2016年M-1の話

 

オードリーのオールナイトニッポン 2016年12月10日

 

若「あと、M-1がありましたね。観ました?M-1

春「M-1ねぇ、今年はね、観たんだよね。迷ったよ」

若「去年観てなかったすもんね」

春「そう、今年は観れたというかね。迷ったよね。去年の流れがあったから、観ないほうがいいのかな?とか思いつつ」

若「はいはいはいはい」

春「でもやっぱり」

若「観て」

春「うん。観れるのに観ないっていうのおかしいだろうと思って」

若「それはそうよ」

春「楽しめれる。結果を知らないから」

若「それは何?現場で?それとも」

春「現場まで行ってないよ(笑)」

若「オンエアで?」

春「オンエアよ。現場までそんな、入れないでしょう」

若「テレ朝じゃなくて?」

春「テレ朝まで。敗者復活から?」

若「うん」

春「観てないですよ、そこまではね」

若「なんか敗者復活の会場にいたっつってたから」

春「ははははは(笑)お客として?」

若「うん」

春「でも、行っててもたぶん楽しめたと思うけどね、あれはね」

若「そうじゃなくて?」

春「そうではなくてね」

 

若「どうでした?春日さん。どういう感想」

春「いや、面白かったなっていう。単純にね」

若「うんうんうん」

春「凄かったね」

若「春日さんは、例えば、春日さんの中の決勝3組とかっていうと誰になるんすか?」

春「え~誰だろう。誰がいたんだっけな、そもそも」

若「誰がいたんだっけなというのも凄いけどね、その言い方も」

春「あー、はいはいはい。そういうことね。いや、でもあの3組なんじゃないの?」

若「あー、春日さんも」

春「うん」

若「もしかしたら春日さんもいつか審査員やるかもわからないですから、やっぱり」

春「ほんとそうだよね」

若(笑)

春「それはわからないよね。そういうオファーがきたら、断る理由もないしね」

若「いや、凄かったね。我々が敗者復活で出た時が10年でしたけども、15年になったからかどうか」

春「ああ、芸歴ね」

若「範囲が」

春「芸歴10年までだったね、我々の頃」

若「誰も外さないじゃないですか。全員爆笑。毎年1組ぐらい外してイジられるコンビがいたりしたけど、全員爆笑だもんね」

春「いや、そうだね」

若「余りにもウケるから、気になって前説の人調べちゃったもん、俺。誰前説やったんだろう、凄ぇなと思ったら、バイク川崎バイクさんだった」

春「はははは(笑)」

若「あと、くまだまさしさん? それほんとなのかな」

春「くまださんて毎年やってない?」

若「バイク川崎バイクさんなんだ」

春「バイク君だったんだ。ウケるよなぁ」

 

若「ちょっと気になることがあったんすけど、年々、俺たちが敗者復活する映像が短くなってるなぁっていうのがちょっと気になってたんす」

春「あぁ、今年はあったかなぁ」

若「ほんと0.5秒ぐらいありましたけどね」

春「あぁ、チラッとあった」

若「上からオードリーっていう文字がバーッと敗者復活したメンバーの一瞬名前が出てきたぐらいですけど」

春「はいはいはいはいはいはいはい、あったあった」

若「あれもっとね、無断で長く使ってほしいなと思ってるんだけど」

春「(笑)無断でもいいからね、使ってほしいよね」

若「今の若い人知らないすよ。俺らがM-1出たことあるなんて」

春「8年前か」

若「8年前だから。それこそ『一周回って知らない話』で話したいんですけど。M-1から出たつって」

春「(笑)なぜオードリーはテレビに、何から出てきたのかと」

若「はいはい」

春「確かに若い人知らないかもなぁ」 

 

若「俺は、和牛さん凄いリビングで爆笑してたんですけど、和牛さんのツッコミの川西さん?」

春「ツッコミの子?」

若「凄い好きになっちゃって。何回も何回も観てくうちに、川西さんがやる女性役の子とつき合いたくなっちゃってるんだよね、もうね」

春「いい女?」

若「いやあ」

春「何が、何がいいのよ?」

若「水田さんがドライブデートだっつってシートベルトをした時に、シートベルトをすると(笑)胸の形が(笑)」

春「あれ面白かったね」

若「はっきり出るやんねぇって言った時に、川西さんがバーッとツッコンで、「デリカシーないぃ」って言うでしょう。俺は、女の子とデートして、もし俺が「シートベルトって胸の形凄くくっきり出るんだね」っ言ったら、「何デリカシーない」っ言ってほしいんだよね」

春「なるほどね。理想の」

若「気持ち悪いとか、キモっとか、そんなん全然ちょっとヤで、「デリカシーないぃ」って言われたいの(笑)」

春「なるほどね。理想の」

若「なんか好きになっちゃって(笑)」

春「返しだったんだ。女性としての」

若「あの子とデートしたいな」

春「あぁ」

若「絶対いい人でしょ川西さん」

春「ま、そう、川西君ていうか、まあ」

若「いい人があふれ出てるもんね」

春「うん」

若「曲がってる時に掴んだら、「そんなに曲がってないやろ!」って女の子にツッコまれたいのよ。デート楽しくてボケ入れたら(笑)」

春「うんうん。なるほどなるほどね。その温度がちょうどいいってことだね」

若「そうそうそう」

春「そんな曲がってないじゃん!とかじゃなくて」

若「だから、わかってんのよ。デート相手というか、男がなんか人間の成熟度が高くないのはわかってんのよ。川西さんは。でも、それを温かく見守ってあげてんだよ。途中で不機嫌になってしゃべんなくなる女の子とかいっぱいいるわけよ。途中で帰っちゃったり、急にスマホとか見だしてしゃべんなくなったり。そうじゃないんだよ。ずっといてくれるんだよ」

春「なるほどね。器がでかいというか、バカやってるっていう」

若「そうそうそう(笑)」

春「またバカやってる、男って、しょうがないわねっていうぐらいの温度、距離感がいいっていうことね」

若「そうそうそうそう」

春「なるほどなるほど。わかる、わかるな、それは」

若「なんか複雑なことじゃなくて、そういうふうに思ったんすよね」

春「なるほどなるほどね。うんうんうんうんうん」

  

若「あと、決勝3組の実力と地肩とテクニックはめちゃくちゃ凄いね」

春(笑)

若「ゴジラモスラキングギドラみたいなさ」

春「うん」

若「あれさ、例えば銀シャリさん、ドレミの歌、あれって、オードリーがドレミの歌の設定で漫才やったらめちゃくちゃスベるからね、これ」

春「(笑)いや、ま、そうだろうね。いや、ま、そうよね」

若「うん。確かな地肩と、あれであの爆笑、凄くない?」

春「うん。いやいや凄いね」

若「アンタッチャブルさんが優勝した時の、お嫁さんをくださいって……、あ、そうそう、娘さんをくださいって言いに行くネタとかもさ、もうそういう時代じゃないけど、そういうこと言う時代じゃないけど、なくない(ない)設定ではないじゃない」

春「うん、まあまあまあ、ありそうな感じだよね」

若「まあ、あるじゃない。凄ぇなって思うよね、あの設定。だからやっぱ、結局オードリーってほんとスカしてますから」

春「ふふふ(笑)うんうんうん」

若「ある漫才っていうものをフリに使ってたりしますから、やっぱ本当に準優勝でよかったよね」

春「ははははは(笑)」

若「M-1チャンピオンて漫才を背負ってくことになるから、看板が。10年、20年ずっと漫才やるんだろうなっていう人がもらう、普遍的なね、実力がある人がね、初見の新鮮さとかっていう加点じゃなくて」

春「うんうんうんうん」

若「だって銀シャリさんなんかおじいちゃんまで出来る、っていうか、あの3組の方は」

春「まあまあそうだろうね。そうね」

若「やっぱ、ちょっとオードリー厳しいっすから、それは(笑)」

春「(笑)それは頑張っていきたいじゃない。そこは」

若「俺は出来んだけどね」

春「いやいや、私だってそれはなんとか」

若「お前は出来ないよ、ほんとに」

春「なんで出来ないのよ、私が」

若「ほんとに、マジ、冗談でもそんなこと言うなよ。マジで」(笑)

春「いやいや、なんでそんな厳しく諭されなっきゃないんだよ」

若「(笑)腕はないんだから」

春「(笑)そこをなんとかさ。そこをなんとかやっていきたいよ」

若「出来ないのよ、これが」

春「出来ないの?ええ?」

若「うん。俺と石田君は出来るんだけど」

春「はははは(笑)井上君も出来るだろ」

若「井上君ももちろん出来るんだけど(笑)」

春「それは出来るでしょう(笑)」

若「いや、だから、普遍的な地肩と実力とスキルがある人がもらう、もらってるしね、歴代」

春「まあ、そうだね」

若「台本が見えなくなる瞬間ていうかさ、頭始まって、台本のやりとりな。台本見えるっていうか。台本が全く見えなくなる時ってあるじゃない。2人がマジで今言い合ってんだろうな。それがほんと全組そうだったもんね」

春「フーッ(笑)そうだね」

若「ちょっとネタ番組出る勇気がなくなるよね」

春「うん」

若「うーん」

春「うーん」

若「恐ろしかった、本当に」

春「いや、そうね」

若「いやあ、凄いなほんとにねぇ」

春「うん」

若「上手でウケてるけど、台本最後まで見える人たちもいるでしょう?」

春「うん、なんとなくね」

若「そうじゃないもんね。マジで今、今マジなんだろうなっていう(笑)」

春(笑)

若「そこまで行けないじゃない、なかなか」

春「まあ、そうだね」

若「3年に1回ぐらいあるけどな、ああいう時。あそこまで行ける。それはお客さんのウケ方も必要だし、いろんな要素があってのあそこになるじゃない」

春「うんうん」 

 

若「あと、カミナリさんの新鮮な刺激、凄かったね」

春「うん」

若「爆笑しちゃったよ」

春(笑)

若「あの、なんかね、地方の牧場にロケ行って、休憩中にちょっと散歩してみようと思ったら、牧場主と働いてる人がめちゃくちゃ喧嘩してて、ずっと聞き耳立ててたらめっちゃ面白かったみたいな」

春「あぁ、はいはいはいはい」

若「(笑)あれってね、ちっちゃくて細いじゃない。叩く人のほうが」

春「うんうん」

若「で、叩かれる人は大きいからさ、引かないじゃない」

春「うんうん」

若「でさぁ、結構春日さんとかもそうなんでしょうね」

春「あぁ、叩かれても?」

若「叩かれて痛そうに見える人と痛そうに見えない人ってやっぱりいて、痛そうに見えない人じゃないとウケないじゃない。ちょっと引くっていうか」

春「そうね。心配になっちゃうね」

若「そう。だから、お前が痩せてることに俺はこんだけ結構苦言を呈してたりしてたのよ」

春「はははは(笑)なるほどね」

若「でも、春日が『ダウンタウンDX』で、さんざん筋トレするなって言ったのに、自分が始めたんすよって言ってたの、俺、小耳に挟んでたんですよ。真横で」

春「いや(笑)小耳にっていうか、横でしゃべってんだからさ、小耳どころじゃない」

若「で、こいつわかってねぇなと思ったけど、でも、言ってもわかんねぇだろうから言うのやめてたの、ずっと」

春「(笑)それはだって言うでしょう。それぐらいのことは言うでしょう、私は」

若「屈強に見えてないと、俺のほうが小太りになっちゃうと、スリムで絞ってる奴を小太りが叩いてるってことになっちゃう」

春「ははははは(笑)えー!?って」

若「それって結構重要なのよ」

春「そうだね」

若「それがわかってないで、同じラインで鍛えてんすよみたいに言ってっから、俺は違う、必要に迫られて痩せなきゃいけないと思って、春日が痩せて、言ってもこいつ、またもう一回体がっしりさそうとしねぇだろうな、バカだから!と思ってるから、俺はその時は」

春「そんなこと思ってた!?(笑)」

若「ははははは(笑)だから、こんな痩せて、ベストがブカブカになってんの今。そういうのちょ困るのよ。パツパツで、叩かれてもっていうふうに見えないと」

春「なるほどね」

若「ほんとはね。で、俺は太っちゃいけないの、それで」

春(笑)

若「でも太ってるんですよ、俺は今」

春「はははは(笑)」

若「だから、鍛えて絞って、春日よりもっと細くなんないと、漫才的にはあんまりよくないと思って、ジム行き始めたじゃないですか」

春「はいはい」

若「したら俺もう、どんどん胸板が厚くなってんの、今」

春「ははは(笑)」

若「そうじゃないのよって、胸板に。俺は痩せたいの、俺は」

春「なるほどね」

若「というのを言ってて、で、春日に、絞れてく鍛え方を聞きたいんだけど、なんかプライド俺高いから聞けないっていう状態なの、今。はははは(笑)」

春「悪循環でしかないじゃない、それ」

若「俺がスーツで結構大胸筋があるなぁみたいな感じになっちゃって、春日のこと叩く。で、春日、大胸筋つかないって悩んでたじゃない。春日結構細くなってるでしょ、ここ」

春「うんうん」

若「それを、胸を叩いてたらダメなのよ」

春(笑)

若「アタシ痩せなきゃいけないの、だから(笑)」

春「ははははは(笑)」

若「漫才のためにも(笑)」

春「難しいね」

若「でも全然、夜も食べないでやってんのに全然、胸板が厚くなってくの」

春「ははははは(笑)」

若「シャツがきついの最近」

春「もうオネエの悩みだよ」

若「はっはははは(笑)」

春「どんどん男の体になってくの」

若「そうなの」

春「アタシほんとに(笑)」

若「どうしたら、痩せたいのに、胸板が厚くなってって、腹が全然凹まないの(笑)」

春「もうオネエだ。声も太くなってくし、髭も濃くなってし、もうどんどん。はははは(笑)」

  

若「凄かったね、あの3組の決勝は」

春「うん、うん。面白かったねぇ」

若「驚きましたね、ほんとに。でも、こんなん、もうほんとに一緒になりたくないね、ネタ番組で。春日みたいなボケ引き連れてさ」

春「はははは(笑)なんちゅうこと言うんだよ」

若「はははは(笑)」

春「確かにね、勢いがあるからね、全然やっぱ違うだろうね」

若「でもね、後々になって聞くことってあって、ある関西の芸人さんに聞いたのね。M-1、俺ら2008から6年ぐらい経った時に。俺ら決勝で敗者復活してさ、点数が1位になったじゃない。その後、今田さんとインタビューあるじゃない。あの時に「若林君、1位だよ」みたいに今田さんがフッてくれた時に、「僕が1位なのは納得ですけど、春日が1位なのは納得いかないです」って俺言ったのよ、コメントで」

春「おぉ、そうだっけ?うんうん」

若「それを、まだ俺らと一緒に仕事になったことない関西の芸人さんたちがそれ観てた時に、敗者復活してきて決勝で最高得点取ったら、「2人でやりました!」でいいのに、あそこで相方を潰して、「自分が1位なのはわかりますけど」って言う奴は絶対イヤな奴だっていう話になってたっていうのを(笑)」

春(笑)

若「6年ぐらい前に話してたんやで、みたいな話を」

春「知らないからね」

若「でも、会ってみたら凄くしゃべれるから、全然ええ奴やん、みたいにすぐなったけどっていう話を教えられたから、ああいう時、舞い上がってる。こっちはさ、敗者復活してるからさ、舞い上がっちゃってたんだろうね」

春「舞い上がってるし、なんか言わないといけないっていうね」

若「ちょっとボケなきゃいけないっていう」

春「そうだよね、あれはそうだよね」

若「あとね、今だから言うけどね、ちょっとね、噛みつくキャラで行ってみたかったんだよね、1年目の時、俺。はっはははは(笑)」

春「なるほどなるほど」

若「今はもう全くないよ、それ」

春「まだ若いしね」

若「そうそうそうそう。言うこと言うな、みたいなキャラで行きたかったのが、ちょっとそこがまだ合ってないんだろうね。チューニングが。現場と俺がやりたい理想のチューニングが」

春「いや、そうだね」

若「これが乖離してる奴って、やっぱり鼻につくからね、結局(笑)」

春「いや、そうだね。アイツなんだってなるからね」

若「現場のキャッチャーミットから大きく反れるとね」

春「今はいいだろうっていうね。ここはいいだろう」

若「今やったでいいだろうって。確かにそうなんだよね」

春「確かに、確かにそうだね」

 

 若「難しいけど、凄かったね、今年のレベルは」

春「うん」

若「いやあ、一番手でやりたいな、ネタ番組全部」

春「はははは(笑)」

若「後にできないぜ、あのレベル」

春「まあそうね。M-1組とはね」

若「でも、あとやっぱねぇ、結局だから、俺たちなんてドーピングしてますからね。M-1 2008で。みんなが20~30回かけてM-1出てくるところを、1ネタに100回ぐらい舞台かけてるから。ショーパブ出てて」

春「まあ、そうだね、多かったからね」

若「そんだけデータが揃うでしょ、どこがウケるかスベるかの。それで、そのデータ量は結局自由なわけじゃない。それで言うと、とてもじゃないけど、あのレベルな。凄いなあれ。一回ちょっと石田君とドレミの歌の設定でやってみたいけどね、どういう気分になるか」

春「へへへへ(笑)」

若「アイツとじゃできないからさ、やっぱり」

春「アイツってなんだよ!」

若「ふふふふ(笑)」

春「ええっ!? 失礼な。目の前にいる、いるでしょうが!」

若「でも、でも、自分でどう思ってんの?」

春「何が?」

若「あんな七三に分けてさ、胸張って出てくるんでさ、それで、例えば、石田君とか井上君とか、銀シャリさん、スーパーマラドーナさん、和牛さんとさ、肩並べてるつもりはないでしょう?」

春「へへへへ(笑)」

若「俺だってないよ。あのレベルの人たちとは。全く」

春「はいはいはいはい。まあまあまあ、そうだね。だから、自分がM-1観ててさ、あの場にいたらってこと、恐ろしくなったよね。ふははは(笑)。もしねっつって」

若「そうでしょう?」

春「それはもう、そりゃそうよ。そりゃそうよ。言ってもさ」

若「10年という長いスパンで見るか、今日この日って見たら、今日この日では、ピンクのベストで七三に分けてる人の刺激量は凄いよな」

春「まあ」

若「刺激物だよ、刺激物」

春「ま、そうだね」

若「7年ぐらいたつとちょっとね、ほんとにネタ作り頑張らなきゃいけなくなってくるから(笑)。胸張ってゆっくり出てくるのが普通なんだもん」

春「いや、そうだね。知られてるからね、それで」

若「俺もほんと、今日もネタライブでかけたネタを『検索ちゃん』でかけるから、『検索ちゃん』用に短くしなきゃいけないから、コーヒーチェーンでV観ながら台本書いてたよの。したら、なんか大声だしそうになったもんね」

春「何がよ?」

若「春日の間の取り方に」

春「はははは(笑)」

若「ホラ!アラーッ!言いそうになったもん。ははははは(笑)」

春「コーヒーショップで?周りも驚くよ。どうした?ってなるよね。はははは(笑)」

若「ああいうのは凄いなぁ、ほんとなぁ。ねえ?」

春「そうね、完璧だったね、みんなね」 

 

若「でも、敗者復活も全部観たんだけど。観た?」

春「全部は観てないかな」

若「人気ある方が行くのかなって思ってたら、ほんとに10万何票なんでしょう?凄いね。だからさ、あれで和牛さんが選ばれるっていうことはよ、ネタ番組に出た時に、一般の方の見方って、もう絶対言い訳できないね」

春「あぁ、ま、そうだね」

若「マヂカルラブリーさん、めちゃくちゃ面白かったなぁ」

春「あ、そう」

若「うん。あとね、準々決勝のね、あ、敗者復活も面白かったですけどね、かまいたちさんがめちゃくちゃ面白くてさ」

春「へぇ」

若「あ、観た? めっちゃ面白かったよね」

春「うーん、あ、そう」

若「ちょっと観てよ。観てさ、観終わったらさ、夜ファミレスに集まってちょっと語ろうよ、2人で」

春「いやいやいやいや(笑)ヤだねぇ」

若「何でよ?」

春「そんなに、あのネタ、人のネタを?」

若「うん」

春「どうだった?みたいな?」

若「うん」

春「それはもう、もういいよ、そこは」

若「えーーっ!? 何でよ、ファミレス集まろうよ。『学生HEROES』の芸人さんたちも呼んで、大学生の」

春「何でだよ!(笑)」

若「みんなと話そうよ。どう観た?って」

春「(笑)学生芸人集めて?」

若「学生芸人さんとさ、10人ぐらいでファミレスで集まってさ、春日大統領でさ」

春「お笑い談義を?(笑)」

若「あ、そういう見方もある、なるほどね、なんてやろうぜ~」

春「はははは(笑)いや、いいわ、それは」

若「何でよ?」

春「それ、もういい。恥ずかしいよ、そんなのさぁ」

若「何が恥ずかしいの?実力もないくせに」

春「はははは(笑)実力とかじゃなくて」

若「何がそろそろだお前!石井! うるせーバカヤロウ!(笑)

じゃあ、行きましょうか。あ、ほんとすいません、50分も(笑)」