オードリーのオールナイトニッポン 2016年12月3日
若「こんなこと言うのほんとに申しわけないんだけどね」
春「うん?何よ」
若「家庭教師がいる話したじゃないですか」
春「いただきました。先週だっけ?厳しい人ね」
若「俺が5分に1回「若林さん、それは感情論です」って言われる大学院のね」
春「そこまでの話もらってなかったけどね。課題出されて、クリアしてからようやく教えてくれるっていうのは聞いたけど(笑)、そんな怒られ方するとは聞いてないよ」
若「「若林さん、それは感情論です」っていうのを5分に1回言われるんですけどもね、いろんなモノの流行り方を教わったりするんですよ」
春「ほお。ほぉ、ほぉ」
若「あと、俺の疑問に答えてくれたりとかありまして、そうするとね、例えば、VTRで俺が絶対買わないような、何だろうな、百貨店のグッズ、家具の、オシャレな家具の女の子しか買わないような家具の店のベストスリーみたいな。全く興味なかったです、今まで、スタジオでV観てて」
春「はいはい、まぁま、そうでしょうね」
若「でも、なるほど、これが流行るのはこういう層にこういうニーズがあるからなのかなぁ、家庭教師の先生が言ってたあれを聞いた後思うのは、とか思うと、最近、全部のVが面白いんだよね」
春「なるへそ、素晴らしいことじゃない」
若「ははははは(笑)」
春「素晴らしいことだよ。それ羨ましいよ、羨ましい」
若「羨ましいって(笑)、お前、全然面白くないみたいに聞こえるぞ、それ」
春「いやいや、やっぱりね、わかるね、体の反応としてさ、興味がないんだ、それで初めて興味がないんだなと思うんだけど、例えばファッションとかさ、ていうVTR観ると、もうね、眠くなんのよ、途端にね」
若「すげぇこと言ってんなぁ。すげぇことでもねぇか」
春「それで気づくの。ファッションに興味ないんだなと思って。同じようなテンションでVを観てるつもりなんだけど、格闘技とかさ、野球とかいうのと、やっぱりね、脳の働きが違うというかさ、急に重たーくなってくる、瞼が(笑)。そんなつもりないんだよ。眠いなぁとか自分で思う前に、体がなんかね」
若「昔の俺ね」
春「はははは(笑)あ、そうだった?」
若「うん」
春「だから、今の話聞いて、興味ないことでも、なんかこの、分析というかさ」
若「今それが、俺はバカで、その先生にこういう感じで需要と供給が成り立つとこうなるんですよみたいな話で、ベストスリーに入ってくるとなると、そういうとこに需要と供給がピタッときてるところにあるからなわけじゃない」
春「なるほどね」
若「俺と春日さんだってさ、例えばこの間『ネタライブ』というお笑いライブやりましたけど、漫才作る時にね、ネタライブに来るのは、いつもオードリーを知って応援してくれてる人で、オードリーのネタをネット、テレビで観たことがある人たち。まぁま、新鮮ではもうない」
春「うん」
若「テレビでは、ほかのタレントのこともやってる上でネタやる。だから、新人がインパクトを背負って出てくるのとは違うという状況がわかってて作り始めるじゃない。そういう研究とか会議がさんざんあった上で成功したから売れてるわけじゃない」
春「うんうん」
若「それを何となくイメージしながら見ると、面白いんだよね。ようやく。でも、ここ3週間ぐらいの話だけど」
春「(笑)タイムリーだね、ずいぶんね。なるほどね。このモノが売れてるのはこういう理由があるんじゃないかとか」
若「ただ、頭のいい人は中学生ぐらいからそうやって見てるんだろうけどね、物事を。高校生とか」
春「まあ、そうそう、そうか。考え方というかね」
若「それは人生の濃さ、変わってきますよ」
春「一つのモノに対してね」
若「ただ、眠いVもあるけどな(笑)」
春「どうしてもね」
若「どうしてもなところは(笑)」
春「これは申しわけないのよね(笑)。興味がないって、そうだね、考え切れないんだよな」
若「興味はしょうがないよね、こればっかりはね」