伊集院光とらじおと 2017年2月7日
伊集院「これぐらい(悪女役が)評判になっていくと、混同してくるでしょう、みんな、役と。絶対に怖いと思われたりとか、そのむしろ逆で、あの役をやると、逆に絶対善人だ、みたいなレッテルが絶対ついてくるじゃないですか。それは?」
奈々緒「ありますね、全然。普通に挨拶しただけでいい人だと思われることとかあるので」
伊集院「それ、得だな」
奈々緒「すっごい得なんですよ。あ、普通なんですねって言われたことありますもん」
(略)
伊集院「話しているだけで、前向きですね、取り組み方が。世の中、悪く思われちゃったらどうしようということですごく悩んじゃう人のほうが多いと思う。今、人間関係で悩む人は」
菜々緒「私、人との関わりをすごく大切にしているかといったら、そうではなくて、私、本当に一人が大好きなので、別に人にどう思われようがとか、あんまり気にしないので、そういう意味ではこういう仕事には向いているのかもしれないですね」
伊集院「そこは見た目どおりすげぇさっぱりしてるよね。ベタっとしていないというか」
菜々緒「そうですね。あと、別に、好感度だったりとか、人のイメージとかのために私はこの仕事をしているわけではないので、別になんと思われようが。逆に、性格悪そうと思われることも、お芝居を見てそう思ってくれたりとかするのであれば、私は高評価だと受け取ることができるので」
伊集院「えらい。ていうか、なんかすごく前向きで、それで元気出る人いっぱいいると思うよ、おそらく。今日、職場で、私のあの一言で、私の本質とは違う変なことを思われてるに違いない、で、学校へ行けなくなったり、仕事場に行けなくなったりする人がいっぱいいるわけで」
菜々緒「そうですよね。でも、人生で考えたら、その人なんて別に私の人生に要らないと思ったら」
上田まりえ「おお~」
伊集院「(笑)今のはセリフにあってもおかしくない。別にあなたは私の人生に要りませんけども的なやつ」
上田「ドキッとした」
菜々緒「あなたは別に私の人生に要らないと思ったら、別に何言われても動じないですよね」