オードリーのオールナイトニッポン 2013年12月28日
若「4月にNHKの『マサカメTV』がスタートして、6月に『駆け込みドクター』がスタートしてんな。あれだなぁ。あんまり喋ってないかもしんないけど、いろんなMCの人の番組録画して観たな。これが始まって、いろんなことができないっていうことに落ち込んで」
春「ほう、なるほど」
若「いろんなタイプの人いるんだなと思って。あっちの進行のほうに立つと。立ったことないからさ、今までさ」
春「うんうん、うんうんうん」
若「だけど、あんまり世の中的にMCの達人という評価を受けてない人が凄い回し方してたりするな」
春「へぇ」
若「いろんな人の見ると、どっちかだね。自分が面白いことを言うっていう人と、人を面白くする人と。MCの人がすごくよく映る番組と、ひな壇の人のほうが映って面白く見えて、テロップでその人のフリとか入ってたりとかするなぁと思って、いっぱい観たな。それで、笑ってくれることがありがたいことなんだなって思うからさ、『さんま御殿』とか出ててさ、さんまさんだけ笑ってくれてて、あと笑ってくれてないみたいな時あるけど、涙出そうになるね。優しさに」
春「うふふふ(笑)」
若「両方やるようになってわかったっていうか」
春「なるほどね」
若「結局どっちの人間なのかなと思って両方やってみたけど、やっぱ人を生かす人なんだろうなと思ったね。オードリーもそうだけどさ。この間、占い師の魚ちゃんにさ「人の運を吸い取って生きてる人だ」って言われたけど」
春「あ、そう」
若「ほんとそうだなと思うの」
春「へへへへ(笑)」
若「意外と“怖い”っていう印象の人が、それが芸になってるから怖くないんだよな。怖がらすことで自分がずっと芸能界に残ってるってことをやってる人だから、すごく怒らせても大丈夫だっていうのに気づいたね」
春「本気じゃない、と」
若「優しいのよ、むしろね」
春「なるほどね」
若「完成されてんだよね」
春「芸として」
若「そう。怖い感じの人って。怖いのかなとか思いながら恐る恐るフッてたりしたけど、まあ、怒らせて大丈夫だね」
春「ああ、逆に怒らせてあげたほうがいいぐらいの感じだ」
若「いいぐらいの感じで、その後、なんか一言言ってウケて、その人も笑ってるみたいな感じが一連でなってるから。だから、芸能界って“怖い”っていうイメージがついたら“怖い”っていうことでやっていくんだなと思ったね。ラジオはさ、春日が実は熟女好きじゃない、若い子好きなんじゃないか?ってことが面白いじゃん。だけど、たぶんずっと一生“熟女好き”でやっていくんだろうな、お前が70になってても90の人が好きですっていう(笑)」
春「それはちょっと無理あるわ。70になってさすがに言わないわ」
若「でも、印象ってなかなか変わんないのかもしんないね」
春「ああ、なるほどね。一回ついちゃった印象っていうのはね」
若「一番厄介なのが、毒舌を売りにしようとしているニューカマーが一番面倒くさいね。進行からすると」
春「なるほどね。お前はほんとにそうか?っていうところか」
若「うん。お前がそう来るけど、ウケる人がいるのか?今この現場に、とか。逆に、お前は打たれることができるタイプのプレイをできるのか?とか、そういうのはちょっと勉強したかな」