無題

 

オードリーのオールナイトニッポン 2016年12月3日

 

若「今年も2016年終わりますけどもねぇ」

春「ええ。早いもんだなぁ」

若「いかがでしたか? 2106年は」

春「もう総括ですか?」

若「スクール革命の占いで、俺と春日はビリと下から2番目っていうビリコンビとして2016年占われてしまって、大当たりになってしまいましたけど」

春「さんざんでしたけどね。今こうやって話せてるのが奇跡ぐらいのね(笑)。40点ぐらいだったからね、私、最下位で」

若「レギュラーも二人とも全部終わりましたし(笑)」

春「ははははは(笑)」

若「大変な1年でしたけど」

春「何とか乗り切れそうですけどね、そんな中ね」

 

 

若「我々まだまだ頑張らなきゃいけないですよ。ネタ書いて稽古したら、ネタ合わせする場所ってね、稽古場しかないんですよ。だって、公園で二人で並んで(笑)今さら稽古するんのイヤじゃん」

春「まあ、そうだね。できれば屋根のある所がいいよね。屋外はさすがに」

 

若「ネタの稽古すんですよ、稽古場で。当日、朝日ホールで本番前に1時間前ぐらいですかね、一回合わせる?なんてやる時にね、春日さんがね、スマホのパソコンのネタの台本が入ってるのを見ながら、まだ台本手に持って稽古するんですよ」

春「うん」

若「今までの俺だったら、まずね、相方がまだネタが入ってないっていうことのサインになるじゃん。それ、ちょっと不安なんですよ。あ、忘れたら、ここ、こうかぁとか、忘れた時こうかなとか思ったりするんですよ。あと、もう一個は、ネタが完全に入ってる、記憶してる状態で、ちょっと崩せるぐらいの余裕があるものを見せるという気持ちで当日までに用意するっていうのが、俺、プロフェッショナルだと思ってるのね」

春「うんうんうん」

若「アマだなぁと思ってたんだけど」

春「ふははは(笑)そんなこと思ってた?出番前に」

若「でもね、もう怒らないんですよ、俺はそこでは。これはなんで俺は怒らないんだろうって自分で考えたんですよ。したら、ここで台本を持たずにできるような相方だったら、体張る仕事来てないんだろうなって思うから」

春「ははははは(笑)そこはイコールなの? そこにつながる?」

若「まだネタが入ってないで来ちゃうから、ロケバスで待たされる仕事が来るんだろうな」

春「ははははは(笑)」

若「漫才ということにピンポイント当てちゃうと、怒りもわいてこようもんなんですけど、広い目で見ると、もうそんな、台本なんて覚えてこなくていいんですよ」

春「ははははは(笑)」

若「ははははは(笑)」

春「体張れなくなったらちょっとね、厳しいもんね」

若「“オードリー”という二人の会社としたら。だから、こいつは今必死で台本を目で追ってる分、そういう仕事がある。だから怒りがわかないんですよね。

それで、あと、アンケートさ、ライブの後、アンケートを見てたらさ、春日の所にさ、春日さん、ネタを覚えて偉い!っていうのがもうすごい書いてあるんすよ」

春「いや、ちょっと待って。そのレベルなの?私(笑)初めて知った」

若「すっごい書いてあるの」「犬のお手で頭撫でられるのとたぶん同じ感覚だと思うんですよね」

春「(笑)お利口だねーっていう」

若「お利口だね。ライブ見に来てくれた人からすると」

 

 

若「俺らは、ここんところのライブ、ちょい前とかもあんまりライブ出ないんで、例えば三四郎とくじらさんがどういう関係かとか知らないのよ。だから驚いたんだけど、楽屋で、三四郎も出てくれたんだけどね、相田君がね……、くじらがね、ネタをやってるんですよ。楽屋で。それをね、相田君が足組んで椅子に座りながらじーっとね、眉一つ動かさず見てるんですよ。「もう一回」とか相田君が言ってんのよ。「もう一回最初から」(笑)。関係性がよくわかんない。くじら芸歴23年です。芸歴23年のくじらが三四郎の相田にネタ見せをしてるっていう。はっははははは(笑)よくわかんない関係。で、相田君もアドバイスもしないし、一回も笑わない」

春「何のためにやってんだろうなぁ」

若「それは、何のために、どういう状況でこうなってんの?って聞いたら、くじらさんが言うには、相田が「今日のネタ、俺の目の前でやってみろ」って言われたからやってるっていう。ははははは(笑)」

春「ああ、そこは受け入れるんだね。何かのきっかけでそうなったのかね、関係性が」

 

 

若「俺もそんな全然思わないんだけど、屋敷君はオードリーのラジオ聴いてて、こうこうこうで、こうこうこういうことを思ったとかいう話もいっぱいしたかったらしいんだけど、俺も無意識に思わせちゃってんだろうなと思ったんだけど」

春「何よ?」

若「若林さんは、ラジオ聴いてて、こういうの聴いてました、ああいうの聴いてましたって言っても、そんなこと言っても、若林さんて、ああ、はい、しか、ありがとうしか、それは言えねーじゃんて思う人だろうなって(笑)思わせちゃってんだって(笑)」

春「なるほどね」

若「それってさ、まさか俺みたいな、なんだろう、怖くないし、俺は怖くないし、どっちかというとイジられるタイプのほうだと思うんだけど、それでも思わせちゃうとこあんのかね」

春「まあ、思うんじゃない? 思うのは不思議じゃないね。屋敷君がそう思うのは」

若「あ、そう」

春「うん」

若「結構ちょっとショック。でもさ、言える人と言えない人いるよね。すっごい聴いてても」

春「ああ、うんうんうん。いるいる」

若「なんだろうね、あれね」

春「勝手にこっちがそういうふうに思い込んじゃってるっていうことなんだろうけどね」

若「俺、この間有吉さんに久しぶりに会ってさ、『有吉ベース』っていう、それたまに……。西堀君ほぼ毎回出てて、くじらさんがたまに出てやらかしてたりすんだけどね」

春(笑)

若「見てるけど、なんか、なんか言いたいんだけど、有吉さんに」

春「見てますと」

若「なんかちょっと言えないよね。なんかね」

春「いや、わかるわかる」

若「はははは(笑)」

春「それはそうだね。言ってもなんか困るだろうな、とかね。タイプによって」

若「タイプによって違うよね」

春「言ったところでってこっちが思っちゃうというのはあるだろうね」

若「そういうのはあんまないほうがいいと俺は思ってるから、自分のことも思ってたけど」

 

 

若「三四郎とニューヨークとか、いま一番人気あるみたいね、みたいな話をライブでしてて、でも、小宮とかって出待ちいんのかな?みたいな話、オープニングでしたのよ。俺と春日で。したら小宮は、それ袖で聞いてて、「小宮って出待ちいんのかな?」春日が「いや、いないでしょう」つって。「だって三四郎って二人ともブスじゃん!」って言ったんです。それを聞いてて小宮は、なめないでほしいなって思ってたんだって」

春「ははははは(笑)」

若「ははははは(笑)めちゃめちゃ出待ちいますから、みたいな」

春「へえ。それはさ、かっこいいとかで来るっていう、ワーキャーなのかな。そういうことよ」

若「俺、でもね、それをみんなで話してたのよ。小宮ってあいつ凄くて、人気。俺もまあ~知り合いの女の子聞くし、あと、作家さんの女の子の方々、ものすごく小宮君好きって人多いのよ」

春「へぇ」

若「その話しててさ、ちょっとなめないでほしいなって。相田はいないけど。ははははは(笑)俺はいるっていう。ルシファーと相田は出待ちいないけど、俺はいるって」

春「あいつらと一緒にしないでほしいと」

若「そうそう。忙しいし、別にそんな全然あれだけどっていう話で、小宮モテる」

春「あ、モテるっていうほう」

若「だって、広瀬 すずちゃん、小宮のことめっちゃ好きってテレビでやってたよ」

春「あ、そうなの? へぇ~」

若「なあ」

春「ぁーん」

若「わかんないって顔してるね」

春「わからないねぇ。ま、面白いとかだったらわかるけど」

若「やっぱね、小宮の人気とかがなんでかをちゃんと知ってなきゃだめだよ、お前は」

春「私は?(笑)」

若「うん」

春「特に?」

若「うん」

春「いや、なんでよ?(笑)」

若「なんかあんだろうな。そういうのな」

春「かっこいいとかじゃないでしょう?」

若「でも、小宮もよーく見たら、あいつイケメンだからな」

春「いや、ブスだろ!(笑)」

若「ははははは(笑)」

 

起こしたいところを起こしていたら、玉突き事故で中央分離帯に乗り上げたところも、JAFが来て無事救出してくれたところもなかったことになってしまった。善意であったとしても書き起こしは嫌いだと言った伊集院さんの言葉がよくわかる。