オードリーのオールナイトニッポン 2019年3月16日
春日:あの、私もね、奇しくも子どもの話なんですけどね。
若林:昼やれ!こんなラジオ。(注1)
春日:(笑)しょうがない、それはもう。先週あったことなんだからさ。まあまあ、姪っ子ですよ。私の身近な子どもっていったらね。
若林:DSをあげたね。
春日:ええ。他人の子どもとふれあう機会なんかないからね。
若林:はいはいはい。
春日:DSをあげた姪っ子2人と、あと妹さんと私で所沢のまちでやってた謎解きゲームに参加してきてね。
若林:へえ。
春日:はははは(笑)
若林:いいねえ。
春日:日曜日ですよ、先週の。
若林:やっぱりそれだよな。子どもが楽しんでる顔見るのが一番だよな。
春日:一番、一番、一番。
若林:俺たちは。
春日:で、まあ、日曜ね、ちょっと時間があったからさ、ジム行ってなんだかんだやって、(若林:知らねぇよ!しゃべんな!そこの部分)家でダラダラして、みたいな(若林:早く謎解き始めろよ!)エロパソ何回かやって、みたいなふうに考えていたわけよ。
若林:そこ要らねぇーだろ!
春日:したら、妹さんから謎解きゲームがあるんだと。
若林:謎解きゲームやるんだろ?
春日:って言われたから、急遽帰って。所沢のまちを舞台にしてるわけよ。「トコろん探偵」つってね。“トコろん”ていうゆるキャラがいるわけですよ。
若林:知らないけど。
春日:所沢にね(笑)。それの探偵団みたいなゲームで、まち全体にいろいろ謎が。
若林:そうだろうね!
春日:そう。やっててさ、それで、所沢駅着いて。
若林:そこからでいいんだよ。
春日:(笑)早く行きたくてしょうがない。それこそほんと32ビートみたいなさ。
若林:それは、お前“川田スキップ”してたの?
春日:私じゃないよ。私がしたらおかしいでしょ。姪っ子がよ。早く行きたいと。
若林:40の男はいつ“川田スキップ”すんのよ?やっぱりフィリピンパブ行く時?
春日:行きと帰りね。
若林:はははは(笑)
春日:私にとっての(中野)ブロードウェイなわけだからさ。キン消し買いに行くみたいなもんよ。ピンパブ行くのは。
若林:そんなんいいよ、そこは。姪っ子はテンションかなり上がってる。
春日:テンション高い、もう。
若林:そうなんだろうな。
春日:行こう!行こう!行こう!なんて言ってね。
若林:早く!早く!
春日:早く!早く!なんて行ったの、スタート地点に。したら公民館なんですよ。もうすごい行列というか。子どもたちがね、並んでるわけよ。子どもと大人が。
若林:お姉ちゃんのほうが春日に似てるんだってね、性格とかが。
春日:まあ、そうだね。とか、面構えも私の幼少期に似てるわね。
若林:あ、そうなんだ。お前の妹が、お母さんだよね、だから。が、行ったんじゃん、俺家に。春日んち。したら、「これ、お兄ちゃんに内緒だよ」つって。
春日:あたしに?
若林:うん。言ったのよ。
春日:ほう。何がよ?
若林:言ったのかな。妹さんがたぶんトークのことを気にしててくれて。
春日:ははは(笑)言ってたね。
若林:「日曜日まで内緒だよ」つって。
春日:ああ、姪っ子に。
若林:姪っ子に言って、姪っ子と春日のグループLINEがあるらしいじゃない。
春日:グループLINEあるね。平仮名で送られてきますよ。妹のスマートフォンから。
若林:だから「日曜日まで内緒だよ」って、トークするからって思ってくれて、妹さんが言ってくれたんだけど、春日に似てるなあと思ったんだけど、妹さんは「わかった」みたいに言うんだけど、お姉ちゃんのほうは「言っちゃおうかな。くふふ」って言ってたから(笑)。
春日:そんなこと言わないだろう(笑)。
若林:ははは(笑)。めっちゃ笑ってたから。「言っちゃおうかな。くふふふ」って言ってたから。
春日:それ、いつやった?いやいや、そこは似てないと思うよ。
若林:春日っぽいなあと思って。
春日:そんなことやんない。口が堅いで有名だから、私はね。高校の時から。
若林:よく言う。それ、ずっと言うな。
春日:「言うな」っていうことは一切言わないから。
若林:それ、ずっと言ってんな、お前。
春日:(笑)自信あるからね。
まあまあ、それで、スタート地点、すごい並んでんのよ。それで、そこ並んでさ、受付してね、トコろん探偵手帳みたいなのもらってさ。いろいろ書いてあるの。これを持ったまま、とりあえず公民館の中に入って、VTRを見てもらいます。
若林:はいはい、最初の。
春日:最初のね。入ってさ、30人ぐらいいるのよ。
若林:マスクとフードはやっぱ被ってるの?
春日:フライデースタイルなんだけどね。
若林:それはさ、言わないの、お姉ちゃんのほうが。「オードリーの春日ですよ。くふふふふふ」つって。はははは(笑)
春日:それは言わないし、妹も注意するのよ。名前で呼ばないように。
若林:「春日!」って呼ぶの?
春日:(笑)「春日」とは呼ばないけど、あんまり話しかけたりとか、「ねえねえ」みたいな。
若林:やめなさい。
春日:そうそうそうそう。絡むのやめなさい、みたいな。声とかでね。そんなふうに、そこまでバレないと思うけど、妹はケアするわけよ。注意するわけ、姪っ子2人にね。
若林:はいはい。
春日:で、フライデースタイルで入ってさ、公民館の中見るのよ。Vを。モニターみたいのに映ってさ。とこロンと職員さんかな、市役所の職員の若い男の人が「ねえ、トコろん暇だね」なんつって始まるのよ。手作りのVがさ。
若林:これからこういうテーマでっていうのが。
春日:ミッションがあるっていう。事件が起こる。
若林:「これから地獄のまち所沢をお前たちは這いずり回るのじゃあ!うわーはっはっはー」ってトコろんが言う感じ?
春日:いやいや、泣くだろう、全員泣くだろう、子どもが。もう大惨事だよ、公民館の中が。「うわー、怖い!」つって。トコろんそういうんじゃないから。可愛らしいキャラクターだから。
若林:(笑)
春日:職員さんと話してたら、部屋にまた別の職員の男の子がバーッと入ってきて「大変です!航空公園の飛行機のプロペラが盗まれました!」って言うわけよ。それで、みんな行ってさ、「プロペラがない、ない、ない、ない」みたいなさ(笑)。
若林:「そのプロペラはキャバクラのVIPルームに隠されているという話もあるぞ。今すぐプロペ通りを這いずり回って探し出すがいい!うわーはっはっはー」
春日:市役所の主催でやってんのよ。なんだ、そのまち。「キャバクラに~」なんて、そんなことを子ども対象に市がやるイベントじゃねぇーだろ!それよ!
若林:(笑)
春日:健全なまちです、所沢っちゅーのは。「じゃ、一緒に探してね」みたいなことを言うの。トコろんが画面、カメラに向かって。したら子どもたちが「はーい!」とか言ってさ。「車には気をつけて、大人の方と一緒に安全に調査してね」「はーい!」なんつって。
若林:(笑)
春日:姪っ子が一番でかい声で「はーい!」。
若林:はははは(笑)
春日:一番前で手帳握って「はーい!」とかってやってるわけよ。
若林:それ、制限時間とかはないのね?
春日:一応何時までみたいのはあるの。
若林:何時まで?
春日:それはだいぶあった。2時間ぐらいあったから、まあまあ、余裕をもっていろいろ回れるぐらいの。
若林:何を探せばいいの?
春日:犯人を探して、プロペラを取り返してくれっていうわけよ。Vだとね。
若林:「犯人は、雀荘でフリーで打ってる白髪まじりの葉巻をくわえた口髭の男という話もあるぞ。いいか、雀荘でフリーで打ってる男を探し出すがいい~!」
春日:いやもう中止よ。そんなもん中止。中止になって問題になって、何人かクビが飛ぶよ、それ。そんなイベントやってたら(笑)。
若林:(笑)
春日:いやいや、「見つけてきてくれよ。お願いよ」みたいな。
若林:ケロロ軍曹にならなかった?今。
春日:ケロロ軍曹になってない(笑)。
若林:見つけてきてケロって言ったよね?
春日:(笑)
若林:ケロロ軍曹になったよね。
春日:トコろんだから、ケロロ軍曹じゃない。
若林:ちょっといい?ちょっといい?2回目の(チャレンジ)。ケロロ軍曹になってたよ。
春日:いやいや言ってない。トコろんだから。
(チャレンジ)
春日:いやいや、見つけてきてくれよ。
若林:(笑)「くれよ」だね。
春日:「くれよ」だ。ぎりぎりグレーだな。
若林:また失敗した。
春日:またタイムアウト1つ。あと一個しかないですよ。
若林:ごめん、ごめん。
春日:で、スタートして、みんなでゾロゾロ行くわけよ。その手帳っていうか、書いてあるの。順番、ここ行って、ここ行ってみたいな。まず新聞屋さんに新聞をもらう。地下道みたいの行って、新聞屋さんに新聞もらって、そこにいろいろ書いてあるわけ、情報が。盗まれたと。プロペラが。容疑者がこれとこれとこれと書いてあって、目撃者がいるらしいと。その目撃者が所沢のまちに散らばっているから、見つけ出してヒントの紙をもらってくれみたいなのが書いてあるの。それ見てさ、行こうって、順番に。
まず最初の目撃者がお相撲さんね。
若林:へえ。
春日:お相撲さんがイオンの前で立ってるのよ。
若林:はっはっはっはは(笑)。
春日:職員の若い男の子かな、ガリガリの男の子がさ、浴衣着てさ、ちょんまげのヅラかぶってさ「どうもごっつぁんです」とか言って(笑)。
若林:はははは(笑)
春日:バーッと行って「ヒントちょうだい」なんて言って、うちの姪っ子が。したら「ふーん、これでごわす」みたいなことを言ってさ(笑)。一応なんか設定があって、バイトなのか職員なのかわかんないけどね、やって、それをもらって、そこにいろんなの書いてある。ヒントが。子ども、低学年用だから、絵が描いてあって、ドーナツの絵とレモンの絵といろいろ描いてあって、ここに入るのは何の言葉か、とかあるわけよ。月とか火の絵が描いてあって、水の絵が描いてあってさ。
若林:謎解きね。
春日:そうそうそう。次のここは何の言葉が入るか?みたいなのを集めていくわけ。
んで、お相撲さんがいてね、また新聞読んでたら、次のポイントには野球選手がいるよ、なんつっていって、行ったらいるのよ、ライオンズのユニフォーム着てね、ガリガリの男の子が帽子かぶってさ(笑)。
若林:西武だからね。
春日:西武だからね。「はいはい、ホームラン」とかいってくれるわけよ。それ、もらってって、バスケットボールの選手。
若林:それはどんなことを喋ってるの?野球選手は。
春日:野球選手は……。
若林:「いいかお前ら、俺はなあ、2軍で肘を壊し、その故障が治らず、野球の道は諦めた。それから裏社会に身を投じ、そこからこのまちは俺のまちになったんだ~!うわーはっはー」
春日:もうやめたほうがいい、そのイベントは。そんなんじゃ。そんななんか、ねえ、もっと明るい、ドラフト1位で入って、スター選手になって、みたいな。いいのよ。闇の部分をピックアップしたイベントじゃないから、別に。
若林:ごめん、ごめん(笑)。
春日:力士も故障してとか、そういうんじゃない。明るいさ。
若林:ちょっと、ちょっと、仮にだけど、力士だとどんな怖さだったか教えてもらっていい?どんな感じだったの?力士が子どもに対して(笑)。
春日:「ふーん、よく来たなあ!俺はなあ、序二段までいったんだが、膝を壊して、今はクラブの用心棒をやっている!」
若林:ふふふふ(笑)
春日:「はい、テキーラ!」
若林:めちゃめちゃ怖いじゃん、その謎解きゲーム(笑)。
春日:いや、そうじゃないよ。
若林:テキーラ出してくるじゃん(笑)。
春日:そんな『龍が如く』みたいなそんな話じゃないのよ。
若林:(笑)なんか、パイプ振り回したりしてなかった?ごみ箱振り回したり(笑)。
春日:いや、してないよ(笑)。まちの人殴ったりしてないよ別に。コンビニ入ったりとかしてないよ別に。
若林:ぶつかったりしてよろけたりして(笑)。
春日:よろけたりしてないよ別に(笑)。
いやいや、それでやってってね、5人ぐらいかな、目撃者に会うと、ヒントの紙にいろいろ書いてあって、新聞の中の容疑者が1人1人消えていくというかね。
若林:なるほど。
春日:この人は違うな、この人は違うな。最終的に犯人が見つかって、プロペラが隠してある場所もわかるってなってるわけよ。
若林:プロペラはなんで隠したの?
春日:プロペラは犯人が航空公園の展示されている飛行機のプロペラを盗んでどこかに隠してるの。
若林:それはなんでなの?
春日:いや、なんでってわからんけど、出来心、わかんない、なんか目的は。
若林:得がないと人間て行動しないじゃない。何の得があったの?プロペラを盗むことに。
春日:プロペラをどっかに売るとかさ。
若林:売るんだったら隠さなくていいじゃん。
春日:業者が一番高く買ってくれるところが見つかるまで隠しておく。
若林:なんで自宅じゃないのよ?
春日:でかいもんだから、自宅だと隠しきれないんじゃないの。
若林:じゃ、外に隠したら……。
春日:もういいだろ!別にそこは!犯人の動機なんかどうでもいいんだよ!見つけてプロペラの隠し場所がわかって、よかったね。
若林:「なぜプロペラを俺が隠したかって?出来心じゃあ~!」
春日:そんなこと大きな声で言わなくていいんだよ別に。そうだろうなって思うし。出来心だったら。もっとすごい理由があると思っただろう、そこ。大声で言うわりに普通だな、おい!
若林:ごめん、ごめん(笑)。
春日:それ、いいのよ。
それでね、力士…何回説明してんだよ、そこ(笑)。野球選手いて、バスケットボール選手が。絵に描いてある。新聞に。ここに野球選手が、絵でね、ここのタワーの下にいるよとか、ここのスーパーの前にいるよつって、んで、辿っていくわけですよ。その次の絵が、普通のおじさんの絵だったの。
若林:うん。えっ?
春日:ワイシャツ着てね。
若林:もしかして。
春日:何の絵だ?つって行ったら、ビルの奥のほうの部屋行って、「なんだろうね?」なんて妹とかと話しながら行って、部屋入ってみたら、ピンクのベストを着た、髪を七三に分けたおじさんがさ、職員さんが。
若林:マジで?
春日:私がさ(笑)。
若林:所沢といえば、だ。
春日:そう。その時にわかったんだけど、お相撲さんもいるのよ。今、所沢出身で活躍している。で、ライオンズでしょう。
若林:そうだね。
春日:バスケットボールのチームもあるわけよ。
若林:うん。
春日:だから、所沢にちなんだ人たちが目撃者としてピックアップというか。
若林:しかも、最後の最後でしょ?
春日:最後の最後。しかも、ほかの人たちはスーパーの前とか通りの目立つところにいたんだけどさ、私だけ、所沢出身だけど、入ったこともねぇーようなビルの奥の一番、会議室みたいな(笑)。
若林:立ってんの?
春日:部屋にいるの。立ってる。ピンクの。
若林:やっぱ胸張ってんの?
春日:気持ち張ってたよ。おじさんよ、もう。ほかはお兄さんがやってるのに、私だけさ。
若林:でも、おじさんだから、おじさんがやるしかないよな。
春日:髪ペッタペタの七三のさ、ベストもさ、ピンクなんだけど、明らかにセーター切っただろうみたいな(笑)、袖がなんかもう(笑)。
若林:へえ。でも、メインの最後の人だ。言ったらボスだよ。
春日:ネクタイしてさ、なんか「わっ」と思うじゃん、そんな。
若林:春日が春日に会いに行くんだもんねえ。
春日:そうそう。それ見て妹もね、姪っ子に「ダメだよ、言っちゃ」つって。本物がいるよ、みたいな。
若林:いやあ、お姉ちゃんはそういうの好きだからな、言っちゃうの好き。
春日:「ダメだからね」なんて言って、私も部屋入らず、外から見守ってたわけよ。で、姪っ子2人がニセ春日に向かっていってヒントの紙をもらわなきゃいけない。
若林:どっちが?どっちが?
春日:何が?
若林:ニセ春日っていうのは。
春日:向こうだろうがよ!ニセ春日は。
若林:ごめん、ごめん。
春日:こっちは本物でしょうが。
若林:すいません。
春日:本物は部屋の外から見てて。
若林:どっちもニセっていう話もあるけど(笑)。
春日:どういうことなんだよ?実力的にね。
若林:そうそうそう。それはいいや。
春日:いやいや、ちょ、引っかかるけど、まあいいや。で、2人の姪っ子が行って、もらうのよ。それぞれの人は「ごっつぁんです」とか言ってきたら、なんて言うのかなと思ったら、ほんとに普通に「トゥース」って言って。
若林:ふはははは(笑)「トゥース」って言って渡したの?
春日:「トゥース」って言って、その人も不本意なんだろうね。すっごい小声で、やりたくなかったんだ、たぶんね。
若林:ジャンケンで大負けしただろうからな。その役やるってなると。「トゥース」って言うだけ?
春日:いや、わからないけど、顔もノッてないわけよ。恥ずかしいよな、あの格好はな。
若林:それだけ?喋ったことは。
春日:「トゥース」ってやって、それも指つきで、ジェスチャーつきでやったんだけど、それが一番よくある間違いよ。
若林:何々何?
春日:2本でさ。指を。「トゥース」ってやったのよ。
若林:どうする?
春日:まあまあ、違うなとは思ったけど、別にそんなの関係ないじゃん。関係ないというか、ヒントをもらって帰りゃいい話だから。そこはやっぱり引っかかるんだよね、お姉ちゃんが。「トゥース、それ違うよ」って言って。
若林:危ない、危ない。
春日:「トゥースは1本なんだよ」なんて言って教えるのよ。ニセ春日も「トゥース」なんて言って。
若林:直したの?1本に。
春日:直して。姪っ子が、また姉ちゃんが「トゥースの後はね、ハァやんなきゃ」(笑)
若林:すごい詳しいね。
春日:すごい、教えるじゃん、なんかいろんなさ。
若林:教えてくれる。
春日:教えてくるでしょ?ポケモンのこととか。
若林:ポケモンのこととか。うん。
春日:そのおじさん、使命感、わかんないけど、姉ちゃんがちゃんとやってほしい。「トゥースの後はハァがなきゃダメなんだよ。ハァがないと、あれ、締めてるあれだから」。
若林:それはお前が説明したんだろうな、いつかな。「あれ何?」って聞かれて。それ覚えてんだよ。
春日:そうそう。「おしまいのやつなんだよ。あれないと終われないんだよ」なんつって言って、「トゥース」って言って、「ハァ」って言って、まあまあ、それで終わるんだったらいいけど、お姉ちゃんがね、「鬼瓦やって」とか言うわけよ。
若林:知ってるな。
春日:そう。もうもう春日チェックに入ってるわけ、そのおじさんに。
若林:ちゃんとできるか。
春日:そうそう。その人もまあまあ知ってくれてて、やってくれるんだよ。子どもが言うことだから。でも、それも、「鬼瓦」。
若林:ちょっと違うやつ。指が角になっちゃってるのね?
春日:指が角になって、ただただ上向いているだけ、みたいな。
若林:ケアレスミスだね、それは。
春日:やつやって、また姉ちゃんが「違うよ。見てて。鬼瓦!」とかやるのよ。ガッチリね。
若林:お姉ちゃんのほうはね。好きだからね。春日のことを。
春日:好きだからね。鬼瓦やって「アパーやって」つって「アパー」。アパーも違うなんて言っていろいろ教えているわけ。
若林:俺の仕事だね。ほとんどね。お姉ちゃんがやってること。「鬼瓦やって、次、アパーやって」
春日:(笑)それやってて、それずっとやってるもんだからさ、行列になっちゃってさ、ほかの子たちが。ずっとヒントを渡せねぇから、行列になっちゃって、「もうもう行こう」って妹が入ってって、「行こう行こう」なんて言って、部屋出てね。
若林:出た?
春日:そうそうそうそう。
若林:ちなみにB面の春日はなんて言うのかな?
春日:B面の?
若林:今までのB面の春日だったら、子どもになんて言うのかな。
春日:はいはいはい。「へへへへ、トゥーース!ばかやろう!俺のことを知ってるか?昔テレビに出てた春日だよ」
若林:はははは(笑)
春日:「今はこの部屋でよぉ、お前たちにヒントを配る仕事をしてるんだよ~!時給だぞぉ。時給で暮らしてんだー!ばかやろう!アーパーー!」
若林:はははは(笑)やりたいけどね、その謎解き。
春日:なんだよ!(笑)
若林:怖いよ。子どもからしたら怖いから、昔はよかったのに、そこから堕ちた大人って怖いから。
春日:怖いよ。社会に対してなんか思うところもあるだろうしね。そいつはね。
若林:でも、やっぱり知っといてもいいかもしれない。
春日:いや、そんなんじゃない。ちゃんと健全なやつだから。
で、もうゴール近いなんていってね、今まで集めたヒントを参考に。
若林:(笑)
春日:(笑)謎解き部屋みたいなのがあってさ、子どもたちがひしめいてるわけよ。
若林:もう最後?それ。
春日:もう最後、最後。そこでみんなで、みんなでというか、それぞれがそこに集まって、全部照らし合わせて、最後の犯人とかを見つけて、これ、あれだなんだって言って見つかったわけ。犯人とプロペラの場所が。それをお姉さんに言いに行って、犯人誰々、耳打ちしてさ。ほかの子に聞こえるからさ。「はい、正解です」って言って、まあ、1時間半ぐらいかな。
若林:終わるんだ、全部。
春日:終わって、ゴールする子なんかは、大体制限時間ぎりぎりぐらいだったかな。で、終わって、ごほうびがあるなんていって。お菓子をくれるなんて。
若林:お菓子なんだ。
春日:そうそう。無料なのにお菓子もあるし、トコろんのバッジとかさ。
若林:いいねえ。
春日:トコろんのトレーディングカードとかさ。
若林:子どもは喜ぶよ。
春日:ステッカーとか、いろいろもらえるわけですよ。じゃ、それもらいに行こうなんていって、くれる部屋に行ったの。したらね、トコろんももちろんいたし、あと、今までヒントをくれた力士の人とか野球選手とかバスケットボール選手とかいるのよ。配っているわけ、こうやって。その前に並んでね。春日もいるのよ。ニセ春日の。
若林:やってるね、まだね。
春日:やってて、全然春日の前にいないの、子どもが。
若林:もらいに行かない?
春日:ほかはワーッとなってて。まあまあ、それはいいじゃん。ちょっと1人だけリアルで気持ち悪いしさ(笑)。
若林:七三でね。
春日:七三で、ほかはなんか。
若林:とっつきにくいということだな。
春日:コントっぽいのよ、ほかはね。力士とか。
若林:リンパマッサージは一番行ってるだろうけど。
春日:(笑)その人はね。年齢的にもね。「少ないねえ」なんて妹と話してたのよ。
若林:何とも言えないな、その空気。
春日:「なんともなあ」つって言ってさ、パッと見たら、お姉ちゃんが泣いてんのよ。
若林:うん。
春日:春日の列に少ないって言って。人が。
若林:やっぱそうか。春日のこと好きだから。
春日:好きだからね。
若林:悔しいんだろうな。
春日:悔しい。春日がかわいそうだ、みたいな。でも、どうにもならないじゃない、それは。「いい、いい。いいんだ、いいんだ」つって言って、お菓子もらってさ。お菓子もらう時は、しっかり力士からもらってたけどね。
若林:(笑)
春日:行かねぇんだ!
若林:そこでさ、春日の出番だったんじゃないの?春日役の人をぶっ飛ばしてさ、ベストひっぺがして着てさ、七三に分けて、したら、お前のとこに列できたのに。
春日:なんでぶっ飛ばさなっきゃないんだよ!
若林:はははは(笑)
エンディング
若林:春日のトークのあれだけどさ、結局誰だったの?犯人。プロペラの。
春日:誰だ(笑)、ちょっと名前は覚えてないけど。
若林:なんかの職業の人とか。
春日:学校のセン…音楽の先生だったかな。
若林:それ、でも、何でなの?音楽の先生がプロペラ盗む。理由は何なの?
春日:理由までは書いてない。見つけて、プロペラの場所を発見して終わりだったような気がするな。
若林:なんかちょっと所沢っぽいっていうかさ、それが。
春日:所沢っぽい?どういうところが。何?
若林:裏設定がしっかりしてないという感じはするんだけど。
春日:いやいや、詰めが甘いみたいに言うな。まち全体を。
若林:そういうつもりじゃないけどね。
春日:市全体を言うな。
若林:そういうつもりじゃないけどね。
春日:そういうつもりだ。じゃ、何なの?ほかに。言ってんじゃないかよ!
若林:あと、B面の春日のセリフがちょっと怖すぎる。
春日:いやいや(笑)流れでいったらあんな感じだろうが。
若林:マイルドにしたほうがいいわ、あれはもうちょっと。
春日:いや、B面の春日じゃないのよ、実際は。いいのよ。別にイベントとしたら、ちょっと乗り気じゃないおじさんが春日の格好をして、「はい、トゥース」ってあげてただけだから。カードみたいのを首から下げて。
若林:やるんなら、どっぷりちゃんとした春日をやってほしいけどね。
春日:まあ、そうね。胸バッと張ってさ。
若林:胸張ってさ、「いいかお前らぁ、俺はなぁ、狙ってる女がいても、フィリピンパブに入り浸る。夜のパソコンで女の裸ばかり5時間は観る男だあ。女、女、女!女!女、女、女!鬼瓦」これでいってほしいよね(笑)。
春日:いやいや、それはたぶん注意されるよ。「あのぉ、ちょっとそういうんじゃないんで」。上の人から。
若林:どのぐらいでやったほうがよかった?春日濃度。ちょっとお願いしていいですか。このぐらいがいいって。
春日:「トゥース!ハーッ!誰だかわかるかあ?春日だよ春日!今?ほとんど家にいるよ。うーん」
若林:(笑)
春日:「暇なんだよ~!」
若林:昔は?昔は?
春日:「昔は、いろんなテレビ局に出入りしてたけどな、今じゃな、誰とも連絡つかねぇーよ!アーパーー!」
若林:はははは(笑)やりたいね、所沢で。
春日:こんなの悲しすぎるでしょう。
若林:「7人の春日超人」やりたいね。
春日:はははは(笑)いいよ、別に。もっと健全な明るいね。
若林:それ、過去は凄かったけど今は堕ちて「アーパーー!」って言うの、めっちゃ相性いいんだね。
春日:はははは(笑)
若林:春日がとんでもないクイズの不正解した時とかでも「アパー」が入るの。
春日:今はね(笑)。こういう使い方もあるっていう新しい発見ありましたよ。そういうイベントをやったというね。
若林:謎解き春日ね。
春日:いやいや、トコろん探偵団ね。
若林:謎解き春日、ちょっと俺考えるわ。どこのまちでやろうかだけ。南阿佐ケ谷がいいかなあ。
春日:はははは(笑)ま、そうね。むつみ荘周辺がいいかもしれない。やるとしたらね。
若林:そうね。ちょっと検討しとくわ。
春日:いやいや、大丈夫です。そんなもん、誰も参加しない。
若林:その人は、春日役やった人はトラウマになってるだろうね、その日、列もできないで。
春日:そうね。申し訳ないなと思いましたよ。
若林:申し訳ないね。ありがとうございます。
オードリー若林でした。おやすミッスィーちゃん。
春日:この後また夢でお会いしましょう。アディオス。
(注1)若林さんのフリートークも友人の子どもとふれあった話だったため