オードリーのオールナイトニッポン 2017年4月15日
若「この間、アメトークの『芸人ドラフト会議』に出たんですよ。8人選ぶんすけど、お前が選んでんじゃねーよ!って言われちゃうかもしんないすけど、まあ、自分で考えて8人選ばさせていただいたんですけどもね」
春「お前が選んでんじゃないよ!」
若「結構難し……」
春「生意気に。断れ!」
若「くて、最初にその話がきて、誰にしようかなって、俺は人を選ぶような立場の人間じゃないですけどもね」
春「もちろんそうだよね」
若「否定しろよ!お前!」
春「(笑)怖ぇ~なぁ。急に大声出すタイプの人だから」
若「いろいろ8人考えてたんですよ。最初にバーッと頭に浮かんでくるんですよね。あの人と一緒にやってみたいなっていうのが。最初は、梅沢富美男さん」
春「(笑)いや、芸(人)……」
若「顔がね」
春「ああ、顔、なるほどね」
若「梅沢さんと絡みたいな、もっともっとっていう思いがちょっと俺はあって。
で、次に顔が浮かんでるのが荒俣宏」
春「(笑)全然芸人出てこないじゃん」
若「(笑)荒俣さんは」
春「荒俣先生ね」
若「8位指名でIKKOさんを俺は指名したんだけど、ほんとに迷ったの。荒俣先生かIKKOさん」
春「なんで同じジャンルなんだよ!」
若「はっはっはっはっは(笑)」
春「なんで類似タレントみたいな感じにしちゃうの」
若「ああ、そうでしょう?そこの感覚がわかってないんだ。俺はIKKO先生と荒俣先生は同じ枠なのよ、俺の中で」
春「いや、違うでしょ!荒俣先生はオネェじゃないし」
若「面白年上枠で、どっちもオネェだしね」
春「いや、オネェじゃないよ、荒俣先生は」
若「あれね、難しいのよ。何が難しいって、そら、面白いよね、常にみんなが面白いって知ってて評価される人が8人続くと、そらそうだというのも、結構実はストライクゾーン狭いでしょう?」
春「まあ、そうだね。何でその人なの?っていって」
若「やっぱり引っ張りだこの人になるよ、普通に考えたら。この人ってそうなんだ!っていう人も入れていくということになるんだけど、知らなすぎてもダメだからね」
春「まあ、そうだね」
若「出したときにポカーン。例えば、私は大好きですよ。大好きですけど、マシンガンズ西堀って出た時に、客席に出るでっかいクェスチョンマーク、私、ちょっと処理できないですよ」
春「それを覆すほどのものも無理だしね」
若「実力は間違いないですよ。マシンガンズ西堀さん、面白いし」
春「はいはい、面白い、面白い」
若「頭いいしね、ニュースとかも知ってるしさ、常識もあるし。ただ、顔がバーンて出た時の清潔感のなさがあるわけじゃない、やっぱり。マシンガンズ西堀ってなると(笑)」
春「あるかどうか、どっちかといったら、ない」
若「不潔ではないか」
春「不潔ではないけど、爽やかだったりはしないよなぁ」
若「それは出したい、ラブレターズ溜口だって。タメは、あいつは多分、俺は海外ロケ、それこそ春日さんの部族滞在記とか行ったら絶対面白いと思うの。あいつ話すと、ひねくれてそうだけど、ピュアで真っ直ぐだから」
春「そうだね」
若「ロケとか行ったら、ちょっと追い込んだら面白そうじゃん。実際もうやってんのか、いろいろそういうことは。まあまあちょくちょくでしょう。だけど、溜口って出してもね、誰だバカヤロー!石投げられるかもしれないです、ほんとに」
春「そこまでいかないでしょ。そこまでいかないけど、納得……」
若「(笑)ラブレターズはほんと失礼だね。知られてるからね、キングオブコントで」
春「西堀さんとは違うよ」
2人「はははははは(笑)」
春「ああ、意外だな。ちょっと食いつきはあるんじゃない?タメ」
若「西堀に怒られるよ、そんなのお前(笑)」
春「ハハハハ(笑)」
若「俺だってギース高佐を指名したいすよ。落ちついた場面で話したら物すごい面白い角度で物事を見てるから。ただね、ギース高佐ってもし出たらだよ、あの場で。誰だバカヤロー!ほんとに石投げられますよ(笑)」
春「ハハハハ(笑)」
若「高佐君には失礼だ。ギースはもう知られているから、ネタが面白いってね」
春「そりゃそうだね」
若「やっぱ違いますかね?(笑)」
春「西堀さんとは違うよ」
若「はははははは(笑)」
春「西堀扱いするなって話よ。ハハハハ(笑)失礼よ」
若「知りすぎててもダメ、知らなすぎててもダメというストライクゾーンがあるじゃない。あと、仲よすぎる人ばっかりでもダメじゃない。仲いいからでしょ?ってなっちゃう」
春「まあ、そうだね」
若「だから、事前に山ちゃんに連絡したのよ。LINEで」
春「なんてよ?」
若「山ちゃん、今度俺ドラフト会議に出んのよ。俺はほんとに山ちゃんのことをすごく助けられてきたし、あと、山ちゃんが私と一緒で、一個根に持ったら恨みが末代まで続くっていう性格なのを知ってる上で先にご挨拶したいんですけど、私、山ちゃんのこと指名しませんと。それは仲いいからでしょってちょっと冷めちゃったりする人も、知る人ぞ知るだけど、いるかなと思ってのことだから気にしないでねってLINEしたら、「いやぁ全然」てくると思ったら、「いや若ちゃん、ちょっとそこは頼むよ」って返ってきた。はははははは(笑)いや、そこはさ、何とかなるでしょ、みたいな。あとのトークで、みたいなのが返ってきて」
2人「はははは(笑)」
若「まあ、指名しなかったんですけども」
若「最初に考えた8人が梅沢富美男さん、荒俣宏さん、杉村太蔵さんね。大好きなのよ。それこそノーモーションでかまして声がでかいっていうね。“違うよ星”の王子様ですから(笑)」
若「杉村太蔵さんと松本明子さん。そして、僕らのスーパーヒーロー森脇健児さん。で、坂下千里さん。あと、あき竹城さんで、芸人ドラフト会議なのに、ちょっとエッジの効いた年上の人しか出てこなくて(笑)」
春「ほんとだね」
若「ヤバいおじさんとおばさんをイジりたいんだなっていう自分に気づく」
若「真麻さんか柳原可奈子ちゃんですごい迷ってて、でも、可奈子ちゃんて、どっちもイケるなと思って」
春「どっちもっていうのは?」
若「アシスタントのところを誰にするか。アシスタントもイケるし、座っても喋れるし、MCもできるし、みたいな。迷いに迷ってなんだけどさ。
それで、やっぱり誰が好きっていうことに気づくんだけど、俺、羽田圭介君めちゃくちゃ好きで。そうそう、だから、IKKOさんか荒俣先生か羽田圭介さんで迷ってたのよ。はははは(笑)」
春「いや、全部違うのよ。荒俣先生と羽田君は同じかな。同じというか、ジャンルは。IKKOさんだけ飛び抜けて違うんだよ」
2人「はははは(笑)」
若「ほんとに生意気だな、人を選ぶ前にお前が頑張れって言われるかもしんないすけど、オンエアの8人の方を選ばせていただいてね」
春「生意気だな」
若「さんざん選んでおいてなんなんですど、今まで5回でしたっけ?ドラフト会議、4回でしたっけ?あったんですけど、俺も春日も一回も指名されていないんです」
2人(笑)
若「選んでおいてなんだよな、ほんとに。あと、ほんとに春日はマジで一回も思いつかなかった」
春「いや、頼むよ」
2人「はははは(笑)」