そのままの自分

伊集院光とらじおと 2016年10月24日

 

伊集院「キャビンアテンダントだった奥様との出会いは?」

荒俣「出会いは、お友達が、あまりに一人で、これから年取るだけだから、誰か探してあげようというので探してくれました」

伊集院「どうなんですか、出会って。気に入ったんですか、荒俣さんは」

荒俣 宏「私は、もう何でもよかったわけですが」(笑)「たぶん相手のほうが嫌がるだろうと思って、自分を盛らずに、ヨレヨレのアロハ一枚で、これなら嫌うだろうというので行きました」(笑)

伊集院「照れくさそうにしゃべってるのを黙って見てるのが、いま、とても楽しいです。

でも、これも僕、一つコツで、伊集院お前はお前は?って言われるんで、うちのかみさん、一応タレントで、結婚してますんで、最初の第一印象に、モテなければモテないほど、頑張っちゃうじゃないですか。我々のようにモテない会の頂点にいる人間は、そこ頑張らないですよね。頑張ったら後できつい目に遭うってわかりますから」

荒俣「わかります」

伊集院「その日お洒落しちゃったら、お洒落のセンスなんかないのに、ずっとお洒落しなきゃなんなくなるし」

荒俣「そうなんです。大変です」

伊集院「それは絶対ありますよね」

安田「じゃあ、そのままの自分で行ったんですね」

荒俣「そう。来た球は素直に打ち返す。永(六輔)さんの教えです」