メッセージ

 

嗣永桃子ぷりぷりプリンセスももちフォーエバー~ 2017年6月29日

 

ももちこと嗣永桃子がお送りしています特別番組、文化放送ライオンズナイターSET UPスペシャル「嗣永桃子のぷりぷりプリンセンス~ももちフォーエバー~」毎週放送していた時のような楽しいお便りとともにお届けしてきましたが、最後は、私、嗣永桃子からラジオの前の皆さんに、メッセージ、お届けしたいと思います。

とはいえ、ちょっとお気づきかと思うんですけれども、あのね、あまり実感がないんですよ。たぶん実感があったらこんな放送になってないと思うんだけど、なんかほんとに明日に私のアイドル人生が終わるんだーっていう実感がほんとになくって、言うても収録だから、前日はあるだろうっていう気持ちもなきにしもあらずなんだけど、ほんとに収録日は半月切ってる状態なので、だから、大丈夫かなって思いながらも、でも、やっぱ、今みたいに振り返る、15年を振り返るコメントだったりとか、インタビューとかも受けてきて昔を振り返ると、すごく濃かったなぁって改めて思いますね。今回のラジオもそうですけど。

でも、こういうお便りを今日読んでもそうなんですけど、懐かしいなって言ってくれるっていうことは、当時から応援してくれていたっていう証拠なわけじゃないですか。そういう人たちがいるから、こうやって15年間続けてこられたと思うし、それこそ15年前から応援してくれてる人もいれば、応援してくれるようになった時期はみんな違うんだろうけど、その応援してくれる人が途切れなかったから、こうやって続けてこられたから、今まで支えてくれたすべての皆さんに、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。改めて、ありがとうございます。

私は本当に自分のことが大好きなんですよ。何やっている時の自分も好きで、今、ラジオをしている自分も好きだし、もちろん歌って踊ってる自分も好きなんですけど、ファンの方が、そんな私を見て「可愛い」とか「応援してるよ」とか、すごいたくさん優しい言葉、嬉しい言葉をかけてくれてっていう、それがまた、より自分への自信になって、それでさらにもっと自分を好きになるっていうすごい相乗効果で、ここまで自分大好きになったんじゃないかなっていうふうに思っています。

ナルシストだって叩かれたこともあったけど、それも含めて、みんなももちに夢中だったんだなって思うし、そんな世間からちょっと苦手意識を持たれていた時代にも、「そんなももちも好きだよ」って応援してくれた人、また「なんか嫌いなんだけど」から一周回って好きになったという人とか、いろんな人がいると思うんだけれども、本当にみんなに出会えたこと、すごく嬉しく思っています。

今日、いろんな曲かけてきましたけれども、楽曲とかでも、たぶん、これ受験勉強の時に支えになったとか、結婚式にこの曲かけたとか、……と言いながら、ごめん、ちょっと最新曲ばっかかけちゃってたんだけど(笑)、なんだけど、楽曲に関してはね、みんなそれぞれいろんな思い出があるだろうし、私自身も当時のこととかも、曲を聴くと、なんか懐かしい思いだけじゃなくて、匂いとか、なんて言うんだろう、五感?五感で感じる、曲を聴くと。

なんかそういうこともあったりして、別にそれって過去だけのことじゃなくて、きっとこれから、今は別に私のこと何の興味もなくて曲を知らない人も、私の過去の映像とか、残っていくわけじゃないですか、曲とかも。で、もしかしたら私が芸能界から卒業した後に私を好きになって、私の歌を好きになってくれる人とかも出てくるって信じているので、たぶんそうなってくれると嬉しいなっていうふうに思っているので、楽曲とか、今までのものは消えることはないと思うので、それを糧に、私も今後自分の決めた道を、みんなに直接報告はできないんだけれども、ちゃんと幸せに頑張って生きてるよーって胸を張って言えるような、そんな人生を、これから長い人生を歩んでいきたいと思います。

きっと、私は結構運も持ってるし、持ち前の可愛さとか愛嬌とかもあるから、たぶん上手に世間を渡っていけると思うの。心配なのはファンの皆さんなんですよ、私からしたら。ももちという生きる希望をなくした時に、どうなってしまうんだろうか。空っぽになっちゃうんじゃないかなとか。

実際、Berryz工房が活動停止を発表して、何を糧に生きていけば(いいか)わかんないよとか、そういう状態の方が握手会とかに来て、「ももち、ちょっとでも元気ちょうだい」みたいなふうに来てくれた人とかもいたから、実際、そういう空っぽになっちゃう人がゼロだとは思わないんですよ。

で、でも、私はそんな皆さんに幸せになってほしいなって思うから、今すぐももちのような大好きなものが見つからなくても、いずれ見つかるかもしれないから、とりあえずお仕事頑張ったりとか、貯金したりして、いずれ趣味ができた時に、お金がなくて趣味に費やせない、みたいなことにならないように、淋しい時間も一歩一歩前に進んでもらえたらいいなというふうに思います。

会えなくはなってしまいますが、お互い、同じ空の下で頑張っていけたらいいなというふうに思います。

改めて、15年間、たくさんの応援をありがとうございました。