう一回中華屋に戻すっていう、そのあさましさ?
3人:ハハハハ
森田:で、またみんな来るっていう、そのあさましさ、みたいなもんが僕の中にあんのかな。
飯塚:ハハハハ!
森田:地元の中に、地元の…
飯塚:それ?!
森田:はい。あさましさみたいなんは、あるんちゃうかな。
角田:そういうまちなんだ。
森田:はい。
森田・角田:ハハハハ
飯塚:まちじゃない! 店だよ!
森田・豊本・角田:ハハハハ
飯塚:その一軒の店よ!
森田:そうなんですよね。
飯塚:そこを面白いって感じるかどうかだよね。
角田:そうだね。
飯塚:一回串カツ屋に転身して、すぐ戻ったそのあさましさを面白いって感じるかどうかで。
森田:とか、生きていく術として。地元で1500円の散髪屋があるんですよ。中学の時、1500円の散髪屋があって、おかんに1500円もらうんすよ。そこに行くんすけど、ある日誰かが、700円のとこ見っけたぞって言って、1500円おかんにもらって、そこで切ってると見せかけて、700円のとこ行って、800円にするとかっていう、そのあさましさ。
3人:ハハハハ
森田:そういうたぶん、その生きていく術というかが、たぶん自分の中にあるんじゃないかなっていう。
飯塚:じゃ、ほんとに森田君の芸風のルーツは“あさましさ”なんだ。
森田:あさましさです。
3人:ハハハハ
森田:俺なんて、いまだに飲食店で、隣の奴が残したやつ見てる時ある。
3人:ハハハハ!
角田:あさましい!
飯塚:あさましい!
森田:俺、ほんまに居酒屋で、この時代にですよ、バイト、つまみ食いでクビになったことあるんす。ハハハハ
3人:ハハハハ
森田:つまみ食いバレてクビになった(笑)。和牛の川西さんと一緒のバイトやったんすけど、俺だけ突如としておらんようになったんです。ハハハハ
飯塚:あ、そう。でも、ほんとそういうところで芸風ってたぶん出るんだろうね。
森田:出るんでしょうね。
豊本:そうだね。出るだろうな。
森田:僕は一生たぶんこれが抜けないでしょう(笑)。
角田:それでいこうよ。それでさ。
飯塚:その面白さは絶対にあるからね。絶対にあるよ。
森田:ありがたいすけどね。
角田:それでいってほしいよ、俺は。
森田さんからモルックのお誘い
飯塚:もうお時間ですよ。ということで、またぜひ来ていただいたら。
森田:いいんすか、来させていただいて。
飯塚:また書いてくれる?台本。
森田:いや、ちょっとでも…
飯塚:しんどい?
森田:はっきり言えばしんどい。ハハハハ
飯塚:気が向いたらでいいよ。
森田:ただ、これ出たことで絶対に影響力がある。また単独のお客さんが減ってきたら、また来させて。ハハハハ
飯塚:全部計算が見えるんだよ。しかも透けて見えるぐらいじゃない。丸出しなの!
森田:ハハハハ ぜひまたちょっとやらせてください。ほんとに。もっといいのを書こうと思うんで。
飯塚:十分面白かった。全然ハードル自分の中で上げなくていいですよ。よろしくお願いします。
森田:お願いします。ぜひとも。
飯塚:ということで、ゲスト、さらば青春の光、森田哲矢さんでした。
森田:哲矢でした。ありがとうございます。
飯塚:今週はこの辺でさようなら。
“あさましさ”につながるのかどうかわからないけど、杉並セシオンでやったネタライブの時に、オープニングでK-PROの児嶋さんの話になって、オードリーに「森田君が児嶋さんに『ギャラ幾らだったんですか?』と聞いていて、ゲスいよね」とか「品がない」とか「下品だ」とか言われていた。笑
コントの人に対してはいつも思うけど、発想がすごいんだよな。
森田さんの本もタイトルがもうちょっと抑え目だったら買ったんだけど、買う勇気がなかった。
“喋る価値のない人生”は、どこかで語られているのだろうか。本に書かれていたりするのかな。少しずつ知れたらいいなと思う。
この番組を初めて聴いたので、メインで話している時以外の豊本さんと角田さんの声がわからない時があったので、発言者は自信のないところあり。