読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

星野さんと細野さん

 

星野源オールナイトニッポン 2017年1月17日

 

星野「さあ、星野源でございます。本日は早速ゲストの方をご紹介しましょう。

細野晴臣さんです。こんばんは」

細野「こんばんは」

星野「どうもこんばんは。ありがとうございます」

細野「いやいやいや、大変ですね。夜遅く」

星野「遅い時間に本当にすいません」

細野「いえいえ、頑張ります」

星野「よろしくお願いします(笑)。

今、ちょっとCM中に銀シャリのお話をしたりとか」

細野「そう。似てるなぁと思ってたのよ」

星野「はははは(笑)」

細野「ほんとに」

星野「メガネかけてる橋本さんの相方の鰻さんが僕に似てるという話で」

細野「似てるよ」

星野「細野さんも思われてましたか」

細野「思ってた(笑)」

星野「(笑)なんか笑ってる顔は確かにちょっと似てるかもなっていう」

細野「うんうんうん。だから最近面白くなってきたね、あの人も」

星野「僕もテレビで最近よく観て、フリートークもすごく面白いですしね、漫才も面白いですし」

細野「ノッてきたんだね」

星野「細野さん、昔からあれですもんね、お笑い好きですよね」

細野「お笑い、好きだねぇ」

星野「僕は『TVBros.』で『地平線の相談』というコーナーを一緒にやらせていただきまして、もう10年近いですよね」

細野「そんなたったかな」

星野「7、8年ぐらいだと思います」

細野「いろんなことがあったね(笑)」

星野「いろんなことがありました(笑)。ほんとに。僕、20代だったんですけども」

細野「初めて会った頃は幾つ?」

星野「26とかですかね。たぶんそのぐらいだと思います」

細野「そうだったよね」

星野「細野さんがチャイナタウンで昔ライブをやられた時の、髭を生やされていて、白いスーツで」

細野「ハリー細野の頃ね」

星野「ハリー細野の時のコスプレをして、初めてお会い(笑)」

細野「そうだよね」

星野「そうなんです(笑)。あの時も、引かれるかなと思ったんですけど、優しく迎えていただいてありがとうございました」

細野「いやあ、面白い人がいるんだなと思って」

星野「はははは(笑)。そこから、その時、実際お会いしたのは、ハイドパークフェスという狭山で久しぶりに細野さんが歌われた」

細野「なんかね、忘れられないフェスね。豪雨で」

星野「豪雨で。細野さんの時だけ、ぽっと止みましたね。凄い感動的なステージで、僕、お客さんで観てて。

で、前日にサケロックで僕、前日だったかな?出演してて、あ、当日かな?同じ日に出て」

細野「だから、観てはいないんだよね。ステージは」

星野「そうですよね。僕は楽屋でお会いして」

細野「なんかね、やけに若いのが来たなと思ってね」

星野「(笑)そうなんです。僕、初めて細野さんを知ったのは高校2年生の時だったんですけど」

細野「それもね、ちょっと変だよね。若すぎるよね」

星野「当時はちょっとこう、もしかしたら珍しかったかもしれないですね」

細野「珍しい、珍しい」

星野「それで、僕が好きで読んでいた『地平線の階段』という本をハイドパークでその時に「サインください」って言って」

細野「そうだっけ?」

星野「そうなんです」

細野「マニアックねぇ(笑)」

星野「細野さんの著作をもとにして『地平線の相談』というコーナーを今もやらせていただいていまして、そこでも結構お笑いのお話をさせていただいたり。さまぁ~ずさんのお話とかね」

細野「あのね、世代的にどっちかというと、さまぁ~ず、結構共感するところが(笑)。体調とかね」

星野「そうですよね。『さまぁ~ず×さまぁ~ず』のフリートークとか、結構体調の話とか」

細野「フリートーク。だから、東のフリートークは『さまぁ~ず×さまぁ~ず』、西は『にけつッ!!』」

星野「あー、『にけつッ!!』も。『にけつッ!!』も観られてる」

細野「そうそう。フリートークが面白いね」

星野「ケンコバさんと千原ジュニアさんの『にけつッ!!』」

細野「観ちゃうねぇ」

星野「フリートークって凄いですよね」

細野「うん。台本がない」

星野「そうですね」

 

星野「じゃあ、これからリスナーのみんなに聴いてほしい曲をお互いかけあっていきたいと思います。

まず僕からいきたいと思います。星野源の『ただいま』という曲をまず聴いていただきたいんですけど、これは2010年に出た僕のファーストアルバムの『ばかのうた』というアルバムに細野さんに楽曲提供していただいて」

細野「そうだった、そうだった」

星野「そうなんです。まず曲をいただいて、それに僕は歌詞を書かせていただきまして、編曲させていただいた、初めて共同作業といいますか、ご一緒させていただいた曲をまず聴いてください。星野源で『ただいま』」

 

星野「お送りしたのは、本日のゲスト、細野晴臣さん作曲、星野源作詞・編曲の、星野源で『ただいま』でした。ありがとうございます」

細野「いいね」

星野「ありがとうございます(笑)」

細野「久しぶりに聴いた」

星野「そうですね。久しぶり」

細野「これは、『ただいま』は僕もやってるんだよ」

星野「そうなんですよね。細野さんバージョンもありまして、それもぜひ、今度また改めてかけたいと思います。ぜひ聴いていただきたいので」

 

星野「お送りしたのは、イエロー・マジック・オーケストラで『マッドピエロ』でした。

この曲は、僕が一人暮らしをし始めて、最初、阿佐ヶ谷に住んだんですけど、阿佐ヶ谷に結構、古本屋とか、あと、中古CD屋とかレコード屋が多くて、そのレコード屋でYMOのファーストのUS版を買ったんですよ」

細野「イギリス版ということ?あ、US版?」

星野「US版」

細野「アメリカ版」

星野「アメリカ版。その最後の曲に入っているのが、B面のお尻に入っているのがこの曲で、それを当時もう、今も何度も聴いてるんですけど、レコードで聴きまくって、僕、『YELLOW DANCER』というアルバムが一昨年の末に出したんですけど、それの1曲目に入っている『時よ』という曲があって、その曲は、すごくこの曲を参考にさせていただきまして」

細野「そうだったの(笑)」

星野「そうなんです」

細野「そういえば、なんか、コード進行とか、ちょっと星野源ぽいかも(笑)」

星野「それ、星野源ぽいって言っていただいているのは、たぶん、僕が真似しているんです。細野さんのこの感じを」

細野「いや、今やもう、そういう時代だから」

星野「いいえ。この曲、細野さんが作曲されて」

細野「そうです」

星野「あまりライブでやられてないですよね」

細野「もうやりたくない」

星野「はははは(笑)大変そうですもんね、この曲、すごく」

細野「1音ずつコードが変わるというね。できない」

星野「(笑)僕、たぶんそれに影響を受けて、すっごいコード変わるんです」

細野「変わるよね」

星野「1音ごとに変えるの大好き」

細野「それを感じてたの今」

星野「(笑)そうなんです」

細野「そうか、そうだったんだね」

星野「もし、今後また機会がありましたら、ぜひ『マッドピエロ』を」

細野「やってみようかな」

星野「カントリーバージョンとかもいろいろ」

細野「おもしろいかも」

星野「『SPORTS MAN』のカントリーバージョンというか、バンドバージョンもありましたよね」

細野「『SPORTS MAN』やってますよ、最近も。何でもかんでもカントリーにしちゃうという」

星野「大好きです。

一緒に聴けて嬉しかったです」

細野「よかった」

星野「ありがとうございます」

 

星野「お送りしたのは、細野晴臣さん、そして忌野清志郎さん、坂本冬美さんのユニット・HISで『日本の人』でした。

この曲はあれですよね?たしか、もともと細野さんのソロで『中国の人』という曲」

細野「そう。最初はね『中国の人』っていうインストだったの」

星野「それを、ま、でも、所々、結構メロディもちょっと微妙に違ったりして、それを作り直されて、歌詞を忌野清志郎さんが」

細野「詞をつけてくれて、それはほんと好きな歌詞だったの」

星野「歌詞大好きですね。曲も大好きですし、ほんとに優しい歌詞ですね」

細野「ねえ。詩人」

星野「そうですね。本当の優しさっていうか、なんかこう、すごく大好きなんですけど。

やっぱり清志郎さんのことを思い出されたりする時とかありますか?」

細野「あるねぇ。なんかもうね、一緒にやりたいんだよね、まだ。いまだに」

星野「ああ。うんうんうん」

細野「年取ったら、ブルース、渋いブルースやろうよって言ってたんだよ。できなくなっちゃったじゃん」

星野「そうですね」

細野「うん。やりたかった」

星野「せつないなぁ、ほんとに。いやあ、そうですか」

細野「うん」

星野「僕、音楽番組で最近、坂本冬美さんとご一緒することが何度かありまして、紅白歌合戦でも一緒だったり」

細野「あ、そうだったよね」

星野「『うたコン』というNHKの番組で、その時もHISのお話を舞台裏でさせていただきました」

細野「ああ、そうだったんだ」

星野「そうなんです。僕、清志郎さんにはお会いできたことがなくて」

細野「あ、そう」

星野「客席ではもちろん観てたことはあったんですけど。なので、どんな方なのかなというのは、細野さんのお話で。『TV Bros.』の時でもたまにお話をしていただくじゃないですか。思い出というか。

あと、『AERA』で対談でコーヒーを飲みながらお話しさせていただいた時も」

細野「したね」

星野「大瀧詠一さんと一緒にやろうというお話をされてたりとか」

細野「そうだ、その時だったね。大瀧君もねぇ。やりたいことが、今頃出てくるっていうね」

星野「何かこう、やりたいこと、でも、もう亡くなられてしまってできないことっていうものって、時々思い出されるわけじゃないですか」

細野「そうなんです、はい」

星野「それって、自分の音楽に入ってきたりするものですか、それとも、それはやっぱり別というか、とっておきたいものだったりしますか」

細野「最近ね、ちょっとなんかね、変化があって、あ、大瀧君の曲やってみたいなって思うようになってきた。今まで、考えたことなかったの」

星野「へぇ、そうですかぁ」

細野「自分じゃできないと思ってた」

星野「そうですかぁ。いやちょっと、それはぜひ聴きたいですね」

細野「そうですね。ちょっとね、試してみたいです」

星野「はい。ぜひちょっともう、個人的には泣きそうなんですけれども(笑)」

細野(笑)

星野「えーとですね、そんな形でですね、ほんと遅い時間まで、ほんとにありがとうございました。いや、本当にありがとうございました」

細野「これからもじゃあ、頑張ってね」

星野「頑張ります」

細野「下世話なほうに」

星野「(笑)下世話なほうに(笑)。そうですね。この後、コーナーがちょっといろいろありまして。今日はでも、ちょっと、あの、あ、ありますね。下世話なコーナーあります」

細野「あるの?」

星野「はい」

細野「嬉しい(笑)」

星野「はははは(笑)」