7人目「進化する完成形」

 

on8+1 2019年5月21日

コーナー「佐藤満春の日向でポカポカキュン」

 

今週ピックアップする方はこちら!「進化する完成形」佐々木美玲

今週は佐々木美玲さんの特集です。

「進化する完成形」というキャッチコピーをつけさせていただいたんですが、もう完成してんじゃん!ということなんですよ。兵庫県出身で1999年生まれ、19歳ですか。いや、完璧じゃん!ということなんですね。

何がというと、まず、初見の初めて見た時のインパクトで言うと、もうオーラというか、華みたいなものができ上がっちゃってるじゃん!というか。もう一流タレントのオーラをまとってんじゃん!ということなんです。だから、これは、雰囲気とか空気感みたいなもので。

一番最初、僕が佐々木美玲さんにお会いしたのは、バンジージャンプのロケだと思うんですけども、そこでグループの皆さんがバッといるじゃないですか。もうね、これはどういう言い方をしたらいいのかわかんないですけど、言葉にならない、いわゆるタレントオーラというか、アイドルのオーラみたいなものが、佐々木美玲さんと、あと、小坂(奈緒)さんもそうかな。異様にずば抜けてて、ビカビカ光ってるっていう印象。

で、その中でさらに、今、グループとして活躍していって、どんどん洗練されていっているという意味では、最強なのではないかななんてふうに思っています。もちろんダンスの実力も凄いと。歌も凄いと。

で、歌に関して言うと、これは僕の単純な視点ですけども、歌声に感情が乗る人っていう印象なんですよ。喜怒哀楽も含めて。これが声に乗るって、歌の技術というよりは、人間性なのかどうなのか、紐解けない部分もあるんですが、凄いなっていう。表現者として凄いな、なんていうふうに思ってます。

あとは、ニコニコされているイメージですけども、異常にストイックな一面も持ち合わせていらっしゃる。ファンの方にはおなじみになっている「1期生衣装部屋立て籠もり事件」という、2期生のメンバーオーディション開催というものを、本当はライブのサプライズか何かで知るはずが、スタッフさんのミスで、リハーサルを終わったあたりでモニターに出ているのを発見しちゃって、衣装部屋に入ってボイコットしたという話があって、僕、その話、大好きなんですけど、そこで美玲さんが「みんなでやめよう」というふうに言ったという。

この話がなんでこんなに好きなのかなと思ったんですけど、要は、1期生としてこのグループで、当時のけやき坂で頑張ってきて、2期生を募集するということで、自分たちが要らないんじゃないかと思ったというね。皆さんインタビューなんかでも話していらっしゃいますけども。

で、美玲さんのインタビューとかで、ここまでを振り返って「長かった」というような話をしているインタビューを読んで、これは、ちゃんとそういったことを言葉にして、しかも、そこを自分の糧にして表現に結びつけているというのが、僕はなかなかこの人の凄いところだなっていう。

あと、完璧人間だなと思うのは、先ほどの歌のところでもお伝えしましたけど、言葉に意思が乗る人なので、言葉に力と熱があるんです。それは、人を呼び寄せるんですよね。求心力があるというか。

で、凄いなと思っているのが、バラエティ番組なんかで、当然グループですから、ワーッと皆さんでいるじゃないですか。その時の行動にすごく品がある。自分が出ていくところをちゃんと知っている。むやみやたらに出ていかない。でも、いい人っていう。それは、先ほどのオーラという点も含めて。

このコーナーで富田(鈴花)さんの話とか井口(眞緒)さんの話とかを何週間前にさせてもらいまして、彼女たちのやり方で、凄い個性の生かし方で、富田さんとか井口さんが例えばフォワードだとしましょうか。ガンガンシュートを打っていくみたいな人だとしたら、佐々木美玲さんは、中盤の左下ぐらいにずっといて、試合終了間際にかなり遠目の距離からフリーキックをズバンと決めるっていうタイプ(笑)。カッコいいなっていう。

そんなところですかね。すごい魅力を持っている方だなと思っております。パンが好きだっていうのも非常に…。あ、パンの話、ちょっと時間がないんで、また今度にしましょうか。

さあ、ということで曲にまいりましょう。今週はこちらの曲にいきましょう。お届けします。『イマニミテイロ』♪