一緒に住むのは無理

 

オードリーのオールナイトニッポン 2108年4月28日

 

若「(青森のライブまで)あと1カ月ぐらいだから、一緒に住みたいんだよね」

春「一緒に住む?」

若「武道館までよ、それも」

春「来年の3月まで?」

若「うん」

春「ほぼ1年じゃない」

若「そうそう。一緒に住もうよ」

春「いや、住む理由は何なの? 住んで何なの?」

若「お互いピンの仕事もふえてきてさ、お前はお前の得意なこと、俺は俺の得意なことをやってさ、こうやって土曜の夜1時に、ここをホームだって集まってるわけじゃない」

春「うんうん、まあまあまあ、そうね」

若「うん?」

春「うん?うん」

若「それで、稽古をふやしたいから、一緒に住もうかなと思ってんの。武道館までは。どう?」

春「いやあ、ちょっと、ま、大丈夫かな、それは」

若「あ、そう」

春「それは大丈夫、だわ。稽古をやるんだったら、しかるべきところに別に行くし。こっちがね」

若「別に2人じゃなくてもいいよ。一軒家借りて、ゴンちゃんとか後輩とか4人ぐらいで住むんでもいいけどね。ふふふふ(笑)」

春「みんなで一軒家借りて?」

若「そうそうそうそう」

若・春「はははははは(笑)」

春「いや、きついねぇ」

若「ははははは(笑)」

春「ぞっとするね、考えただけで」

若「ははははは(笑)」

春「ゴンちゃんとかと住むなんて」

若「誰だったら住める? 芸人で一緒に住むとしたら」

春「一緒に住める人いないかな、いないなぁ。パラダイスとかでも無理だろうね」

若「あ、そう。やっぱ自分の時間が」

春「うん、自分の時間というか、何かが気になっちゃったら、もう」

若「よく言ってるもんね」

若・春「はははは(笑)」

春「普通に楽しく過ごしてても、なんかアレだなつって。ちょっとしたことでね。「いっつも麦茶ちょっとだけ残してんな」みたいな」

若・春「はははは(笑)」

春「「飲めや!このちょっとの分」みたいな」

若「結構繊細なんだね、春日って」

春「はっはは(笑)って気づいちゃったら、そればっかり目いっちゃって。最初は別に。最初から思わないよ「飲めや」とは。なんか残してんなー、パラダイスいっつも。もったいねぇな。また残してるよ!っていう感じで、だんだんグラデーションでさ、腹立って、そういうので」

若「俺も楽屋でお前が靴下脱いだ後さ、パーン!て振って伸ばすじゃん」

春「ハハハ(笑)はいはいはい」

若「俺が弁当食ってるのに」

春「ハハハハ(笑)」

若「靴下パーン!つったら埃が、日とか差してると埃が」

春「見えるよね」

若「あと、臭いしさ。何より」

若・春「はははは(笑)」

春「臭かないでしょ(笑)」

若「そういうの気になるもんね(笑)」

春「まあ、そうね。だんだんそういうの目についちゃうというかさ。だから、無理。いくら仲いい人でも」

若「岡田はさ、気になるんだけど、なんで背中のシャツがいつも出てんのかなぁ。ジャケットとズボンのスーツの間からシャツのお尻のとこが必ず出てんの、あれ何なの?アレ。体型?」

春「体型もあるんじゃない? 腹を超えてないんじゃないの?ベルトが」

若「はいはいはい」

春「腹の下にベルトがある、みたいなことだから出るんじゃないの? わからないけどね」

若「なるほどね。そういうの気になったら無理なんだね」

春「だから、いっつも背中出てんなと思うと、ちょっと無理だね」

若・春「ははははは(笑)」

春「嫌いになるね、岡田のことを」

若「はははは(笑)」

春「一緒に住んでたらね」

若「結構細かいんだな。言わないでしょ、それも。それ、やめてよっていうのは」

春「言わないし、言い方もわかんないしね」

若「ああ」

春「ちょっとだけ残してるの「飲めよ」って言うのもなんか違うじゃない。コップに残ってるお茶を。言われたほうもわかんねぇと思うしさ」

若「はいはいはい。はははは(笑)」

春「黙って、だんだんだんだん嫌になっていくっていうね。もう目に見えるようだね」

若・春「ははは(笑)」

春「自分でわかるもん。だからダメですよ。人と住むのはダメだ、たぶん」

若「ああ。ずっと1人だしね。何十年も」

春「ま、そうね」

若「それはそうだろうな」

春「相手にもたぶん思われるだろうし」

若「ありそうだね、春日なんてね。結構あるもん、俺」

春「ハハハハ(笑)まあま、あるだろうね、それはね」

若「結構、結構」

春「こいつ、こんなことするなぁ、みたいなさ」

若「なんか、髭剃り長げぇじゃん」

春「(笑)髭剃りは長いね」

若「はっはっはっ(笑)」

春「わかる、わかる、わかる」

若「長げぇな、こいつって思うもん」

春「うん。それに気づいちゃったら、そればっかりさ、「また長げぇよ」って思うでしょ?」

若「そう」

春「ハハハハ(笑)」

若「あと、同じ現場なのに、1本目と2本目の間に、頭洗って七三を一回落とすのよ」

春「ま、そうね」

若「20分とか休憩の時。何なのコイツと思う。ははは(笑)またメイクさんやるわけじゃん。七三に」

春「そうね」

若「ドライヤーで乾かして」

春「用意してもらって」

若「コイツ、金払えバーカ!と思って」

若・春「はははは(笑)」

春「もう立派にむかついちゃってるじゃない」

若・春「はははは(笑)」

春「気になるどころの騒ぎじゃないじゃない。腹立っちゃってて(笑)」

若「あと、あったかくなってきたから、やっとイライラがおさまったけど、冬着てるダウンね。光ってる」

春「ダウンね。あったかいやつ。いいじゃん」

若「何ダウン着てんだよ!(笑)」

春「着るだろ!寒いんだから(笑)。もう末期だよ」

若「はははは(笑)」

春「ダウン着てることをむかついちゃったら、冬、ダウン着てることにむかついたら末期だ、それは」

若・春「はははは(笑)」

若「そういうことあるよな」

春「あるね。無理だね」

若「気になっちゃう?」

春「気になっちゃう。住むのは無理だね」

若「まあ、じゃあ、住むのはあれだけど、まあま、頻繁にやっていきましょうよね」

春「それはね」

若「武道館まではね」

春「ええ」