キングオブコント2018の感想

 

バナナマンバナナムーンGOLD 2018年9月28日

 

設楽:ということで、キングオブコントだね。終わりましたね。

日村:そうだねぇ。

設楽:我々、審査員やらせていただきまして、ハナコが見事優勝ということでしたけどね。

日村:そうですよね。凄い若いんだもんね、この3人ね。

設楽:若い?

日村:3年半、あ、4年目ぐらいでしょう? 芸歴ね。

設楽:ああ、コンビ結成はね。芸歴は8年とか10年とか。3人になって、あの犬やってた。

日村:そう、1本目のね。

設楽:あの子は、岡部君なの?

日村:うん。

設楽:菊田君だけわかるんだけど。眼鏡の。

日村:岡部君だよね。秋山君がちっちゃい子だもんね。真ん中のね。

設楽:そうだっけか。犬やってた子が入ったんでしょう? 2人でやってて。

日村:ああ、そっか、そっか。

設楽:だから、クマムシと同期だって言ってたね。

日村:ああ、クマムシナベプロなんだ、そういえばね。

設楽:そうそう。あったかいんだから~♪ でも、3人になって4年目? 4年たってるのかな? 5年目なのかな、わかんないけど。で、優勝。

日村:凄いよね。

設楽:でも、どうだった? 面白かったけどね、みんな。

日村:俺、やっぱハナコはちょっと、凄いなんか、見ててワクワクするんだよね、なんかね。

設楽:うん。ハナコ、2本とも面白かったよね。

日村:うん。特に岡部君。この子が動き出すと、なんか凄い漫画チックだし、でも、凄いお芝居上手いしね、3人ともね。

設楽:うん、そうね。

日村:凄いよかったよね。

設楽:うん。ハナコと、わらふじなるおとチョコレートプラネットがファイナル。要は、10組中3組が2本やるっていう。この3組がファイナルか。

日村:うん。

設楽:俺、でも、さらば(青春の光)がさ、1点差で4位だったじゃん。俺、さらばわりと好きだからさ、さらば行くかなと思ってたら、後で見たらギリギリ行かなかったんだね。

日村:4位なんだね、さらば青春の光

設楽:なんか、もう今回で終わりって言ったよね、キングオブコントもう出ないって言ってたでしょ。

日村:なんか、森田君が上げてたよね、ネットにね。

設楽:前振りのVでも、今年がラストだって言ってたけど、また出りゃいいじゃんね。

日村:でも、こんなに毎年、毎年、ちゃんと決勝に勝ち上がってくるのも凄い実力者だよね。

設楽:そうね。

日村:ちゃんと来て、すげぇウケてくんだもんね。

設楽:うん。あと、なんかいた? 誰か気になった人とか。

日村:えーとね、俺、ギースも結構。

設楽:ああ、ギースね。

日村:ギースって結構あれだもんね、長いんだよね。

設楽:ギースはだって第1回目、一緒に俺ら出た時出てたもんね。

日村:今見たら2008年結成だから、あの時1年目だったんだね、じゃあ。

設楽:ああ、凄いね。ギース面白かったよ。

日村:面白かったよね。

設楽:決勝にVネタ持ってくるっていうの、なかなかちょっと斬新というか。まぁ、面白かったけどね。なかなかほら、難しいじゃない。

日村:そう。しかもラストだったじゃない、たしか。だから、ずうっと待ってて、周りがどんどんウケてってネタやるっていうのは怖いよね。

設楽:だって、ちょっと緊張してたでしょう?ギース。

日村:あの、尾関君、ボケのほうの子が。

設楽:でかいほう?

日村:でかいほうが、ちょっと最初間違ったよね、なんかね。

設楽:いきなり出てきて、セリフちょっと噛んだというか、同じセリフ2回、「現場、ここが現場」みたいな感じになって、あれ?緊張してるかな?

日村:してるかな?

設楽:したら、あの相方の子が、タカサ君て言うの?

日村:タカサ君て言うのかな?

設楽:コウサ君て言うのかな? タカサ君? タカサ君? 高佐君のほうがさ、手袋したままさ、包丁を証拠品のビニールから出す時に開かなくてさ、あれもだから、たぶん、閉めてないはずが閉まってたのか、手袋つける前にあれを開くのか、手袋つけた状態でも開くのか、よくわかんないけど、それがなんかまごまごしたのがあったんだ、その後。俺、それ、その頭とそこで、ど頭、ちょっとテンパッタと思うね。少し。そういうさ、ああいう時って

日村:それ、怖いなぁ。

設楽:めちゃめちゃ緊張はみんなしてるけど、何かが起きた時って、ほんとにこう、まぁ、自分たちの中だけでちょっと違うズレが生じると、なんかちょっと違うとかっていうのが起きるから。まぁ、でも、面白かったけどね。

日村:すげぇ緊張しててさ、全然言わなくていい言葉とか俺とか出ちゃうことあるもんね。「おわぁ」とかさ。

設楽:ああ、日村さんは(笑)。言わなきゃいけない言葉は全然出てこなくてね。

日村:全然出ないとか、こんなとこ忘れないっていう人の名前のセリフとかが全然出てこないとかね。

設楽:忘れたりとかね。まぁ、あそこででも、たしかにみんなそれはそうだろうけど、全く忘れちゃうとかってないもんね。止まっちゃうとかさ。

日村:それはもう、死ぬほど練習してきてるからね。

設楽:死ぬほど練習してるだろうからね。

日村:それはないんだろうね、だって。また5分だから、また、あの時間も決められてるのも怖いよね。

設楽:うーん。

日村:時間は5分以内でやってくれって言われるとさ。

設楽:そうね。

日村:もうギリギリだもんね。

設楽:もう、時間、尺に合わせてみんな調整してきてるだろうからね。ま、でも、ちょっと、あれ、前回よりは長くなってるんじゃない。

日村:長くなってる。

設楽:1分ぐらい、みんな持ち時間が。だから、決勝行く組数が減ってるんだろうけど。

日村:そうそうそう。

設楽:でも、みんな面白かったけどね。全部。

日村:レベル高いよね。凄い高い。

設楽:だから、誰?あと、ロビンフットか。年齢のやつやってたのロビンフットだっけ?

日村:えーと、そうだね。うん。

設楽:面白かったけどね。

日村:面白かったよね。このハゲてるほうさ。

設楽:おぐ

日村:おぐってのは。

設楽:42歳か、2人とも。

日村:そう。R-1に出てたんだよね。

設楽:ああ! 女子高生の格好かなんかして。

日村:そうそうそうそう。すげぇ面白かった、それが。あ、この人コンビなんだぁと思って。そしたら、こっちでも決勝出てきちゃうんだから凄いよね。

設楽:凄いね。俺、でも、ロビンフットのネタが始まった瞬間に「あ、なんかつまんなそうだな」って一瞬思ったわけ。

日村:うんうんうん、最初。

設楽:この感じのネタ。

日村:うんうんうん。

設楽:だけど、やっぱ面白いよね。

日村:年齢をどんどんね。

設楽:あれ面白かった。でも、世代とかもあるのかもね。若い人だとあのネタってピンと来ないっていうか、その年代がわかるものとか。でも、いいんだけどね、それで別に。

日村:ねえ。

設楽:ただ、だから、総合で言うと、やっぱハナコが面白かったかね。

日村:面白かった。

設楽:優勝するだけあって。

日村:うん。

設楽:ああいう、1本目の犬のやつとかはさ、まぁまぁ、普通に面白かったけど、2本目のつかまえてっていうところからの、言ったらさ、あれ、わけわかんない世界じゃない。それだけだし。でも、あれで突き通して、ちゃんとああやって面白く見せることができるって、なんか、ああ、最近のコントやる人の中じゃ珍しいな、とかね。ちゃんとマイム的な走る感じだけで笑いがとれたりとか。

日村:ああいうの凄いよね。ああいうのなんか。昔、ヒップアップさんがこうやって。

設楽:ラグビーボール

日村:ラグビーボール持ってこうやって、ギター弾いてて、2人が投げぇパスし合うのとかさ。俺、あれ初めて、子どもの時だったけど、見た時に、おもしれぇと思って、2人の動きが超、ワーワーワーって決めるから、面白いなと思って、それを思い出しちゃった、すごい。

設楽:ああ。俺は、ジャドーズさんを思い出したよね。

日村:♪ジャジャジャジャジャジャジャジャ、だね。

設楽:ジャドーズさんのネタで、カップルがまさに海で遊んでんだけど、「つかまえて」っていうのがあるの。それで、女の子のほうが「つかまえてみて」つったら、男が「おーし!」って言いながら、全然つかまえに行かないんだけど、ずっとマイムだけど、陸上のスパイクがついたスニーカーに履き替える。マイムだよ、全部。それで、すっげぇ、履き終わって、バーン!てやったらすぐ走ってってつかまえるっていうネタで。

日村:ああ、あったね。

設楽:だから、いろいろ長い歴史の中で、いろんな人の芸があるから、まぁ、そういうので、あ、こういうのに似てんなとか、こういうのだなとか、あるけど、やっぱ、その人がやると、その人なりの色とか新しさが出るから、そういうのを知らない人が見たって別に面白くするとか、知ってる人が見ても面白いとか。

日村:うん。

設楽:でも、菊田君がさ、変なテンションになってさ。

日村:うん、あの眼鏡の子ね。ヒョロヒョロの子ね。

設楽:そうそう。コメントとかもすげぇ変なこと言ったりとかしてさ、あ、やめろ、やめろと思ってさ、ああいう時って、ほら、テンション上がってるっていうのもあるし、何か爪痕残さなきゃいけないとか、すげぇ思うから、結構なんか、で、短いじゃん、時間が。だから、そこでさ、なんか変なことを放り込んだりする人が非常に多いっていうのは、このラジオでも前言ったけど。だから、菊田君が変な感じになっちゃうから、俺、ちょっとギャグっぽくだけどさ、ちょっと最後にさ「テレビの出方、ちょっと気をつけたほうがいいよ」なんて言って、『ノンストップ』に月曜日来たわけ。

日村:うん、ハナコがね。

設楽:そうそうそう。それで、その時にさ、「その後もすごいいろんな方から言われました」って。

日村:菊田君が。

設楽:だから、ほんとありがとうございますって(笑)。

日村:優勝したはいいけども。

設楽:そうそうそうそう。

日村:ほんとに設楽さんの言うとおりだぞっていうことがあったのね。

設楽:でも、まぁ、その時も「別に好きにやっていいんだけど」っていう話をしたけど、ここからハナコはさ、いろいろ出るじゃん。

日村:まぁ、年末までアホほど出るでしょう。

設楽:年末年始、いろいろ呼ばれると思うからさ、この短期決戦の時にさ、ほかの2人がわりと可愛らしいというかだから、異質になっちゃうんだよね。

日村:うん、菊田君がね。

設楽:ハナコがもっと浸透してったら、菊田君のあのヤな感じが面白くなる可能性があるから、別になくさなくていいと思うけど、あの時、なんか変な、超さ、頭おかしい感じで笑ったりとかさ、すげぇな、こいつ怖い、怖いみたいになっちゃうのはマイナスになっちゃう。

日村:ずっとそんな子なんだろうね、この子、別にね。

設楽:たぶんそうだと思うよ。もともと。

日村:悪気なんかないもんね。

設楽:だからヤバいじゃん。悪気がないのが一番ヤバいんだから。

日村:ねぇ。

設楽:うん。でも、そんな感じで、いろいろ出て全然、ほかの番組出てるの観たら、全然喋ってなかったもん。だんまりで。

 

 

キングオブコント、面白かったな。ロビンフットが出てきた時の印象は設楽さんと同じだった。その後爆笑するんだけど。チョコレートプラネットの1本目が一番笑った。そしてロビンフット。3番目はハナコの1本目とさらば青春の光の1本目。

ハナコの優勝は文句なし。ただ、GyaO!で小峠さんが絶賛していた、さらば青春の光の2本目が観たかった。それだけ。