『モニタリング』の裏話①

 

佐藤満春in休憩室 2019年5月4日

 

この番組は月1収録になりまして、あまり即時性がないというか、そこがいいところで、夏ぐらいに起こったことを秋に話すみたいな(笑)、よさとして僕は捉えているんですよ。収録番組ですから、そんなもんで。だから、今、私が、今この時点、収録日4月23日の佐藤満春として5月4日。まだ平成なんです。令和にはなってない平成の人間がしゃべっているわけですよ。平成の人間がしゃべっていることが令和に届いているという状況なんで、どこまでどのぐらいの話をしていいかというのはわかんないわけですね。

だから、前回の収録日、3月ぐらいに録ったんでしょう。4月分を。その時に、もう放送されましたから言って大丈夫ですけど、春日さんの10年、11年だかおつき合いした彼女にプロポーズをするという『モニタリング』さんの特番は、放送は決まってましたよ、当然。で、その『モニタリング』後の放送も3月の時の収録で録ってるんですけども、万が一ですよ、『モニタリング』の放送がずれたとか、令和になってからやるぞとなった時に、もしあそこで僕が(笑)半年ぐらいみんなでかけてやっていったものをぶっ潰すわけにはいかないので、全然関係ない話をしてたということだけお詫びさせていただきたいなっていう。

放送が終わったんで、もう起きたことは言っても大丈夫。起きたことしか言っちゃダメだから。難しいもんで。この後、今、皆さん覚えておいて。4月23日です。この後何か起こるんだとしても、僕は言えないわけですよ。23日までに起きたことしか言えないから。ね。これは難しい問題で。起こったことだけのちょっとした裏話はせっかくだからしておこうと思いますけど。

そもそも、3~4カ月かかってるんですよね、この企画をやるのに。4カ月か。まるごと。一番最初の打ち合わせをしたのは、たぶん去年の末かな。10月か11月ぐらいに1回目の打ち合わせがあったかな。

そもそも春日さんが11年、10年、おつき合いしている方がいるのは、僕はもちろん知ってましたし。観てない方もいるかもしれないのであれですけど、別に、この人が春日です、この人がお相手の女性ですというふうに僕が引き合わせたわけじゃないんです。たまたま春日と一緒に渋谷で飯を食っているところに、もう本当に忘れちゃったんですけど、もともとヨコヤマさんは僕は知り合いの知り合いで、CDを貸すとか貸さないとか、ほんとそのぐらいライトな要件で、渋谷でそれを受け渡すんだかなんだかだったんですよ。

春日と飯を食ってて、渋谷に着いたって連絡がきたのかな。「今ここでご飯食べてるから来て」みたいなことで来て、なんかわかんないんですけど、そのまま飯を食ってけばってなったんですよね。本来だったらそんなことしないんですけど。何だかなって、僕がトイレ好きじゃないですか。これは全然『モニタリング』でその描写はされてなかったですけど。当たり前だけど。

で、トイレに行ったんですよ。知らない店でトイレに行くと、僕、結構、何基あってとか、要は、ドアが引き戸か押し戸かとか、全部一回チェックして、ハンドドライヤーの位置とか、何歩でとか、何となく勝手にチェックする。換気扇の汚れ具合とかを見てたの、すごくバーッと。わりと、だから、通常トイレに行く人よりは長いですよね。

戻ったら、まあまあ別に普通に話してたの。仲よさそうに。こっちとしても友達と友達、別の友達を呼んで、自分がいなくなった時に気まずい空気が流れてると、なんかイヤじゃない。だから、別に普通に話してるんだったらよかったと思って。その日は別にその日で終わり。

したら、後日、女子側から、実は春日さんと連絡をとっているみたいなことを聞いて、あ、そうなの?みたいな。どうやらそこで連絡先を交換していた、みたいなことになって。別にどっちでもいいから(笑)。何とも思わない。あ、そうなんだ、盛り上がったんだ、その時にと思って、へえ、みたいな。一々言わなくていいよっていう(笑)。どうでもいいと思って。

で、過ごしてて、何カ月した後かわかんないですけど、2人で遊びに行ってる、みたいな。女子側はわざわざいろいろ報告をしてくれたんですよ。あ、そうなんだ、みたいな。おつき合いすることになった、みたいな話になって。(「佐藤君の知り合いなんですか?」)僕の知り合いです。その女の子はね、もともと。

だから、たまたま同じ場所に居合わせてしまった原因を作った…もっとポジティブな言葉か。きっかけを作ったのが僕です、みたいなことになっているわけですよね。事実上。

それで、付き合うことになったというのを女子側から聞いて、別にどうでもいいと思ってたんだけど、春日は言わなかったんだよね、俺に、しばらく。恥ずかしかったんでしょうね。

で、女子側からはずっと聞いてて、付き合ったってなって何カ月後ぐらいに、春日に「付き合ったんだね」とかって言ったら、「ごんすなー」とかつって。どっちでもいいけど、別に言えよとも思わないし。でも、自然な会話で出てきそうなもんだけどね。あの時のあの子とあの時連絡先交換して、話が合ったから付き合うことになって、みたいなことって。一々報告しろとも思わないけど、自然に出てきていい話だけどね(笑)みたいなことを言って。恥ずかしかったんでしょうね。あいつの性格上、そんなこと言い出せないのもわかっているから、別にどうでもいい。全然好きにしてくれたらいいっていうところからの付き合い。

ホントにイヤなんですよ、僕は。キューピッドの同期の芸人が、みたいなことを報道されて、イヤなんですよ。キューピッドみたいな扱いされるの。知らないんですよ。勝手に付き合ったんだから。どうぞどうぞ、二人がお似合いだと思うから付き合いなよとか言ってたらキューピッドでいいわ。俺が知らないところで連絡先交換して、知らないところで付き合ったわけじゃない。いい大人が。当時、20代後半か30ぐらいの男女がやったわけだからさ、知らねぇーよ!っていう話なの(笑)。どっちでもいいじゃないですか。

まあまあ、そんなことがあって、そこから大変だったのは、春日っていう男はああいう男ですから、口数が少ないから何考えてるかわかんない、みたいな。喧嘩とか、喧嘩っていうか、春日さんが一方的にその女の子側をちょっとヤキモキさせるというか、なんなの?というふうに思わせるみたいなことの相談を受けるって言うと、ちょっとディープ過ぎるけど、言える人が僕しかいない。共通の知り合いが僕しかいないから、女子側からは相談を受けるわけですよ。「じゃあ、春日に言っとくわ」ぐらいの感じのことを自然となるじゃないですか。なんか申しわけなさもあるし。

それで、そんなのがホントに今の今まで10年、11年ずうっと続いているっていう。いいかげんにしてほしいっすけどね、もう(笑)。大体女の子側が怒って、「言っとくわ」つって春日に言って、日テレの16階よ。食堂があって、水曜日、春日の『ヒルナンデス』前、僕の『スッキリ』後、大体、女子がこんなことでパチキレタつって春日が「どうしたらいいかな」つって、「言っとくよ」なんつって(笑)。毎週そんな話をしてますよ。今もね。今もですよ。終わんないんだな、これはたぶん延々続くんだろうな。もういいけど、別に。進んで何でも言ってよとも思わないし、なんも言わないでくれとも思わないし、なんかあるんだったら言ってくれればいいし。

僕のポリシーとして、仕事も私生活も全部そうだけど、自分にしかできないことをやろうと思っているわけですよ。誰でもいい、代わりがいることはほかの人に任せて、自分にしかできないところを任されることが一番のぜいたくというか、生きる喜びだなと思ってるんです。

というところで言うと、しょうがない。その二人の知り合いで、二人の内情を知っちゃっているということだけで言うと、僕にしかできないこと、間に入るということで言うと。ですから、それは別に楽しいことじゃないですけど、ハッピーなことではないですよね。けど、まあまあ、そこを担うしかないんだろうな、自分がという意味では、まあまあいいかななんていうふうに思いながら、そんなことを10年、11年やっているということがありまして。

これはまた続き、来週だな。毎回こんなことしてるな、最近。ここまでだね、今日は。時間的に言うとね。また来週話す(笑)。みんなが令和の5月4日の時点で春日の話にどのぐらい興味があるかですよ。ただ、この番組はマニアックなことを掘っていくというコンセプトでやっていますんで、やります、来週もこの話は。