キモ尾田キモ男

 

オードリーのオールナイトニッポン 2017年5月13日

 

若「明日、母の日なんですね。春日さん昔さ、花束を送ろうとしたら詐欺に遭ったことありましたもんね?」

春「そうね。ネットでね。送ったのに全然お礼のというかさ、「届いたよー」みたいのがないなーと思って、1週間ぐらいたってメールしてみたら、「届いてない」と(笑)。いろいろ調べた結果、詐欺に遭ったっていうね」

若「本当に、お前のいろんなトークの中で一番好きなエピソードですからね、そのエピソードは」

春「いやいや、ホントに性格が悪いよ、それだと」

若「あと、カロリーメイトを商店街で盗まれた話。何か被害に遭った話、やっぱり好きなんだよね」

春「えぇえぇえぇえぇ、そんなこともありましたね」

若「今年もなんか仕掛けたんですか?母の日は」

春「今年もそうね。まあまあ、毎年ここもう何年もネットで花を、なんつうの?鉢?カーネーションの鉢ですよ。花束でなくて、しばらく長持ちする。あれを送っておりましてね、今年も、今日かな?昨日かなんかに「届いた」なんつて言って、「どうだった?」って聞いたらね、結構ほとんどの花が折れてたっていうね(笑)」

若「運ぶ時にあれなんですかね」

春「そうね。言ってたけどね。まあまあ、でも、きれいだからいいよって。まあ、やっておりますよ。若林さんは?」

若「俺はちょっとやってないですけどね。2年ぐらい前に、それこそかなりの量のカーネーションを束にして送ったら、メールでね、母親がその花束をうちの実家の廊下で抱えて(春「いいじゃない」)写真撮ってる(春「素敵じゃない」)のが送られてきてから、ちょっと送ってないですけども」

春「どんな(笑)どんな(笑)どんな人間なんだよ!君は」

若「ははははは(笑)」

春「説明をしてくれよ!中学からだけどもさ」

若「ははははは(笑)」

春「私の不幸で笑い。そんな、めちゃくちゃいい写真じゃない。喜んでるってことでしょ?」

若「わかるよ。年齢的にもそろそろそういうのやっていかなきゃいけないっていうのもわかるけどね」

春「そうでしょう?若林さんに厳しかったお母様がさ、息子からの花でさ、やっぱ女性は喜ぶわけじゃない。花はね。それをさ、撮って」

若「いやぁ、自分でもどんな人間なんだよって、今言われて初めてわかるね」

春(笑)

若「一人で暮らしてるから、言ってくれる人がいないとわかんないんだよね(笑)」

春「いやいや、危ねー!モンスターが育ちつつあったということだね。危ねー危ねー」

 

若「この間さ、『ご本、出しときますね?』っていう、『ゴッドタン』の佐久間さんがやってくれた番組で、カトチエさんと中村航さんと俺で、渋谷のHMVだよね?あれ。トークイベントをやったんすよ。出版記念で」

 

若「それで、舞台がそんなに広くなくてさ、……この話、トークゾーンですりゃよかったなぁ」

春「ハハハハ(笑)」

若「さっき、さんざん青銅さんと「話、ないっすわー」って言ってたんだけど、こんなに話せるんだったら、トークゾーンなくしてくれ、石井ちゃん今日。ははははは(笑)トークゾーンで話せばよかったなぁ。トークゾーンのほうがあんま面白くないわ、今日は」

2人「ははははは(笑)」

春「それはもうしょうがないね」

若「前室より本番のほうが面白いからかな。こういうことが起こるの」

春「それ、若林さんがってこと?」

若「うん」

春「それ、もうわからんよ。前室の感じがわからんもん、だって」

若「キューもらっちゃったほうが面白いのよ」

春「入るんじゃない?スイッチが」

若「ふっはっはっはっは(笑)」

春「それはやっぱりプロフェッショナルですから(笑)」

若「いや、そうなんだよなー。意外とね、知られてないかもしんないけど、板の上に強いからね俺は」

春「あ、そうなの?」

若「ショーパブ上がりだから。山ちゃんがそうやってインタビューで俺を評してた時あるんだから」

春「なんてよ?ショーパブ上がりだからって?」

若「「若林と春日は、悪い環境から育ってきた漫才師だから、土壇場に強い」って言ってたことある(笑)」

春「生意気なこと言いやがって。ハハハハ(笑)」

若「ただ単にショーパブ芸人てことを言われてんだけど(笑)」

春「ショーパブ芸人をちょっとよく言われたような(笑)」

若「野次られたことがあるから、みたいなことを言ってたことがある」

 

若「2017年に言うにしては古過ぎる意見なんだけど、ずうっとメモ取ってるお客さんて何なんだろうな、あれな」

春「ハハハハ(笑)まあ、なんかやっぱりファンなんでしょ。凄いファンなんじゃないの?聞き逃したくないというかさ」

若「でも、なんか春日、こんなこと言ったら「何言ってんだ気持ち悪いな」って言われるかもしんないけど、俺は舞台上に立って喋ってる時って、お客さんと性行為をしてるような感覚なのね」

春「何言ってんだ気持ち悪いなあ(笑)」

若「ふふははははは(笑)」

春「気持ちわりぃ、キモ男だね、キモ男」

2人「ははははは(笑)」

春「キモ男だよ、それは。なんだ、それ」

若「(笑)だから、愛撫してるのに、女にメモ取られてるような気になんのよ」

春「ああ、なんか、その~、査定されてるみたいな」

若「ははははは(笑)」

春「はい、乳の触り方」

若「もっと気持ちよくなってほしいの(笑)。俺は下手だけどね、愛撫は」

2人「ははははは(笑)」

春「キモ男だね。ハハハハハ(笑)」

若「キモ尾田キモ男?(笑)」

春「キモ尾田……ハハハハハ(笑)キモ尾田キモ男だよ、ホントに。青髭だよ、ホントにさ」

 

若「今の話で思い出したけど、この間ゴンちゃんと焼鳥屋で飲んでたら、隣のサラリーマン4人組が、同い年ぐらいかな、「保毛尾田保毛男って、あれ面白かったよなー」ってずっと喋ってた(笑)。なんか入りたかった」

春「わかるわかるわかる」

若「参加したかったなーと思って」

春「それ、なんかの話の流れでそうなったんだ。その時間あるよね。「あれ面白かった。『だいじょうぶだぁ』のルーレットマンてさぁ」みたいな」

若「ははははは(笑)」

春「「あれ、チョー面白いよね。ルーレットマン!あれ凄いよね」みたいな。急にそういう時間帯になる時あるよね。昔の好きなテレビの。ああ、それは面白いね」

 

若「なんかメモ取られてるような気になんのよ」

春「うんうんうん」

若「メモ取る余裕もないほど気持ちよくさせてない俺がいけないんだけどね」

春「(笑)なるほどね」