台風の思い出

 

有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER 2019年9月8日

 

有吉:明日、仕事前、ちょっとどこかへ行く用事があったんだけど、俺、やめました。

安田:そうですか。そっちのほうがいいですよね。

有吉:やめたほうがいいなということでね。あと、今日も、夜の仕事も、今日は台風が酷いから収録飛ばします、みたいなのもありましたし。

安田:そうなんですか。

有吉:みんな帰れなくなっちゃうから。

安田:ああ、そうか。スタッフの方とかね。

有吉:相当、だから、みんな警戒してるみたいね。ここまででかい台風はなかなか、東京はあんまり来ないから。

安田:そうですね。

有吉:広島にいる時はね、広島はほら、九州のほうに近いから、結構強い台風が来る時は来てね。うちなんか、結構古い家だったんです。古民家みたいな家だったから、窓がでかいんですよ。サッシがでかくて、1枚1枚のガラスがでかいんですよ。昔の家にサッシはめ込んでるから。だから、風をすごい浴びちゃうのよ。全部風を受け止めるから、パリッ!パリッ!パリッ!パリッ! 全部割れたことあったんだよ。風で。

安田:マジっすか?

有吉:恐怖よ。

安田:怖~い!

有吉:ホラー映画みたいだもん。マジで。まだその頃は俺、小学生ぐらいでね、おやじ生きてたから、おやじが全部処理して、雨戸をつけたりしてね、バッキバッキのガラスの中でやってたけどね、なんか作業をね。恐怖でしかなかったね。

安田:へえ~。

有吉:2階のすき間から風入って、俺、安田さんちのことを「トタン、トタン」てバカにしてるけど、うちもなかなかの古民家のボロボロだったからね。

安田:そうですか(笑)。

有吉:2階の屋根の天井から風が入ってくるからね、1階の屋根がウ~~ンと波打つんですよ。ウ~~ンウ~~ンて。だから、蛍光灯とか落ちてきそうになるのよ。

安田:へえ~。

有吉:めちゃめちゃ怖いんだから。だから、台風って、俺いまだにちょっと怖いよ。子どもの頃、台風とか大雨が来たら、子どもってはしゃいだりさ、で、怒られたりしてたでしょう。俺、台風つったら縮こまってて、めちゃめちゃ怖かったね。家の窓のサッシ全部割れるってなかなかだったよ。