ゲスト・大木さん④

 

オードリーのオールナイトニッポン 2017年2月25日

 

若林「(笑)このゾーンで大木さんとはお別れなんですけど」

大木「よく言うよ!」

若林「よく言うよって何ですか?」

大木「よく言うよ!」

春日「冗談言ってるわけじゃないんです。ハハハハハ(笑)」

大木「呼び出しといてよく言うよ!」

2人「ハハハハハ(笑)」

大木「呼び出しといてお別れも何もないよ!よく言うよ」

若林「そういうもんじゃないですか、ラジオのゲスト」

大木「よく言うよ!」

若林「よく言う、さっきから間違えてんすよ、ツッコミを」

春日「ハハハハハ(笑)」

若林「困ったなぁとか。

何トッポ開けてんすか!」

大木「最後に見せてくれよ!」

春日「いいです、トッポは要らないですよ」

大木「アバトゥースとゲンゼイの唇が触れちゃう瞬間?」

春日「やらない。やらないです」

大木「やるから、やるから」

春日「やらないんですよ」

大木「お~い」

春日「お~いじゃない(笑)、なんなんすかソレ」

大木「くわえちゃって」

春日「喋れなくなっちゃうじゃないですか」

大木「俺が喋ってるから、その間見てるから」

春日(笑)

大木「見てるだけだから俺は。立ち上がって!」

春日「なんで(笑)」

大木「お別れだから俺」

春日「帰ってくんないすか!」

大木「これ見たら帰るから俺。早く立ち上がって、早く立ち上がって」

春日「ハハハハハ(笑)何、こっちがヤバいみたいな」

若林「何か罰ゲームとかあってならわかるんすけど、ただトッポを端から食うって」

大木「罰ゲームじゃないじゃん別に」

春日「だからおかしいんですよ!何もゲームをやってないのに」

大木「それそれそれそれ。罰ゲームだからやるとかっていう、それはメディアの悪しき習慣だよ。罰がなくてもやったっていいんだから、こういうことは。そうでしょ?」

春日(笑)

若林「こっちのほうが悪しきですよ」

春日「何なんですか、誰も望んでないんですから」

大木「俺が望んでるじゃん!」

春日「ハハハハハ(笑)」

若林「これ、なんなんすか?」

大木「端」

若林「それはわかるんすど、ルールはわかるんすけど、なんでやるんですかね?これは」

大木「ゲンゼイとアバトゥースが端っこからトッポ食べてって、唇くっつくかな、くっつかないかなっていう」

春日「それをやったら何が起きるんです?何がプラスというか」

大木「くっつかくっつかないかがどうなるかなというのが、俺、見たいだけ」

春日(笑)

大木「ああ、なんだくっつかねぇーじゃん、てなっても別に俺は落ち込まない。ああ、今日、くっつかないやつかっていう感じ」

春日「今日とかないです」

大木「今日くっつかねぇ感じかって感じ」

若林「それ、毎日やってないですよ、こっちもそんな占いみてぇに」

春日「今日とか明日もないですし、別にやらないですし」

大木「だけど、今度あるかもしんないから。はい、立ち上がって」

若林「お前がくわえたらやんなきゃいけない」

大木「はい、立ち上がって!」

春日「やらないと帰らないよ、この人」

若林「ひろしのコーナーでやるとかならわかる。届かないですよ、トッポじゃ」

大木「顔出して!顔出して!」

若林「何「待ったなし」みたいな言い方で言ってるんすか」

大木「顔出して!よーい、スタート!はい、お互い食べてってポリポリポリポリ。くっつく?くっつく?唇どっち?これ。

あはーはは(笑)くっつかない!今日はくっつかない!」

春日「帰ってもらっていいですか?早く(笑)」

若林「帰ってくださいよ」

大木「今日はくっつかない日ね」

春日「トッポ持って帰ってください!(笑)」

大木「今日、くっつかない日ね」

若林「トッポ持ち歩かないでくださいよ」

春日「やめてください、もう」

大木「これあげるから」

2人「ハハハハハ(笑)」

若林「ほんとにそのために」

大木「今日、くっつかない」

若林「大木さん、今日じゃなくて」

大木「今日、くっつかない」

若林「今日しかやってない」

春日「今日はくっつかない日じゃないですよ。くっつく日はないですよ」

大木「今日は皆さんね、ゲンゼイとアバトゥースの唇、くっつかない日でした」

2人「ハハハハハハハハハ(笑)」

大木「残念」

 

(コーナー)

春日「何覗き込んでだアレ(笑)。石井ちゃんの後ろから(笑)」

若林「大木さん、ちょっとやりにくいんで、コーナー見られて。キュー振ってないで」

春日「「どうぞ」じゃないんすよ(笑)」

若林「早くマックでアイスコーヒー飲んでください(笑)」

春日「そうですよ(笑)」

若林「Tシャツ1枚で、上は、すげぇ!フリースとダウンとすごい着るんだね」

春日「上に2枚着て帰るんだね。いや、どうぞじゃないですよ。もう喋ってんすよ」

若林「ホントヤバい。ドジャースで……、あ、リュックだリュック!」

春日「あ、リュックだ。ハハハハハ(笑)あれ、なんだお守りが下がってるのか?」

若林「お守りしてるよ、リュックに」

春日「お守り長げー!紐が長いな、あのお守り」

若林「ヤバい人だな」

2人「ハハハハハ(笑)」

若林「ヤバいヤバい(笑)。あんな、リュックにお守りつけてる人いるんだな、今」

春日「いるんだね。隣にいますよ、マックに座って。気をつけないと」

若林「ドジャースでよかったね。巨人の帽子とかだったら超ヤバいおじさんだ(笑)」

春日「一応ちょっとね、メジャーリーグのファッション的なね」

若林「あ、すいません。キューを振られちゃいました」

 

(エンディング)

若林「やっぱお昼に録るといつもと違う感じで、お昼にヤバい人と絡んだなっていう回でしたかねぇ」

春日「まあ、そうだね。いつもの時間帯だったら、またちょっと変わってきたかもしれないな」

若林「変わってきてたかもしれないですね。夜のほうがもうちょっととっちめられなかったかなぁって感じしました。もうちょい夜のほうがイケたかな。ホーム感があるから。やっぱスタジオも違いますし、隣でよっひもやってると思うと怖くて。最近、日本を違う角度から斬ろうとしてるから、よっひ。もろとも斬られちゃうんじゃないかななんて思って、もう怖くて怖くて。でも、怖いって言うほうがダサい時代に入っちゃってるみたいで、ごちゃごちゃしちゃっててね」

春日「シンプルじゃなかったってことだな」

若林「ちょっとアウェイ感もあって、スタジオが違う。で、ちょっととっちめられなかったかなって感じもありますけど、つかみ所なかったね。不思議な戦い方」

春日「いや、そう。変人でしたね、やっぱりね」

若林「いやあ、すごいね。マクドナルドで」

春日「変態」

若林「高くておいしいこだわってるコーヒーとか飲むの好きじゃない、大人の人って。そういうことでもないんだね」

春日「じゃなくてね」

若林「ちょっと怖かったもん、途中」

春日「女子高生に混じって坂本竜馬読んでるとは」

若林「読んでるフリして話聞いてる」

春日「恐ろしい(笑)。それを全然うしろめたく思ってないとこが怖いのよ」

若林「いろいろ聞きたいことあったの。大内さんとどうやってコンビ組んだとか、ラジオのどういう感じでラジオ、ラジオ、今やんないんすか、何も聞けなかったね。全部紙に書いてあること何も聞けなくて、ただわけわかんない。ゲンゼイとアバトゥースを俺は風化させたくないんだよ。意味わかんない。理由聞いてもさらにわかんない。捜査を続けたいとか」

春日「トッポ食わされて、何なんだ。今日朝思いついたんだよ、買ってきたんだよ俺はみたいな」

若林「トッポ置いてった。よかったらみんなでつって」

春日「何言ってんだよ!(笑)」

若林「リュックにお守り下げてたよ」

春日「あんまり見ないんじゃない?小学生とかでも今いない。いるのかな」

若林「不思議」

春日「いやぁ不思議だな」

若林「あんまそういうふうに言われないね。大木さんて、大木さんの謎みたいなね」

春日「イジられないね」

若林「ああやってお昼に回してるっていう。なんか不思議な気分になる時ない?俺は結構多いよ。「PON!」観てて」

春日「何よ?」

若林「普通に回してる時とか」

春日「はいはいはいはいはい」

若林「それもちょっと不思議な気持ち。ヤバい人なのに」

春日「そうだね。恐ろしい。モンスターが混じってるって感じだよね。街にね。フハハハハハ(笑)」

若林「昔ギャグコレクションでエンディングで大木さんが前に出てきて、モノボケ大会みたいになって、バットをみんながちょっとレベル高いボケみたいな、センスボケみたいのしてるけど、バットを持って寄っ掛かって「ベーブルース」って言ったんです」

春日「あれは面白いよね」

若林「体震えて、スゲェと思って。全然角度が違うと思って」

春日「あれは、モノボケでバットが出ると、まず最初にそれが浮かんじゃうから、ああ、いかんいかんと思うよね。あのベーブルースの衝撃はなかったから。あれが正解だと思う、モノボケの」

若林「バットのモノボケ

春日「今後、モノボケでバット置いてほしくないもんね。正解出ちゃってるから」

若林「よぎっちゃうから」

春日「あれはすごいな」

若林「面白い人でしたね。

ということで、スペシャルウィークでした。オードリー若林でした。おやすミッフィーちゃん」

春日「この後また夢でお会いしましょう。アディオス」

 

 

大木さんが“芸人を目指す青年”というのでテレビに出て相方さんを募集していて、それを見た大内さんが感銘を受けて応募してコンビを組んだということを、解散後、何かの雑誌の大内さんのインタビューで読んでいたので、そんな話が聞けるかなと期待していた。残念ながら実のある話は少なかったけど、大木さんのオードリーに対する歪んだ愛情を存分に感じることができて、とても楽しかった。大木さんて自分を掘り下げられるのが苦手なのかな。