オードリーのオールナイトニッポン 2017年7月8日
若「春日さんて高校生の時、聴いてたじゃん。ナイナイさんとかすごいいっぱい」
春「聴いてた。中・高はすごい聴いてたね」
若「28歳の時、ナイナイさんのラジオ聴いてた?」
春「あのね、聴く頻度はだいぶ落ちてるよね」
若「たまに、あ、と思ったら、家にいたら聴く、みたいな」
春「うん。だってほら、もうむつみに住んでるから、28になっちゃうと。だから、なかなかね、もうお笑いも始めてるじゃないですか。だから、木曜の1時に家にいなかったりするじゃない」
若「ああ。結構春日って20代の時、合コン芸人だったんだよね」
春「ハハハハ(笑)まぁま、いろいろ呼ばれてね」
若「すげぇ合コン行ってたんだよ、春日って。あんまイメージないでしょ」
春「そう。呼ばれてね」
若「春日とHi-Hiの上田さん、すごい行ってたからね」
春「まあ、そうだね。上田さんの立場と私の立場と違うんだけどね」
若「あ、そ~お?」
春「イジられるというかさ」
若「それってさ、どういう意識でコンパ行ってたのかね、当時の春日って」
春「いやだから、ホントやることがないからっていう」
若「はははは(笑)」
春「ところじゃない?」
若「春日ってさ、その時、その時で生きてるじゃん」
春「うん、そうだね。瞬間、瞬間でね」
若「今は、海外ロケ行けつったら行くじゃん」
春「行くね。ナニナニやってくれって言われたらやるし。言われたことをね」
若「レスリングやれって言われたらやるし」
春「やるやるやる」
若「潜れって言われたら潜るじゃん」
春「潜る」
若「何年か後を見越して生きないよね」
春「ハハハハ(笑)」
若「今を生きるじゃん」
春「まあ、そうだね。5年後のために今から何を始めよう、みたいな発想は、まあ、ないよね」
若「え、それ生まれてからずっと?」
春「生まれてから、ずっとじゃない?だってそりゃそうよ。中学受験とかもしたけどさ、それは親に言われてだし」
若「ふふふ(笑)」
春「大学行くっていうのも親に。お笑い始めるっていうのは若林さんからこうね」
若「ふふふふ(笑)」
春「頂いた、頂き物ばっかり」
若「自分から何かをしようって言ったことないもんね」
春「まあ、ないね。むつみに住めばって言ったのも若林さんだからね。ひとり暮らししたほうがいいんじゃない?みたいな」
若「え、そうだっけ?」
春「そうよ。実家、遠いっていうのもあるしさ」
若「稽古ができなかったんだよね、あんまり」
春「そうそう、そうそうそう。事務所にもちょうどお世話になるぐらいの時だったのかな。なった後ぐらいかもしんないけど、なかなか埼玉……。大体渋谷とかじゃん、ライブが」
若「時間かかるし」
春「そうそう、かかるし、そうそう気軽にネタ合わせもできないし、みたいな」
若「自分から何かやりたいって言ったことないもんね」
春「まあ、ないか、ないね」
若「マジの話、だってボディビルだってそうだし、水泳だってそうだし」
春「水泳だってやっぱりそうだね。もともとは」
若「なんで自分からなんかやりたいと思わないの?」
春「なんなんだろう、発想がない。欲というかさ」
若「無欲なの」
春「こうなりたい、こうしたい、みたいなのが、そもそもないんじゃないかな」
若「え、モテたい?」
春「モテたい!」
若「モテたいんじゃねーか!お前(笑)。なんだ、この400回で超つまんないやりとり(笑)」
春「ハハハハ(笑)唯一かもしんない、自分から湧き出てくるもの」
若「俺は気づいてたから言うんだよ。コイツってモテたいんだろうなって(笑)」
春「ハハハハ(笑)あ~それバレるぐらい湧き出てくるんじゃない?それが唯一じゃない?」
若「モテたいからさ、フィリピンパブ行ったりしてて、モテたいから、まだ、正式な彼女もつき合ってるって言わないで、狙ってるって言うんだろう?」
春「狙ってる、狙われてる立場ね」
若「狙い合ってる」
春「狙い合ってる、お互いに(笑)」
若「(カトチエさんが)“狙ってる”っていう言い方いいよね、みたいな。だって、つき合ってんだもん、春日って」
春「いやいやいや、全然まだまだ。まだその段階じゃないわ」
若「だって、旅行とかしたことあるでしょ?」
春「あるある、あるよ」
若「一夜も共にした話してたじゃん」
春「もちろん、もちろん」
若「つき合ってはいないの?」
春「いやいや、狙ってんのよ。どうにかなんねーかなと思ってんのよ」
若「どうにかなってんじゃねーか!(笑)向こうはどう思ってんのかな?」
春「いつかどうにかなんねーかなと思ってるよ」
若「春日の彼女に聞いたらなんて言うのかな」
春「向こうだって「狙ってる」って言うんじゃない?まだ正式に、私なんかって……」
若「チャレンジしてほしいけども、「春日の彼女に聞いたら」っていうの、そのまま受け入れて答えてる(笑)」
春「いやいやいや」
若「ちょっとチャレンジ頂戴よ。彼女を認めたっていう、認めてる間」
春「言ってない、言ってないよ。そんな若林さん、言ってないよ。そんなことは言ってないよ」
若「彼女を認めてる間だから、今のは。ちょっと聴いてみて」
若「向こうはどう思ってんのかな?」
春「いつかどうにかなんねーかなと思ってるよ」
若「春日の彼女に聞いたらなんて言うのかな」
春「向こうだって「狙ってる」って言うんじゃない?」
若「ほらね。はははは(笑)」
春「通ってったね」
若「一回「彼女じゃないから」って言わないで」
春「フィルターを通ってったね、華麗に(笑)。いやいや、向こうだって、私なんてまだそんな立場じゃございませんて言うはずよ」
若「メディアとかどう?イケる彼女なの?」
春「いやいや、彼女とかじゃないのよ」
若「ふひははは(笑)何て言えばいいの?何て言えばいいの?彼女じゃなくて」
春「狙ってる女」
若「狙ってる女っていう言い方すんの?」
春「うん」
若「俺、結構ね、なんだろう、カマトトぶってんじゃねーよって言われちゃうかもしんないけど、女性のこと「女」って言うのに抵抗あるんだよ」
春「カマトトぶってんじゃねーよ!40近いおじさんがよ!もういいじゃないか別に。自分より年上の人を言うのはちょっと違うけど、大体年下、20代なんだからさ」
若「俺は女の人のこと、女ってなんか言えないんだよね」
春「じゃ、何て言う? 女性?」
若「いや、オネエちゃん」
春「オネエちゃん!そっちのほうが」
若「はははは(笑)」
春「そっちのほうがちょっとゲスっぽい感じするけどね」
若「オネエちゃんがさぁ」
春「いやいや、もうそれはさ」
若「憧れてるしね、そういう言い方に」
春「それはわかる」
若「芸人さんがそういうふうに言うのに」
春「うちのオネエちゃんがさ、今狙ってるオネエちゃんがいてさ、バカヤロなつってね、そこまでがセットだからね」
若「お前が結婚するとして、メディアに出ない奥さんとかないからな。春日の嫁で。春日が嫁の話しないタイプの芸人とかない」
春「それはそうだね」
若「俺は結構それイケると思う」
春「嫁の話しないタイプ?」
若「俺は、皆さんがやってるように鬼嫁のフリするかもしれないけど」
春「いやいや、そんなことやってる人一人もいないよ。「鬼嫁」って言ってる人はみんな鬼嫁よ」
若「いや、俺、あり得ないと思うんだよ」
春「んなことたないよ」
若「海千山千のメディアの世界でやってきて、鬼嫁ってあり得る?」
春「あり得るでしょう」
若「逆にあり得るのか」
春「うーん。芸能人同士はわからんけどね。そこはさ、設定があるかもしんないけどさ、かみさんが一般の人だった場合、鬼嫁設定はマジなんじゃない?土屋君とこみたいなさ(笑)。ナイツの」
若「いや、ツッチーは、鬼嫁じゃないけど、ツッチーのほうが権限はないよ」
春「ないでしょう?厳しいよ、ずっと。シモネタも絶対だめだしさ」
若「土屋はさ、でもさ、おでこにホクロがあるしさ」
春「イジられてね」
若「そうそう、イジられて、そういう感じじゃん、だって」
春「まあ、タイプ的にね、不思議じゃないよね。ぽいなっていうさ」
若「ツッチーは熱湯とかやったことあんのかな」
春「熱湯……でも、まあ、あるっちゃあるんじゃない?どうなの?ないのかな?」
若「ゴムパッチンとか」
春「あー」
若「できんのかな?リアクション」
春「どうだろうね」
若「一回呼んでテストしてあげようか。熱湯とかゴムパッチン」
春「望んでるわけだからね」
若「本人はイジられたいって言ってんだから」
春「どこまでやられたいんだろうね。無茶苦茶にされたいのかな。服破られたりとかしたいのかな(笑)」
若「ツッチーの言葉を引き出したいから。どういうタイプのイジられ芸人が向いてるのか」
春「あー」
若「たぶんゲーム性とか要らないんだと思うんだよね」
春「なるほどね、罰じゃなくて」
若「いきなりハリセンで思い切りツッチーを叩いてみようつって」
春「なるほどね」
若「バーン!て叩いた時に何て言うかとか(笑)、財布を踏んでみよう。ツッチーの財布を踏んでみようとか、そういう感じでいいと思うんだよ」
春「ああ。でも、まあ、面白そうだけどね、なんか。おーい!とかじゃない何かが」
若「おーい!じゃないじゃん。どう出てくるかだよね」
春「まあ、そうだね。あー、でも、そこまで望んでんのかね?本人は」
若「だって、お寿司屋さんの個室に呼びつけて「イジられたいんだよ」って言う男だよ、俺とノブさんに」
春「そうだね」
若「びっくりした。ノブさんも、ほんと崩れ落ちてた。着くなり。ツッコミの話かなと思ったら、イジられたいっていう話なんです。はははは(笑)」
春「この間ノブさんに会って聞いたんだよ、それ。「らしいですね」って言ったら、「いや、もう大変だった」つって」
若「はははは(笑)」
春「説得するのに」
若「はははは(笑)」
春「「大変だったんじゃあ」つって」
若「ノブさんは「イジられなくていいんじゃあ、土屋は」っていうほうだもんね」
春「羽鳥さんとかみたいに、みたいな。それを説得するのに大変だったんじゃあ」
2人「はははは(笑)」
春「らしいっすね、つって」
若「そうだよね」
春「本人がそう望むなら、やってあげてもいいかもしんないよね」
若「お前はどうすんの?もし将来子どもできて、将来二世タレントとして芸能界に入りたいって言ったら。ベタなこと聞くなって言われるかもしんないけど、親として、お前、賛成する?反対する?」
春「ふふふ(笑)ベタなこと聞くな」
若「桑田の息子みたいにさ」
春「Matt君みたいな?Matt君みたいな子生まれた面白すぎるから、出ろって言うよ」「それ以外は反対だよ、やっぱりね、親としたら」
若「なんで反対なのよ?」
春「厳しい世界だぞっつって(笑)」
若「親父の背中見てたらそうは思わないだろう?」
2人「はははは(笑)」
春「俺でもイケるかもしれないつって。ハハハハ(笑)」
若「“俺でもイケるかもしれない”って背中に書いてるよ。後でマジックで背中に書かせてくんない?」
春「何てよ?」
若「“俺でもイケるかもしれない”って」
春「今から書いてどうすんのよ?子どももいないのに」
若「お前でもイケるぞ、になるのか。誰でもイケるぞ、になるのか。背中を見てたら。背中に書くとしたら」
春「まあ、そうだね。“お前でもイケるぞ”じゃない?背中に書くとしたら。それは子どもができた時に書いてくれよ。今からは早いよ。今書かれてもさ、困るわ」
若「俺は、もし自分の子どもが芸能界に入りたいつったら、「それはお前の自由だ」って言って、でも、その後に「一切俺はお前の手助けをしないけど、それでもいいならやれ」って言うね」
春「ベタだな!」
若「ははははは(笑)」
春「ベタだね~」
若「ふははははは(笑)」
春「やれって言うぐらいのこと言いなさいよ。ベタだな~。俺は何も力を貸さないぞ、みたいな」
若「そうそう」
春「そんな甘い世界じゃないっていう」
若「うん、そうそうそう」
春「ベタだな。ハハハハ(笑)」
若「いや、俺はね、甘い世界じゃないとは思ってないけど」
春「甘い世界だと思ってるってこと?」
若「いや、甘い世界とも思わないけど、何の世界だって大変だって思うから」
春「フフ、なるほどね」
若「それは、お蕎麦屋さんだって、お寿司屋さんだって大変だし、車屋さんだって大変だし、ラジオのスタッフさんだって大変だし、芸能界だって大変だ」
春「同じぐらいね」
若「うん。仕事に楽な仕事ってないよ」
春「なんだ!つまんねーな!」
若「ははははははは(笑)」
春「つまんねーな~」
若「あはははははは(笑)」
春「んなもん、んなこと言われても、おおん、としか言いようがない。そうだなって言うしか。ハハハハ(笑)」
若「お前、モテたいからまだ言ってるわけじゃん。400回にしてもさ、狙い合ってるって。つき合ってるって言っちゃうと、ほかの女性の門が閉まるから、お前、ちょっと開けてるわけじゃん。狙ってるっていうの。それはそれで合ってるね?」
春「へへへ。それは、そんなイヤらしい思いないよ」
若「じゃ、つき合ってんの?」
春「いやいや、それは狙い合ってる仲だけど。そこはね。まだまだ」
若「じゃあ、もう、狙ってる子がいるってことは、ほかの子にもう目もくれないっていうことだね?」
春「いやぁ、それはやっぱりさ」
若「はははは、ははははは(笑)」
春「方向はね、そっちの方向は向いてるけれども、いろんな方向も警戒しておかなっきゃないわけだから」
若「狙ってんでしょ?」
春「うん、狙ってる」
若「狙ってるのは確かなんでしょ? その子しか見えないね?今」
春「いや、それはさ」
若「ははははは(笑)」
春「あらぬ方向からとんでもない球が飛んでくるかもしれないから、そっちも警戒しとかないといけないし」
若「あ、まだ、じゃあ、わかんない。それ、よく平気だね、その子も」
若「どう思ってんのかなーと思ってさ」
春「まあまあ、そうね。それは聞いてみたことはないけど」
春「海外の飛行機に乗った時に、日本発とかだったりすると、日本人のCAさんもいたりするわけ。そういう人たちがたくさんいて、トイレに行った時に声かけられてね」
若「なんて?なんて?」
春「春日さんですよね?」
若「それで?」
春「「えいす」つって」
若「ふふふ(笑)」
春「「えいす」って」
若「うるせーなー(笑)。機内食のトレーでぶっ叩かれろ!お前。はははは(笑)」
春「よかったら写真撮ってもらっていいすか?みたいなことで、3~4人で写真撮って、これ、ちょっとモテたかもしれんと思って。これはクルぞーと思って」
若「電話番号」
春「私に、どっかのタイミングでクルぞーって思ったから、無茶苦茶眠かったんだけどもずっと起きてたの」
若「ひははははは(笑)」
春「チャンスを与えてたの、こっちからずーっと。結構6時間ぐらいあったかな。んで、着陸寸前ぐらいになってバーッと来て、キタキタキタキタって思って、なんか持ってんのよ。「あの、これよかったら」」
若「はいはいはいはい」
春「キタキタキタって、ういーすとか言って」
若「お前、ワゴンで追い詰められろ!端のほうに(笑)」
春「ういーすとか言って、パッと見たら、普通にその会社のマイルの登録の案内だったのよ」
若「ははははは、あははははは(笑)」
春「この話したと思う。それがカモフラージュでどっかに書いてあるんじゃないかと思って、すっごい見たんだから。全然」
若「へー」
春「だから、ないよ。渡されたりすることは」
若「あー、そう。でもさ、海外の外国の女性とかさ、だってお前ぐらい鼻筋がスーッと通っててさ」
若「セクシーな唇でさ」
春「イエース、セクシーボーイ」
若「輪郭もさ、スーッとしてて」
春「イエス」
若「目が落ち窪んでたらさ(笑)そら、海外の」
春「残念だなー!」
若「ははははは(笑)」
春「ほかよくても、目が落ち窪んでたらマイナス1万点だよ!」
若「いや、丸山弁護士ね」
春「誰が24時間マラソンやっただよ!」
若「24時間マラソンした後の丸山弁護士に似てるからお前が」
春「行列に出てる時の?(笑)ヘロヘロになって行列に出てる時の?」
若「うんうん」
オープニングもそれぞれのフリートークもとっても楽しくて、何回も聴いた。
10年、20年と続いてほしいけど、その頃私は聴けているんだろうか(笑)。