オードリーのオールナイトニッポン 2018年10月6日
春日:あのぉ、今日ね、年に1回の『リンカーンの大運動会』に行ってきましてね。
若林:あー、はいはいはい。
春日:総勢、一番多いって言ってたかな、今までで。70人ぐらいいましたよ、芸人さんが(笑)。
若林:凄いね。
春日:凄いじゃない。ほいで、まぁまぁ、あんまり大人数、たくさん芸人さんがいる現場、得意じゃないんですけど。
若林:はははは(笑)
春日:ハハハハ(笑)
若林:あんま発揮してないもんな、お前。俺もだけど。
春日:もうね、ジタバタしないほうがいいなって思うの。いっぱいいる時って。
若林:達観してるね。
春日:必ず、必ずというか、何か巡ってくる時があるしね。無理やり、RGさんみたいに、今年も扮装してたんだけど(笑)、面白かったんだけどさ、そういうのがあればバッと入って行けるじゃない。何か武器というか、入る理由というか、イジるところがあれば。そういうのがない限り、あんまり無理して行ってもさ、いい結果が出ないというのはわかってるし、とにかく競技を一生懸命やって。選ばれるから。これ、春日と誰々やってくれとか、それをやって、そこで何か一生懸命やった上で起きたハプニングとか、負けたりとかして、そっから頑張ればいいや、みたいなのに思ってるわけですよ。大人数だとね。
若林:うん。
春日:去年とかだと中川パラダイスがいたから、ちょっと気が楽というか、結構、5時間6時間やるからさ。
若林:はいはいはいはい。
春日:ベンチとか座ってて隣とかに誰か知ってる人がいたほうが楽じゃない。
若林:うん。
春日:パラダイスといたからよかったけど、今年いなかったのよ。どうしようかなと行く前は思ってたんだけど、結果的に、あばれる君とかさ、あと、カミナリのまなぶちゃんとか、庄司さんとか、私にとって結構イージーな人たちが(笑)。
若林:いや、お前それ、失礼だぞ、何人か。
春日:話しやすいというか、気軽に「あばちゃんさぁ」なんつって話せるのはそういう(笑)庄司さんも。
若林:「仲がいい」でいいじゃん! 「イージー」って言い方が悪いんだよ。
春日:パッと場にいて思うんだよ、あ、イージーだなって思っちゃう(笑)。どうしても。
若林:「気楽だな」みたいな感じのほうがいいよ。
春日:「まなぶちゃん見てるよ、あの茨城の『じゅん散歩』のやつ」なんつって気楽に話しかける人がいたから、まぁまぁまぁ、よかったのよ。とりあえず周りの環境というかね。
こうやっていくうちにさ、基本的に息を殺してやってるわけですよ(笑)。出番がきたら、急に指名とかさ。上のほうの人が、それは指名というか、ドラフトじゃないけどさ、ここは誰々みたいな起用法が確立されてるからさ、この流れになったら行け!つって出してくれるとか、そういうのを待ってる状態ですよ。肩あっためてるみたいなさ。ブルペンでさ。そういう状況でずっとやってたのよ。
若林:はい。
春日:で、幾つかの競技、参加してて、前半の最後に毎年恒例の椅子取りゲームがあるわけですよ。で、そこで結構やっちまってさ。自分の中でね。
若林:おお。
春日:これはちょっとやったなっていう。
若林:やったな。
春日:やったなっていう。これは今でもちょっとひきずってるぐらいの。
若林:珍しいね、春日がひきずるの。
春日:これはそうなのよ。どうしたらいいのかなっていうのもちょっとあるんだけど。
椅子取りゲームでね、みんなで輪になって取るわけよ。そこでも、だんだん減ってくわけじゃない? 結構そこがミニコントがよく起こる競技というか、椅子を取り合って、どっちが先だったんだ?みたいな感じで両軍ワーッと集まってさ(笑)。
若林:揉める、みたいな。
春日:揉めて、スローモーションでやってみよう、みたいな。毎年スローモーションでこういうふうにやってたら、三村さんがカットインしてくる、みたいなさ(笑)。
若林:ああ、はいはいはい。
春日:「いや、お前入ってなかっただろ」みたいな(笑)いろいろあったりするわけよ。
そんなのをやりつつ、だんだん絞られていくわけ。人数がね。輪もちっちゃくなってって。私は大体10人前後ぐらいのところで普通に負けるのよ。
若林:ああ、例年?
春日:例年、例年。1回だけ木下さんと取り合いになって、私が椅子持ちながら引きずり回されるみたいなくだりがあったんだけど、それ以外は大体どっかでダメになるわけ。
若林:はいはいはい。
春日:今年はなんかうまいこと、あれ、音楽止まってダッシュするじゃない? うまいこと全部椅子の前ぐらいで音楽止まって、直線で走れば取れるみたいな感じが続いたわけですよ。
若林:ほう。
春日:それで、残り5人ぐらいまで残っちゃったの。「残っちゃった」ってもう言っちゃってるんだけどさ(笑)。
若林:まぁ、でも、運動神経いいからな。その辺まで残るんだろうな。運とな。
春日:うん。目の前で、斜めに走らなくていい、みたいなさ。椅子から近いところで音楽止まって、普通に走ったら取れるみたいなことが続いて、5人ぐらいになったんですよ。
ほいでね、それまでいろいろ椅子の取り合いだなんだってミニコントがあって、じゃあ何で決めようなんていって、ギャグ対決だ、みたいな感じで、まぁ、絶対盛り上がるわけ。
若林:はいはいはい。
春日:そういうのが続いてて、やっぱそれ見ながら思うわけじゃない。あ、どうしよう、自分がそうなった時はってさ。ある程度考えながら回るじゃない。音楽を聞きながら椅子取りゲームをするじゃない。自分が取り合った時どうなるのかな。どうしようかなっていう緊張感もあるわけですよ。
そんな思いながら5人ぐらいで回ってる時に、パッと止まったの、音楽が。ね。で、バーッと走ってたら、また目の前に椅子が。
若林:もう座れると。
春日:もう座れるわ、ああ、よかったなって思ったわけ。ま、よかったなというか、まぁね。
若林:難しいなぁ。
春日:2人ぐらい残っちゃったら、もうほんとに視線が集中するからさ、その2人にさ。どんどん難しくなってくるじゃない。人数が減ってくと。
若林:はいはいはい。
春日:それもあるし、勝ちたいっていう気持ちもあるし、複雑な気持ちで椅子まで走ってったのよ。その間、ほんと数秒よ。2秒3秒ぐらいだけど。
若林:まぁね、瞬間の。長く感じるんだね、でも。
春日:そう。ワーッと走ってたら、横からね、違う色の組の人が、私の前をスキップしてた人が来たのがわかったのよ。ほいで、あれ?争うかな?って思った。一瞬ね。私はこう椅子を取るじゃない。したら、その人が横から来たのよ。で、一瞬取り合いの構図になったわけですよ。で、取り合ってどうこうなる。で、パッと誰なんだ?って見たら、ハナコの岡部君。“女学生と犬”の子よ。
若林:はいはいはい。
春日:「あ、“女学生の犬”の子だ!」って思ったの。
若林:うんうんうん。
春日:ハナコ、面白れぇと思っちゃってからさ、キングオブコントでさ、ああ、あの“女学生の犬”の子だ!って思って、この子と争うのかと思ったわけですよ。うわ、どうしようと思ったわけ。どういうくだりになるんだろうなって。争う決着の方法とか、ワッとみんな集まって、どうなっていくんだろうなと思った瞬間に、自然と手を離してたのよ。ふふ(笑)
若林:だから、体が反応しなかったんだな。
春日:体が反応しないで、なんか譲る形になっちゃってたの。フッフッハッハッ(笑)
若林:はいはいはいはい、気づいたら。
春日:こう行って気づいたら、うわっ、岡部君だ!と思って、どうなんのかなと思ったら、パッと手離しちゃってさ(笑)。なんか体の反応みたいので。ヤバい!と思ったわけよ。これだから、今までね、争ってワーッと盛り上がるくだりが作られてって、普通に引いちゃってる状態だからさ。自分からリングに上がってないというかね。ヤバいと思って、何とかでもバレないかなと思ったわけですよ。自分から手を離しちゃったってことが。んで、「あーっ!」て倒れたの後ろにね。そのまま(笑)。
若林:アクシデントに見せようとした。
春日:アクシデント(笑)押されて吹っ飛んだみたいな。でも、そんなことないのよ。
若林:おかしいんだね?絶対。
春日:絶対。だって、負けないんだから、体的に。
若林:はいはいはい。
春日:ハハハハハ(笑)でも、そんなの、もうもうもう、コケちゃってるから。そんなの考えたところで、ウワー、もうそこで押し通すしかないじゃん。吹き飛ばされた。「ああー!」ってやって。「ダメだ」って言って、パッと岡部君の顔見たら、「え?俺でいいんすか?」みたいな顔してんの(笑)。
若林:はい。座ってんの?もう?
春日:座ってて、「あれ?いいんすか?」みたいな顔してるから、「いいよ、いいよ」つって言って。そこで(笑)。
若林:顔で?
春日:顔で、ちょっと小声で「いい、いい」つって言って、まぁ、ピピーッて鳴ったのよ。したらさ、ワーッと来るじゃない。いろんなところで起きてるわけ。取り合いが。3つ、4つぐらいあるのかな。で、一個一個イジってって。
若林:はいはい。どうなった、そこはと。
春日:そう。そこどうなったなんだなってって、「おお、そこ、春日!」つって「お前、自分で手離しただろ!」って言われてさ。ハハハハ(笑)
若林:ああ、バレてたんだ。
春日:バレて、それはでもバレるわな、下手過ぎたわと思ってさ。んで、ワーみんなで同じチームからね(笑)。
若林:なんで離したんだと。
春日:そうそう。言われても、こっちは「いや!」ハハハハハ(笑)
若林:うわぁ~。
春日:もう地獄(笑)。
若林:難しい~。
春日:それでスタート切っちゃったから、こっちも。「いや、離してないすけどね」(笑)。そこでだから、「すいません!」つって言ってね。
若林:そういう持っていき方もあったのか。
春日:そう。「すいません」て。だから、今となったら何が正解かわかんないけど、「すいません!」て言って、「いやちょっとあのぉ、ギャグ対決が怖くて離しちゃいました」みたいなこと、土下座とかするパターンでもよかったのかなと思うんだけど、「いや」って言っちゃってるから(笑)。もうそこは引けないじゃない。「おい!離しただろうお前!」なんつっていって「どうなってんだよ!?」みたいな。岡部君にも「離したよな?」つったら岡部君もさ「ま、はい、そうっすね」みたいな。そりゃ言うじゃん。
若林:はいはいはい。
春日:で、「いいよ、いいよ、いいよって言われたんすよ」みたいな。
若林:ああ、そこもね。
春日:そこも、それは言うじゃん。「おい!やっぱ離してんじゃねぇーか!」ってなって、いや、それ、あ、どうしようと思うじゃん。
若林:確かになぁ。
春日:どっちにしようかなって思ってたら、やっぱ凄い。あんだけ人数がいるから、ね、飯尾さんですよ。飯尾さんがバーッと来てくれてさ、急によ。「いいよ、いいよ、飯尾和樹です」つって言って。ハハハハハ(笑)
若林:それ、凄いね。
春日:すご…(笑)
若林:ははははは(笑)
春日:(笑)カメラの前バーッとさ、急に。違う組なのよ。敵のチームなんだけど、バーッと入ってきてくれてね。
若林:みんな、どこの道に行っていいかわかんなくなって、そんな感じにはなってたんだ。春日が。
春日:うんうん。そうそうそう。
若林:どうしたいか。
春日:どうするんだと。どっちで私も
若林:何かあんのかな、ルートがと。
春日:そうそうそう。ないわけよ。どっちだ、これ、どうしようと思ってたら、ワッと入ってきてくれて。うん、「いいよ、いいよ、飯尾和樹です」ってバーッとウケるよ。「お前関係ねぇーだろ!」みたいな(笑)。ウケて、「まぁまぁいいわ」つって流れたわけよ。
若林:いやぁ~もう、やめて、そんな話するの!
春日:ハハハハ(笑)
若林:これ、ラジオで話したらめちゃくゃ面白いけど。今聞いてて、現場はもう。現場なんだよな。
春日:現場。
若林:現場という世界があるんだよな。
春日:そうなのよ。あの時の空気。分岐点がいっぱいあるわけじゃない。
若林:ああ、もう辛い! 聞いてて。
春日:どこの道を選んだら正解なのかっていう、もう。
若林:あるよなぁ~。
春日:そう。それで、間違えたというか、そもそも
若林:あるなぁ~それ。
春日:そう。リング上がんなかったんなあっていうのがちょっとあってさ。
若林:俺らもあったもんな。『いいとも』の特大号で。
春日:特大号でなんかあった?
若林:俺とお前があっち向いてホイかなんかやることになってさ、わざと負けて、生だから早く終わらせればいいんだけど、なんかずうっと勝負つかなかったのよ。
春日:ハハハハ(笑)
若林:延々。しかも、ほら、特大号ってドラマの超有名女優、有名俳優の主役の人がいて、オードリーなんて、ねえ、その時、下の下の下の下よ。
春日:そうよ。ポッと出です。ポッと出。
若林:マジで2分ぐらいずっと引き分けなのよ。
春日:ハハハハハ(笑)
若林:マジで小声で「いや、どっちか早く負けろよ!」って言われたからね。
春日:ハッハッハッハッ(笑)
若林:ははははは(笑)
春日:いや、まぁ、でも、それは言うわなぁ。
若林:なんか、なんか、なんかね、そういう集団だから、なんか選択していかなきゃいけないよね。
春日:いや、そうなのよ。
若林:みんながいい感じの。
春日:そうそうそう。それをだから、やったなと。
若林:でも、春日、面白い心理だね。揉め事に自信がなくて、結局一番よくないことになっちゃったのか。
春日:そうそうそう。
若林:引っ張りあえばいいの?それは。
春日:引っ張りあったら、今考えたら、引っ張りあったら、あんだけいるから、一流芸人さん。
若林:先輩たちが。
春日:何かしら与えてくれると。ヒントというか、やるべきこと。
若林:そりぁそうだろうね。春日とハナコの子だったらね。
春日:そうそうそうそうそう。で、ま、岡部君にも多分、なんか対決したら負けるだろうなっていうのもあったんだよね。
若林:うんうん。
春日:キングオブコント観てさ、面白れぇと思っちゃってるから。
若林:ああ、そうなのね。
春日:それもあるし、そもそもだから、うわっ、ギャグ、何したらいいかなっていうので。
若林:いやぁ、もうやめてそんな話。
春日:ハハハハ(笑)
若林:ふふふ(笑)
春日:上がってればよかったなと思ったわけよ、リングに。
若林:もう一個は、「譲りました」っていうやつね。
春日:そうね、そうね。ぞうそうそう。
若林:「だって今ハナコ、物すごい勢いあります。春日がここでハナコに勝つ、これは要らないっす、リンカーンにと。運動会にと。だから、譲りましたよ」っていうやつね。
春日:「彼をいかしてあげてください」みたいなね、言えば「おい!」みたいな感じになった。いろいろ、まぁ、今思えばね。
若林:それは今思えばなんだよー!全部お笑いって!
春日:ハハハハ(笑)
若林:言わないのと一緒ね、こんなのは。起こっちゃってんだから、だって。
春日:そう。
若林:それで、その後も、なんだ正解はって思うわけじゃない。
若林:東京帰ってくる時?
春日:いやいや、その後からよ。
若林:収録中にずっと。
春日:その収録中、椅子取り
若林:いやぁ、まさに、ちょっと今日、俺、その話しようと思ってたの。春日はそういう振り返りがないって。でも、今日まさにそうだったんだ。
春日:まさに振り返りが、もう。だから、リングに上がってねぇってことがまずさ。ああ、ちょっとねえなと思って。
若林:自分的には許せなかったんだ、自分が。
春日:そうそうそうそうそう。んで、こう思ってたら、そんだけ、別に皆さんはその後もう忘れてると思う、そんなことは。
若林:忘れてるでしょう。忘れてるよ。
春日:で、どうしたもんかな
若林:いるけどね、たまに。後々言ってくるちゅうえいみたいな奴が。
春日:あと、藤本さんね。
若林:はははは(笑)
春日:ハハハハ(笑)
若林:あれ何やねんつって?
春日:藤本さんパーッと来て、「お前何やねん」つって(笑)。「すいません、ちょっと無理でした」って言ったら、「あんなもん、鬼瓦やっとったらええねん」みたいな。
若林:ああ。
春日:「鬼瓦やっとったら、俺が屋根瓦でかぶすがな」みたいな(笑)。
若林:はははは(笑)
春日:うわっ、そう、あり……(笑)。
若林:それ、ちょっとごめん。何とかなったのかな(笑)。
春日:ハハハハ(笑)
若林:はははは(笑)
春日:いや、でも(笑)誰かが助けてくれるはずだった。
若林:でも、藤本さんは、それは多分優しさで言ってくれてるんだよね「あれ何やねん」は。
春日:そうそうそうそう。誰かがイジんないとっていうのがある。回ってないけどね。というのもイジってくれたりしてたけど、してもらったけど、やっぱ引きずるじゃない。
若林:はぁ~。
春日:その後がちょうどこの
若林:やめてもう!
春日:楽しい楽しい食事タイムだったわけですよ。バーッと行列ができる有名店が並んでさ、みんな行くのよ。
若林:そうねぇ。
春日:それを私は楽しみにしてたんだけど、そんな気分だからさ。
若林:わかる、わかる。
春日:ハハハハ(笑)
若林:めちゃくちゃわかる。
春日:みんな楽しくワーッと集まって仲いい人たちでね。
若林:めちゃくちゃわかる。めちゃくちゃわかる。
春日:集まって旨いもん食べてるんだけど、なんかもう。
若林:ひゃははははは(笑)
春日:そういう…(笑)
若林:どう?味は美味しかったでしょう?美味しいもんばっか並んで。
春日:いや、味はしないのよ。
若林:はははは(笑)味のないグミね。
春日:唐揚げっぽいものの感触のものを食べてるぐらい。
若林:ふひはははは(笑)
春日:ハハハハ(笑)
若林:頭は、見に(?)、味に、見に(?)いってないからね。
春日:いってない、いってないのよ。
若林:あの椅子のあそこ…、だからね。
春日:そう。あれは何が…って思って、誰に聞くわけでもない。できないしさ。
若林:励まされてもダメな時は。
春日:そうそうそう。
若林:俺もさ、いい?石井ちゃん、俺も喋って。2時25分。いや、やめとくわ。
春日:いや、ナニ、いいよ。
若林:『激レアさん』のラベリングってあるのよ。
春日:うん。どういうことですか?
若林:『激レアさん』て観たことある?
春日:まぁまぁありますよ。
若林:最後に激レアさんをラベリング、一言で言うの。
春日:うんうん。
若林:この人はナニナニの人ですって。
春日:はいはいはいはい。
若林:なかなかなのよ。
春日:まぁそうだね。
若林:それで、先輩とかがゲストだったりとか、考えれば考えるほどハードル上がってくし、正直、後半のほう、後半5分とか、ラベリングどうしよう…。
春日:フハハハハ(笑)
若林:うぅ~ん、うぅ~んて感じになんのよね。
春日:わかるね。
若林:いい話になる時が多いんだけど。それで、2本撮りだったりしてさ、今日、正直、1本目のラベリングで気失うぐらいスベったのよ。
春日:ハハハハハ(笑)
若林:で、で、楽屋帰ってきて、なんか言い訳すんだよね、そういう時。いやぁ、あれなぁ、あっちだったかなぁみたいな。
春日:まぁまぁ、出さないとね。保てないからね。
若林:楽屋にいるのは誰かっていうと、岡田よ。
春日:ハハハハハ(笑)
若林:岡田、忖度しないから。
春日:はいはいはい。
若林:大介は、「いやぁ、面白かったですよ」とか、多分タレントのメンタルコントロール、メンタルトレーナーみたいなとこあるから、やってくれるんだけど、「岡田、なんかあんまりだったよなぁ?」とか、芸人てスベッたら、マネージャーに「あんまりだったよな?」とか言うの。でも、マネージャーは盛り上げるんだよ。
春日:まぁまぁ、「いや、そんなことなかったですけどね、ウケてましたよね」とか。
若林:そうそうそう。
春日:「客席は」みたいなね。
若林:岡田に「あんまりだったよね、ラベリング」って言ったら、「っすねぇ、まぁ」みたいな。
春日:なんだそれ!
若林:はははははは(笑)
春日:ふざけんじゃねぇー!(笑)
若林:2個あって迷って、もう一個はこうだったんだけどって言ったら、「あ~それだったらウケてましたね~!」とか(笑)。
春日:なんでだよ(笑)。
若林:ほんとに忖度しないから、あいつは。だから信頼はしてんだけど。
春日:まぁまぁ、よしあ…なるほどね。
若林:で、今日はその話しようと思って『ナナメの夕暮れ』の関連で、瞑想がシャットアウトするんだと。そういうのをやってる人がいて。
春日:なるほどね。瞑想したらね。
若林:瞑想達人みたいな人がいて、声をなくすことなんだって。過去か未来のことでしか人間て悩まないから、みたいなこと言ってて。春日と岡田は、だから、反省しないわっていう話しようと思ってたら。
春日:ああ、なるへそ。
若林:まさに今日、今も、じゃ、ちょっともう。
春日:まぁ、多少残ってるけど、でも、だから、その時にちょっと救われたは救われたんです。多少食事のときに。
若林:あっ、はいはい。みんなが言ってくれて。
春日:みんなというか、まぁ、大人しく、たくさんいろいろ並んでるけど、大人しく食べようと思って、カレー取って、テーブルで食べてたのよ。誰もいないテーブルで。
若林:誰もいないテーブルで食べてたの?
春日:誰もいないテーブルで食べてたの。
若林:うん。
春日:したら「ここ、いい?」なんて言って(笑)「唐揚げ食べる?」なんつて言って、パッと座ったのが西村瑞樹さんでさ。フッフフフフ(笑)「春日君さぁ、いっぱいあるよ旨いもん」なんて。ハハハハハ(笑)
若林:いやぁ、そういえばそうだなぁ。瑞樹さんは……。
春日:瑞樹さんが(笑)。
若林:瑞樹さんはさぁ、見てだよね?その現場。
春日:見てる、見てる。いたからね。
若林:でも、なんか、事故っていうことを把握でき……
春日:できてないかもしんないね。
若林:事故がなさそうだもんね。
春日:そうね。瑞樹さん。で、「どうこの唐揚げ……
若林:でも、一宮、名古屋でラジオやったとき「ある」って言ってたよね。反省がね。したらすぐキャンプ行くっていう話だったもんね。
春日:自分のはあるのかもしんないね。
若林:まぁ、自分のはあるね。
春日:うん。
若林:人ので思うことはないよね?
春日:ないんじゃないかなぁ。だから、別に春日をどうこうっていうよりも、普通に春日が食べてたから、「そのカレー何?旨いの?」なんて言って(笑)来てくれて。
若林:でも、あったかいな。なんかすごいいい話だよ、これ。
春日:そんで、「この唐揚げ旨いっすね」って唐揚げの味が戻ってきてさ。私もね。
若林:それ、山田洋次監督で撮ったら泣けるよ。
春日:ハハハハ(笑)スベった芸人の?ハハハハ(笑)話。ハハハハ(笑)
若林:いい話だよ、それ。
春日:あ、そう。
若林:瑞樹さん、それで。それで、結構春日も持ち直したの?それで。
春日:それで持ち直して、結局2人で全種類の食べ物食べて。「あれ食べようよ、かき氷食べようよ」。
若林:てか、パラダイスは?その時。
春日:パラ、だからいないのよ。
若林:あ、そうかそうかそうか。
春日:いないから。
若林:難しい。
春日:難しくて、でも、瑞樹さんが。
若林:ああ、心をね。
春日:そうそう。唐揚げをすすめてくれて。
若林:実は気づいてたのかな。
春日:どうなんだろう。
若林:春日が落ち込んでること。
春日:わかんない。で、食べてるところも、小峠さんと中岡君がいろんな話を芸人に聞くみたいな。「どう?」なんてコーナーやってて、そのカメラから2人で逃げ回りながら。ハハハハハ(笑)「来るよ、こっち来るよ」つって「あ、まずいっすね」って逃げ回りながら、全種類の食べ物を食べたっていう(笑)。
若林:はははは(笑)
春日:ハハハハ(笑)
若林:逃げるっていう意識はあるんだね。
春日:あるんですよ。凄く救われたの、西村瑞樹さんに(笑)。
若林:くぅ~。
(ジングル♪)