ウーマンラッシュアワー村本大輔の土曜The NIGHT 2016年12月10日
村本「結構見てる人は誤解しているけど、テレビに出て、ああいう人らは(ネタを)作られへんもんな、忙しいから」
石田「忙しい」
武智「やる暇ない」
石田「忙しいし、たぶん今はテレビでやってる2人の形のほうが漫才よりもクオリティの高いもんを提供できてるんやと思う」
村本「全然違いますもんね。テレビ向いてる漫才師と向いてないの、いるやんか」
武智「いるいる」
村本「たまにそれがテレビで変なイジられ方してたりしません?チャンピオンとかが。コントなんか特に、かもめんたるとか、実力ないみたいな感じでイジられたり」
武智「平場で?」
村本「平場でみたいな感じで。おんなじ感じで、こんなこと言うのあれやけど、テレビタレントになった芸人さんがルミネとか営業で結構痛い目に遭ったりしてるとこあるやん(笑)」
石田「まあまあ、そうやな」
村本「うわ、フリートークで逃げてるやん、まあまあスベってるやん、みたいなさ。ああいうのこっち言わへんのやから、そっちも言うなよ、と思うよな」
塙「わかる、わかる、わかる」(笑)「お前は劇場側」
村本「そこに愛がなさ……、絶対テレビ芸のほうが軽ボケでいってるし。ネタのほうがしっかり仕上がってるから(劇場側のほうが)面白いわけじゃないですか。絶対的に」
武智「絶対的に。それはもう絶対的に」
村本「金払ってハードル上げてる人を笑わしてんのと、あっちの無料やからワーッとテレビ芸。こっちは一切言わないでしょう。でも、あっちはボロカス言うやんか。なあ」
塙「ボロカス。どうしてもテレビのほうが上みたいなのがあるからね。うんうんうんうん」
村本「向き不向きもありますやん」
塙「まあまあね、ある。でも、みんなテレビに出たいからね」
村本「めちゃくちゃ出たい」
塙「めちゃくちゃ出たいからやっぱり」
武智「出たいですね」
村本「出て、キャーッて言われて、こっちに連れてくる。やりたくないやつもあるでしょう?中にはさ。これちょっとなぁ、みたいな」
石田「テレビ出たい?そんなに」
塙「出たいよ」
石田「ほんまに?」
武智「塙さん出たいんですか?」
塙「出たい、出たい、出たい」
武智「え~!?」
石田「ほんまに?」
塙「うん」
石田「前、そんなこと言うてへんかったやん」
村本「塙さん嘘つきやから」
塙「まあまあ、どっちでもいい」
石田「お前、さてはこの間俺に合わしてたな、ただ(笑)」
塙「テレビは、漫才としてね」
石田「そうそう、漫才でテレビ出るとかは凄い俺は好きやなと思うけど」
村本「漫才でテレビに出る?」
石田「漫才番組とかは」
武智「でも、平場とかも結構楽しそうにやってましたけど」
塙「いや、俺、難しいっすね」
村本「頭おかしいから。合わせてくタイプじゃないから」
塙「何ですか、もう勝てないじゃないですか。経験値が。あの人たち毎日やってるわけですよ。司会とか」
武智「そこはそうすね。一回勝ち上がった人はね。テレビで勝ち上がった人は」
塙「なんなら、例えば漫才協会の番組をできると。全部漫才協会。で、僕が司会。だったらめちゃくちゃ面白い番組できますよ。そういうことじゃないですか。結局チームプレーだから。テレビって。だから、吉本の芸人が10人いて、こいつにこう言えば振るよ。要するにJリーグの1つのチームですよ」
武智「もともとわかっててね」
塙「こいつにパス出せば決めてくれるってわかってるチームがただ流せば面白いですよ。だけど、僕がそこに入ったって、僕に別にパスしてくる奴いないし、僕の扱い方わかっている人いないから、だからもう、わけわかんないことしてやろうと思って、いっつもわけわかんないことばっかり言って、みんなさらに振ってこなくなっちゃうわけですよ。だから、途中から喋れなくなって悪循環ですよね」
面白かった。
この番組を観た後での「井上の人生は俺の人生でもあるから」は、より一層ぐっとくる。