相方の実家へ行った話

 

オードリーのオールナイトニッポン 2019年2月16日

 

若林:この間ね、サトミツと、朝2人で仕事、なんかあって、どえらい早く終わって、昼ぐらいに終わったのか。

春日:すばらしいね。

若林:なんかふと思い立って、我々の中高同じ、3人グループ?だった谷口っていう男がいるんですけど、クラスメートの。谷口の親父のね、お父さんのお墓参りにしばらく行ってないなと思って、行こうと思ったの。

春日:急に?

若林:うん。そいで、サトミツに「つき合ってくれるか?」。所沢だから、お墓が。「つき合ってくれるか?」つったら、「ああ、いいよ」つって、それで高速でさ所沢のお墓参りに行ったのよ。したら、お墓が広くて、どこだったっけな?みたいな、うろ覚えで。

春日:まあ、わかんないよねぇ。

若林:谷口に言うと気遣うから言わないで行ったんだけど、場所がわかんなすぎて、電話したのね、谷口に。

春日:ま、それしかないわね。

若林:したら、月曜が祝日で、すぐ電話出て、「ああ、そうか、ちょっとわかりにくいから行くよ今から。家近いし」って。近いのね。

春日:ふーん。

若林:ほんと?つって、お墓の駐車場で待ってたらさ、しばらくした、10分ぐらいかな、谷口が来てさ、「まだまだ30代、いよいよ40代」、「まだいよ線」跨いだだけあってさ、勢いが凄かったね。車が駐車場に入ってきた時の。

春日:勢い?

若林:勢いが凄かったね。

春日:普通に入る。駐車場でしょ?だって。

若林:うん。

春日:スーッと入ってくるんじゃないの?

若林:いや、1発で決めてた。駐車も。

春日:勢いっていうか、歴も長いから。運転歴も。何回も切り返さないでしょ。駐車場ぐらい。

若林:まあまあまあ、話の腰の骨を折るのはその辺にしてさ。(奥田:笑)

春日:そんなつもりはないよ(笑)。

若林:とまってさ。家族で来てさ。

春日:へえ。休みの日だったから。

若林:そうそうそうそう。一個、もしかしたらラジオ聴いてないのかなって、谷口の着く前電話してて思ったのが「サトミツもいるけど」つったら、「サトミツって誰?」つって。

春日:ああ、聴いてないね。

若林:なんかなあ、みたいなとこもあったんだけど。

春日:まあまあ、別にね。

若林:いいんだけど。

春日:いいじゃない、いいじゃない。

若林:初めてかもしんないなあ、谷口の子ども2人に会ったの。

春日:ああ、そう。

若林:うん。元気に走り回ってるの。幼稚園と小学生?たしか。

春日:まあ、そのぐらいかね。

若林:奥さんに挨拶してさ、それでお墓参りしてさ。いやでも、やっぱあいつ、春日の話でもそうだけどさ、やっぱあいつそういうの好きなんだね。

春日:何が?

若林:着いて、「ごめんね、来てもらっちゃって」って言って、返す、そのターンの返しで「俺、今年が勝負だからさ」。

春日:いやいや、早ぇーな!(笑)

若林:熱いんだよ。

春日:いや、いきなりじゃないじゃん、それって。

若林:俺さ、でもさ、熱いっていうかさ、もうさ、不安で不安でしょうがないんだろうね。第一声で「俺、今年が勝負だからさ」って言う奴って。

春日:余裕がないね。

若林:熱いとかじゃなくて、もうフワフワしちゃってる人が(笑)。

春日:とりあえずもう出してね。

若林:「2週間後武道館なんだよ」って言ったら、「落ち着け」ってなるじゃん。

春日:そうだね。

若林:着いて車降りて、「ごめんね、来てもらって」「俺、今年が勝負なんだよ」。

春日:いや、なんかもっとあるだろう。

若林:なんか毎年言ってない?みたいなことを言ってさ。

春日:好きだからな、言うのが。

若林:谷口のお父さんのところでお線香あげて、お墓きれいにしてさ、手合わせてね。

春日:はいはい、お墓参りね。

 

若林:所沢よ。航空公園の近くで、ふと、まだ昼過ぎでさ、夕方くらいになってたかな。所沢ってかなり遠いからさ。

春日:(笑)昼過ぎになって墓参りしても、そんな深い夕方になってないでしょうよ。まだ、2時、3時ぐらいでしょう?

若林:そうそうそうそう。それで、ふと思って、春日のご両親に挨拶して帰ろうかなと思って。

春日:いや、いいだろう、それは(笑)。

若林:というのは俺の中に(春日:なんなの急に?)結構心残りがあってさ。

春日:何?心残りって。

若林:春日をお笑いの世界なんかに誘っちゃってさ、今ごろ俺が誘ってなければさ、お前は広告代理店の取締役とかだったと思うんだよね。

春日:なれるわけないだろ、そんなもん!

若林:当たり前だよ!

春日:なんだそれ!

若林:それをなんか申しわけないなという気持ちが実はあってさ。

春日:それはもういいじゃん。番組でも電話で昔やったしね。なんかやったじゃん、初めてのケッ…なんだあれ?電話で、なんかタイトルつけてやったじゃない。

若林:だけど、フェース・トゥ・フェースでしっかり挨拶してないなあと思ってさ。

春日:んなことないよ、単独の時だってさ。

若林:いやでも、そうしたら向こうがサングラスしてるからさ、お母さんがさ。

春日:ハハハ(笑)。

若林:水色のさ。

春日:だとしても、それでよく顔が見えなかったとか言ってなかったよ。「若ちゃんの顔見えなかった」なんて言ってないよ。

若林:だけどさ、ちゃんと挨拶してなかったなと思って。改めて40になって、「いろいろすいませんでした」って言いたい気持ちがあって。普段、俺もさ、心を鬼にしてお前の両親、このラジオでバカにしてるわけじゃない。それはプロだから。

春日:(笑)そういうふうに見えないけどね!

若林:だからプロなんだろうな。

春日:いやいや、見えない。

若林:だとしたら狙いどおりだわ、プロだわ。

春日:心からしてるような感じするけどね。

若林:プロ、プロ。それは俺のギミックだから、俺のそれはさ。

春日:まあまあまあまあ、そうは思えないけど。

若林:で、挨拶してなかったなあと思って、なんかちゃんとしたくてね、そういうの。それで、「春日んち挨拶していきたいんだけど、谷口も来てくんない?」つったら、「あ、いいよ。今日あいてるからさ」。

春日:なんだ、止めろよ!

若林:「今年が勝負なんだよ」とか言って。

春日:何回言うんだ、それ! さっき聞いたよ!

若林:でかい仕事抱えていると、いろいろって言うのよ。

春日:あ、そう。いや、いいよ別に。

若林:「俺たちも40じゃん」つって、お墓で結構ワーッと言ってて、あいつも。

春日:好きだからな、そういう話するのがね。

若林:それで、「手ぶらでこういうのって行っちゃいけないんだよね?」って谷口に言ったら、「そらそうよ。もうこの年になったら」つって。

春日:いいよ、行くんだったら手ぶらで別に。

若林:「所沢 お菓子」で検索したら、エミールのシュークリームが出てきてさ。

春日:(笑)エミールとか言うなよ。ケーキ屋さんね、所沢の。エミールとか言うな!

若林:なんで言っちゃいけないのよ?(笑)

春日:いやいや、もう、ローカルというか、うちがよく買うケーキ屋さんだよ。実家が。家帰るたびにあるわ。「エミールのショートケーキがあるから」うちの母ちゃんが言うわ。「エミールのゼリーがあるから」とか。

若林:谷口にこうやってスマホ見せて、ここ寄っていきたいんだけどつって、谷口がバッと見てのぞいて、「はいはい、うん、俺に着いてきて」つって。

春日:生意気だな!

若林:カッコいいの、やっぱり奥さんと子ども2人をどんどん引っ張って大黒柱感が凄いのよ。

春日:まあまあまあ、それはそうだろうね。養ってるからな。

若林:後ろついてってさ、エミールの(春日:いいんだ、何回も)駐車場に停めてさ。所沢観光大使のお祝いのケーキがエミールのケーキだったんだって?たしか。

春日:(笑)よく知ってんなあ! あの界隈じゃ有名だからね。

若林:筋肉ハウスみたいな建物に「エミール」っていう手書きで。

春日:いやいや、そんな、あんなぼろ家じゃないわ! そんなもん、ミスター走ってたか?周り。

若林:その場所ではいい建物なんだろうけど。

春日:いや、そんなことないわ。田園調布だ、あれは。

若林:エミールの中、きれいな洋菓子店ですよ。駐車場がついてる。

春日:そうですよ、あなた、人気のだよ。混んでたでしょうよ、そりゃ。

若林:全部の店の駐車場が広いんだけど、あの辺は。

春日:うふふ(笑)まあ、田舎っちゃ田舎だね。コンビニエンスとか広いわね。言わなくていいよ、そんなこと別にわざわざ。なんで足したのよ。

若林:電線にバーッと猿が電線走っててさ。

春日:そんな山奥じゃないわ! 被害とかないから別に。猿の被害が。

若林:鹿が金網に角を絡ませちゃって、こんなになってましたけど。

春日:そんなに山奥じゃないわ!

若林:鳥獣の被害が凄いから。

春日:いや、ないから。

若林:エミール入ってってさ。

春日:何回言うんだよ。

若林:家族多いね、春日んちって、今や。

春日:まあ、多いね。

若林:えっと、おばあちゃん?

春日:いやいや、おばあさんは隠れたけどね、もうね。

若林:ああ、おじいちゃんか。

春日:おじいさんも隠れてるけどね(笑)。

若林:おじいさま亡くなって、ご飯めちゃめちゃいっぱい食べながら、「もうおじいちゃん死んじゃったら、私も早く天国行きたい」って言ってた、ご飯めちゃめちゃ食べながら、「私も生きてる意味ないわ」って言いながら、めちゃくちゃご飯食べてたおばあちゃん。

春日:まあまあまあまあ、そうだね。通夜かなんかの時よ。へこんでて、ばあさんが。みんな励ましてて。「私はもうほんとすぐ死にたい。一人になっちゃったから」って。飯がきたら、誰よりも食ってたっていうね(笑)。「あ、大丈夫だ」つって言って、周りが。

若林:ああ、お腹いっぱい死にたい。

春日:ハハハハ(笑)そこまでは言ってない。そんなきれいな話じゃないだろ。だとしたら、ばあさんも大したもんだよ。それ言ったらね。

若林:(笑)ああ、お腹いっぱい死にたい。

春日:狙いどおりだよ、そんなもん。狙ってフッてんじゃないか、そしたら。そこまでじゃない。

若林:そうか。だから、えーと。

春日:ご両親と。

若林:ご両親ていうか、お前の両親だからね。両親と妹さんと姪っ子2人と旦那さま。6人だ。

春日:6だよな。

若林:「シュークリーム6個と」つって、したら、谷口がさ、「若ちゃんわかるよね?」って結構大きな声で、エミールの中で。

春日:何回言うんだよ、エミールって。

若林:エミールの中でさ。

春日:何回言うんだ。

若林:店員さんも「エミール」って書いてある。

春日:そらそうだよ。エミールの店員なんだから。

若林:エプロンしてましたけれども。

春日:「ファミリマート」と書いてないだろう、別に。当たり前だろ、そんなもん(笑)。

若林:(笑)いやあ、走ってんね、今日もツッコミが。

春日:いや、走って…ツッコミでも何でもないよ。何なの、それ。行ったのかどうなのかっていうとこが、もうさ。私は気になるのよ。勝手に。

若林:お前さ、自分のテリトリーに他人が入ってくることを良しとしないじゃん。

春日:テリトリー…嫌だろう、実家に勝手に行かれてたら。行ったかどうかを早く聞きたいんだよ。うちの両親から何も連絡きてないからね。初耳だから、今、この話。

若林:そうお?

春日:おお。んなもん。

若林:で、エミールのドアがカランカランカランて開いたらさ、お客さん入ってきてさ。

春日:要らない。それ要らないでしょう、別に。

若林:カランカランカランて閉まってましたけどね。ガラスに「エミール」って書いてあって。

春日:そりゃ書いてある。「エミール」って。エミールなんだから。そんなもん。「安楽亭」とは書いてないよ、そんなもんは。

若林:いや、ツッコミ、キレてんな。

春日:いや、ツッコミでも何でもないんだ、カランカラン。

若林:確かに!と思う。「安楽亭」って書いてなかったわ。その視点かと思った。

春日:そんなの言う前に気づいてほしいんだよ。何で言っちゃってんだよ。

若林:普通のツッコミだったら、今のところは「うるさいな!」って言っちゃうところを「安楽亭って書いてないだろ」っ言うの、お前凄いよ、やっぱり。

春日:いや、「うるさいな」なんて(笑)1年目、2年目じゃないんだから。それ普通じゃないよ、多分。

若林:はははは(笑)

春日:「うるさいな」だけで済ませちゃう奴は。普通はもっと、これ以上のことを言うよ。

若林:谷口が「わかってるよね?」

春日:そこよ。何なの?

若林:「俺たちも休みの日につき合ってるわけだから」って言われて。

春日:ハハハハ(笑)おうおう、なんだ、なんだ?

若林:「いや、谷口、俺そのつもりだから。そう言われると、なんか俺がそういうの気回んないみたいだから、奥さんの前でやめて」つって「ああ、わかってたらいいんだけど」つったら、谷口は男兄弟だよね、子ども。

春日:うん、2人ね。

若林:次男のほうが「チョコのドーナツ食べたい!」って叫んでたの。たら、谷口また来て「わかってるよね?」。

春日:何だよ、それ! やらしい。

若林:「チョコのドーナツでしょ?」つって店員さんの聞こえるぐらいで、エミールの店員さんに聞こえるぐらいで。

春日:エミールだろ! エミールにいるんだから。言わなくていいんだ、エミールって。

若林:エミーラーに聞こえる。

春日:そうは言わないよ、多分。

若林:エミーラーに聞こえるトーンで(春日:エミーラーって言ってないよ、そんなの)言うから買わざるを得なくて、箱に詰めて十何個買ったよ。

春日:谷口家の分も。

若林:10個から15個になるから、10個、5個で15個買って、箱に書いてありましたね。「エミール」って。

春日:当たり前だろ!そんなの(笑)。

若林:ふふふふ(笑)

春日:「エミール」って書いてあるに決まってる、そんなの。エミールなんだからさ。「ガスト」と書いてねぇーだろ。何なのよ。それで買って、行ったのかどうなのか、私が気になってるのは。実家に勝手にさ。

 

若林:春日の家の前、俺とサトミツと。サトミツもずっと居んだよ。

春日:うんうんうんうん。

若林:で、谷口の奥さんと谷口と子ども2人とピンポーンて押したのよ。もう夕方になってたかな。

春日:ああ、行ったは行ったのね。なんなんだよ。

若林:したら、ガチャつって、妹さん出てきて。お前、嫌がるだろうな。姪っ子2人も出てきてさ、だから、会ったのよ。

春日:嫌だよ、勝手に会いに行って。

若林:いや、挨拶したいんだよ、こっちは。

春日:(笑)いやいや、それはでもさ、そもそもの話さ、そうだよ、一発入れてくれよ、こっちに。そこ抜けてねぇーか? 「家に行くのに甘いもの持ってったほうがいいかな」とかじゃなくてさ。

若林:でも、どうせ「エミール」って言うだろうなってわかってるからさ。

春日:いや、違う違う違う。どこで買えとかの指示じゃなくて。ね? 持っていくお土産はエミールがいいよっていう、どこで買ったほうがいいかの電話のもっと前よ。春日のとこ行こうってなったら、「お前んち今から所沢にいるから行こうと思うんだけどいいかい?」っていうのが普通なきゃおかしいんじゃないかい?

若林:それは、本当になんか、うん、なんか、ごめんなさい。

春日:いや、謝るなよ。どうなってたんだよ! どうなってんだよ! 何謝って…謝るなよ! なあ! どうなってんだよ、これ。

若林:高校の時よく泊まりに行ってたけど、様変わりしてました。

春日:まあまあ、そうね。

若林:家建て替えて、庭もなくなって、きれいなお家建てて、表札に「エミール」って書いてあって。

春日:(笑)いやいや、そこは「春日」よ! うちはエミールやってないのよ(笑)。そこは春日でいいんだよ。

若林:シールがいっぱい貼ってましたよ。カタカナでエ、エって書いてあるシールが、青、黄色、青、表札の下に、エ、エって書いてある。

春日:なんだ?エ、エって。

若林:(笑)

春日:なんだ?エ、エって。

若林:ああ、犬飼ってんだなと思ってね。そのシール見て。

春日:いやいや、じゃあ、犬でしょうよ。なんでエミールのシールが貼ってあるんだよ。エミールじゃないつってんだよ。何回引っ張ってんだよ。

 

若林:それで、ピンポーンてして妹さん出てきて、俺とサトミツといるわけだ。したら妹さん、さすがだね。さすがと思ったけど、第一声でさ「えっ?これ、ラジオのトークネタですか?」って聞いてきて。

春日:ハハハハ(笑)

若林:いや、さあ、と思って、なんでそう見えちゃうのかな。

春日:そりゃ、だって。

若林:職業的にしょうがないのかな。

春日:職業…まあ、だから、普通じゃないっていうのが、それは普通じゃないじゃない。

若林:したらね、「ご両親にちゃんと挨拶したことないから、挨拶だけして、すぐ帰ろうかな。近くまで来てたんで」って言ったら、ご両親が伊勢に行ってるっていうことでね、2人で。いらっしゃらなかったのよ。

春日:ハハハハ(笑)あの時かあ。何やってんだよ! 行くなよ! 確かに伊勢に行ってたわ。ツアーでね。

2人:はははは(笑)

春日:ツアーで行ってたわ。あの辺行くつっていって、その時か。

若林:羨ましいけどね。夫婦で旅行できるっていうのが、今も。うちの母ちゃんに比べるとね。

春日:まあね、それはまあまあね、そうかもわからんけど。

若林:で、妹さんが「上がっていきます?」つっていって。

春日:いいよ上げなくて。

若林:俺はすぐ帰るつもりだったんだけど、サトミツが「あ、いいですか」つって。

春日:何?何? 上がるなよ。

若林:で、上がって。

春日:何上がってんだよ。

若林:姪っ子2人もいて、入ってすぐ左の書斎?あれ。パソコンやる部屋。お前のお父さんがネットサーフィン。

春日:(笑)ま、普通のね。ちゃんとした。そういうんじゃないから。私と違うからね。

若林:そこのソファにさ、俺、真ん中で座ってさ。谷口の子ども…メンバー全員座って。妹さんがコーヒーいれにいってくれてさ。

春日:それは何か出すだろう。急に来て。

若林:いろんな、あ、こういうものが置いてあるんだ、春日の実家にってジロジロ見ちゃったね。

春日:見るんじゃないよ!

若林:ゴルフボール置いてあってさ、プリントしてありましたよ。「第4回トゥースカップ」って。

春日:ハハハ(笑)父親は出てないけどね。毎回、毎回もらうから。あげたんだよ。

若林:普段さ、凄いバカにしてんじゃない、トミーが考えたグッズとか。武道館ツアーグッズ。

春日:バカにしているというか、ダサいなとは言ってるよね。

若林:ダサいな、なんだ、これとか言ってるけどね、ほんとね、いろんな鍵に全部グッズのキーホルダー付いてました。

春日:どこまで見てんだ?細かく。

若林:「もんじゃのマサ」とかね。「持って帰ってくるんですよ」って妹さん言ってて。

春日:一応ね。車の車検出した時に凄い見られたって言ってたよ。

若林:言ってた? リトルトゥースなんでしょうね、見るってことは。

春日:見て恥ずかしかったって言ってたよ。

若林:両親いないって言われてね、「くっそー、ラジオのトークになんねぇーだろ!」と思ってね。

春日:ラジオのトークじゃないかよ! トークのためだけに行くなよ!勝手に。

若林:でも、それで、これ、姪っ子2人溺愛してるから、春日が。「これは怒られるなあ」つって。谷口も「あ、そうだね。春日こういうの嫌いだもんね。勝手に自分が溺愛してる姪っ子に会うって嫌だろうね、しかも若林さんが」つって。

春日:嫌だよ、そんなもん。犬の名前だって言わないんだから。

若林:したら妹さんが「えっ?怒るんですか」つって。「こういうの怒るんですよ」「え?殴られるんですか?」って。なんかの話をするたびに「春日嫌がるだろうなあ」って言うたんびに「殴られるんですか?」って聞くから、どんだけ家で殴ってきたのかなあと思って。

春日:殴ってないわ!(笑)おい、ちょっと待ってくれよ。

若林:俺が妹さんに言いたいのは、「春日が俺のこと殴るなんてことは、俺は絶対させないです。それは」。

春日:それは、若林さんだろうが何だろうが、人に手を上げるなんてことはないよ。

若林:でも、お父さんともめて、高校の時、壁に穴あけたんだって?自分の部屋の。

春日:まあまあ。でも、それは別に…あ、あったかなあ。でも、それは別に。

若林:TAIGAさんじゃないんだから、お前、壁に穴あける。子ども生まれる前のTAIGAさんじゃないんだから、壁に穴あける。

春日:まあ、あったのかもしんないな、そんなことが。でも、人には手を上げないから。

若林:ポスターで隠してたんでしょ?穴あけて。

春日:隠してたかな。

若林:高校の時、お父さんと三者面談行った時、お父さんになめた態度とって、家帰ってからめちゃくちゃ怒られたんだって?

春日:何の話聞き出してんだよ! 帰れよ早く! 何やってんだ、勝手に実家行って上がり込んで。ヤバいよ、それ。

若林:子どもに馴れてんのよ、谷口と谷口の奥さんて。あと春日の妹さん。

春日:子どもがいるからね。

若林:あと、サトミツ。

春日:人んちの子どもだって、それは何となく対応できるでしょう。

若林:俺だけなのよ。子どもいないの。

春日:ああ、そうか、そうか。なるほどね。

若林:俺は子どもいないんです。それは本当なの。

春日:いや、別に知ってるけど…(笑)。知ってるし、いるんじゃないかなと思ったこと一回もないよ。

若林:でさ、結構子ども馴れしてないから慌てるのよね。

春日:まあ、結構来るもんね、子どもはね。関係なく寄ってきてね。

若林:可愛いけど、すごいポケモンの説明始めたの。姪っ子2人が。

春日:今ハマってるから。

若林:「これ一番強くてね、これ一番強いの」。「最近、休みの日とか何してんの?」とか俺のフリなく。

春日:あたりめぇーだろ、そんなもん。(奥田:笑)

若林:「何してんですか?」とか。

春日:間とかないから。関係ないから。

若林:「番宣だから来てくれたんじゃないですか」とか、(春日:ないんだ、そんなの)そういうジャブとかもなしに(春日:ない、ない)、「これ一番強いんだよ、これね」。

春日:それが子どもだからね。(寺田)心君みたいなの稀だから。

若林:いや、難しくて、いきなりポケモンで結構大振りしてきたから、こっちも食いついて、したら「ドーナツ食べたい!」って大声出して。

春日:(笑)

若林:トーク番組としてめちゃくちゃよ。この2人はポケモンポケモンだったらポケモンの縦軸で行きたいんだけど、「ドーナツ食べたい!」っていうから、で、剣幕が凄いから、「ドーナツ、それじゃない?箱」とかやって、したら長男のほうはずっと「空手やってんだよ」とか駐車場では言ってたのに、一点見つめて、口ずうっと開けてんのよ。人見知りなの。これは難しい番組になるぞと思って。

春日:いや、もう、で、じゃない、帰ってくれよ、もう! いいよ!

若林:弟と姪っ子の妹が同じ学年なんだねっていう話になったの。春日の妹さんから。したら、そこで意気投合してくれないと回んないじゃん。そういう話が出たら、一回。

春日:いいんだ、回さなくて! そんなのニコニコしてりゃいいんだ、別に!

若林:どこの幼稚園?とか、あそこ知ってる?とか、一回、同学年地元トークがあってのポケモンに行く感じなんだけど、もう全然絡まない。同級生なのに。だから、なんかNGなのかなとか思うぐらい。

春日:ないよNGなんか。

若林:昔共演した時に難しいなあと思って。

春日:ないよ別に。

若林:でも、慌てないよね。谷口とかサトミツとか谷口の奥さんとか妹さんとか。

春日:慌てない。それが子どもだから。別にあるあるでしょうよ。

若林:それはなんか慌てちゃう。さっきまで「空手やってんだよ」って言ってた子が急に一点見つめて、谷口の膝の上に座って、いや、どうした?と思って。

春日:そらそうだろうよ。知らない家連れてこられてさ。

若林:俺も言ったの。「さっきね、車の中ではしゃいでましたけどね」つって。

春日:それ、言ってあげんなよ。言ったら余計グッてなるだろう。

若林:ははは(笑)

春日:わかってねぇーな、それ。

若林:向こうでチョコのドーナツで盛り上がって、チョコのドーナツだったら、チョコのドーナツの話に全員で行きたいのよ。

春日:番組だったらね。

若林:チョコのドーナツの話なのに、こっちでポケモンの話で、こっちは人見知りしてるって、『ミレニアムズ』じゃないんだからと思ってさ。(奥田:笑)

春日:いや(笑)。

若林:みんなで同じサッカーしないと サッカー、野球、ラグビー、みんな撮れ高欲しいのわかるけど、爪痕。いやあと思って。

春日:いや、いい。いいのよ、そんなの気にしなくて。

若林:あ、そう?

春日:早く帰ってくれよ!

若林:でも、谷口が言ってたね。駐車場あるじゃん? 駐車場やってるじゃない。

春日:やってるね。

若林:あんまり言われたくない? こういうの。ごめんね、なんか。

春日:いや、頭から言われたくないよ。エミールぐらいから言われたくないんだから。

若林:エミールですら嫌だ? 入ってこられるの。

春日:ヤだよ、ヤだよ。

若林:でも、エミールはお前のものじゃないからね。

春日:だけど(笑)、よく行くから嫌だっつーのよ。

若林:あ、そう。

春日:うん。

若林:まあ、関係ないけど。

春日:そうだろうね!

若林:それで、谷口が言ってたね。隣に駐車場経営してるじゃない。

春日:まあまあ、駐車場あったよ。

若林:谷口が言ってたよ。小声でだけどね、それは。あいつもなんかケアして。「春日んちっぽいね」つって。

春日:(笑)

若林:「何?どうしたの?」つったら、「こうやって居住スペースを狭くして駐車場とかやるの春日んちっぽくない?」つって。

春日:どこがだよ! お前が何を知ってんだ! ぽくないよ別に!

若林:「お前やめろ、そんなこと言うの」つって。

春日:帰れよ早く! いつまで居んだよ! シュークリーム置いてすぐ帰れよ!

若林:で、コーヒー飲んで、エミールのシュークリーム食べてさ。

春日:シュークリームだけでいいけどさ。

若林:で、「やっぱりエミールのシュークリーム美味いね」なんてみんなで話しながら。

春日:(笑)いや、絶対つけてないだろう! 一回一回。「シュークリーム」って言ってるだろう、それ。

若林:エミールってもう出てきたら、サトミツのおでこに。

春日:どういうことだよ?

若林:3口目ぐらいから。

春日:帰れよ!そしたら。結構末期だぞ。

若林:真っ白になってるエミール、カタカナのエが黒く塗り上がっていったからね、シュークリーム食べて。

春日:キン肉マンのニンニクじゃねぇんだからさ(笑)。

若林:うまい! それで。

春日:うまくないよ、別に!

若林:「すいません、長居しちゃって。帰ります」つったら(春日:帰ってくれよ)「サイン書いてくれますか」つったら、妹さんが色紙10枚ぐらい持ってきて。

春日:(笑)何やってんだよ!

若林:「このTシャツにもいいですか」って(春日:ここぞとばかりに)俺のグッズのTシャツ持ってきて、あいつグッズ愛してんなと思って、グッズのTシャツ、これサイン見たら怒るだろうな、「どこでしたんだ」つって。それで、「若ちゃん、若ちゃん」て姪っ子に「若ちゃん」て呼ぶのね。だから、家でお前のお父さんとお母さん、「若ちゃん」て呼んでるでしょう、俺のことを。

春日:「若ちゃん」て呼んでるよ。

若林:ちょっと気安いかな。(奥田:笑)

春日:…なんなんだよ!(笑)実家まで勝手に行っといて、挨拶したいっていって。

若林:ちょっと気安いかな。そこまでの仲じゃないよね。

春日:なんて呼んだらいいんだ?「若ちゃん」でいいだろ、別に。

若林:いや、「先生」って呼んでくれないと。

春日:なんで「先生」なんだよ?!(笑)

若林:困るよね。で、帰りに「ここ庭だったよね」とか外出て見てて、駐車場見てたんだけど、初めて見たわ。「無断で止めたら罰金5万円」ての。罰金5万の駐車場なんて、ある?!

春日:(笑)帰れ早く!

 

(CM)

 

春日:…いやあ、ホントまいちゃったよ。

若林:どうしたの?

春日:いやいや、どうしたのじゃないよ! そんな勝手に実家に行かれた話なんてさ、ほんとに両親いなくてよかったわと思う。逆に。

若林:いやあ、でも、ちょっとほんとにあんのよ、最近。お前を、広告代理店の今ごろ役員になってる……。

春日:なれるわけないだろうよ!

若林:当たり前だよ!

春日:なんなんだ!さっきから。言うなよ、じゃあ。

若林:なんかこっちのさ、水商売だよね、俺たちの仕事は。

春日:まあまあ、そうね。安定はしてないから。

若林:水商売に引き込んじゃってさ、お前を一流の広告代理店の取締役から。

春日:(笑)なるわけない、そんなの。

若林:底辺ロケ芸人にしてしまった責任が。

春日:その言い方もおかしいだろ!

若林:俺にはあるなあと思って。

春日:何、底辺ロケ芸人て。そっちのほうが失礼だよ。

若林:すいません。

春日:それは別にいいのよ。うちの両親だってそんなふうに思ってはいないんだからさ。

若林:思ってない?

春日:逆にありがたいと思っているかもしんない。そっちのほうだと思うよ。あいつめ、じゃなくてさ。若ちゃんが誘ってくれなかったらね。

若林:じゃ、ちょっと伝えといてほしいんだけど、ご両親に。「春日君との出会いは、人生最高の宝ものです」って言ってたつって伝えといてもらえる?

春日:そんな恥ずかしいこと言えるかよ!(笑)

若林:どういう神経してんだよ、お前(笑)。

春日:そんな恥ずかしいこと。うちの両親も困るだろう、そんなの言った時。お~お~ってなるだけだ、そんなの(笑)。変な感じになるだろう、春日家が。余計なことしないでくれよ! 勝手に行って。一報を入れてくれよ!

若林:ふふ(笑)あのぉ、だから、3世帯住宅もありかな? 4世帯住宅になるのか。

春日:4世帯?

若林:3世帯住宅もありかなとは思ってるよね。

春日:3世帯って、2世帯だよ、今。

若林:うちの家族っていうかさ。母ちゃんと姉ちゃんと。

春日:いや、おかしい。なんで一緒に住むんだよ。

若林:家族が少ないんだよぉ。

春日:まあね。

若林:家族が3人なんだよ、今。

春日:まあ、それはまあ。それはだって違うじゃん。おかしいじゃない、そんなの。

若林:バスケットできないからね。3人だと。スリー・オン・スリーはできるけど。

春日:スリー・オン・スリーはできるじゃない。スリー・オン・スリーできるからいいじゃない。

若林:お前はバスケットできるだろう? お前んちの家族。

春日:まあ、バスケットできるだろうね。それはもういいのよ。いやいや、一報をくれって話よ。

若林:ごめん、ごめん。

春日:今の今まで知らなかったから。実家からも連絡ねぇんだからさ。

若林:それは内緒にしてくれって言ったから、守ってくれてんだね。やっぱりトークのルールわかってるね、お前んちの。

春日:ルールとかじゃないよ。それも言わなきゃいけない。詳しいところを、ほんとのところをね。どうだったのかって。

若林:ほんとはちょっと礼儀正しくしてるからね。それ、恥ずかしいけどね、俺は。

春日:いやいや(笑)。それはいいんだけど、行ってることがね。内容じゃなくてさ。行ってることが、ウーンというのはありましたけどね。

若林:申しわけない、申しわけない。