オードリーのオールナイトニッポン 2010年1月30日
春「あと、お見舞いでね、あなたのお母さんからもらったでしょう、お見舞いの品を。あなたに渡してもらって」
若「何だったの?俺知らないんだけど。うちの母ちゃんのお見舞いの品」
春「ドライフルーツと、紅茶のパック」
若「ドライフルーツって……お前、何嫌そうな顔してんだ!」
春「はははは(笑)」
若「ドライフルーツって言った時、すげぇ嫌そうな顔しながら言ったじゃないか!」
春「ドライフルーツはまあいいとしても」
若「うわっ、こいつ破門だな」
春「お茶ってさ」
若「お前破門!うちの家族から破門!」
春「お茶ってお湯を取りにいっていれなきゃいけないじゃない。なんで気が利かねんだと思って、一瞬ね」
若「だからだよ」
春「一瞬思ったわけです」
若「だから紅茶にしたんだよ、うちの母ちゃんは」
春「どういうこと?だからって」
若「歩かすためだよ、お前を」
春「そんな深い意図はないと思いますよ。
手紙が入ってたのよ」
若「手紙入ってたらしいな。何て書いてあったの?うちの母ちゃんから春日初めての手紙」
春「あなたは読んでないの?あれ」
若「読まないよ。お前への手紙だろう。俺は人への手紙を読まない主義だもん」
春「あれね、まあまあ、春日さんと。(若「うん」)骨折されたとニュースを聞きましたと。(若「うんうん」)早くよくなってくださいみたいに書いてあって、(若「うんうん」)いつもいつもお礼を言いたかったと。(若「うん」)気難しい正恭の側にいてくれて、(若「うん」)長い間見守ってくれて、(若「うん」)なんて器のでかい人だろうと。(若「うん」)あんな扱いにくい人間を(若「うふ(笑)うん」)優しく見守ってくれて、(若「うん」)本当にありがとうございます(若「うん」)というのがあって、ネタで、漫才のネタで、私、節子さんですよ。(若「うんうん」)私が春日さんのことを嫌いだっていうふうに言ってるんですけれども、(若「うんうん」)春日さんのこと、ほんとは嫌いじゃないですよって言ってくれて、ありがたいなと思うじゃないですか。(若「うんうんうん」)役者をしている春日さんが一番好きですつって」
若「ははははは(笑)」
春「お笑いじゃねーのかよ!ってまずね」
若「あははははは(笑)」
春「一番輝いてます、みたいな」
若「俺、実家帰るたびに言うもん、うちの両親は」
春「なんて?」
若「春日君の芝居はすごい上手い。いいね~って。ただ、春日君のトークとか漫才はっていうのは聞いたことない。確かに。確かにね」
春「そこじゃあないんだけどね」
若「そこじゃあないんだよ」
春「そこじゃあないんだよ!」
若「ははははは(笑)」
春「役者のとこじゃあないんだよ!」
若「あははははは(笑)」
春「あたしゃね、そこでね」
若「おい!浅香光代やめろ!」
春「やってこうと思ってるわけじゃないんだよ!でも、ありがたいなと思って手紙読んでたんですよ。だけど、あのね、骨折の折の字が全部接着の接になってて、ずっと間違えてたね」
若「いや、それは間違ってないんじゃない?骨を接ぐっていう意味じゃさ。骨接だから」
春「いやいや、骨接されたと聞いて心配してます。おかしいでしょ、だって」
若「ああ」
春「骨を接いでたら入院しないわけだからさ」
若「まあ、俺の母親だからな、そのクオリティでくるでしょう、手紙も」
春「ふふふ(笑)だから血だなと思ってね、あなたのね」
若「でも、いいなあ、それ、なんか。俺、お前の両親に会いにくいのよ」
春「なんで?」
若「お前をお笑い界に誘っちゃったから」
春「ああ、そうかね?」
若「で、お前の母親、進学のお金とか全部計算してお前に見せたとか言うじゃん、よく」
春「まあま、そうだね」
若「お前のお母さんから手紙欲しいな、俺もちょっと」
春「なんてよ?」
若「いや、だから、気難しい春日をねっていう」
春「ふふふ(笑)気難しくはないと思うよ、春日は」
若「あ、そう」
春「うん。まあ、でも、なんか結構あなたの話とかされるよ」
若「俺のことどんな感じで言ってんの?お前の母ちゃんは」
春「なんて言ってるかねぇ。若ちゃん彼女いるのかな?とか、そのぐらいの話よ」
若「お前にそっくりだな」
若「その、なんか芯を食ってこない感じ」
春「ははははは(笑)親の批判すんじゃないよ!何なんだよ!」
若「聴いてんだよな、そういえば」
春「聴いてるから」
若「お母さんごめんなさい!」
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