春日プロポーズを観た感想

 

久保みねヒャダ こじらせナイト 2019年5月17日

 

ヒャダイン:続きまして、行きますか。能町さんのツイートですよ。

「なんであんなに鼻水垂れちゃったかって、すすりあげたら音でバレるからだ。すごい、すごい」と。

能町:これは何のことかわかりますかねぇ。

ヒャダイン:もちろんですよ。

能町:TBS『モニタリング』のことなんですけど。

ヒャダイン:『モニタリング』で春日さんがプロポーズをクミさんに。

能町:私、普通に言ってますけど、10年来のオードリーファンなものですから、オードリーのラジオを毎週聴いてるんですよ。で、よく、オードリーに限らずですけど、ラジオってわりとホント好き放題言える自分の庭っぽいじゃないですか。だから、「なんか大事なことがあったら真っ先にラジオで言いますね」みたいなことをわりと言うもんだし、聴く側もそういうつもりで聴いているんですけど、だから、まず一個思ったのは、「『モニタリング』だったのかよ!」って思って、ちょっとモヤっとしつつ。

ヒャダイン:まぁそうですね。

能町:ラジオで言ってくれよっていうのがあったんだけど、結果、ものすごくよかったんですけど。

鼻水の件はなんなのかというと、バーンと出てきて、たぶん本来だったら、いや、春日さんやりましたね、みたいな感じでいくかと思ったら、めちゃくちゃ泣いちゃってたんですけど、鼻がもう、こんな状態で、最初、やっぱ面白かったけど。

ヒャダイン:僕も思ったんすよ。若林さんて、そういう時に洟が出た状態で号泣したまま出たほうが面白いと思うあざとさはないというか、そういったしょうもなさはないと思ってたから。

能町:そうなんですよ。

ヒャダイン:なんでこの人この状態で出てきたんだろうっていうのをすごく不思議だったんですけど、能町さんがその謎を解明した。

能町:気づいちゃったんですよ。ズーズー言ってたら気づいちゃうんですよ、あのプロポーズの時に。あの箱の中にマジで隠れてるから、吸わないでいたら、垂れるに任せるしかないんですよね。

ヒャダイン:あと、拭くものも用意されてなかったっぽいので。見た感じ。

能町:おそらく泣くとは思ってないだろうからね。

ヒャダイン:そう。垂れ流すしか方法はなかった。

能町:ひたすら吸わずにいると、ああなっちゃうんですよね。ていうのに気づいて、ちょっとグッときたっていう話。

ヒャダイン:僕も好感度爆上がり。

僕は、今回のことに関しては、ちょっとオンエアを見て、ひとしきり僕も泣いたんですよ。若林さんまで出てきて泣いて素晴らしいなって泣いて終わった後に、テレビ終わって、スッと魂が自分に戻った感じがしたんですよね。

能町:あららら、あらあら。

ヒャダイン:戻った時に1人でいて、あれ?と思って。この感情はシニタだと思って。\笑/しかも、これは今までにないテラバイトのシニタだと思って。で、一回春日さんのプロポーズのところまで録画戻して、音消して、中島美嘉さんの『僕が死のうと思ったのは』という曲があるんですけど、それをずっと流しながら、ああ、こうやって10年間も思い続けられる人もいないしなあ、あと、一緒にいたどきどきキャンプのサトミツさんとか若林さんみたいに真剣に自分のことを友人として考えて見守ってくれる人もいないよなあ。鼻水垂らしてくれるような人もいないよなあ。♪僕が~死のうと思ったのは、オードリーが美しかったから~つってずっと替え歌しながら、ハァ~。

久保:私のご意見もちょっと。

ヒャダイン:どうぞ。

能町:ご意見。ご意見があるんですか?

久保:私は、すごく、自分の中の最高のクソババア保守度が高まってしまって、正しくないご意見ですよ、これは。なんでみんな感動するのか全然わかんない!\笑/

まずね、この世の全てのプロポーズ感動話が全部大嫌いなの!\笑/

だって、結婚したがってる女に「結婚しよう」って言ったら喜ぶだろうなって言ってるこの構図でなぜ泣く?って。\笑/

能町:それは説明しない。要らない。

ヒャダイン:でもね、僕は久保さん側ですよ。ホントに久保さん側です。

久保:だって、「結婚どうする?」って言ってから5年も待たせるとか、その間にどれだけ卵子が劣化してっかお前知ってんのか?ってか、お前の覚悟が決まるまでに、女がどれだけ何も準備ができなくなっていくかわかってんのか?とかいうのとか、それはでも、本人たちがよかれと思ってクリアしている問題で、決してこっちの勝手に思ってるものを上乗せしちゃいけないんですよ。いけないことも全部ほったらかしにして、あ゛~!っていう気持ちが私はこう。

ヒャダイン:そう。僕も思ったんですよ。今聞いてやっと思った。最初、観て泣いたと言ったじゃないですか。感動して泣いたと思ってたんですけど、あの僕の涙は感動じゃなかったんだと思うんですよ。

能町:何ですか?

久保:何?

ヒャダイン:結果、死のうと思ったわけじゃないですか。\笑/

僕は傷つけられたんです、この人たちに。\笑/

こういう友人もいない、こういうパートナーもいない、こういうシチュエーションもない。この僕の虚しい、悲しい男が傷つけられたんですよ。迷惑だ!\笑/(拍手)

能町:ちょっと待って。これね、この構図だと、私、すごい素直ないい人じゃん。\笑/

ヒャダイン:そうですよ。すごく素直でいい人ですよ。

久保:ほんと(笑)。

能町:私がなんで感動しているかは。

ヒャダイン:それはオードリーファンだからですよね。

能町:そうですよ。だから、私は別に、女の人が待たされた結果、春日という男が覚悟を決めたことに泣いてるんじゃないんだよ。あの売れてない、部屋の汚い奴が、こんなに成長したんだっていう親の気持ち。

久保:ああ、わかる。で、女が待ってるっていう構図も好きじゃないわけよ。

能町:はいはいはい。

久保:なんで春日なんかに自分の人生任せようとするわけ?っていう。自分の人生のうまくいくかどうかをなんでこんな人に全部一任しちゃうわけ?っていう。そこまでしてやることに結婚て意味ってある? 結婚の意義?がよくわからないっていう。

ヒャダイン:でも、それでも10年一緒にいてくれる人がいるって、めっちゃうらやましい~!\笑/

能町:なんかもう、3人それぞれ乱れてるよね。\笑/

ヒャダイン:それでも10年いて。

能町:方向性が3人とも全く違う。\笑/

能町:ここ(久保さんとヒャダインさん)も違う。

ヒャダイン:そうですね(笑)。

久保:(笑)でも、こういうすり合わせをできるのがいいことじゃないかな。\笑/

能町:みんな違ってみんないい。(拍手)

久保:はい。結婚おめでとうございます!

ヒャダイン:おめでとうございます。そこを腐すつもりはありません。