冷静沈着グローバルガール

 

on8+1 2019年7月2日

 

コーナー「佐藤満春の日向でぽかぽかキュン」

 

今週ピックアップする方はこちら!「冷静沈着グローバルガール」高瀬愛奈

高瀬さんは、1998年9月20日生まれ。大阪府出身。

すごいなと思ってるんですけど。今、日向坂というグループはすごい勢いあるじゃないですか。もう大忙し。大人気。いろんな現場に行く。今後は僕はこの子がすごいキーになってくるなと思ってるんですけど。

全体で起こることに対して冷静で、たぶん俯瞰で見てるんですよ。もちろん当然、魅力の大前提としては、語学堪能で才女で可愛らしいと、いろんな魅力があって、プラス、本当にこの子のすばらしい個性だなと思うのが、何か事象が起こった時のリアクションのスピード感。

あとは、ちょっと引いて物事を見れてるので、パッと返しの言葉とかワードのチョイスが、ちょっと人と違う視点でコメントできてるっていう。これは、実はなかなか気づかれにくい才能なんじゃないかなと思うんですけど、これは今後、こういう目線がある子がどんどん活躍してくるんじゃないかな、なんていうふうに思っておりまして。

すごいんだよ。ぜひとも今度、日向坂の皆さんでグループで出てて、そうだなぁ、雛壇とかに座っているような時とか、あとは、グループで全体で移動してる時とかの彼女のコメント、瞬発力、ぜひとも見ていただければ。これは気づかれにくいかもしれないんですけど、もしかしたら本人もそこに気づいてないかもしれないんですけど、ものすごい才能だなというふうに思ってますね。

あと、『日向坂で会いましょう』という僕が大好きな番組があるんですけど、テレ東の深夜でやってる番組で。で、この子がね、唯一、春日派というポジションを担っているんですよ。これも実は大事で。これはね、もっともっと春日派を推進してったほうがいいんですよ。

いつだったか、前、何かの時に、ライブ見に行かせてもらった時か。『日向坂で会いましょう』のカメラも来てて、たまたま皆さんがご挨拶に来てくれたんです。楽屋に。楽屋だったかな。

で、若林君といて、なんか「春日さんが来てないから、みんな若林派です」みたいな空気になった時に、高瀬さんだけね「いや、私は春日派ですけどね」みたいなことをちゃんと言うんですよ。これは大事でね。なんならもっと、「若林気持ち悪い」みたいな(笑)、そっちの舵を切っちゃってもいいんじゃないかなって思うぐらい。今、春日派って言うの難しいはずなのに、全然無理がないっていうか、ちゃんと春日の魅力に、フッフッフッフ、気づいてるのも、すごい好感が持てるというか、大好きですねぇ、非常にいいなと思います。

ちょっと高瀬さんには一個だけ謝んなきゃいけないことがあって、僕も放送作家の仕事をやったりとかしてて、放送局に出入りするタイミングってあるんですけど、たまたま何かで日向坂の方々が来てたんだよな。どっかに。で、「あ、日向坂の人だ」とは思ったけど、向こうも仕事で、こっちも仕事ですから、別に話しかけるとかじゃないじゃないですか。僕は自分の仕事に向かおうと思ったら、たまたま出会い頭的に会ったんですよ。高瀬さんに。で、「あ、まなふぃだ」と思って、「あ、まなふぃだ」って言っちゃった。

“まなふぃ”って高瀬さんの愛称じゃないですか。「まなふぃだ」って思ってるけど、本人に「まなふぃだ」って言ったことないから、でも、出会い頭にドンで会うと、ついつい出ちゃうもんで、「あ、まなふぃだ」って言ったら「えっ?まなふぃって呼んでましたっけ?」みたいな。ハッハッハッハ 「いや、呼んだことないわ」と思ったんだけど、おおん…みたいに、スーッとエレベーターに乗って。ハッハッハッハ 別のほう向いて行っちゃったんだけど。なんかすいませんでしたっていう。その辺の返しとかすごいのよ。それもプライベートっていうか、回ってない時ですよ、そんなの。

面白い子だなと思うんだよなあ。語学堪能っていうのもいいですね。非常に。

さあ、ということで、曲なんですけども、いろいろ今回選択肢、この曲もいいし、この曲もいいしっていうのもあったんですけど、せっかく季節的にもいよいよ夏だということで、こちらの曲にいきたいと思います。お聴きください。『夏色のミュール』♪

 

(メール)僕は、『日向坂で会いましょう』の中で、高瀬さんが春日派を主張する時にテロップで出る「残党」と表現されているのが、若干ネガティブなワードながら、いい意味で高瀬さんを際立たせているのが大好きです。

そうね。あの番組は、テロップのワードセンスが抜群で、ぜひともそこも皆さん注目しながら観てみると楽しいんじゃないでしょうか。面白いよね「残党」って(笑)。ここから盛り上げていってほしいですね。まなふぃには頑張っていただきたい…あ、高瀬さんには頑張っていただきたいなと思います。

 

 

 

ゲスト 宮下草薙

 

アルコ&ピース DCGARAGE 2019年6月11日

 

 

 

酒井:今日はゲスト来ます。宮下草薙の草薙ちゃん。

平子:草薙ちゃん!

酒井:来ます。太田の後輩でございます。

平子:一緒に飲むとすごく楽しい人。

酒井:確かに。

平子:楽しい、楽しい人。

酒井:今、一番売れかけてる若手です、太田の。

平子:いっぱい嬉しい人。

酒井:加地さんのお気に入り。

平子:お気に入り! 加地さんも大好きな草薙ちゃん(笑)。加地さんが大嫌いな平子ちゃん(笑)。

酒井:ハハハ

平子:何の因果かつながってる。

酒井:ハハハハハ

平子:巡りめぐって太田プロ

酒井:ハハハハハ 来ますんで。何か決着をつけないといけないとか、一緒に企画をやるとか、そういうことじゃないですね。

平子:ない! そういうことない!

酒井:ただ一緒にしゃべるだけ。

平子:しゃべるだけ! なぜなら、幸せになるから。温かな気持ちになるから。

酒井:ハハハ

平子:だからただ来てもらう。おしゃべりをするだけ。

酒井:ハッハッハッハッ この後登場しますので、お楽しみに。

 

(曲)

 

平子:それではご紹介いたしましょう。本日のゲストは宮下草薙の草薙航基ちゃ~ん。

草薙:こんにちはー。お願いします。

平子:かわいい~。

草薙:はい? ハハハハ お願いします。

酒井:来たな。

草薙:はい。ありがとうございます。

平子:同じ太田プロで、今、ネガティブ芸で注目され、売れかけ、売れてますよね、ペースで見たらね。

草薙:いやいや。

酒井:めちゃくちゃ忙しいんじゃない?

平子:今、年齢で言うと?

草薙:27です。

平子:芸歴は?

草薙:芸歴6年目とかですね。

酒井:意外とやってんだよね。

草薙:意外とやってます。

平子:世間的にはもっと若いと思われてるだろうね。

酒井:そうだと思うよ、たぶん。

草薙:よく言われます。

平子:後輩っぽさがあるし。

酒井:忙しい? どう?

草薙:ま、そこそこ。そんな…ちょうどいいぐらいで、はい。

酒井:一番いいじゃん。この感じでちょうどいいなんて。

平子:ちょっと前までバイトしてたでしょう?

草薙:はい。

平子:「今日、バイトなんです」なんて言ってたから。今、バイトはどうなってるの?

草薙:バイトは、ちょっといじめられて辞めました。ハハハハ

酒井:何があったんだよ?

平子:だって、普通さ、バイトでテレビ出始めると、「観たよ」とか「すげぇじゃん」とかなるじゃん。

草薙:いやいや、きつかったんです。働いてたら、後ろで、僕が出させてもらってるネタ番組のパーパパラパラパッバという出囃子をずっと後ろで歌われるっていう。ハッハッハッハッ

酒井:うーわ、きつっ。

平子:『ネタパレ』?

草薙:『ネタパレ』の出囃子。

酒井:「どうも~」とかやんなきゃいけないの?

草薙:できなかったんで、もう辞めました。ハッハッハッハッ いけないですよ。

酒井:きつっ。めちゃめちゃきつい。

平子:そんな仲よくもないのに。

草薙:そうです、そうです。

酒井:ああ、そう?

平子:わあ、そっかー。

草薙:なかなかいけなかった。

酒井:そういうタイプじゃないもんね。

平子:どっちかだよね。ランクが上がるか、そういう言われ方しちゃうかねえ。

 

ハマってる実感

平子:それこそ、いま、加地さんの『アメトーーク』『ロンハー』っていったら、まあ、観ないことないもん。

酒井:お前どうなの? 事情は知ってんの?

草薙:ちょっと聞きました。平子さんがマジでキレられたっていう。ハハハハ

酒井:お前はどう思ってる?それ。

草薙:どう思ってる?(笑)

酒井:加地さんの言ったこととか。

平子:これはもう忌憚のない意見が聞きたいよ。

草薙:いや、ま、そのとおりだなと思って。ハハハハ

酒井:ハハハハハ さすがだな。

平子:仕方がないなと。

酒井:加地さんの一派だから。可愛がられてるから。ハハハハハ

平子:ホントだよ。

酒井:すごいな。キレられたこととかある?加地さんに。

草薙:いや、僕、そんなまだないですね。あんま、そんな、ご挨拶ぐらいしか僕も。

平子:現場に、収録入っちゃえばね。

酒井:キレてんのとか見たことある?

草薙:ないです、ないです。

平子:そもそも加地さんがぜってぇキレねぇ人らしくて。ハハハハ

草薙:あんな穏やかな人いないですもん。

平子:先週チラっと言っちゃったかな? 言ってないかもしんないけど、その怒られた後に、有吉さんにそれを報告したの。みんなに怒る人なんだろうなって。ああ、まぁ、そういう人だから気にしなくていいよ、みたいな感じかなと思って言ってみたら、「加地さんが?怒ったの?珍しいな」って。そこでえっ?ってなったから。

酒井:野呂佳代と平子さんだけ。

平子・酒井・草薙:ハハハハ

平子:そっかそっか、言ってたね。太田プロのつながり。どうなんだろう。ダメなことなのか、大したもんなのかよくわかんないな、その2人だと。

酒井:ハマってる実感ある?

草薙:いや、よく呼んでもらえるなっていう。

平子:それでほかのあそこの常連組の先輩たちも「草薙、草薙」ってすごい言ってくれてさ。

酒井:ホントだよね。

草薙:ありがたいですね。

酒井:すげぇな。飲みに行ったりすんの?そういう先輩とか。

草薙:いや、飲みには行かないですね。

平子:でも、中でもあるじゃん。流れが。「草薙、今日、打ち上げ行こうぜ」つって。「行かねぇーよ! 行きたくねぇーよ!」みたいな。実際には行ってないんだね。

草薙:そうですね。実際に行かずに。さすがに吉本の人は面倒くさいって聞いて。

平子:ハハハハ 飲み方とかが?

草薙:飲み方とかが。わけわかんないことでマジでキレられたっていうのを(笑)よく聞くんで、僕も。ハハハハ

酒井:そうだな。難しいよな、ああいうとこ行くと。

平子:内々はね。

酒井:そう、できちゃってるからね、関係性がね。

平子:直系の先輩・後輩だとそういうのがあるかもしんないけどね。

草薙:ちょっと行かないですね。

 

憧れの芸人

酒井:お前、誰に憧れてお笑い芸人になろうと思ったの?

草薙:僕、憧れ、そもそも、でも、『レッドシアター』をずっと観てたんで。

平子:それも学生時代?

草薙:はい。はんにゃさんとか(笑)。

酒井:違うじゃん。

草薙:そうなんです。

酒井:全然違うじゃん、タイプ。

草薙:でも、もともとはんにゃさん…

平子:世代っていうとそうかもね。テレビ観てたらその辺が出てくる。

草薙:スーパースター…

平子:スーパースター。ぼそっと言ったね(笑)。

草薙:はんにゃさん、スーパースターだったんですよね。

酒井:金田、おもろい?

草薙:面白いっすよ。何言ってるんですか? ハハハハ

酒井:ハハハハハ

平子:スーパースター金田。

酒井:どこがおもろい?

草薙:どこが? あかる…なんか、その…

平子:明るいって言っちゃダメだよ。

草薙:ハハハハ

平子:絶対ダメだよ。

草薙:パワーが。

平子:パワー!

草薙:ハハハハ パワーがある。

酒井:お前の口から「パワー」って。ハッハッハッハッ

 

アルコ&ピースについて

酒井:どうなの?草薙とかから見て、俺らアルピー。だって、『レッドシアター』だって僕ら出てた。

平子:出てた。

草薙:観てました、観てました。

平子:『レッドカーペット』だってその同時期にやってたし。

草薙:でも、アルピーさんはやっぱすごいですね。事務所ライブとかもアルピーさん来ると来ないじゃお客さんの入りとかも全然違うんです。

平子:そうなの?

酒井:事務所ライブ。

草薙:ハハハハ

酒井:めちゃめちゃダセェじゃんか!

平子:規模がさ、規模が。

草薙:事務所ライブ。

平子:メディアに出始めた若手が…

酒井:ヤーレンズじゃねぇんだから!

草薙:ハハハハ

酒井:でも、金田のほうが俺らより。

草薙:そうですね。ちょっとすいません、それはちょっと。

酒井:何が違うんだろう。

平子:金田も吉本だけど、金田だったら飲みに行きたい?

草薙:ま、そうですね。金田さんだったら…ま、でも、うん、どうなんだろうな。あの人、どうなんすかね。

平子:今、ちょっと評価変わってきたの?

草薙:ハハハハ

平子:今、さすがに評価変わってきた?

草薙:面倒くさいんすかね? 観てる分には好きですけど。

酒井:一緒に飯行ったりとかってなると。

草薙:はい。

平子:金田は遠目から見る人。

草薙:はい。バイク川崎バイクさんが、ちょくちょく金田さんの写真を送ってくれるんです、僕に。

酒井:好きっていうのをわかってて。

草薙:はい。好きっていうのを言ったら、2週間に1回ぐらい「今日の金田です」みたいな感じで。ハハハハ 送ってくれるんです。

平子:それだけでいい。それで十分。

草薙:それぐらいの距離感が一番。

酒井:パワーがある人なんだろうな。どんな写真なの?それ。

草薙:沖縄で青空の下、半袖来た金田さんが僕に向かって「グー」ってやってる。ハハハハ ってる写真。ハハハハ

酒井:ハハハハ

平子:明るいね。明るくてパワーがあるね。

酒井:パワーがあるな、やっぱりすげぇわ。俺らやっぱパワーない? パワーはどうなの?俺ら。

平子:パワーで言うと。

草薙:パワーですか? パワーは出さないタイプですね。ハハハハ

酒井:そうか? そう?

平子:躍動するタイプじゃないもんね。

酒井:ああ、そっか。

平子:そっかそっか、そういうことか。

酒井:パワーなくても売れてる人は売れてる?

草薙:そうですね、パワー、ま、はい。売れてるんじゃないですか。

酒井:金田はパワータイプ。

平子:違うんじゃない?それだと。なんか違うんじゃない?

草薙:ハハハハ

酒井:スピードタイプですか?

平子:タイプで言っちゃうと、エックスメンの誰かみたいになっちゃうから。

 

平子vs酒井

酒井:3人でなんかしゃべったことないですもんね?

平子:3人ではないね。それぞれで飲んだことはあるじゃんか。

草薙:はい。

平子:そうだね。俺らどっちもバラバラでは飲んでるけど。

草薙:平子さん、酒井さんも2~3回連れてってもらって。

酒井:そうだね。この間も行ったもんね。邦子さんの舞台終わりに。

平子:そっかそっか。どうなの?一緒に飲んだりしてみてさ。

草薙:酒井さんは、酒癖がホントよくないんで。

平子:フッ(笑)

酒井:違うよ! お前だよ!一番悪いの。

草薙:めちゃめちゃ、俺、吐かされるまで飲まされて。

酒井:飲まされたって言うな! お前だよ飲んだの!

草薙:いやいや、マジで違うんすよ! 飲まされて吐かされて、で…

酒井:吐かされた。ハハハハ

草薙:吐かされたんです。駐車場で…

平子:草薙、これは大問題だよ。こんな大問題ないよ。

酒井:飲めー!つって。

草薙:はい。僕が吐いてるのを駐車場でめちゃめちゃ笑いながら、ストーリー配信みたいな。

平子:うわっ時代じゃないわー。

草薙:ホントに、あれは。

酒井:めちゃくちゃパワーありそうだな。

草薙・平子:ハハハハ

酒井:悪いほうで。ハッハッハッハッ

平子:ほかの後輩も何人か一緒にワイワイワイって飲む感じなんだね、酒井のほうは。

酒井:そうだね。

平子:俺は2人だもんね、飲む時は基本は。

草薙:ホント落ち着いた感じの、ご飯を楽しむっていう(笑)。味を楽しむっていう。

酒井:してましたもんね、トークで。

平子:それに合う酒、何だろう、ぐらいのね。で、短いよね?俺は。

草薙:ああ、そうです。

平子:1時間半ぐらい飲んだらパッと帰る。

草薙:一番いいです。

酒井:一番いい?

草薙:はい。

平子:言ったら家が近いのよ。グダグダ長い時間まで飲もうとすれば飲めるんだろうけど、俺はなんか草薙の粋な感じにほだされて、嫌われたくないから、スッと飲んで、パッと食って、スッと帰る。

酒井:そう。俺よりいい?

草薙:酒井さんより全然いいです。酒井さん、ホントに、マジで酒井さんの周りの芸人、みんな解散してますから。

平子:ハハハハ ホントだ!

草薙:マジでそうなんですよ。ごりあて、三手観音、ガレット。

酒井:ガレットの1人抜けたしな。

草薙:ノブナガもちょっと調子悪い。

酒井:そうなの?

草薙:相方、病気になっちゃったり。

平子:そうだ、なんか出れなくなったりとかさ。

草薙:みんな不幸になってる。

平子:そうだ!

草薙:ハハハハ ごりあて解散した。

酒井:とっくのとうよ、解散したのは。

平子:酒井軍団て誰いんの?って聞いた時に、元ナニナニのって紹介するの多いもんね。

酒井:全員元だもん、今や。

草薙:マジで不幸になるって若手の中で。ハハハハ

酒井:話し広まってる?

草薙:はい。ハハハハ

平子:死に神

酒井:ハッハッハッハッハッ

草薙:あの集いに参加すると…

平子:集い!

草薙:ハハハハ

酒井:集いって、ムカツク(笑)。じゃ、旅行行くのはどっちがいい?俺と平子さん。

草薙:平子さんですよ。

酒井:お前、ホントわかってないな。

平子:楽しいかな、俺となんて。俺と行ったとしても、金沢あたりちょっとうまい海産物食いに行くぐらいだよ。

草薙:それぐらいがホントいいです。

平子:ハハハハ

酒井:俺、どんなイメージある? どんな旅行しそうなの?

草薙:どんな旅行?(笑)ナイトプールとか。ハハハハ

酒井:フラミンゴの浮輪みたいなの?

平子:ホントだ。インスタ用の写真撮ってんだろう、それで。

酒井:ハッハッハッハッ

平子:ストーリー配信撮るような、あんな、一番イヤだろう?

草薙:ホントそうです。

平子:一番イヤなんだよ。

酒井:何でだ?いいじゃんか。

草薙:ナイトプールでもホントに…

平子:ゲロ吐かせられる(笑)。

草薙:吐くまで飲まされて。ハハハハ

酒井:お前が飲んだんだろ!

平子:プールサイドで。最悪。

草薙:配信ですよ。

酒井:それを配信する(笑)。

草薙:ハハハハ

酒井:それは最悪。

平子:脱がされてな。

酒井・草薙:ハハハハ

平子:ウェッて吐いてる後ろからずらっと脱がされて、キャッキャキャッて笑って配信してな。

酒井:やんないよ!

草薙:そりゃ解散しますよ。ハハハハ

酒井:ハハハハ 俺のせいだ(笑)。そんなイメージなんだ。

平子:酒井軍団と俺もノリが極端に違うから、正反対だから。

酒井:そうだね。確かに。

平子:俺も耐えきれないもんな、あのノリは。たまに後輩含めてなんかの流れで飲むみたいなことあったじゃん。

酒井:平子さん家でね。

平子:やっぱりしんどかったもんなあ。

酒井:そんな嫌い? 俺、嫌い?

草薙:いや、嫌いじゃないです。

酒井:好き?じゃあ。

草薙:好きですよ。好きですよ。

酒井:これだよね?たぶん草薙なダメなとこ。お前は全員に好き好き、好き好き、好き好き言って、みんな勘違いするんだぞ。

平子:違うよ。2人で飲んでる時も言ってたもん。そうやってちゃんと誘ってくれる酒井さんにもホントに感謝してますって。

酒井:お前、ホントふざけんな、みんなメロメロなんだから。

草薙:ハハハハ

酒井:ホントメロメロ。「ありがと」。

草薙:ハハハハ

平子:お嬢もね、メロメロ。

 

(CM)

 

宮下君登場

酒井:アルコ&ピース酒井健太です。

平子:平子祐希です。

草薙:宮下草薙、草薙です。

平子:今日はね、草薙ちゃんがゲストに来てくれておりま~す。

草薙:ありがとうございます。

平子:ほんでね、実際、そもそもは草薙だけを呼ぶつもりだったらしいんですよ。本日は。ただね、俺はね、みんなにもっと知ってほしいことがあるんだよね。酒井にもそう、リスナーにもそう、スタッフにもそう。草薙はそうなんだけど、宮下を知ってほしいんだよ。

酒井:やめたほうがいいよ、あいつ。

草薙:ハハハハ

平子:草薙の相方。宮下草薙の宮下。

酒井:どイタって聞いてるよ。

草薙:ハハハハ

平子:宮下の深みをね…

酒井:イジりようないって聞いてるよ、あいつと(?)。

草薙:ハハハハ

平子:そうじゃないの。

酒井:大丈夫?

平子:俺はね、俺、いろいろ草薙からも聞いたり、宮下ともちょっとしゃべったりしてて、非常に興味深い男なの(笑)。

草薙:ハハハハ

酒井:平子ラボに。研究(笑)。ハッハッハッハッ

平子:いろいろ宮下の血液をもらって調べた結果、これは興味深いぞと。宮下もちょっと好きなんですよ。

ということで、ちょっとお話を伺いたいなということで、ご紹介いたしましょう。本日のゲスト、宮下草薙、宮下兼史鷹にも来ていただいておりま~す!

酒井:兼史鷹!\ファンファーレ♪/

宮下:どうも~よろしくお願いします。

酒井:来たね、兼史鷹も。

宮下:来ました。

平子:見てください。宮下の佇まい。

草薙:来ました(笑)。

宮下:呼んでいただいて。

平子:もちろん私服でしょうけども、『龍が如く』みてぇな黒いストライプシャツ。

酒井:ホントだよ! 台本も持ってこねぇーで。

草薙:そうなんです、はい。

平子:きのままでね。

宮下:きのままでいいって聞きましたよ。

酒井:ハハハハハハ

草薙:ごめんなさい、ホントに。ハハハハ

酒井:ハハハハハ

平子:黒いシャツの襟をグッと折り返して、第1ボタンを開けて、雰囲気あるわ。

酒井:確かに、宮下は確かに興味ある。草薙は飲んだことあるけど、宮下、噂でぐらいしか聞かないもんな、コイツ。

平子:話、あんまり聞いたことないでしょう?

酒井:うん、ない!

平子:俺もちょっといろいろ聞いてるんでね。

宮下:僕も先輩と飲んだことないです。

酒井:えっ?!

草薙:絶対行かないんです。

酒井:なんで?

平子:行かないんだ。

宮下:行かないです。

平子:なんで?理由はあるの?

草薙:くだらないらしいです。ハハハハ

酒井:くだらない?

宮下:くだらない。

平子・草薙:ハハハハ

酒井:先輩と行くのはくだらないの?

宮下:くだらないです。

平子:どういうところが?

宮下:確かに噂で聞いたことあるんですよ。先輩とかと飲んだほうがいい、みたいな。そこから仕事につながるんだ。そんな例を周りで聞いたことがないです、僕。

平子:ああ。

酒井:でも、草薙は行くじゃんか。

宮下:ま、そうですね。草薙はやっぱ好かれてるんで。僕なんか、本当にたぶん情で誘ってもらう形になっちゃうんです。どうしても。

平子:ああ、草薙が行ってるから、じゃあ相方もっていう感じで?

宮下:そうです、そうです、そうです。なんで、僕を心から誘ってくれる人ができたら、それは確かに行きたいですけど。

平子:フッフフ

宮下:情誘いはちょっとイヤなんです。

平子:だってさ、この間、番組一緒で、宮下草薙が一緒にいてさ、俺、車で来てたから、お台場から遠いから、「一緒に乗って帰りなよって」草薙に言って、宮下も近くに住んでる。一緒じゃん、アパートが。「宮下も一緒に帰ろうよって誘っといて」って言ったら、宮下がわざわざ来て「すいません、群馬県の実家に忘れ物取りに帰るんで」。

酒井:お前聞いたぞ、それ。

宮下:ハハハ

酒井:入り浸ってるって。

平子:群馬が地元なんだよね?

宮下:そうです。群馬が地元で。

平子:で、アルバイトを今してるわけだよね?

宮下:はい、そうです。

平子:俺、ホント聞いて考えられなかったのが、こいつ、いまだに群馬でバイトしてんだぜ。

酒井:意味わかんなくない? お前、なんなのそれ?

宮下:いや、でも、ホントにいいバイト先なんで。

酒井:何がいいんだ?

宮下:僕は、おもちゃを扱ってるバイト先で、結構いろいろ僕もマスターをしたんですよ。いろんなジャンルについて。

平子:それはアンティーク調のおもちゃってこと?

草薙:カードショップとか、おもちゃ…

宮下:カードもありますし、おもちゃもありますし、雑貨もありますし。

酒井:仮面ライダーとか好きなんだよな?

宮下:そうです。仮面ライダーとか好きなんで。男の子のおもちゃをマスターすると“男の子のおもちゃマスター”、女の子のおもちゃだと“女の子のおもちゃマスター”。一通り取って、僕に与える称号がないなってなったんですよ。取り過ぎて。

平子:マスターを取り過ぎて?

宮下:取り過ぎて。

平子:星のシールを貼る場所がない。

宮下:そうなんです。向こう側から作っていただいたマスターが1つあって、それが7店舗中僕が唯一持っているんですけど、“バトルトイグランドマスター”。

平子・酒井・草薙:ハハハハハハハ

酒井:バトルトイグランド…すごいな!

宮下:聞いたことあります?

平子:聞いたことないな。それも、だから、宮下だけが持つ称号。

宮下:そうです。僕だけの称号。

酒井:すごっ。

平子:その称号を持つ者は相当な給料がいいとかだったら、群馬まで行く理由もまだね。

酒井:そうなんだよな。

宮下:もちろん時給は破格。2倍ぐらいになってます。

平子:えーっ!

酒井:2000円ぐらいとか?

宮下:そんなにいきません。

平子:そんなにいってないんでしょ? だから、言ったら1300円、1400円とかでしょう?

宮下:ま、そうです。

平子:都内にあるよ!

酒井:全然ある。

草薙:ハハハハ

酒井:交通費出るの?

宮下:交通費出ます。

草薙:ちょっとしか出ないんですよ。

平子:でも、時間がさ、行って帰っての時間で、それも時給換算したら割に合わないわけじゃん。

宮下:これ、確かによく言われるんですけど、群馬で1時間半電車でかかるんですよ。往復すると3時間ですけど、この1時間半て有意義に使うと、めちゃめちゃいい時間なんですよ。

酒井:何するの?

宮下:例えば、ちょっと読書しようと思った時に、1日時間があいてもなかなか取りかかれないじゃないですか。

平子:しない。家とかだとしないね。

酒井:確かにな。

宮下:ただ、その行きしなの1時間半て一番読書したいなって思うんですよ。

平子:まぁまぁまぁまぁ。

宮下:その時間を有効に使えば、別にそんなに無駄なことじゃないんです。

平子:そっか。変に家でだらーっとしてるほうが無駄になっちゃうのかなぁ。

宮下:そうです。

草薙:コイツ、絶対折れないんですよ(笑)。

酒井:ホントだなあ。俺もずっと思ってる。

草薙:コイツってマジで。

酒井:イタいよな、コイツ。すげぇイタいなと思う。

平子:いやいや、でも、グランドマスターだから。

宮下:自分の価値観で言い過ぎですよ。

酒井・草薙:ハハハハハ

酒井:あ、俺が?

宮下:はい。

酒井:お前も一緒じゃねぇーかよ! お前も自分の価値観で言ってるだけだろ! ハッハッハッハッ

草薙:ハハハハ

平子:俺はさ、宮下にちょっと夢を託してる部分もあんのよ。

酒井:あっ、わかるわかる。

平子:俺は、2~3年で折れた側だから。

草薙:ハハハハ

酒井:このままでいてほしいもんね。

平子:40になって、まぁ、イジくりかえされてる今の状況だから、あのまま突き進んだら、どんなふうになったんだろうっていう自分を投影してる部分もあるんだよね。

酒井:でも、あえて今さ、宮下のほうをイジってやろうみたいな番組だってあるわけじゃんか。

宮下:もちろんあります。

酒井:それ、お前どう思ってるの?マジで。

宮下:いや、でも、これはありがたいです。

平子:あ、それに関しては。

宮下:もちろん。

酒井:「ありがと」って感じ?

宮下:「ありがと」(笑)。

草薙:ハハハハ

酒井:あ、そうなんだ。意外とそう思ってんだ?

宮下:そう思ってます。

平子:イジるってよりは、自分をピックアップされてるっていう感覚なのかな?

宮下:ていう感覚…まぁ、でも、その時は、本当に悔しいですよ。

平子:イジられると?

宮下:はい。

酒井:あ、そう。

宮下:本当に悔しくて、でも、魂でやれるんですよ、その分。

平子・酒井:ああ!

宮下:脳みそでウダウダ考えずに、魂で。

酒井:本当に思ってることとか言えたりとか。

宮下:それを放送してもらえるのはありがたいです。後々ですけどね。その時は苦しいです、もちろん。

平子:ふーん。な? 言い回しヤベェだろ? フハハハ

酒井:魂とか言い出した。

宮下:ハハハハ

酒井:すぐ言うの?

草薙:一々しゃべり方がなんか。

 

お笑い勉強会

酒井:お前、怒られたりすんの? よくスパルタって聞くけど。

草薙:俺、めちゃめゃ怒られますよ、まだ。

平子:2人で隣に住んでるような状況だから、お笑いについての勉強会みたいのがあるんでしょう?

草薙:勉強会もやります。

宮下:でも、コイツが最近、そういうストイックなのはイヤだって言うんで、ちょっと遊び調にちゃんとしてるんですよ。

草薙:お前なんだ!何様なんだお前は!マジで。

平子・酒井:ハハハハ

宮下:嫌がるんで。

酒井:イヤだよ、それは。

草薙:ストイックだなんだ。ハハハハ

宮下:お勉強はイヤだって。

酒井:今まではどうだったの?

草薙:『アメトーーク』とか出る前日も、絶対コイツが宮迫さんやるんですよ、家で。

平子・草薙:ハハハハ

酒井:なんでそんなことできるかな。

宮下:いや、でも、すごかったです。僕、宮迫さんになって、コイツ、『アメトーーク』全く出たことない時ですよ。なって、コイツが一言。

酒井:お前もだよ!

草薙:お前出たことないだろ(笑)。お前が出たことないだろ(笑)。

宮下:それはいいじゃん。

平子:これが、でも、グランドマスターだよ。全てにおいての。全部においてのグランドマスター。『アメトーークグランドマスターでもあるし。

宮下:グランドですから、こっちは。

酒井:宮迫さんやって。

宮下:で、コイツが一番最初に、「どうも宮下草薙の草薙です」みたいなこと言った時に、僕「声小っさ」って言ったんです。

酒井:おー。

宮下:それをまるっきり『アメトーーク』で同じくだりが。

平子:ウエーッ!?すげぇ!

酒井:練習どおり! これやったことあるやつ!っていう。草薙は。

草薙:マジで練習どおりのやつ来た(笑)。

平子:進研ゼミでやったとこだ!

平子・草薙:ハハハハハ

酒井:すごい! グランドマスターだ!

草薙:おー!ってなりました(笑)。

平子:すげぇ。

宮下:あるんですよ。

酒井:完全にシミュレーションでやるんだ。宮迫さんになって。

宮下:はい、そうです。

 

酒井:今はもう優しくなったの?じゃあ。

宮下:今はだから、ちょっとお勉強、お勉強だとアレだっていうのがわかったんで、M-1の「どうも~」っていうところだけ聞かせて、イントロクイズみたいな(笑)。

草薙:ハハハハ

平子:それ、何のつながりがあるの? どうすんの、それ?

宮下:いや、でも、すごいです。コイツ、変ホ長調さん当てたんです。

平子:えーっ!

酒井:変ホ長調さんはわかりやすい。

宮下:変ホ長調さん、なかなか当たらないですよ。

草薙:わかるよ!

平子:わかんないよねぇ。

酒井:でも、タメになってることもあんじゃん。多少『アメトーーク』の話とか。

草薙:『アメトーーク』ぐらいですよ。ホントに。

宮下:ハハハハ

平子:『アメトーーク』タメになってんのがすげぇ。

草薙:ハハハハ

平子:で、加地さんにどんハマリしてさぁ。

 

酒井:ほかは? ほか、なんかあんの?

草薙:シミュレーション、街ブラのロケとか、僕めちゃめちゃさせられましたけどね。最初の頃。

酒井:本当にプライベートででしょう?

草薙:はい。

宮下:そうですね。

草薙:本当に近所を、マジで5年住んでる近所を初見みたいな感じで歩かされて(笑)、コメント言わされるんですよ。「学生多いですね」みたいな(笑)。

酒井:それ、お前はどういう立ち位置でそれ見てるの?

宮下:「誰が聞きたいんだよ。お前から学生多いとか。違うから。ネガティブを聞きたいから」。

平子・酒井:ああ。

酒井:それはどうなの? 生きてる?

草薙:生きてない! ないよ!そんな。コイツもできなかったんです。それ散歩のやつ来たら、なんか来たんだよね、街ブラロケみたいの。そしたら、コイツが酷くて、お前がなんにも全然できなかったんだよね。

酒井:お前、どうなってんだよ!

宮下:ちゃうちゃう、あのね、こっちのシミュレーションにちょっと偏り過ぎたんです。

平子・草薙・酒井:ハハハハ

宮下:俺のをやるのを忘れてた。肝心な。

草薙:進行はお前だから。街ブラだったら。

宮下:街ブラをやる時に、俺と想定してなかった。

平子:お前、総合演出の側で見てたから。

酒井:そういうことか。

宮下:コイツのピンの演出を想定してたんで、俺来た時に、俺?なんもやってない…。

草薙:ハハハハ

平子:俺もしゃべるんだ!

宮下:そう。

酒井:なるほどね。

じゃ、今、草薙がちょっと売れかけてる状況って、お前どう思ってんの?それ。

宮下:いや、僕、本当嬉しいです。

酒井:あ、そう。

宮下:はい。

平子:どこかで焦りだったりさ、出がちじゃんか。

宮下:正直、まだちょっと、まだまだなところがあるぐらいというか。

酒井:えっ?まだい…

宮下:正直、俺の想定では、彼は今の時点で『イッテQ』と『ケンミンショー』に出てるはずなんです。

平子・酒井・草薙:ハハハハ

草薙:なんだ、それ(笑)。

平子:遅いぐらいなんだ。

宮下:ちょっと遅いぐらいです。

平子:へえ~。

酒井:すげぇな。

次はどうしたい? 何が足りない? 草薙。もう一歩先に行くために。だいぶすごいけどな。

平子:展開ね。

宮下:いや、でも、もうちょっと僕から言えることないんですよ。もう違う、領域がもうちょっと、僕の知ってる領域からもう離れてるんで。

平子:じゃ、今までの言ってること全部ガチだな。ってことだな。

草薙:ハハハハ

酒井:お前が育ててる、育て上げたみたいなことはあんの?

宮下:そんな強くは言わないですよ。そんなダサいことは。

平子:シミュレーションの想定内の今、売れ方、動きっていうのは。

宮下:それはもう十分できます。

平子:はあ。ここから俺の手離れられるよっていう。(草薙:マジでコイツ、ホントに…)

宮下:そうです、こっから巣立ってほしいですよね。

酒井:どうした?

草薙:コイツ、マジでヤバいです。

宮下:ハハハハ

草薙:マジでヤバいんです。ホントに。ごめんなさい、ホント、マジで。

酒井:すごい。真っ直ぐだもん。お前、やっぱ言ってることが。

平子:そうそうそうそう。

酒井:すごいよ。でも、やっぱ宮下のおかげでもあるわけでしょ? この今の状況。草薙はさ。

草薙:いや、まぁ、おかげ…おかげか? おかげか?これ。ハハハハ これ、宮下のおかげ…なのかなぁ。

宮下:まぁま、それは十二分にお前の実力もあるよ。

草薙:なんだそれ!(笑)

 

知り合ったきっかけ

平子:2人がもともと知り合ったのは、太田プロのスクールなんだよね?

宮下:あ、そうです。

平子:もともと別々なコンビだったり、ピンでやったり。

宮下:僕がピンで、草薙は別のコンビ。

酒井:だって、どっちも天才だったって言うもんね。宮下も。

草薙:宮下はピンですごかったですよ。

平子:ピンでどんな芸だったの?

宮下:僕、漫談ですね。

草薙:何本あるんだっけ?漫談。

宮下:200本。

平子:フフフフ

草薙:漫談200本あるんです、コイツ。

酒井:イカレだな。

宮下:養成所入る前に100本ありました。

草薙:わけわかんないです(笑)。

酒井:すげぇな。

平子:それは即戦力として。

宮下:そうです、もう、はい。

平子:いくために。

宮下:100本作ってから入ろうと思って。

平子:はあ…漫談?

酒井:すごいな。

草薙:で、なんかその、180分の漫談が2本ある(笑)。

平子・酒井:ハハハハ

草薙:だから、R‐1が180分だったら、俺は持久戦で優勝できたって(笑)。

酒井:持久戦とかないのよ。スタミナ要らねぇんだ、あんまり。ハッハッハッハッ

平子:3時間の漫談…。

酒井:すごいな。どんななの?

宮下:いや、でも、ホントにストーリー、二転三転するんでね。

酒井:落語みたいなことなの?

宮下:そうです。最後にどんでん返しが待ってる。

酒井:簡単にストーリー、めっちゃ簡単に言って。

宮下:いや、ちょっと、僕、言いたくないです、それは。

平子:なんで?

宮下:結局、後にやるつもりなんで、アイデアとか盗まれたくないです。

酒井:お前、これさ、草薙のシミュレーションだったら何て言ってる?

宮下:何がですか。

酒井:漫談あるか?つって、いや、言いたくないですっていう草薙がいたら。

宮下:そんだけ漫談にストイックに、なんか、ねえ。

草薙:違う、違う。違う!違う!違う!違うよ! 違うんだよ! ハハハハ

宮下:じゃ、言っていいすか、コレ。

酒井:言えよ! 言ってやれよ!

平子:言ったほうがいいよ。

宮下:180はコイツが盛ったんす。

平子・酒井:えっ?

草薙:ハハハ

宮下:草薙が。

平子:えっ?!

宮下:俺、それにずっと合わせてあげてたんです。

酒井:ちょっと待って。

平子:話変わってくるぞ、これ。

宮下:コイツのウソに。

酒井:えっ?

宮下:マジで。200本あります。確かに。

平子:ハハハハ 十分なんだよ。

宮下:それはマジで、これは確かにある。180はコイツが平場でウケるから言ったんです。

平子:実際はどのぐらいなの?

宮下:実際、最長30分しかないです。

草薙:ハハハハ

酒井:すごいけど、めちゃめちゃ。ハハハハ

平子:十分引けるよ。

酒井:すごいな。すごいよ、ホント。

草薙:マジでホントに。

酒井:なんでお前ウソついた?

草薙:何がですか?

酒井:180分。

草薙:なんか…

草薙:コイツが悪いのかもしんないなと思ってきた。180は何?

草薙:180、だって、180、ウケるんですもん(笑)。

平子・酒井:ハハハハ

宮下:180…

草薙:こういうことでしょ? お前が教えてくれたんじゃん!

宮下:盛るっていうのは…

草薙:俺は、知らなかったです、盛るなんか。芸人になるまで、盛るなんか知らなかったのに、コイツが、お前が教えてくれたの、盛るって。

平子:ハハハハ

酒井:お前が教えたんだよ!

草薙:お前の言うとおりやったんだよ!

平子:ハハハハ

草薙:お前の言うとおり、俺は…

宮下:盛り過ぎて、盛り過ぎて、俺が深く掘り下げられた時に、ないことが多いのよ。

平子:お前が作った化け物が育ち過ぎたんだよ。暴走し始めたんだろう?

宮下:確かに面白いよ。180分の漫談2本あるのは面白いけど、さすがに無理ある、180分は。

草薙:盛り過ぎたのか、じゃあ。そうか。

平子:これ、お互いさまの部分もあるけどねぇ。そうなんだ。

酒井:180分作っちゃえば、もう。

宮下:そうなんです。コイツのウソを真実にっていうのは確かに考え…

平子:できない? できなさそうだったらいいんじゃない?

酒井:できないだろ、お前は。まぁ、お前はできないよ。

宮下:いやいや。

平子:180はさすがにきついか。

宮下:やってやりますよ。

平子・酒井・草薙:ハハハハ

宮下:180、2本でしょ? やってやりますよ。

平子・草薙:ハハハハ

宮下:このラジオ、ジャックします。180やらせてください。

酒井:2週にわたってね。

平子:枕で終わっちまうんじゃないか。

平子・草薙:ハハハハ

酒井:すごい。片道1時間半あるしね。簡単だもんな。

宮下:ジャックします。

酒井:すごいな。

 

大喜利の話

平子:宮下が何かにつけモメると、同期とかに言ってんのかな? 俺らは聞いたことないけど、「じゃ、大喜利で決着つけようぜ」と。

宮下:いやいや、ちょっと(笑)、それ違う、違う。

草薙:これ、養成所の時です。

宮下:養成所の時に一番最初に言っただけです。

平子:本当に言ってはいるんだ。

草薙:ハハハハ

酒井:すごいな、ホント。

宮下:何かの順番をじゃんけんで決めようになった時に「大喜利やればいいじゃん」て(笑)。

草薙:ハハハハ

酒井:すげぇな。おもしろ。

平子:大喜利は得意っちゃ得意なんだね。

宮下:大喜利、好きですけどね。得意っていう言い方はアレですけど、好きです。

草薙:大喜利はやってますね。

平子:あ、そう。自分で?

草薙:はい。

平子:1人ででも?

草薙:この間、笑い飯さん、千鳥さんの大喜利ライブみたいのに出してもらって、すごいめちゃめちゃ活躍、結構やって。

平子:えーっ?実際に。

草薙:ちゃんとウケてたんで。

平子:あそこの感じの、また独特だからね。千鳥と笑い飯さんなんて。

宮下:そうですね。嬉しかったです。通用したんだっていうのは。

草薙:その後の飲み会で、西田さんの隣の席座ってて、西田さんにずっと遊戯王の話(笑)。ハハハハ

平子:詳しいから。

酒井:(?)入ってるから。

宮下:ハハハ

酒井:あいつ何の話してんだ?と思ったらしいよ、草薙が。ハッハッハッ

草薙:めちゃめちゃ戸惑ってました。

酒井:ハッハッハッ

平子:優しいからね。聞いてくれるだろうけど。

酒井:大喜利はやっぱ好きなんだ。

宮下:好きですね。

平子・酒井:へえ。

平子:すごいな。

酒井:すごいね。

平子:実際、そうやってウケてるんだからね。これでウケてない奴はいくらだっているじゃん。そんで、実際やってみたら変だった、みたいな。

酒井:とかね。

平子:やっぱすごいんだよ。

酒井:今も、今すぐパッとできんの?

宮下:いや、だから、そういうのはイヤなんです。

酒井:ごめん、ごめん。

草薙:ハハハハ

宮下:ちゃんと、その…

酒井:そうだ、イタいんだ、忘れてた。

宮下:大喜利ライブって、神聖な…

酒井:やめようよ。大喜利ってデリケートなんだから。

宮下:雑に扱うもんじゃない。

酒井:そうだよな。

平子:それはそうかもしれないね、ホントに。

酒井:ハハハハ

平子:よくないもんね。

酒井:よくない。ホントによくないもんな。

宮下:ハハハ

草薙:違う、違う、違う。

平子:素人みたいなフリでさ、そんなのは。

宮下:面白いことやれ。

酒井:そうか、そうか、そうか。それと一緒だよな。

宮下:それはよくないです。

酒井:でも、よくあるじゃん、そんなの。

宮下:何がですか?

酒井:すぐ「大喜利とかやってよ」。

平子:バラエティとかだったらね、流れはあるかもしんないね。

宮下:はいはいはい。

草薙:ネタやってよ、みたいのあるよね。

酒井:あるじゃん。ちょっと違うんだ。

宮下:そういうのじゃないです。はい。もっと大事に扱いたい。

酒井:遊戯王の話はいいの?

宮下:遊戯王の話だったら全然。

平子:遊戯王大喜利は?

宮下:遊戯王大喜利って何ですか? 遊戯王大喜利

平子:遊戯王大喜利だったイケんの?

宮下:遊戯王大喜利ってなんすか?

平子:遊戯王にまつわる大喜利だったら、今、こういう平場でもバッとできんの?

草薙:できんじゃない?

酒井:イヤだ?

草薙:やれよ!

平子・酒井:ハハハハハ

草薙:ウダウダ言ってないで、お前。ハハハハ

宮下:遊戯王大喜利ってなんすか?

平子:お前以外に遊戯王知らないからお題も作れないんだけどさ。

 

宮下君の憧れの芸人

酒井:お前は誰に憧れてお笑いやってんの?

宮下:僕、憧れで言うと、さまぁ~ずさん。

平子:ああ、さまぁ~ずさんなんだ。

宮下:さまぁ~ずさんが一番好きです。

平子:コンビとして好き?

宮下:はい、コンビとして好き。

酒井:すんげぇお笑い好きそうだもんね。

平子:そうだね。

酒井:めちゃめちゃ好きそう。

宮下:めっちゃ好きです。

 

宮下君から見たアルコ&ピース

平子:俺、さっきの草薙評は聞いたんだ、俺らの。飲み会だと、しんどいとかだし。宮下から見て、俺らってどんなふうに映ってんの?

宮下:は、そうですね、でも、やっぱ、酒井さんは(笑)鬱陶しい飲み会、ですよね。イメージ。

平子:それは共通言語なんだね。

宮下:はい。

平子:飲み会行きたくない側としても。

宮下:ノリが鬱陶しいというイメージがどうしても。

酒井:平子さんは?

宮下:平子さん、正直、神秘に包まれてますよ、僕の中で。

酒井:神秘?

宮下:ミステリアスな感じで、正直、どんな飲みすんのかな?みたいな感じだったんですけど、草薙から聞いて、めちゃめちゃいいなと思いました。

平子:(笑)おお!

酒井:入りたい? 平子。

宮下:入りたいです。めちゃめちゃいい。

酒井:ちょっと平子さん、ちょっと、宮下の話…

平子:なんかしんないけど、めちゃくちゃ上の人に認められたみたい。

草薙・宮下:ハハハハ

酒井:逆指名が入りました。

平子:俺、草薙と飲んでるから、宮下とも俺、誘おうと思ってんだけど、あんまお酒飲まないっていうから、申しわけないかなと思って言えなかったんだけど、じゃ、「行く?」って言ったら行くの?

宮下:平子さんとなら行きたいです、僕。

平子:俺は、別に飲めないんだったら烏龍茶飲んでればいいしさ。

宮下:そういうところも大好きです。

酒井:あらっ! ちょっとハマってますよ、平子さん。

平子:家も近いしさ。

宮下:はい。ぜひ行きたいです。

酒井:お笑い面は? ホントにマジなやつ。

平子:アルコ&ピースとして?

酒井:アルピー。

平子:芸人アルコ&ピースとしてね。

酒井:実際、どう思ってるんだろう。

草薙:いつも言ってるやつ。

酒井:いつも言ってる…(笑)。

宮下:いや、いつも…(笑)。でも、やっぱアルピーさんは、構造をイジるのが上手いですよね。

平子:フフフ

宮下:漫才の構造、みたいな。ただ、その分、正統派漫才師から見ると、ちょっとこう、うとましいというか、ああいうことをやられるとやりづらい、みたいな。

酒井:ああ。

平子:骨組みをイジるからね。

宮下:そうです、そうです。

平子:そもそもの構造を知ってないとわかんない漫才が多いからね。

酒井:それは良くも悪くも。

宮下:良くも悪くも。

平子:っていうのを普段言ってんの?

草薙:あと、なんか、俺が聞いたのは違うやつです。アルピーさんは、なんだっけ? できない…。

宮下:ああ、そう。できない、アルピーさん、何かができないっていう状態になった時に、まだ目で「俺らはできるんだ」っていう。

平子・酒井:ハッハッハッハッハッハッ

草薙:できないをもっと(笑)。

宮下:あの目が邪魔なんです。

酒井:あーー!

平子・草薙:ハハハハ

宮下:もっと「できない」を盛ってやんないと。

平子・草薙:ハハハハ

酒井:なるほどね!

宮下:そしたらワンランク上行けます。

平子・酒井・草薙:ハハハハハハ

酒井:さすがだなぁ! マジで言えてるかもしれない。

平子:ああ、いや、ホントだよ。ホントのこと。ホントのこと過ぎて、今さら誰も言ってくれなくなったこと。

酒井:すごい。こんなの後輩に言われると思わなかった。おもしれぇな。

平子:いや、すごいなぁ。

酒井:こういう裏側の宮下の部分、お笑いをホント知ってて、お笑いについて物申せる部分て、テレビでも出したりしないの? めっちゃ面白いじゃんか。

宮下:いや、これ、テレビで出しても。ここだから笑ってくれますけど。

平子:いや、そうかな。

宮下:生意気なだけじゃないですか。

平子:だって、お笑いの構造、全体を俯瞰で見た構造だったり、それこそホビー関連のことだって語れるわけじゃんか。

宮下:そうですね。まぁ、でも、自分の番が来ればもちろん。

酒井:今のお笑い界どう思う? マジで。

平子:全体を見渡して。

宮下:今のお笑い界ですか? でも、ホントに先輩の懐が深いからできますよね、草薙の芸とか。

草薙:ハハハハ

平子:ちゃんと見てる(笑)。こいつはすげぇ~。

草薙:ちゃんと見てるんす(笑)。

酒井:ホントだな! すげぇわ! 的を得てるんだよ、ちゃんと。すごいわ!

 

(CM)

 

酒井:さあ、ということで、アルコ&ピース DCGARAGE、あっという間ですが、そろそろお別れのお時間でございます。

平子:今、CM中にしゃべってたら、宮下の深みがまだまだあんのよ。

草薙・宮下:ハハハハ

平子:なんで、酒そんなに飲まないかっていったら、飲めないんじゃなくて、飲んでも酔わないから飲む意味がない。

草薙:ハハハハ

平子:強過ぎる。なぜなら、なんでだ? 理由はなんでだっけ?

宮下:母親がキャバ嬢で、父親が地下格闘家。体質的にね。

一同:ハハハハハハ

酒井:まだまだイケるな、お前。1時間じゃ足りないよ、こんな奴(笑)。

平子:今、宮下がこの時間で切ってきたいろんなカードを、すごいよ、すごいんだけど、どこでこのカードを切ればいい?(笑)。

宮下・草薙:ハハハハ

酒井:お前のデッキどうなってんだよ!

平子:全部ジョーカー(笑)。

酒井:草薙どう? 悔しい? こんだけ今日は宮下が。

草薙:いや、まぁ、でも、なんか、よかっ…よかったよね?(笑)

平子・酒井:ハハハハ

草薙:ここだけです、ホントに。こんな宮下を(笑)。

平子:いや、わかんない、これ。化けるよ、これは。コンビとしての化けはまだあるから。

酒井:マジでこれからあんじゃない? 宮下見つかったらヤバいと思うよ、これ。

平子:そう。こういう小さいとこから徐々に広がっていくことあるからね。

酒井:うん、確かに。あるぞ、お前。

宮下:うれしいです。

酒井:スーパースターになっちゃう可能性あるよ。

宮下・草薙:ハハハハ

平子:グランドマスター

酒井:そうだ、グランドマスターだからな。ハッハッハッ

さあ、ということで1時間ありがとうございました、宮下草薙

宮下・草薙:ありがとうございました。

平子:ホントにしゃべってたら終わっちゃったね。

酒井:ホントだわ。なんか告知とかない?

草薙:告知…ハハハハ

平子:この流れで(笑)。恥ずかしいだろ!

宮下:この流れで告知はしたくないです。

草薙:大丈夫です(笑)。

酒井:さあ、TBSラジオでお聴きの方は、この後1時から『爆笑問題カーボーイ』でございます。

こままでのお相手はアルコ&ピース酒井健太と。

平子:平子祐希と。

宮下:宮下草薙、宮下。

草薙:草薙でした。

宮下:ありがとうございました。

平子・酒井・草薙:ハハハハハ

 

 

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まぼろしの新年会

 

オードリーのオールナイトニッポン 2012年12月15日

 

若林:ちょっと話変わるんだけどさ、お前よく高校の時にさ、小学校6年の時に「春日君が暴れてる」っていう議題が帰りの会で話題に上がって、どうもちょっと暴力を振るうと。ほかの生徒に。なんでだ?ってなったら、どうやら春日君が中学受験でストレスが溜まってるらしいっていう話し合いになったっていう話を、結構すべらない話みたいに4~5回話してたじゃない、高校の時。フフフフ

春日:ハハハハ ああ、懐かしいねぇ。

若林:ハハハハハ!

春日:懐かしい! よく覚えてるね、しかし。今、何の話してんのか全然途中までわかんなかったんだけども。よく覚えてるね、あなた。

若林:お前よくなんか、伝家の宝刀みたいにその話してたのよ。

春日:ああ、してた記憶はあるね。

若林:ストレスが溜まってたっていう話。

春日:はいはいはいはい。

若林:ストレス溜まってたの? 中学受験するっていうことに自分が。

春日:いや、その当時はもちろん自分では気づいてないですよ。

若林:小学校6年だからね。

春日:小学校6年の時。後から、高校ぐらいになって考えると、そうだったなっていう。

若林:何がストレスなの?それは。

春日:だって、周りの友達と遊べないからね。塾とか行ったら。日曜も電車に乗ってちょっとよさげな塾みたいの行ってたりしたから。少年野球も小5の夏ぐらいでやめなきゃいけなかったしね。

若林:そういうのがストレスになってたんだ。

春日:そういうのがストレスになって(笑)、体操袋とか投げたりしてた。

若林・春日:ハハハハ

春日:それが女子に当たったりとかさ。

若林・春日:ハハハハ

春日:して、担任から言われてるんだけど、お前はストレスを発散するな、教室内でって言われて、意味がわかんなかったけど。

若林:なんで自分が中学受験するかとか聞いた?親に。

春日:え~?聞いてないね。

若林:聞いてないね。

春日:聞いてないね。

若林・春日:ハハハハ

春日:なんか勧められて、ぐらいのイメージ。

若林:親に?

春日:親に。

若林:で、自分で「うん」て言ったんだ。

春日:うん、ま、言って。地元の中学がちょっと荒れてみたいなのあった。たしか。

若林:ああ。大体そんな理由だよな。

春日:そんで、中学受験してみれば?って塾行って、したら塾も楽しかった。ほかの学校の生徒とかと会えたからって流れですけど。若林さんもしてるでしょ?

若林:してる、してる。

春日:それはどういうあれだったの?

若林:それでさ、いろいろ考えるのよ。この年になると。

春日:何をですか?

若林:いい? 2~3分でやめるね、この話。

春日:まぁ、いいよ。

若林:実家帰った時に、先週も話してたっけ?俺。「あんたゴールデン減ってんじゃないの?露出」って母ちゃんに言われた話。

春日:いただいてないよね? いただいてない。

若林:母ちゃんがさ、毎回実家帰るたびに「あんたゴールデン減ってんじゃないの?」って言うのよ。

春日:へへへへハハハハ

若林:俺、あったまくんのよ、それが。

春日:うんうんうんうんうん。

若林:うちのおやじは、姉ちゃんと会った時にちょっと俺がそんな愚痴をこぼしたの。毎回腹立つけど、でも、「ま、減ってるけどいいんだよ、そういうもんだよ」みたいな。2009年とかと比べられてもさ。

春日:まぁまぁそうね。

若林:困るじゃん。

春日:うん。

若林:「あんた減ってんじゃないの?」みたいな。ちょっとピースにやきもち焼いてたりするんだよ、うちの母ちゃん。

春日:へへへへ えっ?ピースはあんなにいっぱい出てんのに、みたいなニュアンスのこと?

若林:「2人とも出るわね」みたいな。「あんた嵐の番組出なくなってんじゃないの?」みたいなこと言ってくんのよ。ハハハハ

春日:すげぇ観てんな! すごい知ってるね。

若林:で、俺さ、本当にむかついちゃってる自分に--あんまむかつかないじゃん、もう、本気では。

春日:はいはいはいはい。

若林:あ、すごいイライラしてんなぁと思って、何だろうなってすごい考えてて、外から見た評価みたいなことをすごい気にするじゃん、親とかって。

春日:ああ。何々って言われてるとか。

若林:そうそうそうそう。俺さ、小学校の時に中学受験する理由を何度も聞いても、「いい大学入って、いい会社に入って、幸せな人生になるから」って説明されるんだけど、俺、その時、副都心開発で中央区から杉並区に、地上げになって電車通学してたのよ。満員電車なのよ。

春日:杉並から元いた学校に。

若林:銀座線とかが。頑張った先がこれなの?って思っちゃってたのよ。満員電車の周りの大人たちを見て。

春日:ああ、なるほどね。

若林:ものすごいしかめっ面してるの。大人たちが。死んだような目で。ギュウギュウじゃん。これはやってらんねーなと思ったら、夜中テレビ観てたらさ、たけしさんが『ギミア・ぷれいく”で「たけしの使えない英語」(?)っていうのをやっててさ、「この大人は何だ?」と思うの。この大人だけそういう文脈、レールから全く自由に生きてるじゃねぇーかと思って、超カッコいいな。超楽しそうだな、人生。で、とんねるずチェッカーズと暴れてるわけよ。

春日:へへへへ やってたねぇ。

若林:この大人は何だ?っていう。

春日:しょっちゅうドロップキックしてたもんね。

若林:そうそうそう。

春日:ハハハハ 学生服でドロップキックしてたもんな。

若林:超楽しそうじゃんというふうに思って、ちゃんと説明しない大人たちにイライラするわけ。頭悪いからさ、小学生は。

春日:なるほどね。

若林:今はね、ただ単に満員だからしかめっ面してるだけじゃん、大人は。ほかにいろんな楽しいことがあるじゃん。家族がいたり。

春日:まぁまぁまぁそうね。

若林:飲み仲間もいて、仕事もさ、会社行ったら充実してるわけだ、皆さんね。その時はしかめっ面しか見ないから。

春日:まぁそうね。

若林:そういう外の価値観みたいなのでしゃべってくんなや!ってずっと思ってたんだよね、たぶん。だから、俺の根本だからイラついちゃうんだよね。

春日:なるほどね。

若林:ほめられたりするんでしょ? 番組であれ面白かったわよ、みたいに。

春日:ああ、まぁまぁするね。うちの親なんかはあんまりそういうことは言ってこないけども。

若林:うちの親はまぁないね。

春日:なんなら若林さんだけが出る番組とかも『TVぴあ』とかで丸して録画して観たりしてるもんね。

若林:うれしいよな。あ、そうだ! お前にこの間言おうと思ってたんだけど、ちょっと今年の正月なんだけど、やろうと思ってます。

春日:何がですか?

若林:若林家と春日家、全部一緒になって、どっか借りて、新年会をやろうと思ってます。

春日:いや、ちょっと勘弁してちょーよ。いや、勘弁してちょーよ!

若林:何ですか?その蝶。

春日:ハハハ 勘弁してちょうだいよ。

若林:ああ、ちょうだいよ、か。

春日:まだ早くないかい?

若林:まだ早いってどういうことだよ!(笑)春日、それで言うなら、今だよ!

春日:え?今?

若林:まだ早いって言うなら。タイミングのことを春日さんが言うならば、今だよ。

春日:今? ナウ?

若林:俺、ちゃんと春日のご両親に挨拶したこともないし、お父さんに至ってはセブンスターを吸ってるってことしか知らないわけよ。

春日:ハハハ 私のおやじさんがでしょ? ずいぶん昔の状況よ。

若林:一回俺がちょっと場を設けるから、もちろんお前とお前の妹とお前の妹の旦那、そして姪っ子も来てもらうし。

春日:そういえば姪っ子がね、「わかちゃん♪」て言えるようになってた。この間実家帰ったら。ハハハ

若林:だから、だから、だから今なんだよ。

春日:何を教えてんだよと思ってさ。フフフ

若林:ちょっとね、雅叙園

春日:目黒?

若林:うん。とろうかなと思ってる。

春日:いや、ちょっと、いい、いいって、それは。

若林:でも、椿山荘行っちゃおうかな。それは俺とお前の折半になるけど。

春日:いや、椿山荘はちょっと高いって。ハードルが高い。

若林:椿山荘の広間とって、若林家と春日家で。

春日:いいよ、いいよ、シダックスとかでいいって、別に。一番広い部屋。

若林:春日の両親と俺の両親で、俺がMCの立場で、ちょっと打ち解けて和気あいあいとやってほしいんだよね。

春日:いい、いいよ、いい。

若林:俺が一番最終的な目標って、お前のおやじと俺のおやじが飲み仲間になること。

春日:いやいや、勘弁してちょーよ!

若林:俺が一番目標としてるとこだから。

春日:いや、それ、いいよ。それはまだ早いって。

若林:それは大介も来てもらうけどね。

春日:ハハハハ したらいろいろ来てほしいよ。ラオウも来てほしいしさ。

若林:いや、サトミツは関係ないからね!この話には。

春日:フフフフ いや、でもさ、いろいろやってるじゃない、一緒に。今だって来てくれてるわけだしさ。

若林:うん。でも、サトミツの赤ちゃんを新生児室のガラスで見てたら、俺が近づくと泣いてた、やっぱり。

春日:あ、そう。

若林:おどろおどろしい大人が近づくのわかるんだろうな。

春日:やっぱ生まれ立てでもわかるんだね。

若林:ちゃんと赤ちゃんと大人として接しない大人が来た、みたいなことに子どもって敏感じゃん。

春日:うんうんうん。コイツはなんかちょっと騙せないぞというかね(笑)。マジの奴だぞっていう。わかるね。

若林:でね、サトミツとしみじみ話してたのはね、「こんな可愛い子が育ってって、いつか胸張って髪七三にしてゆっくり歩いてきたりするんだもんな」つって。

春日:カカカカ

若林:「信じらんねぇーよな」ってしゃべって。ハハハハ

春日:なんで私を例に出してんのよ(笑)。いろいろなんかやるんだろうな、ぐらいでいいじゃん、そこは。でも、それはそうだろうね。わかんないよね、将来的に。

若林:みたいなこと言ってましたけどね。ちょっと正月、それ考えてるから。

春日:えーっ?! いいです。まだ早いって。イメージだけど、お互いに家族を持ったら、結婚式とかもあったりしてさ、お互いに呼ばれたりとか、行って、両親と会ってみたいのがあってから、だと思ってたんですけどね。

若林:あ、そうお?

春日:イメージは。

若林:じゃあ、今年はいいよ。今年はやらないけど、でもなあ、ここまで言っちゃったらニッポン放送に力借りるしかないと思う。

春日:いや、それはもうイベントになっちゃうじゃん。

若林:イマジンスタジオでちょっとやろうかなと思ってます。

春日:ハハハハ

若林:仲よくなるためにいろんなことするよ、それは。騎馬戦とか。

春日:でしょうな。ゲーム大会とかあるだろう?絶対。

若林:騎馬戦とかやるし、あと、綱引き。春日家、若林家対抗綱引き。うちの姉ちゃんがマジになります。

春日:ハハハハ

若林:ハハハハ

春日:綱引きはちょっと見てみてぇーな。

若林:ハハハハ

春日:なんでだろう?綱引きは見てみたいな(笑)。

若林:俺と春日は参加できないからね、それは。

春日:じゃあ、アタシ、綱を踏んどくやつやるわ。最初の。

若林:レフリーを俺やるから、お前は春日家の横で扇子持ってこう。

春日:ハハハハ 袴穿いて、扇子両方で。ハハハハ

若林:それやってもらいますけどね。

春日:綱引きはちょっと面白そうだな。

若林:まぁまぁまぁ、ちょっとそういうのも考えてます。

春日:そっか、もうそういう年か。

 

 

差し入れをミスった話

 

ACTION 2019年6月19日

 

DJ松永:大人というのは差し入れを持っていく機会、場面、結構あるんですよ。我々も意外とそういう機会があるじゃないですか。

幸坂:はい。

DJ松永:ちなみに、私ももちろん、誰かの舞台やライブに招待された時に、いまだに差し入れに持っていくものの正解がわかんないんですよ。

幸坂:難しいですよね。

DJ松永:そう。俺は、ライブする側だから、差し入れを持ってきてくれる人もいっぱいいるんですよね。だから、差し入れをもらう側としても、いっぱいいろんな人から差し入れをもらってくると、誰がどれだっけ?ってごっちゃになっちゃったりとか、この人が持ってきたということを忘れちゃったら、なんなら持ってきていないことと同義になっちゃうんですよね。

そういうもらう側の立場もわかってるから、持っていく立場になると、「俺がこれを持っていった」ってあっちの脳裏に刻みたいわけです。だから、当たり障りのないものもいいけど、やっぱりちょっと何か差別化を図って、「松永これ持ってきたな」って覚えといてもらいたいたいから。

幸坂:インパクトのあるものとかを。

DJ松永:だから、それで肩に力入り過ぎてミスった例というのがあって。

幸坂:ミスったんですね?

DJ松永:俺と友人の朝井リョウで、よく2人で差し入れを買っていったりするんですけれども、この前、オードリーのオールナイトニッポン10周年の武道館公演が3月にあったんですけれども、俺と朝井リョウと小説家の西加奈子さんと3人で差し入れ考えようぜといって、俺らで思い浮かんだのが、静岡に直径何十センチもある、とてつもないでっかいたい焼きがあると。それを“めでたい”というところにもかけて、差し入れに超でっかいたい焼きを持っていこうと思って、静岡まで取り寄せて、冷凍を取り寄せて、届いた時に、オードリーにお渡しする時には、ちゃんと溶けて、ちょうど常温になっているような状態で逆算して持っていったんですよ。

朝井リョウが、あいつ非常にできた大人ですから、あいつが実際に取り寄せて、会場まで持ってきてくれたんですけれども、もうね、持ってくる姿のダサさ、半端じゃなくて。布団を入れる布団カバーみたいなのに、その中に。入れる容器がないらしくて。車もないから。

幸坂:それぐらい大きいんですか?

DJ松永:超でかい。そのぐらいでかい。直径何十センチだったかなあ…。忘れた。50センチぐらいだったかな。超でかいんですよ。本当に超大人数で食べる用のやつ。それを布団ケース…布団ケースだ! 布団ケースの中に入れて、そこにビニール紐みたいのを付けて、そのビニール紐の手に持つところにきったねぇ雑巾巻いて、痛くならないようにして、それで東西線に乗って武道館まで来たらしくて(笑)。

幸坂:うわぁ、そんな差し入れ怪しすぎますよ!

DJ松永:で、武道館を観るわけですよ。俺、横、チラッと見たら、朝井リョウの膝の上にずっとでっかいたい焼き。パンパンのでっかいたい焼き膝に乗せながら、朝リョウがオードリー観て笑ってるんですけど。

で、武道館の公演終わった後に若林さんに渡しに行くってなった時に、めちゃめちゃ――。俺、なんなら若林さんに笑ってもらおうと思ってたんですよ。面白いだろうな。差し入れで面白いと思ってもらいたくて。若林さんに「君ら面白いね」って思ってもらいたくてたい焼きにしたんですけれども、めちゃめちゃ、最強に面白いステージを観た後にこのたい焼き見た時に、全っ然つまらない。あんな最強に面白い人たちにつまんないものを渡しに行くのヤダヤダってなって、途中で西さんとか「もう、よう渡せん、こんな重たいの(?)。もう、あんたら渡しぃ」ってなって、西さん知らんぷり。

幸坂:え~本当の「つまらないものですが」ですね。

DJ松永:朝井リョウに渡すの任せちゃって。そういう事故が起こるんですよ、ホントに。

 

 

9人目「多彩な気遣いの天使」

 

on8+1 2019年6月4日

コーナー「佐藤満春の日向でぽかぽかキュン」

 

今週ピックアップする方はこちら!「多彩な気遣いの天使」宮田愛萌

 

宮田さんはいいんだよなぁ。1998年4月28日生まれ、東京都出身。

多彩なことはご存じな方も多いと思うんですけども、いろんなことができる。小説を書いたりとか、神社が好きだったりとか。今はもはや、アイドルど直球のどストレートのアイドルという方もたくさんいて、その中で、結構才能も持ちつつ、武器をたくさん持っている。「多彩だわ」という感じの印象で。

ま、ま、「かわいい」という武器は皆さん、日向坂に限らずみんな持っていると。大前提で持っている武器として、宮田さんがすげぇなと思うのは、そのかわいいを誇張して表現して「かわいい」って言いやすい空気を作れる人だと思ってるんです。これって結構勇気要ると思うし、その空気づくりってすごいな。

アイドルの方って「かわいい」って言われるのが仕事というか、大前提で、皆さん、かわいくて応援しているということも、それだけじゃないと思いますけど、魅力として持っていらっしゃると思うんですけど、それをちゃんと言いやすい空気を作れるというのは相当な武器なんじゃないかなっていうふうに思ってます。

あと、僕がすごいと感じたことで言う印象論ですけど、ものすごい気遣いのできる方じゃないかと思ってて。お仕事をご一緒したのは数回しかないんですけど、『ひらがな推し』という番組のバンジージャンプのロケと、その後のヒット祈願ロケの駅伝の時ですね。2回お会いしているわけですけど、バンジージャンプは宮田さんは飛べなかったんです。その飛べなかったのは全然よくて。飛べなくて、ただ、本人的にはいろんな思いがあって、代わりに井口さんとキャプテンが飛んでというくだりがあって、ヒット祈願で駅伝をやりますとなって、そこに向けての闘志というか意気込みというか、半端なくて。宮田さん、高瀬さんの2人は。宮田さんはやっぱすごくて。

走って、放送は乗っていないんですけど、これ言うと、あ、そこ放送してないんだというふうになったりするんだけど、当たり前で、30分番組の3週分とかですけど、丸1日2日、下手したらもう一日ぐらいやっているでしょう?別ロケを。それをカメラ3台ぐらいでずっと回してるわけじゃない。それをギュギュギュッと編集して、皆さんにお届けしてるから、放送に乗らないとこなんかいっぱいあるわけです。

すごいなと思ったのが、大体、駅伝は2人ずつ走ってきて、各区間、ゴールして、次の方にたすきを渡してスタートするんですけど、その合間の受け渡しの時に一応インタビューをさせていただくんですよ。お疲れだったり、これから走るメンバーだったり、意気込みとかを聴いて、そこの部分て、正直言うとそんなにオンエアに残ってないんだけど、でも、意外とそこのやりとりがリアルで。

で、宮田さんが帰ってくるじゃないですか。インタビューで「どうでした?」なんて言ってて、あんまり口数少なな感じで、あ、疲れてたんだろうな、でも、走りきってすごいな。次の区間の2人がバーッと走ってって、「じゃ、カメラ止めます」ってカメラ止めた瞬間に、ゴホゴホゴホゴホゴホ!ってびっくりするぐらい咳が出てきて、「大丈夫?大丈夫?」つったら、「ちょっと気管支が、今走ってきて、止まった瞬間にちょっと苦しくて、でも、我慢してたんです」って。「いいのに、我慢しないで。全然咳したかったらしていいよ」って言ってたら、「次に行く2人が心配しちゃうし、大変だなっていう姿を見せちゃうのはちょっと嫌だったんです」って言って。これ凄くない? この気遣いすげぇなと思って、グッときてね、泣くのを我慢するっていうくだりがありましたけどね。

だから、気遣いの人なんだなっていう。みんなメンバーそうですけど、すごいいいコメントだったなって。すごい正義感で走ってたんだなっていうのをすごい感じましたということで、きょうは宮田愛萌さんをご紹介いたしました。

ということで、こちらの曲に行きましょう。ユニット曲ですね。『割れないシャボン玉』♪

 

 

人を幸せにするのがツッコミ

 

爆笑問題カーボーイ 2019年6月11日

 

太田:この間、オードリーが高田先生のとこに出てたんだよ。

田中:ああ、はいはいはい。

太田:高田先生(田中:大好きだから)大喜びで。

田中:孫だから。

太田:孫世代だから。松之丞とオードリーのことを気に入っちゃってるからさ、喜んじゃって、喜んじゃってさ、ずーっとしゃべりっぱなしで、オードリーにしゃべらせないっていう。

田中:ハハハハ

太田:また、あの人もどうかしてるよな。オードリー潰しみたいな放送になってんだよ。

田中:そうなっちゃう。結果的にね(笑)。

太田:もう神掛かってんだよ、高田先生が。

田中:言いたいこといっぱいあるからね。

太田:オードリーが来て嬉しくなっちゃってボケ倒すんだよ。それでさ、突っ込む余地がないんだよ、オードリーも。若林何とか頑張ってたけどさ。

田中:春日なんか何にもしゃべれないだろうね、そうなっちゃうとね。

太田:笑ってるだけでさ。

田中:笑ってるだけになっちゃうもんね。

太田:だから、ああいうのも凄いよな。高田先生。俺、それ聴いて、「あ、この人またここで化けた」と思って。

田中:また化けた?

太田:また化けた。ハハハハ

田中:幾つ化けてんだよ、あの人。

太田:「また化けてるよ」と思ったよ。

田中:俺、あれ聴いたよ。オードリーのオールナイトは。山里のこといろいろ話すつって聴いてて、前半俺らの話いっぱいしてたよ。

太田:今度、上田が出るんだよな。

田中:そうそう。来週が上田が出るっつんで、東京ギャグコレクションの話とかいろいろしてて。

(中略)

田中:ずっとしてましたよ、俺らの話。

太田:あ、ホント。それは嬉しいけどね。

とにかく高田先生、嬉しそうだったなあ。だからね、こんなのお笑いで常識なんだけど、ツッコミが優しいというのは当たり前のことでさ、特に山里とかあの辺は、要するに「この人面白いです」ってずっとやる仕事だから、優しいというか、気がつくということなんだよな。

田中:気が利くんだよね。

太田:うん。だから、あの記者会見だってそうじゃん。蒼井優なんかつまんないこと言ってるのにさ。

田中:そんなことないよ!

太田:面白くしてもらってた。

田中:つまんないとか面白いとかはいい!

太田:ハハハハ

田中:蒼井優ちゃんは別に。いいこといっぱい言ってたし。

太田:ぜひそれを確かめるためにもビバリーのオードリーの回、聴いてほしい。

田中:そうか。聴くのいっぱいあるなあ。松之丞とビバリーと。

太田:要するに、ツッコミがいかにね――ボケっていうのはね、幸せな人がやる仕事だと思うの。

田中:そうね。

太田:ボケっていうのは何やったって幸せなんだよ。何やったっていいから。ツッコミの人というのは絶対優しくなきゃダメ。だからお前はツッコミ下手なの。

田中:ちょっと待って! そっち来なくていいよ。俺が優しい(優しくない)は言わなくていいけども。

太田:人を幸せにするのがツッコミっていう役割だから、ボケを幸せに。高田先生の幸せそうなこと。

田中:ハハハハ

太田:それ、わかるよ。だから、あれ聴くと、いかに山里が優しいのかっていうのをみんな知ってたよって言ってるけど、わかってるのはわかるよ。それはどういうことかというのはね。だから、いかに田中が優しくないかっていうのもあれでわかると思う。

田中:ハハハハ いいよ、俺の話になんなくても。

だから、本当に孫がさ、おじいちゃんて孫に好かれるとかが一番幸せじゃん。

太田:そうそう。嬉しそうだったねえ。

田中:その状態だよね。

太田:嬉し過ぎちゃってオードリーにしゃべらせないっていうね。わけわかんない放送になってんだよ(笑)。

田中:まぁまぁ、でも、目に浮かぶ感じもするわ。

太田:ゾーンに入っちゃってるみたいな感じでさ。

田中:何だろうな、70で。

太田:高田先生よかったなあ。いい晩年だぜ、これ。

田中:いい晩年(笑)。

太田:ハハハハ

田中:ま、ま、まぁね。いや、ホント。

太田:いい晩年!

田中:でも、それはすげぇ俺は思う。

太田:ホントによかった、高田先生な。

田中:特に、あの倒れて復活した後ね。

太田:一時期さ、高田さんだって若い頃なんか悩んだんだよ。景山(民夫)さんが直木賞とって上がったり(?)して悩んでた時期だってあるんだから。

田中:まぁまぁ、それはそうですよ。

太田:いろんな修羅場、地獄見てきたんだから、あの人だってさ。

田中:そうそうそうそうそう。

太田:よかったよな。

田中:それはそうだよ。

太田:このまま安らかに眠ってほしい。ハハハハ

田中:いや、まだまだ全然元気だから。本当に元気だから。

太田:凄いよね。

田中:いやぁ、凄い。

 

 

8人目「努力で磨かれたダイヤモンド」

 

on8+1 2019年6月4日

 

コーナー「佐藤満春の日向でぽかぽかキュン」

今週ピックアップする方はこの方「努力で磨かれたダイヤモンド」松田好花

 

松田さん、1999年4月27日生まれの20歳。京都府出身。2期生ですね。

松田さんは、「努力家」というイメージを持たれることが多いみたいなんですけど、これは、「努力」ってどういうイメージがあるかわからないんですが、泥臭さみたいなものを持たれがちじゃないですか。努力してますって。違うんですよ。松田さんの努力は、めちゃくちゃ美しくて、この子は何が凄いかったら、凄い頭いいんです。クレバーな努力家という印象で。

凄いなと思ったのが、僕が何度か出させてもらって、しかも、普通にイチ視聴者として好きな番組『日向坂で会いましょう』という番組があって、『ひらがな推し』という昔の改名前の時にキン肉マンの特集をしたんですね。キン肉マンを習得しようという。MCのオードリーがキン肉マン世代で、僕もそうですけど、キン肉マンの例えツッコミみたいなのを多用していたんですよ。それって、おじさんのあるあるに若い者がついていけないという時点で、もういいじゃないですか。せっかくだから、キン肉マンを習得していこう、みたいな企画がその番組であったわけですね。

これって出口は、なんでおじさんの趣味につき合わないといけないんだよ、というところでいいわけじゃないですか。その時点でもう面白い。最高の形としては、メンバーの誰かがめちゃくちゃ詳しかったり、詳しくなってきたりすると面白いけど、っていうところだと思うんですよ。番組の制作目線で言うと。わかんないですよ。

で、松田さんは、めちゃくちゃしっかり予習してきてたっていう。これって、別に番組から「勉強してきて」とか言うわけないし、あれだけのスケジュールで動いている人たちに言えないところを、かなりディープに勉強してきてて。

一個スタッフさんから聞いた話ですけど、ネプチューンマンかなんかの資料のところで、スタッフさんが用意してた資料で、「地球大逆転」というタッグの技があるんですけど、それを「地球大回転」と最初書いちゃっていたのかな。それを松田さんが「あのぉ、資料間違ってますよ」みたいなことを指摘してくれた。これは相当凄い。

あと、何が凄いかっていうと、自分で爪痕を残しちゃおう、みたいなことじゃないんですよ。おそらくですよ、あれだけ頭がいい子だと「誰かが詳しかったら番組盛り上がるじゃん」という目線を持ってると思うんですよ。要は、その努力が、人のための努力がかなりスマートにできるっていうのが、僕は松田さんの魅力というか、人格なんじゃないかなって。そもそもダイヤモンドなんです。ダイヤモンドなんですけど、努力でどんどん、人のための努力で磨かれたっていう。努力してる姿って恥ずかしく見えたりすることもあるんだけども、まあ、きれいね。

あと、先日、ショールームで『JOYFUL LOVE』を弾き語りして、それもすばらしかったですね。ぜひとも今僕が今度組もうとしているダーリンハニーの吉川君、レイザーラモンRG、元バニラビーンズレナ、僕でやろうとしてるバンドにぜひともギタリストとして紹介したいぐらい、ギターもよかったですけどね。

とにかく、心も美しい、そんな方でございます。

曲にまいりましょう。ということで今日はこちらの曲でいきましょう。『線香花火が消えるまで』♪