ごんすなー

ON8+1 2016年10月11日

 

佐藤「私、佐藤 満春、トイレが大好きということで、11月10日トイレの日に、初の書籍となる『佐藤 満春のトイレ学』という本を出版するんですけれども、その中で、春日俊彰、オードリーの春日と「トイレスペシャル対談」というのをやっているんですね。

春日が『世界番付』の「部族滞在記」でいろんな部族にロケをしに行っているんで、そこでトイレの写真をいっぱい撮ってきてくれてるんですね。彼はものすごいいい奴なんで。で、その写真をもとに二人で世界のトイレを語るという、かなり貴重な対談をしているんですけども。

春日と僕っていうのは、“春日語”という、クラスの暗いヤツがオリジナルの言語で話したりするのを皆さんももしかしたら目撃したことがあるかもしれませんけど、それなんです。クラスの超暗い二人なんですよ(笑)。先週もここぐらいまではお伝えしたと思うんですけど。

春日語を日本語に訳さなきゃいけないな、と。結構訳わかんない。本になるからわかりやすい言葉で話そうと思ってたんですけど、どうしても二人でグルーヴかかっちゃって春日語のスイッチが入っちゃって、俺ずっと春日のこと「おじさん」て呼んでるし(笑)、アイツもずっと「ごんすなー」って言ってるし。

その原稿がゲラという状態で、チェックしてくださいということで上がってきたんですよ。2パターンきてて、1パターンは何にも赤が入ってないの。もう1パターンはめちゃくちゃ赤だらけなの。何でですか?と聞いたら、春日語と言われるものに対して赤を入れたら真っ赤っかになっちゃいましたと(笑)。

要は、「ごんすなー」を俺は知ってるからいいけど、文字に起こす人はその言葉を知らないから、春日がゴニョッて「ごんすなー」って言ったのを「ごすなー」って文字に起こしてたりするわけよ。俺がそれに赤を入れて「ごすなー」を「ごんすなー」にしたところで何が変わるの?っていう話になって(笑)。

いろいろ考えた結果、これはありのままをお伝えしたほうがいいんじゃないかということになって、あんまり直すのをやめたんです(笑)。なので、トイレ対談は、春日と俺の意味のわからない言葉のやりとりに終始している感じもする。

でも、写真もあったりして、すごく読み応えはあるんですけど、もしかしたら読み解くのに苦労するかもしれないんで、意味がわからなかったら、この番組にご一報ください。僕が事細かに解説しようと思います。

で、先ほどオードリー春日という大男に、私がゲラという状態の原稿を「すごい素敵な対談になった。ありがとう」とPDFのファイルで送ったら、一言こういう感想がきましたよ。「たまきんでごんすなー」っていうね。さっぱり意味がわからない、ということでございました」