オードリーのオールナイトニッポン 2019年5月4日
若林:俺ね、この間、『しくじり先生』のアベマバージョンみたいのをやってんのよ。放課後の教室みたいな感じで。そいで、アルコ&ピースね、アルピーが来てくれたことあって、それがすごい盛り上がったの。
春日:ああ。はいはい。
若林:それで、面白かったなあっていう記憶があって。プライベートよ、ロケじゃなくて、デパートに俺行ったのね。したら、駐車場入れて、デパートのエレベーター……いや違う、俺がエレベーター降りてきたんだ。ゴメンゴメン、駐車場に。したら、ばったり平子さんとすれ違ったの。俺が降りる、平子さん乗ってくる。
春日:へえ~。すごいタイミングだ、それ。
若林:1人でいて、あ、平子さんだ!と思って「おはようございます」って言って、「この間アベマのありがとうございました」って言ったら、結構カッコよく、平子さんもびっくりして「ああー!おはようございます」みたいになって、「ありがとうございました」って言ったら、「ああ、ありがとうね」みたいに言って、俺のほうを向きながらエレベーターに乗ってたら、エレベーターの扉がちょうど閉まってきて、バーン!て。
春日:へへへ
若林:ものすごい音が響きわたったのよ。エレベーターホールで。
春日:なるほどね。
若林:体でかいじゃん、平子さんて。
春日:でかいからなあ。
若林:鍛えてるから。
春日:はいはいはい。
若林:もうね、平子さんが結構カッコよかった。「あ、ありがとうね」バーン!
春日:ハハハ
若林:ってなって、なんか顔が難しかったのよ。俺はなんか。「何ぶつかってんすか!」って言う距離じゃない。ほかのお客さんもいたから。
春日:なるほど。
若林:だけど、気づいていないのはおかしいぐらいのすごく大きな音がしたのよ。
春日:なるほどね。
若林:バコーン!みたいな(笑)。
春日:もうもう、一回そこ触れておかないと違和感出るぐらいの。
若林:だから俺は、マスクを下げて、口が笑ってるのが見えやすいように、「平子さん(笑)」みたいな口の角度にして見たのよ。でも、平子さんは、全然笑ってなくて。
春日:フッ
若林:顔が真っ赤で、俺のほうも見てない。ちょっと上なの。なんか、飛び立つ飛行機を見てるぐらいの角度で、顔真っ赤で見てたの。俺のほうを見てなかった。バーン!てなった後、でも乗るじゃん。
春日:まあ乗る。
若林:で、クルッと向くじゃん。ドアの、エレベーターの閉まり間際に上を見てたの。飛行機が飛び立つぐらいの。顔真っ赤で。で、閉まってったのね。俺はそれを見たの。
平子:俺、そういえばこの間、都内のデパート行って、車停めてさ、駐車場からエレベーターで上に上がるシステムなんだけど、エレベーターが来たから、入ろうとしたの。エレベーターがガーッて開いたら、中からオードリーの若林君が降りてきたの。
酒井:(笑)
平子:ちょっと前さ、アベマの『しくじり(先生)』のほうで一緒にやらせてもらったばっかりで。
酒井:あったね。
平子:2人で「あーっ!」って言って、「この間どうもどうも」ってお互いに言ってね。一瞬だから。で、若林君降りて、俺、若林君のほう見ながら、「この間どうもね」つって「またよろしくねー」ってお互い言いながら、俺はその開いたエレベーターに乗ろうとしたら、若林君に「どうもどうも」って言ってる間にどうやら閉まってたらしくて、そのまんまドスーン!て扉に激突して、ものすごい音鳴り響いて。で、相当な衝撃でぶつかったんだよ、俺。バコーン!て扉も開いて、また閉まって、みたいな、ガコーンてまた挟まれて。で、俺の後ろにほかのおばさんとかもいるし、係員の人とかも結構いるし、みんなウワーッて、おばさんなんか大きい声出して「危ない!」。うわあと思って、めちゃくちゃ恥ずかしいじゃん。
酒井:うん。
平子:その前はさ、ちょっとすかした感じで、すれ違いながら「この間どうも、またよろしくでーす」みたいなこと言ってるから、めちゃくちゃ恥ずかしいわけじゃん。みんな見てるし。これを何とか、なかったことにできないけども、ゼロに近づける方法としては、俺が若林君のほうを向いて、そしたら、やっちゃったよ、みたいな顔して俺が若林君のほうを見て、若林君は、ちょっと何やってんのよ~気をつけてよ、大丈夫?みたいなこと言ってくれたら、何となくサラーッとその場は流れるわけじゃん。他人から見ても。ああ、そのやりとりでぶつかっちゃったんだなってなるじゃんか。
酒井:うん。
平子:ドーン!てぶつかって、うわ、やっべぇ、若林君助けて~っていう顔してチラッと見たら、あの男さ、マスクしてたの若林君。口元のマスクをチラッと下にずらしたの。全然笑ってねぇーの。
酒井:へへへ
平子:俺に、ぶつかった後よ。ぶつかった後、助けを求めた俺に、自分の真顔を見せてきたの。
酒井:笑ってないですよー。
平子:うん。
酒井:こー(わー)(笑)
平子:わけわかんなくね? そこ普通、ちょっと大丈夫?とか、何やってんのよ~じゃん。
酒井:うんうんうん。
平子:やるじゃん。
酒井:うん。
平子:真人間は。
酒井:うん。
平子:誰であれ。
酒井:うん。
平子:プロであれ、何であれ。
酒井:うん。
平子:別に笑ってないっていう口、見せる必要ねぇじゃん。
酒井:ない。それが怖い。
平子:ゆっくりマスクをずらして、「ちょっと何やってんの!」とか、笑って「ちょっとやっちゃったね」みたいの、わかるじゃん、わかるじゃん。
酒井:一番わかる。
平子:マスクを外して、真顔を見せる必要がないじゃん。
酒井:うん。ヤバッ。めちゃくちゃ怖いじゃん、若林さん。
平子:怖ぇーじゃん。
酒井:うん。
平子:俺は、俺の視線で言うと、周りから見た俺ね。ドーン!てぶつかった大男がパッと誰かを見た。その先の人が知り合いかな?ってみんな見るわけ。でも、その先の人は真顔なわけじゃん。
酒井:マスクをゆっくり外して。
平子:うん。俺は急に、他人を…ぶつかった他人を見た大男になるわけ。
酒井:うんうんうん。
平子:めちゃくちゃじゃん。ホールが。
酒井:(笑)
平子:エレベーターホールが。
酒井:ハッハッハッハッハッハ 意味わかんない。
平子:ヤバッと思って、俺、上見て。もうエレベーターに乗るっていう体勢に俺は切り替えましたから、みんな見ないでください。
酒井:(笑)
平子:ぶつかったことではなく、エレベーターに集中し始めて、あ、じゃあ、もう大丈夫なんだな。
酒井:エレベーターに集中ってなんすか(笑)。
平子:上の階数を見る。
酒井:わかる、わかるよ。
平子:上、何階に何があります、みたいのあるじゃん。1階、2階、3階て。それをパッと見て、見ることによってエレベーターに切り替えた。今の事故はもう終わった。事故処理は終わったんだなということにするために、上、スッて見て。周りざわつきながら乗ってきて。俺はボックスの中に、俺は取り残されるわけ。ぶつかった大男。あのさあ、意味わかんなくない?
酒井:ハハハハ
平子:マスクをゆっくり下にずらして。
酒井:それが怖いな。
平子:真が(お)…サイコでしょう? どういうつもりであれをやったんだろうと思ってさ。
酒井:やっぱイカレなんだな。
平子:イカレてるよ。それはさ、俺、怖いのが、まださ、後輩がそれをやるとかさ。
酒井:ああ、ああ、ああ。
平子:びっくりしちゃって、だ、だ、大丈夫ですか、みたいな。
酒井:うんうんうんうん。
平子:そういうことで真顔になっちゃった。
酒井:うん。
平子:心配が先に立っちゃったならわかる。
酒井:うんうん。
平子:格上がそれやる?(福田:笑)
酒井:そうだね。
平子:格上が格下にそれやるか?って。
酒井:うん。
平子:もうこっちはさんざんボコボコにされてるわけだよ。状況。今のこのテレビ界の状況において怪我だらけ。そいつがまた怪我をしたのよ。そうしたら格上が顔面蹴ってきたの。
酒井:(笑)
平子:マスクをゆっくりずらしながら真顔で。
酒井:それは顔面蹴るのと一緒のことですもんね。
平子:一緒。俺は、その流れを受けて、ゆっくり天井を見たの。何だったの?って。
酒井:おっかないね。
平子:おっかないよ。
酒井:古谷実的なおっかなさある。なんかね。
平子:そう!そう! 古谷実のヤバい回あるじゃん。
酒井:(笑)
平子:俺、だからさ、あとやれることつったら、もう、ほんとボコるしかないんだよね。(福田:笑)
酒井:それしかないだろう。
平子:あとね、若林君、ライダース着てた。
平子・酒井:ハハハハ