オードリーのオールナイトニッポン 2017年10月21日
若「俺、もし可奈子ちゃんと飲みに行ったら、ちょっととめどなくなっちゃうかもね」
柳原可奈子「あ~」
若「誰にも言えないじゃん、そういうのって。はははは(笑)」
可奈子「はははは(笑)」
若「密かに思ってる。春日はそういうふうに見ないもんな、たぶん」
春「まあ、そうだね。聞くだけになっちゃうね。そうなんだーつって」
若「お前そういうとこずるいもんな」
春「いや、ずるいとかじゃない。気づかないからね。気づく・気づかないの話だから」
若「あー、見てないんだもんな」
春「言われたら、確かにそうだなとは思うけど、パッと気づかない」
可奈子「春日さんて、ホントになんかそういうとこ不思議な人ですよね」
若「あー、不思議?」
春「そーお?」
若「あんまそういうのがないから?」
可奈子「うん。お笑い、好き、ですか?」
若・可奈子「はははははは(笑)」
春「なんだその質問は! 好きだよ。そこそこ好きだよ。ハハハ(笑)」「好きだよ、お笑い。気づかないのよ、そういうのにね。細かいところには気づかないけれどもさ」
可奈子「なんかいいなと思う」
可奈子「(今引っかかっているのは)悪口焚きつける女性っていうのが、私、最近ネタでよくやっているんですけど」「誰々さんと最近会ってる? 誰々さんと仲いいっけ?みたいな。その餌食いついたらだめだぞ、みたいな。はははは(笑)悪口言わせたい女性みたいな」
春「なるへそ、上手いもんだねぇ」
若「楽しいんだろうね。エンターテイメントなんだろうね、その人にとって。焚きつけてみんながワーッとなってるのが。で、それをおさめるんだね、また。まぁまぁまぁまぁ。ずるい、ずるいなあ(笑)」
可奈子「ツヤツヤしちゃって。あはははは(笑)」
若「世界史読んでると、そういう国あるもんね。焚きつける国ね」
可奈子「あるあるある(笑)」
若「春日とかはそういうの引っかかんないもんね。引っかかる人あんまいないでしょう?」「こういう人なぁっていう」
春「あー、ま、ないね。食いつくことがあんまないかも。気づかないかもしれない。それが、焚きつけられ、餌をまかれてる、みたいなことが」
若「はいはいはいはい」
可奈子「あー」
春「あぁ、いますねぇ」
若・春・可奈子「ははははは(笑)」
可奈子「すごいなあ。何度も人間だったんでしょうね」
春「いやいや」
若「ほんとだよねぇ」
可奈子「すごい、なんか、できた方ですよね」
若「興味ないか、だよね、あと、人にね」
春「まぁ、そうかも。そうだね。興味があんまりないかもしれない。いろんな人を」
可奈子「だから付き合いやすいんですかね」
若「かもしんないなぁ。だから、助かってるかもしんない。これが、どきキャンの佐藤とかとラジオやってたら、もういないだろうね、今ね。はははは(笑)」
可奈子「相乗効果で乗っちゃって乗っちゃって」
若「うん、止まんないから。春日という拘束具があってこのぐらいって感じかもしんないね」
可奈子「だから、いっつも思うんですよ。すっごい高層ビルから卵をパン!と落とした時に、フン!てクッションで鎮めてくれる無敵のシートみたいのあるじゃないです。あれを思い出すの、いつも春日さん見てると」
若・春「はははは(笑)」
春「そんなイメージなの?」
若「緩衝材。ショックをね」
可奈子「そうそうそうそう」
若「でも、臭みを取ってるかもしんないわー、そしたら」
可奈子「ウワーッてあたしもヒートアップしちゃって、それこそ3人で喋らせてもらう時とか、ワーッて、ヤバい!悪口言い過ぎちゃったって時にふっと見ると、春日さんがグッとまとめてくれる感じがすごいある」
春「いやいや、そんな別にいいもんじゃない」
若「それ、ずるいよなぁ。それで人気があるのが腹立つのよ、俺。その人気が」
可奈子「あー」
春「カカカカ(笑)」
若「こんな真っ当な人間がちゃんと好感度上がるならね、そういうふうに生きてくればよかったと思って」
若・春「はははは(笑)」
可奈子「どの辺からそうなっちゃいましたか?」
若「そう思うとね、そういうマイクロチップを幼稚園の時には埋め込まれてたね」
可奈子「ははははは(笑)」
若「ははははは(笑)」
可奈子「うちの母親がわりと、そういう結構ナナメっていうか、テレビとか見てても、この人どうなの?みたいなこと、結構、英才教育が早かったんですよ」
春「あー、なるほどな」
若「サラブレッドね。でも、春日のお母さんもちょっとヤバい人だから」
春「ヤバかねぇーよ。いや、でもね、でもね」
可奈子「はははは(笑)」
若「ナナメだからね、春日の(お母さん)」
春「ナナメというか、それはさ、ベタというか、大体女性そんな感じじゃない?そんなことないかな。うちの母親もそんな感じだ。今思い出したわ。テレビ見てても言うし、誰か来るじゃない、家に。で、なんかもらうじゃない。お裾分けみたいな。こっちは、お裾分けだ、やったラッキーと思うんだけど、母親が「またこれだよ」みたいな。「どうもありがとうございます」みたいなことでもらって」
若「うんうん、ホントそう、お前のお母さん」
春「いやいや、ちょっといやいや」
可奈子「はははは(笑)」
若「ホントにね。はははは(笑)」
春「そんな言い方するなよ」
若「言うから、そっちが」
春「裏表じゃないけどね、本音と建前みたいな。それ見て、うわ、ちょっと怖い、と思ったんだよね」
若「でも、それを子どもの前で言っちゃうのは、子どもの教育においてよくないだろうね」
春「おいやめろ!親の批判は!」
若・可奈子「はははは(笑)」
可奈子「最悪だね、それ」
若「はははは(笑)」
春「やめろっつんだよ!聞いてんだ!うちの親は、このラジオを楽しみに」
可奈子「最悪だよ」
若「聞いてんじゃねーっていうのもあるけど(笑)」
春「いいだろう!別に聴いても」
可奈子「あはははは(笑)早く寝ろ!」
若・可奈子「あはははは(笑)」
春「なんでだよ!寝かしつけんなよ!うちの親を。楽しみに聴いてんだから。ハハハ(笑)」
若「こういうのが一番疲れがとれんのよ」
可奈子・春「はははは(笑)」
可奈子「いいねぇ~」
若「俺とか可奈子ちゃんは(笑)」
春「なんだよ!」
可奈子「ホントそう、ホントそう」
若「あいのりがネットで始まったのよ。ベッキーとオードリーとほかのゲストも来るんだけど。ああいう、男芸人が恋愛とかの語る時って、説得力ある人とない人がいるじゃない」
可奈子「はいはいはい」
若「俺と春日、ないほうだと思うのよ。ないほうはないほうで、どんなこと言えばいいのかなって、あれは思うのよ」「春日、どんなふうに喋ってたっけ?あいのりは」
春「あれは、大体ね、女性のことに気づかない、ベタなやつだよね」
若「ふふふ(笑)」
可奈子「はっははは(笑)」
春「男は女性のそういうサインに気づかない、みたいな。「そうなの!?」っていう(笑)勉強はしてる」
若「お前にさ、お前にそういう半クラとかの技術あったんだね?」
若・可奈子「ははははは(笑)」
春「いや、技術ってほどじゃないけど」
可奈子「フー!やるぅ!」
若・可奈子「ははははは(笑)」
春「いやいや、単純にさ、それしかないから」
可奈子「例えば、出演者の女性とかが、なんかモノを食べた時に、ふんふふふーとか言って、女性ゲストの方が「おいしいって家よ!」とかって起こってる時に、いや、かわいいじゃないですか」って言うのが男性芸人の役割っていうか」
若「もう見えるわぁ(笑)」
春「あー!」
若「その画面が見えた、今」
可奈子「そう言っててほしいっていうか」
春「なるほどね!」
若「(?)テレビ、今の」
若・可奈子「はははははは(笑)」
春「そうか、それが正解なのかぁ」
若「でも、それしかないもんねぇ」
可奈子「うん。そこで男性が「意外とこういう女性ってしたたかだよね」みたいなこと言ったら、嫌いになっちゃうもんね。えらいもんで」
春「えー!?そうなの?」
可奈子「えらいもんで。あ、気づいちゃう側なんだ、と思っていやかも」
若「なるほどなー」
春「なるほど、じゃあ、気持ちよくだまされてたりとかしてるほうが」
可奈子「そうそうそうそう」
若「なるほどなー。ただ、この後、気づかない振りするの恥ずかしい。俺たち(笑)」
春「それこそやってんなーってね」
可奈子「可愛いな、おじさん、付き合いたいぞ、みたいなのが欲しい」
若・可奈子「はははは(笑)」
春「違うの!?なんつって。」
若「恋愛を知らない、女を知らないおじさんをやるのがいいのかぁ」
可奈子「そうそうそう」
若・可奈子「はははは(笑)」
春「なるほどなぁ」
若「さらにそれを見抜く女の子もいるからねぇ~。メタ、メタ、メタだからね、今はもうねぇ」