音楽の力

 

星野源オールナイトニッポン 2017年4月11日

 

星野「『SUN』を聴いてくださって、また歌いたくなって踊りたくなったというお話を聞いた時に、本当に僕、鳥肌がとまらなくてですね。「歌って踊りたくなった」と言うということは、歌いたい、踊りたいと思えなくなっていた時期があったということだと思うので、そういう方を、歌いたいとか踊りたいというふうに思ってもらえるようになってもらえたというのは、本当に凄く嬉しいことで。

自分も病気で音楽を聴けなくなってしまって、音楽できるのかなって、療養期間中に、手術を終わって、家で一人でずっと生活していた時、復帰前に、音楽聴けなくなっちゃって、その中で、夜中散歩してみようと思って、たまたまiPodでシャッフルでかけて聴いた1曲目がプリンスの『I Wanna Be Your Lover』という曲だったんですけど、それを聴いた時に凄く楽しくなって、目の前が、真夜中だったんですけど、凄くキラキラと輝き出して。この話は結構いろんなところでしてるんですけど。

それで、ずっと好きだったR&Bとかソウルミュージックというものを、それまで自分の音楽ではしっかりど真ん中で表現してはいなかったんですけど、やりたいと。この音楽、凄くやりたい。自分なりのソウルミュージックというものをやってみたい、ディスコティックなミュージックというのをやってみたいと思って、一番最初に作った曲が『桜の森』という曲で、その後に作った曲が『SUN』という曲だったんです。

なので、僕はプリンスのおかげで、また音楽をやろう、音楽を聴きたい、音楽を作りたいと思うようになれて、そういうふうにして生まれた曲『SUN』が、また香取慎吾さんをそういう気持ちにしてくれたというのは本当に嬉しくて。本当に幸せな、幸せな放送でした」

 

『SUN』

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『I Wanna Be Your Lover』

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 『桜の森』

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