リビングで泣いた話

 

オードリーのオールナイトニッポン 2013年12月28日

 

若「単独ライブの1カ月前ぐらいにまた口内炎ができてね、その時は何とも思ってないんだけど、終わったらすぐなくなるから、やっぱ緊張してたんだろうね(笑)」

春「体に出てたんだね」

若「体に出てたね」

春「反応としてね」

若「うん。気にしてなかったんだけど、あんまり」

春「そういうのはありますなぁ」

若「俺さ、単独ライブの最後の楽日に春日が手紙読んでさ。このラジオでさ、「お前、あした手紙読んだら泣けるぞ」みたいなさ、俺、結構冗談半分に言ってたのよ」

春「ほう」

若「ガチで手紙書いてきて、やった時にさ」

春「書いたよ」

若「読んでた時に、俺さ、あん時、4人ぐらい泣いてる人が見えたから、舞台上から」

春「(笑)うんうんうん」

若「もうこれ、どうやって終わらそうってことばっか考えてて、手紙を破るとかやったら台無しになっちゃうし、言葉で落とせないしと思って、寄り目でお礼言うしかねぇと思って。一番ソフトなやつは、と思って。そんなことばっか考えてたから、手紙の内容を聞いてないんですよ」

春「(笑)ああ、そう」

若「ついこの間、DVDの編集のやつでやってくれつって、初日と最終日だけカメラ入ってないのよ」

春「ああ、そうなの」

若「だから、真ん中の日2日しか(カメラが)入ってないから、そこ(初日と最終日)はDVDに入らないんだけど、ざっとケツまで一回見てみようと思って見てたの。全部の回を」

春「うんうん」

若「手紙のところをさ、初めてお前の文章をさ、冷静な気持ちで聞いたのよ。ついこの間」

春「あ、それ入ってたんだ?!」

若「入ってたのよ。DVD用のカメラじゃないよ。簡易的なカメラ」

春「ああ、記録用のみたいな」

若「どのぐらいアドリブで最終日寄れたんだろうと思って確認しようと思って、最終日を見たの」

春「はいはい」

若「したら、お前の手紙んとこ、初めて客観…冷静な耳で聞いて、リビングでちょっと泣いちゃってさ」

春「いや、勘弁してちょーよ(笑)。恥ずかしいわぁ」

若「意外とマジで書いてたんだな」

春「マジで書いたよ」

若「春日が「漫才があれば生きてける」みたいなことを手紙読んでんのよ」

春「読んだよ」

若「俺が常…もう何年もコイツに抱き続けてきた、若い時、今は思わないけど、若い時の気持ちがあるわけよ。というものをさ、自分でも悪いと思ってたんだ、みたいのがわかったりして。「春日のネタのできる範囲が狭くて申しわけない」みたいな。泣いちゃって、俺リビングで。初めて冷静な気持ちで。現場ではやっぱり、どうしようと思ってるもんだな、ああいう時」

春「まあ、そうか、ウケのところだからね」

若「どうやって決着つけようか、落とそうかと思うじゃない」

春「読み終わったらそうだね、確かに」

若「泣いてるし何人か」

春「終わった後、若林さんのことをみんな見るからね、お客さんはね」

若「うん、そうそうそう」

春「そうだな」

若「そんなのもちょっとあったな。タイムラグがあって」

春「その場で泣くんなら泣いてほしかったけどな。言ってもね」

若「『日曜芸人』で泣いたんだよ。ちょっと遅れて」

春「(笑)そうね」