変わったディレクターさん

 

オードリーのオールナイトニッポン 2018年9月9日

 

春日:いやぁ、あのね。ハハハハ(笑)

若林:落語家さんみたいな。

春日:いやぁ、あのね、今年の夏ね、ヘリコプターすごい乗ってまして、私。5回ぐらい乗ったな。

若林:ヘリコ、ヘリコじゃなくていいの?

春日:ヘリコ。うーん。

若林:ヘリコプターでいいの?

春日:ヘリコだなあ。ほんとはヘリコでいきたいんだけどね。

若林:春日のさ、特番、ニュース、もう出たけど、春日しかロケが行かないっていう2時間の特番、テレ東でやんだよ。ゴールデンだよ。

春日:凄くない?

若林:凄い。ついに松尾伴内さんと肩並べたと思ったもん。

春日:ハハハハ(笑)

若林:ロケの腕で言うと。

春日:いやぁ、やっぱレジェンドだからね。

若林:いやぁ、あの番組、それで、春日がその番組の中で「ヘリコ、ヘリコ」って言うんだけど、「ヘリコ(プター)」って全部なってんだよね。

春日:ハハハハ(笑)

若林:はははは(笑)「ヘリコ(プター)」ね?

春日:プターね。

若林:(プター)とも言うかな?(笑)

春日:(プター)にすごい乗ったの。

若林:はははははは(笑)

春日:この夏は全部(プター)に捧げたと言ってもいいぐらい。

若林:あ、そう。

春日:ほんと。特に日曜が多くて。だから、このラジオ終わりで

若林:あの番組すごいよ、あれ。

春日:東京ヘリポートだから、新木場とかあっちのほうですよ。東京ヘリポート入りとかだったからね、朝がね。その近くのホテル泊まらせてもらって、朝一ですよ。一日のロケだから。日が出てる時までしか飛べないのよ。

若林:そっかぁ。

春日:だから、日が出てるまでに帰ってこなっきゃないっていうね。

若林:なるほど。

春日:内容が、(プター)を使って、僻地を、山とか。結構、交通の便の悪いところに。

若林:山間部の町とか村とかに行くんだよね。

春日:そうそうそうそう。集落みたいなところへ行って、そこの人たちの願いというかね、(プター)を使って行きたいとこないですか?とか。

若林:ヘリコというか、うん。

春日:ヘリコに乗って会いたい人いませんか?みたいなのを叶えるじゃないけど、いろいろナビゲートというか案内する。一緒に夢を叶えるみたいなやつでさ。

若林:はいはいはい。

春日:結構行ったのよ。で、MCも私だからね。日曜のゴールデンの2時間特番の。

若林:MC兼ロケね。

春日:そう、ロケも。

若林:2時間特番。

春日:ロケ全部行くってないじゃない。5本ぐらいあるけど、大体バラけるでしょ?いろんなタレントさんに行ってもらって。

若林:あばれる君とか。

春日:あばだね。

若林:パンサーの尾形君と、春日と、あと、U字工事

春日:U字工事も行くだろうな。小宮君とかね。

若林:小宮君。

春日:うん。ハハハハ(笑)行きますよ。それなのに「私」だってDちゃんから聞いて、「それはマジなのか」と。「いや、これは本当です」と。Dちゃんも向こうの人に確認したと。「春日でいいんですか?2時間の特番やるのに」と。全然いいんですと。いろいろ聞いてたら、演出の人?あの人。演出の人がちょっと変わった人で、みたいな。

若林:変わってる人っぽかったもん。

春日:テレビ東京でも異端児というかね。

若林:でも、人多かったよ。スタジオにいるスタッフさん。あの番組。

春日:多かったよ、あれね。

若林:春日特番。

春日:もっと少人数でやりたかったけどね。

若林:でも、いよいよバレるね。もう本当に。

春日:いよいよバレるよ。

若林:春日か松尾伴内さんかって。

春日:(笑)なんで松尾伴内さんなのよ?

若林:俺、すっごい好きだから、松尾伴内さんのロケ。

春日:いや、まぁ、わかるけどね。若林さんの中でね。

 

春日:その演出の人に聞いたところ、1年ぐらい、もっと前かな。また別の番組で、琵琶湖を歩いて横断するっていうロケをやったのよ(笑)。

若林:へえ~。

春日:水蜘蛛みたいなのをつくってね。

若林:なんかあったね。

春日:琵琶湖の島まで。結構な距離ある。何キロか。そこを歩いて横断する。それも同じ人なんだっけ? 同じ人で、それ見て、春日でヘリコをやりたいって(笑)。

若林:どういうことなんだよ!(笑)

春日:変な人だから(笑)。私も言ったよ。「Dちゃん、それ、どういうことなんだよ?」つって。それ見てピンと来たみたいなね。

若林:へえ。「春日だ」って。

春日:春日で。んで、春日で全部ロケもやるし

若林:だから、どの仕事も誰が見てるかわかんないっていうことだよね。

春日:わかんない。

若林:俺は、でも、『ロボット旅』観てて思ったの。「あ、ポスト松尾伴内だ」。

春日:ハッハッハッ(笑)

若林:俺、ほんと『ロボット旅』観てて、「いや、お母さん!」とか言って絡んでるの観て、こいつたぶん55とかまで飯食えんのかもなあと思ったもん。

春日:ハハハハ(笑)

若林:「いや、お父さんやめてよ」とか言いながら。

春日:ハハハハ(笑)

若林:おいしいもん出してもらってさ。

春日:ハハハハ(笑)

若林:食いしん坊ばんざい!みたいなさ。

春日:食いしん坊ばんざいじゃないよ。

若林:辰巳琢郎か春日だろうな。

春日:いやいや、まだまだ、辰巳さんはまだよね。やりたいけどね。

で、それ、観て、春日でって言ってくれたみたいでさ、それもありがたいじゃないですか。

 (略)

春日:5日ロケ、5日ぐらい行ってるから、ずっと同じディレクターさんなのよ。私より幾つぐらい上かな。年上のディレクターさんで、やってたんだけど、だんだん、なんだろうなぁ、何回も行ってると、ちょっと嫌になってくるっちゅうかさ。(笑)。

若林:(笑)何なの?この話。

春日:いや、これは申しわけないんだけど、密室にね(笑)夏の暑い時だからさ、みんな汗だくで乗ってるのよ。

若林:うん(笑)。

春日:ギチギチだから、そのディレクターさんがずっと右隣なの。だから、ずっと肩のさ(笑)。そういうので、なんかだんだん、なんつうの?

若林:旅行してるとさ、すっげぇ仲いい友達でもさ

春日:やんなるみたいなもんじゃん。

若林:1週間とかいるとさ

春日:感じのいい、もちろん人なんだけど。

若林:思ってくるっていうことね?

春日:最初、すごい気さくなというか、話しかけてくれるし、いい人だなぁと思ってたけど、だんだん、アアーッって思ってきてさ(笑)。

若林:オンエア前にそんな話すんなよ、お前。

春日:ハッハッハ(笑)それは自分でもダメだなって思うんだけど。

若林:どういうことで?

春日:なんかねぇ、別に、特別イヤなことを言われるとかもちろんないよ。ないけど、やっぱずっと密室の暑い、言っても、上のほう行っても暑いのよ。耐えられないほどではないんだけど。ずっとカメラをこう(笑)向けられたりとかね、時には目の前からさ、グワッと来られたりとか。

若林:ああ、密着のストレスなんじゃないの?

春日:もあるし、景色を見て、何とか何とかって言ってて、1日目は言いますわ。「あそこにスカイツリーだ!」とか、「すごい!東京タワーだ!」とか言ってるけど、ディレクターさん的にはいろんな絵が欲しいんだろうね。3日目とか4日目ぐらいになってくると、もう慣れてくるじゃない。だから、一々何とかだ、何とかって言わないでしょ。だけど、ディレクターさんが「春日さん!東京ドームがありますよぉ」とか(笑)。

若林:いや、いいじゃん。

春日:だから、でも、それは、もうもう、なんだろうな、「やっただろう」ってちょっと思ってる部分もあるから(笑)。

若林:何日目かに?

春日:1日目ぐらい。それで何とか、「ほら春日さん、あそこに新しい国立競技場が」みたいな(笑)。

若林:でも、それはわかんないじゃない。どの部分が一番最初になるか。

春日:まあ、そうなんだけど、でも、やっぱり、ちょっとストレスもたまってたんじゃない?

若林:まあ、でも、春日ってそうだもんな?

春日:ハハハハ(笑)そういうわけでもないけど、いかんと思うけど。

で、あと、東京ヘリポートのヘリ会社の部屋が一室貸してもらって、そこでメイキャップだとか。

若林:メイクね(笑)。

春日:着替えだとか。

若林:また歌わなきゃいけなくなる(笑)。

春日:ハハハハ(笑)

若林:メイキャップルーム(笑)。

春日:メイキャップルームね(笑)。

若林:いいよ!もう、そこは。

春日:メイキャップとか。

若林:メイクね。

春日:ヘアセッツとかもするのよ、そこでね。

若林:ヘアセットはヘアセットでいいの?(笑)

春日:ヘアセットするんだけど、なんだろうな、それは別にいいんだよ、いいんだけど、3日目、4日目ぐらいになってくるとさ、ディレクターさんがさ、「ずっと居るな」っていうね(笑)。

若林:なんだよ、それ。ストレスになんの?それが。

春日:なんか、なんか

若林:いい人なんでしょう?

春日:いい人!すごくいい人よ。すごく気も使ってくれるし、すごくいい人だったんだけど、ねえ。

若林:お前、今、とんでもないラジオやってるよ。

春日:ハハハハ(笑)だから、慣れもあって、甘えもあるんだろうね。その人に。

若林:それ、ちょくちょく入れるフォロー何なの?それ。無理だよもう。全部言ってくれよ。

春日:ずーっと私のヘアセットとかを、打ち合わせでもないんだけど、打ち合わせだったらわかるじゃん。今日、どこどこ行きますよだったら。ずーっと見てるのよ。立って。

若林:はははは(笑)

春日:ハハハハ(笑)

若林:春日のファンなんでしょ、だから。

春日:なのかなぁ。

若林:ありがたい話よ。

春日:それが3日目ぐらいに「ずっと居るな」って気づいちゃったからさ、4日目、5日目ぐらいになると、それがさ、一回気づいちゃったら、それが気になるじゃない。

若林:うん、うんうん。

春日:「ずっと居るわぁ」。おにぎり食べててもさ、ずーっと居るのよ(笑)。

若林:見てんのね?春日を。

春日:見てんのよ。

若林:春日を知らなきゃいけない。

春日:向こうもお仕事だろうから。でもさぁ、「ちょっと出ていってくれ」とも言えないじゃない?

若林:まあね。

春日:だから、「ずっと居るなぁ」っていうのを抱えながら、モヤモヤしたところもあって、決定的だったのがさ、3日目、4日目ぐらいかな。女の子を、7歳ぐらいの。女の子を乗っけて行くっていうところがあってさ、女の子も始めてヘリコプターに乗るのよ。

若林:小さい子だよね、結構。

春日:そうそうそう。7歳ぐらいなのかな。東京もあんまり行ったことないと。山梨か、桧原村か、その辺に住んでて。東京に行ったことない。ヘリコプターも乗ったことないって言うから、こっちは喜ばせたいじゃない。

若林:うん。

春日:ね? で、だから、乗って、「ほら、どうだ、すごい、飛び立って今どう?」なんつって言って、「ああ、全然怖くない」なんて言って、「おお、すごいね」なんて言ってて、「ほら、あれが中央高速だよ」なんつて言って、「上野原のところだよ」なんつて言って、「ああ、なんかすごい」なんて言ってて、女の子もノッてくれてね、こっちもどんどん喜ばしたいっていう気持ちが強いじゃない。でやってたらさ、ディレクターさんが入ってきてさ、左サイド、こっちは左サイドしか見えないから。

若林:ガラスね。

春日:左サイドのプレゼンをしているわけよ。

若林:うん。

春日:ね。だけど、ディレクターさんがさ、バーッときて、「ほら、あそこによみうりランドがあるよ」なんてつ言って、それは右サイドなの。よみうりランドつったら、女の子はそっち側を見るわけよ。「わあ~」なんつて言って。悔しくてさ(笑)。いや、こっちがプレゼンしてんだから!と思って。ちょいちょい右側のプレゼンをすごい入れてくんのよ。左だけでいいだろうと思ったわけ、こっちは。ロケ的にも。女の子は喜んでる。ほら、あそこにナニナニがあるよとか、府中競馬場だよとか、いろいろ言うわけ。味の素スタジアム。すごい女の子が右側に食いついてさ。たぶんディレクターさんも私と競ってんだろうな。おそらくね。

若林:競ってはないと思うよ。

春日:女の子の、7歳の子の喜ばせ合戦みたいになってさ。んで、東京に近づいてきてね、バーッつって。

若林:右が強かったんだな。

春日:右が強かったんだよ。で、もう、ちょっと劣勢なの。だけど、「いや、高いでしょう」とか「これ、もうスカイツリーと同じぐらいの高さ飛んでんだよぉ」みたいな景色以外のプレゼンでバンバン入れてってさ、何とか勝とうとするわけよ。そのディレクターさんが東京に入るや、川を渡る時にさ、ついにですよ。ついに「ナントカちゃん、東京そろそろ入るよ」ってディレクターさんが言って、「東京まで5!4!」とか。

若林:あった、あった。

春日:カウントダウン入れてきてさ。

若林:あった、あった。

春日:カウントダウン、てめぇ入れてきやがった(笑)。

若林:春日の特番だぞ!

春日:特番だぞ!春日もそれ、全然思いついてましたけど!みたいな。ハハハハ(笑)女の子も「5!4!」とか言ってんのよ。悔しいから「2」ぐらいで参加してさ。あたしも「2!1!」って女の子よりでかい声でね。東京で「ワー」なんつて言って。そのやり合いがあったりとかしてね。

若林:あったね。

春日:その特番がね、明日の19時54分から21時45分までですね。テレビ東京系でオンエアしますので、ぜひとも、これ、録画じゃなくてね。

若林:ほんと、相方だからじゃないけどね、めちゃくちゃ面白かったですね。人間が映ってたから。

春日:ありがたいね。ハハハハ(笑)

 

 

ヘアセッツの様子、おにぎりを食べている様子、ずっと見ていたい。わかる、わかると思ってしまった(笑)。