オードリーのオールナイトニッポン 2017月6月3日
若「こんばんは。オードリーの若林です」
春「土曜の夜、カスミン」
若「よろしくお願いいたします」
春「ひとつよしなに」
若「えっとー、今週は僕、何もオープニングで喋ることないですよ」
春「(笑)いや、そんな」
若「毎週毎週、3つぐらいフリートトークしてる感じなんだから」
春「まあ、そんなこと急に言われてもねえ、びっくりしちゃいましたけど、私も」
若「うん」
春「私もないっちゃないですけど(笑)」
若「はははは(笑)」
春「今週も、だけどね。395回なかったですけど、私は」
若「いやぁ、ないなぁ」
春「ないですなぁ。6月ですな、6月」
若「6月になったぐらいしかないよね、話が」
春「6月の3ですな」
若「この番組ってさ、10周年みたいになった時に、どこかでなんかやったりするの?2009年からやってるでしょ?この番組」
春「だって、あるんじゃない?5周年はやったでしょ?」
若「2019年の9月に10周年でしょ?」
春「あと2年後ってこと?2年後の9月」
若「2年ちょいだね」
春「10周年はやっぱりやりたいですよね」
若「やるならどこでやるかね。横浜アリーナ」
春「それは何なの?我々が「やりたい」って言ったらニッポン放送がやらせてくれるの?それとも、許可をとるわけでしょ?ニッポン放送自体。「やってもいいぞ」って言われないとできない?あ、埋まるな。ニッポン放送側から「やれ」っていうことはないわけ?あ、それもある?5周年の時はどうだったの?こっち発?こっちから「やりたい」って言って「お願いします」みたいな?番組発だ。ああ、なるほどね」
若「ほんとにね「リトルトゥースです」って言われる回数、ものすごく増えてて」
春「ああ、多い多い、多いよ」
若「たぶん聴取率で出てるデータより、実数で聴いてる人は多いと思うんだけも」
春「そうね」
若「春日さんなんか言われたことないでしょ?「『学生HEROES!』見てます」なんて」
春「ハハハハ(笑)確かにないから、一番不思議の一つだよね。世界七不思議みたいな。なぜ『学生HEROES!』は続いてるのかっていうね」
若「いやでも、あれはね、春日ね、お前は凄いんだよ。あれを続けてるっていうのは」
春「いや、そうなの。不思議で」
若「あれはもう『タモリ倶楽部』みたいになるよ、あの番組」
春「ハハハハ(笑)いやもう、夢じゃん、それは」
若「春日があんま執着がそのぐらいなのがいいんだよね、やっぱり。来週あたりからサングラスかけていいと思う」
春「いやいや、それはもう」
若「はははは(笑)」
春「終わるよ、たぶんそんなことしたら」
若「あれが続いてんのは素晴らしいことなんだよ」
春「いやぁ、あれはホントに」
若「お前がスイッチ入れて研究しちゃって、もっともっと『学生HEROES!』を面白くするんだなんて考えたこと一度もないだろ?」
春「ハハハハ(笑)いや、そんなことないよ」
若「あ、そ~お?」
春「最初のほうは、結構スタッフさんとかからもね、どういうふうにやりましょうか、こんな学生とこういうことやりたいですね、みたいな話をしてたの。みんな熱はあったんだよ。だけど、やっぱり最近何も聞かれないしね。何やりたい、これやりたい」
若「それはだから軌道に乗ってるから」
春「いや、そうなのかね?」
若「それがいいと思うんだ。あれでなんか、ちょっと最近マンネリっすから、ちょっとんがった企画変えましょう、みたいなことをお前が言い出しちゃうと、もう終わるんだよ」
春「ハハハハ(笑)動いたら?」
若「うん。来週あたりからオールバックでサングラスしてもいいと思うんだけどね」
春「そしたら、もう『タモリ倶楽部』じゃん」
若「学生たちがお尻振るっていうオープニングから始まってもいいと思うし(笑)」
春「やって、能町さんと洋楽聴きながら?(笑)」
若「そうそう、洋楽聴いて、能町さんと」
春「こう聴こえるな、なんつって言って」
若「ちょっともう一回いいですか?って言って、聴こえるなぁってやってもいいと思う」
春「それはもう『タモリ倶楽部』だから、あるから」
若「執着あるっちゃあるんだね?」
春「あるけど、でも、スタッフさんがよく言ってくるのよ。この間も「数字がよかったです」みたいな。それは、ずっともう何年?5年?6年?7年ぐらいやってんのかな?」
若「もっとやってるでしょ」
春「もっとやってる?7年ぐらい?やってて、私も「何がいいんですか?」って聞くのよ。毎回」
若「続いてる理由?」
春「そうそうそう。「数字がまたよかった」みたいな。ここへきて何?学生も出てないしね、最近」
若「そうなのよ」
春「「何がいいんすか?」って言ったら、「いやぁ……」って誰も答えを出してくれないのよ(笑)」
若「たぶんそういうもんなんだろうなぁ」
春「何なんすか、時間帯も変わってないしね。1時半とか。深夜の15分」
若「あのぐらいの時間に観るのがいいんじゃない?」
春「「15分ていうのが見やすいんすかね?」とかって私も言ったりするけど、「どうすかねぇ……」つって、はっきりと(笑)教えてくんないんだよ、なんか」
若「それはあるよなぁ」
春「不思議だねぇなんつて言って」
若「俺たちは知ることできないからな。そういう上で話してることを」
春「ああ、そうだね。どういう話してんだろうね」
若「まあ、シビアだよ。飲みに行って、スタッフさんとかとぐっと聞くと、何話されてるかわかんない。ほんと、例えば『体育会TV』なんて、ここで一回春日外しましょう」
春「ハハハハ(笑)」
若「そういう人もいると思うし」
春「いるだろうね」
若「はははは(笑)」
春「それは『体育会TV』に限らずよ。何人で会議してるかわかんないけど、言い出す人がいて、それを、まだ使うっていうほうの人がぎりぎり多いだけでね。多数決で」
若「俺は、石井ちゃんとかもこうやってポーカーフェイスで奥田さんとかも味方の顔してるけど、裏で何言ってるかわかんないし」
春「ああ、それはわかる」
若「「春日さんがなぁ、もうちょっとオープニングで、こういうことあったなんて言ってもいいのにな」みたいな話をしてるかもしんないしね」
春「それぐらいだったらまだいいけどね」
若「俺はよくないんだけど」
春「ハハハハ(笑)」
若「はははは(笑)」
春「もっとさ、「なんか外す理由ありますかね?」みたいな、それぐらいまでいっちゃうともうさぁ」
若「それも全然話してると思う。全然話してる」
春「「卒業……、なんか言い方ありますかね?卒業とか」」
若「あと、番組終わる時の理由なんて全部ウソだから」
春「ハハハハ(笑)いや、そんなことないでしょ。ウソじゃないよ」
若「全部ウソだよ。だって、俺らがレギュラーから卒業みたいになった番組だって、「オードリーがこの番組でやれる役目はすべて果たしたので卒業」っていう理由だよ」
春「ハハハハ(笑)」
若「意味がわかんないだろう?」
春「意味わかんない。確かにね。確かにそういうパターンあるね」
若「蓋バッコーン開けたらかんばしくないから卒業。かんばしくないからクビなんですよ。真実は」
春「なるほどね。言い方だな」
若「オブラートで包むとなると、「この番組でやれることはすべてやったので卒業」になるわけですよ」
春「なるほどな。はぁ、それはだから、どうなんだろう、はっきり言ってもらったほうがいいのかね」
若「俺は、マジではっきり言ってほしくて、なんなら文書で欲しいぐらい。ここがダメだっていうのを」
春「なるほどね」
若「だから、進行をやらせていただく番組をやって、もうちょっとああいうところで広げてほしいんだよなとか、あとはサブ。サブは凄いらしいぞ」(奥田氏(笑))
若「何を笑ってんだお前!知ってるからだよ奥田は。サブは凄いよね」
春「サブって、いろいろ見て、カメラ切り替えたりしてる人とか?」
若「そうそうそう」
春「音入れたりする人とかもでしょ?」
若「ワイプとかも決めたり。「春日映すな!あんなバカを!」ってなってる。はははは(笑)」
春「『ヒルナンデス』で?」
若「『ヒルナンデス』はなってないけど」
春「いやいや、ワイプっていったらそうだからさ」
若「『ヒルナンデス』はワイプ映ってんじゃん」
春「まあま、そうだね。へ~。あ、そうか、そうだな」
若「もっと言うと、進行の人とかにも「もうちょっと広がるだろう」みたいなこととかを言ってるっていう話は聞いたことあるよ。それが上で話してて、フロアさんにインカムで降りてカンペが出るから、カンペで誰々触れてなんていうのはよっぽどのことなんだから」
春「なるほどね。はあ、そうかぁ」
若「そうだよ。上は、サブは大変なことになってるよ」
春「それをどこまで、全部知っちゃうと、ほら、なんかもうさぁ、できなくなっちゃうじゃん」
若「俺は知りたいんだよね。めっちゃ言われても平気っていうか、言われたい」
春「あーなるほどね。直せる範囲だったらね、言われたいけどね」
若「直せないじゃん、そういうことって。こんだけやってきて出来ないことって出来ないんだけど、頭に入っておくだけでちょっと違うから」
春「なるほどね、ここは出来ないから、こういうふうに補おうとか」
若「そうそう。だから、あるんだってね、上手くいかない時の」
春「そういうんだったらまだいいけどさ、技術的なものとかだったらいいけどさ、画面にパッと映った時点で「気持ち悪いなコイツ」とか思ったらさ(笑)」
若「それはないだろう」
春「それはないのかな。映すな、映すな、みたいな。数字下がるぞ、みたいな。それはもう直せないじゃん」
若「それはないだろう」
春「肌が汚ねーな、みたいなさ。そういうのはあんのかな」
若「どう?それはある?肌が汚いは」
春「ないか」
若「肌が汚いは、ないよ。そんなリビングみたいな感じじゃないと思う」
春「わかんないからさ。コイツの表情、なんだコレ、変えろ!みたいな、あんのかな。想像がつかないからさ」
若「俺なんか、部品としてハマりたいから、番組に。アメフトのクォーターバックみたいにイヤホン入れたいぐらいだもん、インカムの。インカムをイヤホンにしてサブの声を聞きたいぐらい。次、誰々に振ってほしければ振りたいし、話長い人がいれば切るし」
春「サブからの指示をタイムラグなしで(笑)」
若「そう!知りたい。俺は知りたい」
春「流すようになりたいということ?」
若「そうそう。半年に1回ぐらい石井ちゃんからインカムが入るの。「ちょっと下ネタ強いっすね」みたいな」
春「ハハハハ(笑)」
若「それは俺は「うるせぇ」と思ってるから、インカム外したいんだけど。オールナイトだけはね」
春「なるほどね」
若「はははは(笑)」
春「ここだけは自由にやらせてくれと」
若「そうそうそうそう」
2人「はははは(笑)」
若「俺はダメなところ、相当えぐられると思うけど、全部文書で欲しいぐらい。お前のここがダメだっていうのを。そのとおりやるかどうかわかんないけど」
春「まあま、そうだね。確かにそれは逆にありがたいかもわかんないよね。参考になるというかね」
若「そうなのよ。だから、そう考えると、俺はインカムは絶対つけたくないのは、『オールナイト』と『オドぜひ』だね」
春「ハハハハ(笑)」
若「それはだって、俺は春日と遊びに行ってるわけだから」
春「ハハハハ(笑)」
若「『オールナイト』も『オドぜひ』も「何指示出してくれてんだよ!」と思っちゃうよ。『オドぜひ』に関しても、あれはもう完璧石井、『オドゼヒ』は。はははは(笑)それぞれの番組のそれぞれのちゃんとお仕事しなきゃいけないのはわかってる。種類があるから楽しいじゃん」
春「まあま、そうだね」
若「先輩がいて、先輩と楽しむ番組もあれば、『オドぜひ』とか『オールナイト』みたいに2人で遊んで……遊んではよくないのかもしんないけど、ホントは」
春「いやでも、「遊びに行ってる」はちょっと言葉は強いかもわからんけど、やっぱ共通する……」
若「ホントは、こんなもん、これなんです。はははは(笑)」
春「放り投げなくてもさ、今別に。外して。ハハハハ(笑)確かにね、『オールナイトニッポン』と『オドぜひ』は伝えるものが一コもないもんね。伝えなきゃないもの」
若「伝えるものは一切。すごい創造性とかもあんまりないしね」
春「ないね。情報もゼロだしね」
若「誰かのためになってるかどうかもちょっとわからないところあるし」
春「ハッハッハッハッ(笑)なるほど、だから質だね、番組の」