ルシファーさんのこと

 

オードリーのオールナイトニッポン 2016年12月3日

 

若「ルシファー 吉岡は面白いね」

春「面白いね」

若「あれ面白かったねぇ」

春「面白かったねぇ」

 

若「ルシファーさん横座ってて、その奥に小宮で、そんな感じで喋ってたの。俺、ルシファーがどういう人なのかすごい知りたくて」

春「うんうんうん、はいはいはいはい」

若「ルシファーのネタって、ちょっとこう、下(シモ)じゃないんだけど、まあ、セクシー系っていう言い方?」

春「ま、ちょっと変態っぽいっていう感じか」

若「変態でいてほしいのよ、ルシファーには。勝手な思い込みよ、俺の」

春「まあ、ネタのイメージね」

若「ルシファーにすごい俺は聞いてたの。ルシファー、ほんとのほんとにどんなセックスでもできるっていったら、どんなセックスしたいの?って言ったら、超長くつき合ってる彼女がいて、自分が成功できたら結婚しようと思ってるんだって」

春「(笑)はあ、まあすばらしい」

若「俺もうがっかりしてさ」

春「はははは(笑)それは勝手なイメージじゃん」

若「ははははは(笑)全然変態じゃないんだって。全くそういうことしないんだって」

春「ちゃんとしてる」

若「ちゃんとしてんの。一人の女を愛したいタイプなの」

春「素晴らしい!男として素晴らしい。完成されてるじゃない」

若「俺ががっかりしてるのを勘づいたのか、小宮が、ルシファーはヤバい奴ってすげぇプレゼンしてくる。ははははは(笑)」

春「(笑)そうじゃないんすよと」

若「ほんとすごい面白くてぇ、みたいな(笑)」

 

 

バカリズムオールナイトニッポン 2014年11月24日

 

升野「(お正月旅行)今年、どうするんだということなんですよ。ルシファー 吉岡ね、去年とか一昨年、わりとレギュラーメンバーだったんですけども、僕とおかゆ 太郎の中で、つまんねぇってことが発覚して(笑)。なぜかというと全然喋んないから。無害なんです。無害なんです。

僕は、一緒に遊びに行ったりする後輩とかでも気使うのがヤだから、わざわざテンションも上げなくていい、普通にダラダラできる。後輩の人にも気使われると、俺も逆に気使っちゃうから、相手も、たぶん俺が先輩だからいろいろ気使って、この旅行、俺ほど楽しんでないんだろうなって思うと、俺もそれで逆に気使って、なんかいろいろ気にしちゃうから、そういうのない相手。ちょっとずぼらというか、神経が太いぐらいがいいんですよ。全然俺、上下関係とかもそんな厳しくないし。

ていうので来てたんだけど、無害だけど、無味無臭というか、喋らないんですよ。いいんですよ、それは。気使って喋られても、気使って喋ってるなと思うからいいんだけど、にしても喋らないし、何にも役に立たないんですよ。例えば、おかゆ 太郎はいろいろ調べてくれたりとか、運転もしてくれるし、とにかくずっと僕と十何年の付き合いでやってるから、僕のこともわかってるし。いろいろ、あれ面白いよね、これ面白いよねっていうのも共有できる相手。

ルシファー 吉岡っていうのは、得意スキルがないんです。飯食いに行った時とかにも調べねぇし、おかゆ 太郎がすぐバッと調べてやってくれるから。

ずっといるんですよ。お金かかるんですよ。“妖怪金減らし”って言われてるんすけど(笑)。夜な夜な先輩の枕元に現れては金を減らす妖怪と言われて、あの“妖怪金減らし”要る?みたいになって。

それでも、別に喋らないのは気使ってない証拠だからいいってなってたんだけども、ある時、一回海に行ったんですよ。アラフォーの男3人で、夜、海にドライブに行った時に、暗い海ですよ。暗いね、帰ろうかみたいなことを話してる時に、俺とおかゆ 太郎でコソッと逃げたの。走って逃げて置いていくっていうギャグをたまにやってたの。

それは、その前の年に鬼ケ島の野田にやって、鬼ケ島の野田はわりと喋るから、「ちょっと待ってくださいよー!」みたいな感じ。ものすごい追っかけてきて、車乗ったらぎりぎりのところでガチャガチャガチャってロックして、逃げて車追っかけてきて、みたいな、ゾンビ映画みたいな楽しいとかがあるんですよ。そういうことをやり始めたから、これまで後輩がみんな逃げていっちゃったんだけど(笑)。

一回そういうことをやめてて、ルシファーに一回やったんですよ。どうしたと思います? 走って逃げたんです、俺ら。俺、走って逃げて、タッタッタッタッ、明らかに砂を蹴る音、俺らキャッキャキャッキャ言いながらバーッて逃げる音聞こえたんですよ。俺らワーッて逃げてて、そういえば、あいつバスケ部だったから、そこそこ速いかもしんないつって、砂で足を取られるし、俺らも必死でウワーッて逃げて、車が見えたところでふっと見たら、姿ないんですよ。追ってこねーの(笑)。(なんで?)わかんない。

でも、暗いからどこにいるかわかんないから、駐車場の車にワーッ!バン!乗るでしょう。待ってるでしょう。向こうからゆっくりと堂々たる歩き方で(笑)。エエーッ!?つって。さすがに、車でブルルン!てエンジンかける姿見たら追っかけてくるだろうなと思ったら、普通にニヤニヤしてバーッて来るんですよ。ゆっくり車に乗りやがって(笑)。

大説教です。お前何なの? 俺もおかゆ太郎もルシファーにとっては先輩ですよ。この先輩2人がこんだけはしゃいでね、全力疾走で車まで来て、あいつ追っかけてくるかなぁとか言いながらやってんのに何なの!つって。そんなつまんない? いや、そういうことないです。何なの? すいませんつって。そっから「すいません」の一点張りですよ(笑)。何にもないですよ。もういいよつって。その事件以降、あいつほんとにただの金減らしだなってなって、あんま誘って(ない)。

プラス、なんかね、あいつ最近ね、始めたのも遅いから、それまではライブとか、テレビとかも当然仕事もなくて出てなかったし、バイトもやってなかったから、ヒモだったのかわかんないですけど、暇だったんですよ。最近なんかのライブで優勝したらしくて。優勝したんですよ。それでね、あいつちょっと天狗になってんすね。それで優勝したことによって。

そうだ、バイトも始めたんですよ。ちょっとね、忙しくなっちゃった。売れちゃったんです、あいつ。あいつ、バイト始めて、ライブとかにもいろいろ呼ばれるようになって忙しくなったことで、ちょっと俺らを下に見てるんですね(笑)。

しかも、彼女もいて生活が充実してるんです。俺らみたいなお笑い界のヌメリのような奴らはもう相手してくんなくなったっていうのもあって、付き合いが悪くなったんですよ。それで、じゃあ、もういいやっつって。もともと“妖怪金減らし”だしつって」