金曜の深夜、カスミン①

 

朝井リョウ加藤千恵オールナイトニッポン0(ZERO) 2015年10月23日

www.allnightnippon.com

 

加藤「それでは登場していただきましょう」

朝井「緊張しますね。ドキドキですね」

加藤「スペシャルウィークということで、本日のゲスト、オードリー春日さんです」

(夢でキスキスキス~♪)

 

朝井「春日さ~ん!」

加藤「白いタンクトップっていうの?」

朝井「着ていただいて、ブースの外で。ありがとうございます」(パチパチパチ拍手)

加藤「凄い(笑)。ポーズを決めながら、徐々に近づいてきています」

朝井「深夜の有楽町で背を向けてポーズを決めていただいております。あ~嬉しい!ありがとうございます。予告ホームランみたいな。おっ!椅子を」

加藤「椅子を使って、テーブルを使ってますね」

朝井「椅子を使って、今どこを鍛えていらっしゃるんでしょうか」

加藤「副調整室のテーブルを使って」

朝井「お~ポーズを決めていただいて、両手を広げて」

加藤「うわ~すごい!」

朝井「あっ、お帰りになりました~」

加藤「えっ?なんでなんで?(笑)ちょっといなくなっちゃったよ(笑)」

朝井「背中で語っていただけたということで。あ、戻ってきました!」

加藤「戻ってきました。びっくりしたぁ」

朝井「乳首がはっきりとわかる格好をして来ていただいております」

加藤「凄いな、筋肉」

朝井「あ、今やっと」

加藤「今、ブースのドアが開きました」

春日「トゥース!」

朝・加「わ~!」(パチパチパチ拍手)

春日「出ましたねぇ」

朝井「華やか~!」

加藤「スタ~!」

春日「ええ。とんでもねぇスターのオーラをまとった男」

朝井「ありがとうございます」

春日「とんでもございません。金曜の深夜、カスミンですね」

朝・加「うわあ~」(パチパチパチ拍手)

 

(「プロフェッショナル」のテーマソング♪)

オードリー春日俊彰さん。埼玉県所沢市出身。1979年2月9日生まれの36歳です。

中学生の時に、現相方・若林正恭さんと意気投合し、大学在学中の2000年にコンビを結成。

M-1グランプリ2008年準優勝をきっかけに、全国のお茶の間にオードリー春日の名を知らしめます。

そこから先は、ピンクベスト、テクノカット、節約家、熟女好き、ボディビルダー、モノノフなど(笑)、世間を飽きせさせない無数のキャラクターを駆使し、現在に至るまで、テレビ・ラジオなどで大活躍。

賞歴は、フジテレビ「新春お笑い大賞2009!!ニューウェーブ大賞」と数知れず。

現在の年収は、某週刊誌によると約3億と言われていますが(笑)、家賃3万9000円の杉並区阿佐ヶ谷南1-○-○ むつみ荘201号室にお住まいです。

土曜の夜のカスミンが金曜の夜にも登場。

好きな食べ物は、サイザリアのミラノ風ドリア。昔はピアノを習っていらっしゃいました。

ラジオの大先輩、オードリーの春日さんです!

 

朝井「昔はピアノを習っていらっしゃったということでね、意外な」

春日「そうですね。蝶ネクタイつけてね。土曜の昼間に妹と一緒に手つないで、隣の町内のお姉さんの所に習いに行ってたんですね」「妹がやってる時、私は『よりぬきサザエさん』をずっと読んでましたね」(笑)「コミックですね、サザエさんのね」

朝井「なるほど。古いやつですね」

春日「そうそう。だからちょっと怖かったの、サザエさんがね。アニメよりもちょっとね」

 

朝井「私たち、好きなフリートークがあるので。名作と言われているのは、コンビニに行っておでんの汁をこぼしたというお話が、やっぱり凄い、童話みたいな話」

春日「あれがベストなの?あれがベストなの?」

朝井「ワン・オブ・ベストみたいな感じですけれども」

春日「雪の日の、滑って、転んで、おでんがバシャッてなって、家帰って洗って食べたっていう話ですよね」

加藤「今、すべてを話してくださいました。すべてを再現してくださいました」

春日「あれ?(笑)」

朝井「凄いのはね、言ってしまえば1行で言える話を、ご本人だけの言葉で、描写で、14~15分で」

加藤「朝井君、ホントにそれがベストだと思ってないでしょ(笑)。もっとあるでしょう?」

春日「そうでしょ、もっと手応えがあった話いっぱいありますよ、私」

加藤「妹さんの話とかさ」

朝井「ご結婚式の」

加藤「妹さんの話は感動した」

朝井「加藤さんはそれがお気に入りですね」

春日「ありがたいですね」

朝井「春日さんというロボットから涙が出た話ですよね」

加藤「そう。泣かない春日さんが感情が」

春日「あたしたちと同じ人間だったというのが初めてわかった歴史的ね」

朝井「あれ、SF大作だったと思います」

 

加藤「春日さんご自身では何かありますか?」

朝井「これイッたなっていう」

春日「久しぶりに洗濯をしたら、洗濯物をかけたら」

朝・加「ははははは(笑)」

春日「物干し竿が折れて全部落ちたっていう」

朝・加「ははははは(笑)」

 

朝井「九州のご旅行の話もありましたよね」

春日「あれはホントにね~悲惨なね~」

朝井「舞踊の体験とかをたしか」

春日「いやいや、よく覚えてくれてますね」

朝井「あれも名作として」

春日「あれはその~黒歴史ですね。あれ、一緒に行った栗坂という作家さんを2日ぐらい前にジョナサンに呼んで、話をまとめたんですから。こんなことあったな、あんなことあったな、これはイケるねって言って、当日、生放送の時、それをまるまる読むっていう」(笑)「すごく用意しちゃうと、準備したとおりに話そうと思うからダメなんですよ。出来事をず~っと読むという。スケジュールを。ハハハハ(笑)」

 

加藤「今は結構アドリブとかも多いですか?」

春日「今は、まぁ、アドリブは、まぁ、それはファンタジーにしておきましょう」

加藤(笑)

朝井「今は反応を見つつ」

春日「フリートークでね、そりゃそうよ」

加藤「トーキングモンスターの裏側だから」

春日「そうよ。自分の中のモンスターがどう動くかっつうのを楽しみに向かってますから」

 

加藤「いつも番組の前は個室に入られて1人で集中されて、というのをお聞きしたんですけど」

春日「そうそう、そうなんですよ。何があったかなといろいろ思い出したりだとか」

朝井「たった1人なんですか?それは」

春日「前まではサトウミツがいてくれて、工場長と称してやってたんですけど、最近休みになることが多くて、ずっと1人でやってるんです」

加藤「それは何されてるんですか?」

春日「それは、何あったかな~?つって思い出すじゃない。1週間。あんなことあったな。それを事細かに、あの時こうしたとか、どう思ったとか、グーッと考えて、それが3時間ぐらい前からやりますかね?」

加藤「え~?それはあまりファンタジーじゃないけどいいですか?」

春日「グッと思い出す作業だから」

加藤「じゃあ、フリートークで何話すかって、その時に決めるんですか?当日の数時間前に」

春日「そうですね」

加藤「金曜日とか木曜日には決まってないですか?」

春日「決まってない。当日の生放送の前まで何が起きるかわからないですから。用意してって直前に超面白いことが起きたら無駄になっちゃうでしょう。だから、グーッと考えて、途中でちょっと寝たりとかして」

朝・加「はははは(笑)」

春日「グーッと思い出すと疲れちゃうの。3時間あるから」

加藤「どれぐらい寝てるんですか?」

春日「ちょっと寝ちゃったりするわけ。気づいたら。1週間で一番頭を使う瞬間なの、そこがね」

朝井「ネタを書いてるみたいなことですもんね、1本」

春日「そうなんですよ。だから、疲れて寝ちゃうんです」

 

朝井「オードリーさんの名言で加藤さんはたまに涙することもあるんですよ」

春日「えっ?」

加藤「そうなんです。私、オードリーさんの番組でたまに泣いたりして(笑)」

朝井「そんなつもりでお話ししていないと思うんですけど」

加藤「完全にネタメールだったんですけど、はがきのコーナーでクレーマーを装ったはがきが来たときがあって、内輪ウケのつまんない番組してるな、みたいなので」

春日「あぁ、なんかありましたな」

加藤「で、春日さんが、はがきの中で、リスナーとスタッフとパーソナリティしか笑ってないじゃないか、みたいな文面があって、春日さんが「十分じゃねーか、そこ目指してんだよ」って言った時に、私、ラジオの前でめっちゃ泣いちゃって」

春日「えっ?」

加藤「ホントだ!と思って」

朝井「びっくりですよね」

春日「だいぶ疲れてたってことですか?」

加藤「いや、そんなことない」

春日「3日寝てなかったんですか?」

加藤「いやいやいや」

春日「泣く?泣くようなことじゃないでしょ、だって」

加藤「でも、これ、同意されました。ほかのリトルトゥースも」

朝井「全員寝てなかったんだよ」

加藤「違う、違う」

春日「そうね。同意した人が全員寝てなかったんだよね。それも失礼だけどね。そう言われてみると」

加藤「そうだよ!春日さんが言うのはいいけどさ」

朝井「バレたー。逃げきれるかなと思ったのに(笑)」

春日「は~、あ、そうですか?」

加藤「あれ、感動でしたよ」

朝井「芸人さんからしたらさ、笑ってもらいたくて」

加藤「笑えよ!って思いますかね?泣かれるのイヤですかね?たまに泣いちゃうんですよね」

春日「笑えよ!って強く言うほど別に面白いことじゃないから」

朝・加「はははは(笑)」

春日「(笑)面白い発言じゃないから、そこはなかなか言えないけど」

加藤「しかも、春日さんが2回おっしゃったんですよ。そのくだりを。十分じゃねーかって。ホントだ!と思って(笑)」

朝井「クッ(笑)」

春日「ハハハハ(笑)」

加藤「(笑)えっ?これ、なんか気持ち悪い感じになってるね、わたし」

朝井「気持ち悪いファンだね」

春日「そういう反応をする方もいらっしゃるんだなっていう勉強になりました、こっちもね」

加藤「(笑)すいません」

春日「なるほどね」

 

朝井「私、実は思うのは、本当に泣ける話をたまに若林さんがしてる時があるなっていうのは、聴いてて思う時があって」

春日「そんなんありました?」

朝井「テレビ的に若林さんがちょっと冷たい人で、春日さんが体育会系で熱いみたいなイメージがあると思うんですけど、私は実は、ホントに人間として熱いのが若林さんで、春日さんはどっちかというとサイコパスのほうだと思ってます」

春日「フフフフフ(笑)いやいや、そんなことはないですよ」

加藤「前にこの番組で話題に上がったことがあって、その時に、朝井君が春日さんの心は厚い氷のようだ」

春「ハハハハハハ(笑)」

加藤「「全然届かないんじゃないかっていう説を唱えて、誰が何を言っても」

朝井「分厚い氷なんじゃないかなって、そう思っていて」

春日「そんなことはないですよ」