菊地亜美の1ami9 2016年11月18日
菊地「(引退を発表する)前日に連絡くれたのよ。お世話になったから先に言うけど、ももち引退します、みたいな。で、あたしもう、えっなんで?イヤだ!みたいな感じでバーッと送(ろうと思)ったんだけど、いや、待てよと思って。
ももちって本当に泣いたりしないのね。結構一緒にいる時って、ももちのほうが大人っぽかったりするの。こうこうこうだよねって言っても、でも、それはさ、みたいな。結構冷静だから。
絶対、私がヤダ!とか言っても、もう決まったことだから的なこと来るなと思って、「もう決まったことだよね。応援するね」とか送ったら、すごい冷静な明るい文が返ってきて。たぶん前から決まってただろうから。だから、もう悲しいとか言えなくてさ。悲しいよね、でも」
伊集院光とらじおとゲストと 2016年12月8日
柴田理恵「教員免許をちゃんと取ってるでしょ?」
ももち「そうですね」
柴田「高校の試験さえも大変なお勉強のアイドルのさなか、ちゃんと大学も行って、教員免許も取ってるじゃない」
伊集院光「教育実習は?」
ももち「行きました」
伊集院「え?え?え?ももちなのに?ももちをやりながら教育実習に行くの?」
柴田「小学校?」
ももち「小学校ですね」
伊集院「バレるでしょう?」
ももち「バレるんですけど、最近の子たちって本当よくできてて、そもそも“ももち”っていう名前と、あと、当時、ツインテール、“ももち結び”っていう髪型は封印しなさいって学校側から言われて、あ、かしこまりましたという感じで、「嗣永先生」って呼ばれてたんですよ、ずっと。子どもたちも初めは「ももち?」みたいな感じになってたんですけど、ベテランの先生のクラスで「ここにいるのは嗣永先生だよね」というふうに一度言ったら、もう誰も「ももち」とも言わなくなって。
しかも、三者面談の時期だったんですよ、その時が。したら、ご両親とか保護者の方が「ももち来てるんですよね?」みたいなふうに先生とかと話すらしいんですけど、「実はうちの子どもが、『ママ、ダメだよ、ももちじゃなくて嗣永先生なんだよ』ってお家で私言われちゃったんです」って」
伊集院「えらいねぇ」
柴田「子どもって素直でいい子だね」
伊集院「親御さんもいい親だけどね、いま考えたらね」
ももち「そうなんです。なのに、最終日!」
伊集院「うん」
ももち「教育実習最終日。お別れの挨拶するじゃないですか。「ありがとうございました」。したら、学級委員の子が急に立ち始めて「せーの」って言ったら「ももち大好き~」って最後の最後だけ言ってくれたんです」
柴田「うわぁ、泣いちゃうなぁ」
伊集院「いい子だなぁ」
ももち「ボロ泣き」
柴田「うわぁ、そうだね、ダメだ、私、もらい泣きだ」(笑)
ももち「はははは(笑)」