新道さんの怒り

 

新道竜巳のごみラジオ 第121回

 


新道竜巳のごみラジオ 第121回「ゲスト:ライスのお二人」

 

新道「最近ね、……そうくん知ってる?」

坂巻「うん、知ってる」

新道「そうくんが天狗になってしまって」

坂巻「ならないでしょ、別に、だって」

新道「そう。逆に、どこでなるんだ?と。そうくんみたいな裏方で、俺を朝起こすためだけに存在してる。最近、芸名が「目覚まし人間そうくん」という名前になっちゃいましたけど」

坂巻「博士にちょっと覚えられてね。付き人みたいなもんでしょ?言ったら」

新道「僕を朝起こすためだけに、僕の部屋にピンポンを押しに来るっていう」

坂巻「調子に乗らないでしょ」

新道「できるだけね、ミーハーなんで、現場も見せられそうな時は一緒に現場も見せてあげたいなって思って、テレビ局の中に侵入させたりとかしてるんです」

坂巻「侵入(笑)」

新道「侵入というか、一緒に入ったりとか」

坂巻「侵入ですけどね」

新道「で、この前、オードリーさんの主催ライブが半年に一回ぐらいあるんですよ。「オードリーネタライブ」っていう、有楽町の朝日ホールっていう」

坂巻「ああ、すげぇでっけぇとこ」

新道「700、800ぐらい入るとこ」

坂巻「あるある」

新道「で、そうくんと行ったわけです。呼ばれたから、ゲストで。で、オードリーさんの楽屋にそうくんを置いといて、様子をうかがって、春日ちゃんがちょっと怯える、みたいな」

坂巻「はっはっはっはっ(笑)」

新道「なんで知らねぇガリガリの男が俺の楽屋にいるんだ?みたいな」

坂巻「ちょっと怖いよね」

新道「で、よくよく見たら俺と喋ってる、みたいのがあるから、あ、一応関係者なのかな、みたいな話をして」

坂巻「挨拶とかはしないの?そうくん」

新道「一応後でゆくゆく言う。……あ、そうくん自体はしない。僕が一応言わないといけない」

坂巻「言わないと怖いですね、誰だかわかんないから」

新道「うん。したら、オープニングトークで春日さんが「楽屋にちょっと知らない、なんか細っそい男が混じってきて」って、そうくんの話で」

坂巻「知らない、細っそい(笑)」

新道「朝日ホールでそうくんの話でライブが始まったわけですよ」

坂巻「えっ?もうネタとして」

新道「ネタじゃなくて、オープニングトークでオードリーさんが2人で出てきて。で、うちらがネタやって、その後の中間MCでうちらとか絡んだ時もそうくんの話が出て、エンディングも、なんだ、こんだけ名前出てくるなら、そうくん出そうか、というので」

坂巻「えっ?」

新道「そうくんがエンディング出て」

坂巻「えっ?」

新道「エンディングで僕とそうくんとオードリーさんが喋って、ほかの人あんまり喋れなかった。ほか、いろんなゲスト、南海キャンディーズさんとか、いろいろいたのに。マシンガンズさんとかいたのに」

坂巻「そんなとこ出れないっすよ」

新道「出れないでしょう。一躍ちょっと脚光を浴びるわけですよ」

坂巻「はいはいはい」

新道「鞄持ちながら」

坂巻「ウケるわけでしょ?」

新道「ウケる。出てくるだけで。ど素人みたいのが出てくるから、絵面でわかるじゃん。したら盛り上がって、「なんで舞台上に鞄持ってきてんの?」って、中開けたらケータリングパクってたりするわけですよ」

坂巻「あっはははは(笑)それは面白いな。それは面白いなぁ(笑)」

新道「その話をオードリーさんがニッポン放送でしたわけですよ」

坂巻「えーーーーーっ!知らなかった。マジ?」

新道「目覚まし人間そうくんが、今、全国ネットでだんだんなってきてるわけですよ。そのケータリングも、誰の?って出した1発目のケータリングがゴッドタンの佐久間さんていうプロデューサーかな、お偉いさんのやつだったらしくて」

坂巻「はっはははは(笑)」

新道「何を盗んでんだよ!みたいな」

坂巻「それはしますわ。そんな面白い話」

新道「そんなんなったら、やっぱりその話をしたくてしょうがなくて。俺、毎週、僕のトークライブにそうくんは手伝いに来てるわけ。だから、ちょっと知り合いの関係者というか、たまに顔出し、滝さん、滝多津子さんとか、たまに顔出したりすんのよ。客で観に。したら滝さんに、「めっちゃ、いやぁ、もうツイッターの人数がずっと増えちゃいましたね」。増えちゃいましたったって、70~80人しかいない、全部でいっても。もともと0とか1、2の世界だけど、それがあったおかげで、どんどん目覚まし人間そうくんというのが、「いや、ケータイが鳴りやまないんですよ」とか」

坂巻「はっはっはっはっ(笑)」

新道「フォローとかされると鳴るの?わかんない。俺ツイッターやってないからわかんないけど」

坂巻「鳴る鳴る。ペローンて連絡きますよ」

新道「ずっと嬉しそうにしてさぁ」

坂巻「(笑)マジか。マジか、知らなかった」

新道「ネットというか、自分の名前で調べるらしくて、最近は」

坂巻「エゴサーチをね」

新道「エゴサーチしたら、「そうくんの顔を拝んできた」「トークライブに行ってみた」って書いてる人がいたから、僕の顔を見るためだけにお客さんが来てる、みたいな勘違いしやがって。違う、別にトークライブでついでにそれを見てるだけだ。そのためだけにわざわざ行かないじゃん、別に」

坂巻「そりゃそうだ」

新道「したら、「僕のためにお客さん今日いつもより増えてるんだから、ちょっとギャラとか増やしてくださいよー」とか言い始めて」

坂巻「ははは(笑)」

新道「てめぇは何も面白いことやってないのにさ。その前の回、今のごみラジオの前の週の回は、その話をそうくんとしてる回なのね」

坂巻「そうくんの回、上げてますね」

新道「あいつは、「何が面白かったの?オードリーさんどうだった?」って言っても何にも言わなくて、「いやまあ、嬉しかったですね」とか、そんなんしか喋れないねぇ奴が何を天狗になる意味があるんだよ!と思ってすげぇ腹立ってきて、何がギャラ上げてください!てめぇはただそのままの格好で舞台に出てきただけで笑いが起こって、別にお前の実力でもなくて、お前が出てきた違和感ないだけの演出がなったという流れの、こっちサイドの技術が凄いのであって、おめぇ何の1の努力もしてないのに何言ってんだよ!と思って」

坂巻「新道さん、夜中ですから。夜中ですから(笑)。寝てますから、隣。我が家ですから」

新道「ああ、そうか。そうですよね。我が家、ワタナベエンターテインメント

坂巻「いやいや、しょうもないもの挟まなくていいから」

新道「いや、ほんとそんな」

坂巻「興奮するのはわかるけど」

新道「興奮してきたな。ちょっと行ってみようかな、ウィーン」

坂巻「サンドウィッチマンみたいなやついいから(笑)」

新道「ほんとになるわけですよ」

坂巻「調子に乗っちゃった」

新道「天狗なの最近。でね、ちょっとでも知り合い見ると、いや、まいっちゃいましたよー、ちょっと最近」

坂巻「自分から言ってんの?(笑)」

新道「自分から。ラジオ好きだからさ、オードリーさんのラジオで」

坂巻「もともと聴いてたわけだ、自分でも、オードリーさんのラジオ」

新道「1番はナイナイさんらしいんだ」

坂巻「まあまあ、好きだからね」

新道「ナインティナイン、公開収録とかあったら絶対聴きに行くんだって」

坂巻「ああ、そんな好きなんだ」

新道「そうそうそうそう」

坂巻「ラジオっ子だね」

新道「ラジオとか好きで。最終的には岡村さんに会わせるために僕は今頑張ってるっていう形にはなっているんだけど。だからといって、そんな天狗みたいになられたらさ、やっぱこちらもね、紹介できないわけだよ」

坂巻(笑)

新道「一種のテロ行為なわけですよ。個人楽屋に知らない男が急に居るわけですから」

坂巻「そう。どう考えても事務所の人間じゃないもんね」

新道「一応それをケツを僕が拭かないといけないわけでしょう。こうこうこうで、ちょっと一緒に来ちゃいました。いいですか?みたいな」

坂巻「そりゃそうだよ。あなたが連れてきているんだから」

新道「なんだったら打ち上げも一緒にいたんだよ。ライブの打ち上げ。そうくん」

坂巻「オードリーさんとかとみんなで?」

新道「そうだよ。春日さんと対で喋ったよ、普通に。対で普通に恋愛の話してんだよ。あいつ童貞のくせに」

坂巻「はっはははは(笑)」

新道「お前の童貞のエピソードをなんで恋愛として喋れるんだ?みたいな」

坂巻「それでまた面白がって聴いてくれるんでしょう?」

新道「そうそうそうそう」

坂巻「向こうが面白くしてくれるわけでしょう?」

新道「そうそうそう。それがまるで面白いことをあいつが言えてたみたいな感じでさ、しまいには僕の手伝いのギャラ上げてくれとかさ。吉本の昔ダウンタウンさんが何だかさんの給料が安くて交渉しに行ったみたいのとは訳が違う。お前何一つ努力してないのにさ、何をお前が」

坂巻「「ギャラ上げてくれ」はたぶんギャグです」

新道「ギャグじゃない」

坂巻「そうくんギャグです」

新道「面白くねーわ。全然面白くない!」

坂巻(笑)

新道「あいつ、喋り方のイントネーションの使い方凄い下手だから、面白く全然聞こえない。「ギャラとかも上げてくださいよ」、これ何が面白いんだ!ふざけんな!気持ち悪い!何が「上げてくださいよ」じゃないんだよ本当に。冗談じゃないっつうんだ!俺が金欲しいよ。だって、普通、金払ってもあんなとこに出れない。ラジオで名前なんか使ってもらえないんだから」

坂巻「いや、本当よ」

新道「向こうがくれよっていう。お前の人生の思い出に俺が金余計に負担しなきゃいけない、ふざけんじゃねーよ!と思ってさ」

坂巻「本当に有名になってきてんじゃん、でも。オードリーさんも知っちゃって、博士だって知っちゃって面白がっちゃってたでしょう?」

新道「そう。でも、岡村さんが大好きだから、岡村さんに会わす」

坂巻「岡村さんだってたぶん面白がるよ、知ったら」

新道「だから、そういう器の深い、懐の深い人に会わせたら、怒らないからやっぱり。爆笑問題さんとかね」

坂巻「みんな面白がっちゃう」

新道「どんどん会わせて。なんだったら板付きでいさせようかなとか」

坂巻「いや、板付きは無理だ」

新道「爆笑問題さんが楽屋に入ったら、先にそうくんが椅子に座って待ってるっていう(笑)」

坂巻「怖すぎんだろう。あんな坊主のメガネの細っそい」

新道「坊主でメガネで細っそい、何の協調性もない」

坂巻「何の協調性もない人間が(笑)」

新道「コミュニケーション能力も高くないから、入ってきて顔見合せたってなんも喋んないしね」

坂巻(笑)

新道「じっと、ちょっとちっちゃい会釈、したか、しないかぐらいの感じの動きしかしない」

坂巻「ははは(笑)」

新道「何なんだよ!いっつも人と会う時、無視するような態度とるんだよね。ちゃんと挨拶できないから。それ、やめてくれっていつも言ってんだけどね、ダメなんだ。だから、腹立つんだよねぇ」

坂巻「とんでもないモンスターを作っちゃったかもしれないですよ」

新道「マジすか」

坂巻「ヤバいっすよ」

新道「これ、どんどんどんどんどうする?」

坂巻「ここで喋ってることでまた広まっちゃいますからね」

新道「広まっちゃうし。そのうち、どうする?冠番組持ち出したら(笑)」

坂巻「いや、それはない(笑)」

新道「芸能界のねじれ現象でそうくんの冠番組持たせてみようか、みたいな」

坂巻「いやいやいや」

新道「だって、今、ピンコブ(?)ちゃんがアベマとかに出てる時あるんだよ」

坂巻「ああ、確かにそうかもしれない」

新道「あれ、ねじれ現象だよね」

坂巻「まあ、でも」

新道「客席の客がテレビにタレントとして出てる、みたいになってるわけでしょう。意味わかんないもんね」

坂巻「そんな、ほんとに素人みたいな感じの人、面白がられちゃうからね」

新道「それでプライド持って、私はプロだとか思い始めてくるわけです。この時はこう言ったほうがいいんだろうな、番組的にはとか思っちゃう」

坂巻「番組的に(笑)」

新道「思うわけじゃない、絶対」

坂巻「ヘイポーさんみたいだ、なんか(笑)」

新道「ヘイポーさんはどうやって思ってたか知らないけど」

坂巻「でも、あの人はいろいろ考えてやってるかもしれない」

新道「あの人はめっちゃプロの人だから別にいいけどさ、そんな、そうくんみたいな」

坂巻「本当に素人」

新道「本当にカス」

坂巻「本当のカスとは言っていないけど(笑)。カスとは言わないですよ、俺は」

新道「カスの人間の一番下のレベルの人間がさ」

坂巻「手伝いは一生懸命やってくれてる」

新道「ピラミッドの一番、吉本のライブとかじゃなくて、人間界のピラミッドの一番下の部類の」

坂巻「カースト制度の一番下にいる(笑)」

新道「奴がさ、何を人に意見を言ったりギャラの単価を決めようとしてんだと思って。お前タダでも凄いことなんだからなと思ってさ。「いや、冗談ですよ」とか言われるのも腹立つんだよな。二度と言わないでほしいよね」

坂巻「これは怖いですよ」

新道「絶対聴いてないだろうけど、そうくんは僕のラジオなんか」

坂巻「(笑)聴いてそうだけどな。聴いてないかな」

新道「間違いない。聴いてない。絶対聴いてない。あいつはこういうの聴いたりとか……。だって、キングオブコントとかM-1とかも観てないからね」

坂巻「あ、そうなんだ。別にお笑いが好きということではないんだね、そんなに」

新道「うん。だって、オードリーさんのライブの打ち上げで向かいにザ・ギースの背の高い人、なんて名前の人だっけ?」

坂巻「尾関さん」

新道「尾関さんて言うんだっけ?その人とちょっと喋ったけど、あいつ知らなかったから、ザ・ギースを」

坂巻「ええっ?」

新道「向こうが気を遣って、「そうくん、家の方角が近いから一緒に帰ろうよ」みたいな話をしたら、「ああ、じゃあ、そうしましょうか」みたいな(笑)。何知らない奴が絡んできてんだ、みたいな空気出しやがって。まず、お前だから、それ。知らねぇ奴」

坂巻「誰だおめぇは?みたいな。俺はそうくんだぞ、みたいな(笑)」

新道「だから、そうくんも、キングオブコントとかM-1とか、決勝ぐらい観とけよ、一応。今後そういうとこで失礼過ぎるぞ、だって。ダメですよ」

坂巻「それは怖いですよ」

新道「そんな、空気読めずに実力だと思って」

坂巻「どうします?新道さんより売れてきちゃったりしたら」

新道「そんなわけねぇだろ!そんなこと絶対ない!」

坂巻「どうする?逆転現象」

新道「いや、そんなことない!そんなねじれ現象があったら人殺してやるよ」

坂巻「ははは(笑)」

新道「そんな冗談じゃないよ。そんなのあるわけないもん」

坂巻「わかんないっすよ」

新道「いや、わかるよ。なんもしてない、だって。絶対にそれはない!向こうが、それはもともとある程度」

坂巻「小説みたいな展開になっちゃって」

新道「ならないよ。小説も書けない。文字も書けない」

坂巻「文字も書けない(笑)。別にそうくんが書くわけじゃない。へえー」

新道「向こうに気遣わせて」

坂巻「まあ、嬉しいでしょう、それは」

新道「だから、感謝して「ありがとう」と言うことはあっても「ギャラ上げてくださいよ」と言うことはおかしいからね」

坂巻「それがよっぽど気に食わなかった(笑)」

新道「気に入らないよ!なんだよ!冗談でも言うんじゃない!気持ち悪いなと思って。お前に感謝されることはあっても、なんでそんなこと言われないといけないんだよってすっげぇ腹立って」

坂巻「急に」

新道「もともと顔がムカツクんだもん」

坂巻「もともと顔とか言うな(笑)」

新道「顔がムカツクんだから」

坂巻「もともと顔って言い出しちゃダメだろう」

新道「本当にもう冗談じゃないっつうんだよ!不愉快な」

坂巻「凄いなぁ。でも、それ知らなかった。それは知らなかった。オードリーさんのラジオの話に出たとか、そんな」

新道「凄いでしょ、だって」

坂巻「まあ、でも、それは話しますよ。話すと思うよ。そういうことがあったら。面白いもん、だって。佐久間さんの何か取ってたんでしょ?1個目に」

新道「取ってて」

坂巻「それは面白いよ」

新道「でも、偶然なのか、それをきっかけなのか、××オーディション入ったしね」

坂巻「えっ?」

新道「××オーディション入ったの。近々行ってきます」

坂巻「そうくんが?」

新道「僕がだよ!」

坂巻「あ、びっくりした」

新道「なんでそうくんがだよ!本当、俺より売れてきてんじゃない(笑)。ふざけんなよ!」

坂巻「ほら!って言おうと思った」

新道「いや、僕、僕、僕」

坂巻「そうなんだ」

新道「そこをきっかけなのかどうかわかんないけど」

坂巻「そこ、セットで呼ばれるかもしれない」

新道「それ言い出したらそうだね」

坂巻「そうだよね」

新道「そんなことある?」

坂巻「その関係性が面白がられちゃってさ」

新道「それもあるかもね」

坂巻「あるある。いっつも連れてきてる」

新道「いっつも一緒にいる、みたいな。おすぎとピーコみたいになっちゃう」

坂巻「おすぎとピーコ(笑)。なんかいっつもいる、みたいな、なんかありますよね」

新道「ややこしいね。コンビ組んでるのに、テレビ出てる時、別なやつとコンビで出ていったら」

坂巻「セットで(笑)。すごいよね」

新道「そんなこんなんで、そうですよ。賞レースで緊張感のだんだん増えてきた今、そうくんが天狗になってるから、ふざけんじゃないよ!ぐらいだよ」

坂巻「微塵もそんな緊張感味わってないそうくんが(笑)」

新道「本当に冗談じゃないよね。こっちはキングオブコントに怯えてんのに」

坂巻「朝起こすことだけ考えてりゃいいですから、そうくんは」

新道「あいつ遅刻するからね」

坂巻「もうおしまいじゃねーか(笑)」

新道「おしまいだよ!だって意味わかんないもん。あいつ何にもできないくせに遅刻もするからね」

坂巻「唯一の仕事を」

新道「唯一の仕事も全うできないっていう、最悪なんだよ。そこは絶対ダメだろう。注意するとヘラヘラ笑って終わるんだよ。「あー、はいはいはい」みたいな。ふざけんな!なんだその聞き方、みたいな」

坂巻(笑)

新道「普通に会話もできないんだ。「ちゃんとわかった?」「あ、はい」みたいな。「すいません、わかりました」って普通になんで言えないの?はーい、みたいな感じで気持ち悪い」

坂巻「何ちょっと謝りたくない、みたいな」

新道「そうなんだよ。プライド高ぇんだよあいつ意外と」

坂巻「プライドは高そうですね」

新道「どうしようもない、ほんとに」

坂巻「いろんな人に言ってんだろうな」

新道「めっちゃ言ってると思うよ」

坂巻「バイト先の人とか」

新道「バイト先なんかめっちゃ言うでしょう」

坂巻「格好の的ですよね」

新道「それを餌に女口説いてるわけだからね」

坂巻(笑)

新道「よかったらちょっと次ご飯行こうか。またもっとほかの話もあるんだ、みたいな」

坂巻「ほかの話もあるんだ(笑)」

新道「言うでしょう」

坂巻「何?その入り口」

新道「怖いわー、ほんとに。ダメだな。クビにしようかな、ほんとに。

そういうことで、皆さん、そうくんに会う時は、目をそらして、あまり喋りかけないでください。調子に乗って、全部が自分の実力だっていう勘違いし始めてきてますんで」

坂巻「だめですよ、芸能人扱いしたら」

新道「ほんとダメですよ。だから、急に殴ったりとか、車で轢いてみたりとかしてください、皆さんね」

坂巻「暴行をたくさん加えて、暴行を(笑)」

新道「暴行を加えて」

坂巻「たくさん(笑)」

新道「ダンプではね飛ばす」

坂巻「(笑)一撃ですけどね」

新道「そうですね。誰も泣く人がいないぐらいの人なのでね」

坂巻「ははははは(笑)」

新道「ぜひね、お試しください。じゃ、終わりたいと思います。

以上、ごみラジオでした」

 

 

ラジオとは部室

 

オードリーのオールナイトニッポン 2017年6月3日

 

若「正直、言いたいこととか石井ちゃんあるわけ?俺と春日に、このラジオにおいても、ほんとはこうしてほしい。話してんの?もしかして奥田泰とか石井ちゃんとか」

春「会議をやってるわけでしょ?」

若「青銅さんと。……もう話さない?」

春「特に?」

若「てか、このメンバー話さないわ。だって」

春「雑談だけ(笑)」

若「雑談だけで終わるの?会議が」

春「会議。ハハハハ(笑)」

若「あ、そうなの?」

春「あ、そうなんだ」

若「あ、そうなんだ。雑談だけなんだ。……30分ぐらいで終わる?」

春「ああ。じゃ、もうやらなくていいじゃん、そしたら(笑)」

若「そうなんだよね」

春「ハハハハ(笑)一応?」

若「こういうのが日本人の働き方がうまくいっていない、みたいなことなんじゃないの?雑談だけ30分して、集まんなきゃいけないっていう」

春「ハハハハ(笑)なるほどね」

若「もう、あれでやればいいじゃん。動画でしゃべるやつ。LINEとかの会議。雑談だけしてるんだから」

春「なるほどね、そうだね」

若「そのわりには石井ちゃんもひろしも「オードリーのオールナイトニッポン」て書いてある分厚いノート持ってんだよ」

春(笑)

若「あれ何書いてあんだろうね?巨乳が揺れるパラパラ漫画が描いてあんじゃないかと思うんだけど」

春「ハハハハ(笑)分厚くないとね」

若「うん」

2人「ハハハハ(笑)」

若「見応えないからね(笑)

このスタッフは言わないよ。だって、新年会でお好み焼き行っても、ラジオの話、マジで一回もしない」

春「ハッハッハッハッ(笑)」

若「ラジオ愛があって面倒くさいなぁ、その話聞いてるの、みたいのも一切ないからね」

春「確かにそうだねぇ」

若「青銅さんが「いやぁ、もんじゃのマサ、久しぶりだなぁ。もんじゃのマサのもんじゃだけは好きなのよ」みたいなの、毎年その話だもん」

春「ハハハハ(笑)なんだったら、その話するために行ってる、みたいなね」

若「そうそうそうそう」

春「もんじゃのマサのね」

若「そうそうそうそう」

春「それはあるなぁ。しなかったなぁ」

若「だから、たぶんしないよ、ここは」

 

若「この間さ、宮司さんがさ」

春「ああ、はいはいはい、フジテレビのアナウンサーね」

若「『潜在能力テスト』でやってるじゃない。「あのぉ」って聞かれてさ。「共演者にラジオ聴かれるってヤですかね?」って聞かれて、「当たり前だよ!」つって「聴いてんじゃないだろうね?」つって。「実は聴いちゃってて」みたいな」

春「聴いちゃってて(笑)」

若「ホントにやめてくれてつって」

春「まあ、そうだね。確かにそうだね」

若「したら、ほんとにやめてるみたい。はははは(笑)」

春「それはありがたいじゃない」

若「あれはちょっとドキッとするよね。こじるりもたまに「ラジオで」みたいなことあるけど」

春「ああ、そうだね、言ってくれて」

若「あれはやめたほうがいいよね」

春「いや、そうだね。だって、それは『潜在能力テスト』っていったら、若林さんがMCなわけですから」

若「表の顔でやってるからね」

春「そうね」

若「そうね、もおかしいんだけど、二面性があるから」

春「そうね。だから、ずーっと2時間、3時間、ウソをついてるって状態を隣で見られてるって、それはぁ(笑)」

若「それはないよ春日さん」

春「ハハハ(笑)」

若「春日さん、それはない」

春「それはだってそうじゃない」

若「いや、ウソの顔じゃないじゃない」

春「ハハハハ(笑)」

若「それはさ、“それぞれの顔”って言ってよ」

春「それはやっぱりさ(笑)」

若「別に俺、このラジオがほんとの顔じゃないからね」

春「ハハハハ(笑)」

若「こっちがウソかもわかんない。俺、無理して、こういうちょっと、なんか、やってるかもしんない」

春「いや、それはないですよ(笑)」

若「はははは(笑)」

春「無理してできる範囲超えてるもん、だってそんなもん」

若「はははは(笑)」

春「ラジオでの振る舞いは」

若「いやぁ、不思議だよな」

春「それは確かにそうね、聴かれてたら恥ずかしいっていうのは」

若「なんだろうな?ラジオってそう考えて。ラジオって一言で言うと何よ春日さん」

春「ヘッへへへへ(笑)ラジオ?」

若「うん」

春「やっぱ“部室”だよね。フフフフ(笑)」

若「手垢ベトベトの、ホントによくそんなこと言うね(笑)」

春「それは1回目からね、一貫して思ってるとこだから」

若「ラジオを部室と例えるなんて、もう(笑)。俺ら学生時代」

春「いや、お恥ずかしい」

若「まあ、だからか。聴かれると困るっていう」

春「困るよね」

 

 

ジョーがめきめき大人になっている話はまたいつか

 

オードリーのオールナイトニッポン 2017年6月10日

 

若「いやぁ、ダブルネームのジョーが……知ってますかね?ダブルネームのジョーって、今のリトルトゥースは。結構変わってますからね、世代交代でリトルトゥースもね」

春「でも、知ってるでしょう」

若「大体10代の真ん中辺の子たちがほとんどですから、リスナーは」

春「いやいや、そんなわけないだろう、んなもん。ゼロだよゼロ!10代。10代で聴いてる人一人もいないと思うよ私は。何?ジョーがどうしたの?」

若「ジョーがめきめき大人になってますねぇ」

春「ああ、そう。なんか、あんま最近若林さんからジョーと。昔はよく、飯食ったなんだって言ってましたけど、最近はさ」

若「俺が風呂なしに住んでた時に風呂を借りてたからね。ダブルネーム。ダブルネームはモノマネですから、若いうちから営業がありましたから風呂ありに住めたので、毎回風呂借りて、100円を置いてね。ジョーが寝てたりするのよ。寝てる中、帰り、風呂借りて、100円玉をシンクのとこに置いて毎回帰ってたっていうね」

春「シャワー代ね」

若「そうそうそう」

春「一応そこはね、タダっていうわけにもいかないから」

若「一番忙しい時、2009年とか、2時間しか寝れない、家帰っても、みたいな時、ジョーんちで1時間だけ寝て現場とか行ってたわ、そういえば」

春「ああ。ちょっと都心寄りだったということだ、ジョーんちのほうがね。多少だけど」

若「うん」

春「それ以来、あんまりでしょ?結婚してるしね、向こうも」

若「そんなこと思い出してきた、今しゃべってたら。笹塚のジョーの家。あいつ結婚する前に」

春「私なんかもよく行ったよ。みんなでね」

若「よく行ってさ、たまに古賀シュウさん、モノマネの。仕事終わりにビールの缶4つぐらい持って、飲もうよって来て、追い返したりしてましたもんね」

春「飲めよ!先輩なんだからさ」

若「はははは(笑)」

春「わかるけども!1本ぐらいさ。買ってきてんだからさぁ」

若「はははは(笑)」

春「1本ぐらいおつき合いしてあげなさいよ」

若「あれ何だったんだろうな。一番忙しい時、ジョーと、また2時間したらすぐ出なきゃいけない、みたいな。深夜。ちょっとドンキホーテだけ一緒に行こうつって、あいつのビッグスクーターの後ろ乗って行った時、なんか帰りに涙流しちゃってさ」

春「誰が?」

若「俺が」

春「ええっ?なんでよ?」

若「よくドンキホーテ行って、いろいろ見て、アイス食ったりしてたのよ。何にも仕事ない頃、ジョーと。そんな時あって。お前も言ってなかった?」

春「何がよ?」

若「すっごい忙しくて、なんかで実家帰れて、実家からまた阿佐ヶ谷の家に戻る時、原付で。涙流しながら原付運転してたとか言ってなかった?一番忙しい時」

春「ああ、なんかあったかもしんないね。あったね。なんかクルものがあったんだろうね。何となくね。まあま、わかるわ、その気持ちは」

 

若「あれって不思議だよな。日本人て、めちゃくちゃ忙しい人のことをすごく偉いと思ってるじゃない」

春「まあま、何となくね」

若「なんか頑張ってるねーみたいな。休み何カ月ないんすよ、みたいな」

春「まあま、プラスというかね。忙しいねっていうのがね」

若「何が偉いんだろうな?あれな」

春「(笑)単純に頑張ってるねっていうことじゃない?」

若「なんで偉いの?頑張ってたら」

春「なんでってわからんけど、頑張ってる……」

若「だって、超合理的に考えたら、休んで、一個一個の仕事のパフォーマンスを上げる最大公約数出す人が偉いだろう?」

春「うーん……」

若「休まないで一個一個のクオリティ落ちたら偉くないだろう別に」

春「うーん、まあそうね」

若「じゃ、なんで休みなく働いている人が偉いの?」

春「うーん、知らん!」

若「はははは(笑)」

春「(笑)私が言い出したことじゃないから、それは知らんけど、そういう風潮はあるわね。それはね。何となくさ」

若「そうなんす、3カ月休みなかったんすか、みたいな。別に偉くないだろう、あれ(笑)」

春「まあま、そうだね。だけど、3カ月休みなかったのかお前はつって罵倒されるほどでもないからね、逆に」

若「ああ、まあね」

春「ポジティブな感じなんだろうね、周りからしたら」

若「でも、偉くもないよね、逆に」

春「よくよく考えたらね」

若「それは不思議だよな」

春「風潮だよね」

若「なぜかそういうことになってんだろうな」

春「合理的じゃない。海外とかだったらね、「お前何やってんの?」みたいな感じで言われそうだよね、逆にね。「休みなくて、何楽しく生きてんだい?」みたいな」

若「まさに、ほんとその言い方で、マイケル・ムーアがわざとらしく、アメリカに比べてヨーロッパは休んでる、みたいな、わざとらしくヨーロッパに行く映画があって」

春「ハハハ(笑)」

若「結構好きなんだけど、俺そういう映画が。アメリカ人はこんなに働いてるんだってことをマイケル・ムーアが言うのよ。北欧とかの国で。したら、ホントにそういう映像で、「そんな働いて何を楽しみにしてるんだい?」みたいな、マジでそういうリアクションだったよ」

春「言いそう、言いそう(笑)」

若「俺たちはわかんないよね、それは」

春「そうだね。働くことがいいことというか、家族のためとかと思ったりするからね。違うんだね、だからね、文化が」

若「そういう偉いとされてるということは文化なんだろうな、本当に」

春「まあま、そうだろうね」

若「言われたことを文句一つ言わずやることも偉いとされてるじゃん、結構」

春「まあま、そうだね」

若「春日なんか結構そうじゃない。言われたことに疑問を持たず、言われたことは全部やります、みたいな。で、春日のファンは「ほんと、さすがT」みたいなさ」

春「フヘヘヘ(笑)」

若「1コも偉いと思ってない」

春「ハハハハ(笑)」

若「自分で咀しゃくしない感じ」

春「ハハハハ(笑)」

若「はははは(笑)」

春「淡々とね、ミッションをこなしていく」

若「俺はそれタイプ、全然ないんだよなぁ、そこは思わない全く」

春「うん、まあ、そうね」

若「「それってさぁ」ってすぐ言っちゃうから俺は(笑)」

春「まあ、そうね」

若「まあま、タイプでしょうけども、何が向いてるかの」

春「そうね」

 

 

 (2017年6月17日追記)

オードリーのオールナイトニッポン 2010年3月13日

 

若「一回、ジョーの家でジョーと飲もうと思ってフラッと行ったの。何年か前。したら古賀さんもいて、「古賀帰れよ!」って言ったら、帰ったことありましたけどね」

2人「ハハハハ(笑)」

春「帰してあげんなよ、先にいたんだからさぁ(笑)。え~え?」

若「言ってみようと思ったら(笑)」

春「めちゃくちゃいい人じゃん」

若「家、めっちゃ近いのよ、ジョーの家からね。100メートルぐらいだから。なんか古賀さんいるとアレだなと思ったら、俺も酔ってたからさ(笑)」

春「なるほどね(笑)。ちょっと冗談ぽく」

若「言ったら帰っちゃった時あったけどね。気にしちゃったよ、俺」

春「ハハハハ(笑)」

 

 

 

 

大人の男

 

オードリーのオールナイトニッポン 2017年6月10日

 

若「春日ってさ、ちょっと小林薫さんみたいな感じになってるのよ」

春「フッ(笑)いやいやいや、そんな渋い感じになってる?名優さんですよ、名優」

若「なんかさ、おじさんになって一回カッコよくなる人いるじゃん」

春「ああ、いるね。若い時よりね」

若「俺は、ほんとに春日はキン肉マンみたいな面白さでいてほしいから。でも、俺の要望とは逆に、マジでこじるりとか菊池亜美ちゃんとかが、ちょっとカッコいいみたいに言うじゃん。それ、なんか小林薫さんみたいになってんじゃないの?俺がずっと一緒だから気づかないだけで」

春「なんでそこで出てくるのが小林薫さんなのよ。フッフフフ(笑)若林さんのイメージだから、そこは何とも言えないけど。それはわからない、私は」

若「この間それを思ったときがあって、俺はそれは芸人としてどうなのかなと思ったんだけど、『セブンルール』っていう番組やってて、優香さんの旦那様の青木さんとYOUさんと本谷有希子さんと俺で4人なの。で、青木さんが、テロテロ、テカテカのカッコいい生地の真っ黒のシャツ、ボタンも黒で」

春「はいはいはいはい」

若「それね、2つぐらいボタン外して着てて。洋服の話になって、似合う似合わないってありますよね、みたいな。「だって俺が青木さんが今着てるシャツを2つボタン外して着てたら、もうコントですもんね」みたいな話になって、「うちの相方もオールバックでそのシャツ着てたらコントですもんね」って言ったら、YOUさんが「いや、今の春日君だったら似合っちゃうね」」

春「(笑)お、評価高い!YOUさんに」

若「俺、その時に「小林薫さんか!」と思ったの」

春「ハハハハ(笑)」

若「小林薫さんみたいになってんじゃないの?お前、渋くて」

春「ハッハッハッハッ(笑)」

若「西島秀俊さんとか、堤真一さんとかみたいに」

春「なってるわけないでしょうよ(笑)カカカカ(笑)」

若「なってんじゃないの?」

春「なってるわけないよ、そんなもん」

若「なってない?」

春「行けないよ、あんなところまで、あんな高見には」

若「俺はたぶん山田隆夫さんみたいになってくんだと思うのよ、これから」

春「まあ、そうだね、そうだね。本村弁護士とかね」

若「小林薫さん方面では行かないじゃない」

春「ハッハッハッハッ(笑)行かないか。そうだね」

若「なんか、それをよしとしてんじゃん、自分の中で」

春「フッフッフッ(笑)」

若「むしろ、小林薫さんに寄せてってんじゃない?年々」

春「寄せてないわ!」

若「年々」

春「映画観たりとかね」

若「そうそうそう(笑)」

春「(?)観たりとかして」

若「そうでしょう?(笑)」

春「いや、してないよ!」

若「してない?」

春「全然意識、意識してる人はいないよ」

若「あー」

春「小林薫さんだけじゃなくて、いないよ」

若「じゃあ、そういうの感じないの?最近ちょっと俺は渋さ出てんな、みたいな」

春「いや、感じないよ、一つも」

若「渋さ出てるモテ方してんな、みたいに思ったりはしてないの?」

春「全然してないよ」

若「あ、そう」

春「全然してない。全然そんな言われたこともねーしさ」

若「ま、俺もしてないけどね」

春「うーん。まだまだこれから、これからじゃない?」

若「これからなの?春日が渋くなってくの」

春「まだ38だもの」

若「何歳から、じゃあ、そうなってくんだよ?」

春「それはやっぱ50とか。50代とかでしょう」

若「50になったらどうなってんの?春日っていうのは。小林薫さんになってるの?」

春「小林薫さんでしょうね、もうね。50代になったらよ。まだそんな無理よ。経験してない」

若「俺は本村弁護士になってるだろうなあ、俺は」

春「そうだね、蝶ネクタイ付けてるよ」

若「はははは(笑)」

春「ハハハハ(笑)」

若「俺、ずっとテレビでもさ「本村弁護士みたいになりたくない」ってずっと言ってて、オンエアされちゃうのよ、なぜか」

春「うんうんうんうん」

若「したら、本村弁護士にこの間会って言われたもんね」

春「えっ?なんてよ」

若「「いつもテレビで名前出していただいてありがとうございます」って」

春「ハハハハ(笑)」

若「あれはどういう「ありがとうございます」なんだろう(笑)。いや、ほんといい方だから、全然距離測るみたいな言われ方じゃないけど。だって、何コか下の芸人が、あなたみたいになりたくないつってんだよ(笑)」

春「まあ、そうね、内心はどうかわかんないけどね」

若「俺、ほんと本村弁護士みたいになりたくねぇんだよなぁ(笑)」

春「ハハハハ(笑)」

若「はっはははは(笑)」

春「まあま、そう、まあ、そうだろうね」

若「おじさんなのに可愛いって、なんかヤじゃん」

春「まあ、そうだね。おじさんというイジられ方もしないしね。可愛らしいとね」

若「でも、それが面白い人だからね、本村弁護士はね」

春「ま、そうね」

若「渋くなってきてカッコよくなるというのに分かれるのかな、やっぱり」

春「何をしたら渋くなるのかもわからないけどね」

若「いやいや、コントロールはできないだろうけど」

春「うーん」

若「なんで若い人には出ないものが出てくるんだろうね。40過ぎると」

春「何なんだろう。そうだね」

若「一回モテるみたいに言う先輩、結構いたよ」

春「あ、そう。おじさんになってから?」

若「40とか過ぎたら、一瞬モテ始めたみたいなこと言う人いたよ、先輩で」

春「はあ……。余裕とかなんだろう、たぶんね」

若「ガッつかない感じか」

春「そうだね」

若「それはあんの?フィリピンパブ行っても」

春「いや全然。ガッついちゃうもんね、やっぱりね」

若(笑)

春「ガッついちゃうし、大人の対応ができないというかさ。この間も谷口と行ったのよ、フィリピンパブに」

若「すげぇ行ってんなおい!」

春「池田公園の話したくてさ。フッフフフ(笑)行ってさ、飲んでて楽しかったけど、ここも楽しいかな、みたいな話してたのよ。フィリピーナが付くじゃん、女の子が。いろいろ話してたら、「ドリンク1杯いいですか?」みたいなことを言われたから、「いや、ダメよ」つって言ったら、何回かそのくだりがあったのよ。「いや、いいじゃないか」って谷口に言われてさ、「いや、ダメなのよ」つって「ええ~?」みたいなくだり3回ぐらいやってたら、その子が「なんなのよ!」みたいな感じでキレだしてさ、「乾杯はマナーよ!」みたいなこと言われて怒り出しちゃって、「いやいや、ダメなものはダメだよ」みたいなことを言って、ちょっと口論になってさ、店出されちゃったもんね、我々。フフフフ(笑)全然もう。フフフフ(笑)ワーッてなっちゃって、「ちょっとお客様……」みたいな。ハハハハ(笑)」

若「そこは通用しなかったということね?(笑)」

春「そうだね。そこはやっぱ、でも、大人だったら1杯ぐらいはね」

若「ほんと気持ち悪いよね、お前の金払わない感じ」

春(笑)

若「全然面白くない、あと。聞いてて胸クソ悪いもん」

春(笑)

若「フィリピンから来てさ、お前みたいなクソがさ」

春「ハッハハハ(笑)」

若「1杯も出してあげないって、聞いてて胸クソが悪い」

春(笑)

若「テレビ局に金返せお前」

春「ハハハハ(笑)それとこれとは違うじゃない」

若「はははは(笑)」

春「結果、出されちゃってるからさ、こっちも」

若「ハッピーじゃない、その話。それで出されて。谷口もほんとよくないよ」

春「うん」

若「やめろ!2人、もう遊ぶの」

春「ハハハハ(笑)」

若「はははは(笑)」

春「いいじゃない、それ。「すまんな」つって言って」

若「飲ましてあげればいいじゃん」

春「そこをすっと飲ませてあげたりするのが大人の男の遊び方なんじゃない」

若「なんで飲ませないのよ?」

春「うーん、やっぱりその~、1杯というのはね、いいじゃないかと思っちゃう。お金もかかるしね」

若「はっははは(笑)」

春「そこはさって」

若「まあま、いいけどね、それは」

春「そうなのよ」

 

 

谷口さんと3月に喧嘩して、仲直りしたのね。

若林様、春日さん

 

ナイツのちゃきちゃき大放送 2017年6月10日

 

土屋「昨日ね、オードリーの若林さんと飲みに行って。前から行こうよと言ってたから」

塙「2人で?」

土屋「2人でと思ってたんだけど、もう一人ぐらい要るかなと思って声かけて、千鳥のノブ。したら、たまたますぐ仕事終わったから来てくれて。で、若林さんが連れてきたのがビックスモールンのゴンさんね。仲いいところ。その4人で飲みました」

塙「どこで?」

土屋「初台」

出水「誰が会話の中心になるんですか?そういう時は」

土屋「主に僕の悩みを聞いてもらう、みたいな」

塙「はあ」

土屋「普段なかなかしないような話をちょっと聞いてもらおうと思ってやりましたね。

何となく共通点があったのは、オードリー、ナイツ、千鳥、それぞれ相方が頭おかしいからなかなか気づかれないけど、ツッコミにも天然なところもあるんだよ、みたいな、そういう感じの共通点がちょっとあって。天然なところをイジってもらうことはあまりないけども、それはあんまり頭おかしい相方が横にいると気づかれないっていう(笑)」

塙「ツッコミはツッコミ同士で飲みに行くんだね」

土屋「そういうふうになるんだね。自然と誘うってなったらやっぱり」

塙「ボケが飲む時は絶対ボケ同士で行かないけどね。ツッコミがいなかったらみんな喧嘩しちゃうじゃん」

土屋「(笑)そういうもんなんだ」

塙「ツッコミの奴がいないとものすごく機嫌悪くなりますよ」

土屋・出水「へえ」

塙「コンパスっていう後輩芸人と飲みに行く時も、コンパスのツッコミの奴がいないと、ボケ同士で、俺、ムカついてくるんです。こっちのボケにさらに上回ってくる。負けず嫌いだから。ツッコミだとそれがないからいいのかもしれないね」

土屋「うん、そうだね」

塙「でも、若林君もツッコミって言ったってもともとボケだし、ノブ君だってボケみたいなもんでしょう?」

土屋「ボケの要素が強いからね」

塙「だから、その2人は気持ちいいんだよ、たぶん」

土屋「あ、そうなのかな(笑)。そういう2人と話してみようと思って行ってきましたね、久々に」

塙「今度、千鳥とのツーマンライブもあるんですよ、草月ホールで。だから、ちょうどいいですね」

土屋「その話もちょっとしたくてノブ君呼んで」

 

塙「あんまり先輩・後輩がわかんないんですよ。急に向こうがタメ口で来るときもあれば、敬語で来る時もあるんですよ。千鳥とかそこらへんてね」

土屋「そう。一回、千鳥とは、年も千鳥が下で、芸歴怪しいけども、お互いタメ語でいこう、みたいなふうに一回約束あったんですよね。だから、僕は千鳥ノブ君が来るからって言ってるんですけど、若林さんは僕と同期なんだけど、千鳥は先輩だと思ってるから、ずっと「ノブさん、ノブさん」て言ってるっていう」

塙「そういうのあるんだよね」

土屋「そこはちょっとややこしかった。実際集まってみたら、ああ、こうなるんだと思ってね」

塙「言葉の壁はあるね」

土屋「うん」

出水「仲よくなっても芸歴によって上下関係は確固たるものがあるんですね」

塙「それが全然ない奴が、どきどきキャンプジャック・バウアーの真似している岸君。あいつが、どんな先輩とかでも全然タメ口なんですよ。あいつがいると訳わかんなくなるんですよ。誰が先輩なのか後輩なのか」

土屋「秩序が乱れるね」

塙「秩序が乱れる。だけど、俺は大学の先輩だから、俺には敬語なんですよ。だからね、あいつといるとわかんないんですよね。流れ星とか、岸君よりも全然上の先輩に友達みたいな感じでいくから、こっちも友達みたいなことを言うと、「お前、後輩だろ」みたいな。スピードワゴンさんとかにもあいつ友達みたいな感じでいくからわかんなくなる」

土屋「本来、千鳥って先輩だから、そうしなきゃいけなかったの。若林さんのやり方、合ってるのよ。でも、俺が一回約束しちゃったから、千鳥とは敬語じゃなくいこう、みたいな約束しちゃったから、俺がどきどきキャンプの岸君みたいな、ちょっと空気読めない奴みたいな感じでずっと見られてたから、それ、ちょっと恥ずかしかったね」

塙「もう決めたほうがいいね」

土屋「そうね」

塙「年だね」

土屋「うん、そうだね」

出水「年齢でね。芸歴ではなく、ということ」

塙「あとは年収とか」

出水「うわ、それはでも、暴露、手の内明かさなきゃいけなくなっちゃうじゃない(笑)」

塙「毎年変わるでしょうね」

出水「そうですね(笑)」

塙「 「若林様」って」

出水「「様」が付いちゃうんですか、「さん」を飛び越えて(笑)」

土屋「なるよね。そうなるとね」

塙「「若林さん」て言うし、「春日さん」て言うしかないでしょうね。悔しいけど」

土屋「はははは(笑)」

出水「はははは(笑)春日さんは「さん」なんだ」

土屋「「若林様」「春日さん」ぐらいじゃない?」

塙「草野さんには「草野」」

土屋「おかしいです(笑)」

出水「それはダメですよ」

土屋「何かが間違えています、それは」

 

 

土屋さんの悩みについて、若林さん目線のお話 

イジられたい - imadokiyuuka’s blog

 

今週は何もオープニングで喋ることないですよ

 

オードリーのオールナイトニッポン 2017月6月3日

 

若「こんばんは。オードリーの若林です」

春「土曜の夜、カスミン

若「よろしくお願いいたします」

春「ひとつよしなに」

若「えっとー、今週は僕、何もオープニングで喋ることないですよ」

春「(笑)いや、そんな」

若「毎週毎週、3つぐらいフリートトークしてる感じなんだから」

春「まあ、そんなこと急に言われてもねえ、びっくりしちゃいましたけど、私も」

若「うん」

春「私もないっちゃないですけど(笑)」

若「はははは(笑)」

春「今週も、だけどね。395回なかったですけど、私は」

若「いやぁ、ないなぁ」

春「ないですなぁ。6月ですな、6月」

若「6月になったぐらいしかないよね、話が」

春「6月の3ですな」

若「この番組ってさ、10周年みたいになった時に、どこかでなんかやったりするの?2009年からやってるでしょ?この番組」

春「だって、あるんじゃない?5周年はやったでしょ?」

若「2019年の9月に10周年でしょ?」

春「あと2年後ってこと?2年後の9月」

若「2年ちょいだね」

春「10周年はやっぱりやりたいですよね」

若「やるならどこでやるかね。横浜アリーナ

春「それは何なの?我々が「やりたい」って言ったらニッポン放送がやらせてくれるの?それとも、許可をとるわけでしょ?ニッポン放送自体。「やってもいいぞ」って言われないとできない?あ、埋まるな。ニッポン放送側から「やれ」っていうことはないわけ?あ、それもある?5周年の時はどうだったの?こっち発?こっちから「やりたい」って言って「お願いします」みたいな?番組発だ。ああ、なるほどね」

若「ほんとにね「リトルトゥースです」って言われる回数、ものすごく増えてて」

春「ああ、多い多い、多いよ」

若「たぶん聴取率で出てるデータより、実数で聴いてる人は多いと思うんだけも」

春「そうね」

若「春日さんなんか言われたことないでしょ?「『学生HEROES!』見てます」なんて」

春「ハハハハ(笑)確かにないから、一番不思議の一つだよね。世界七不思議みたいな。なぜ『学生HEROES!』は続いてるのかっていうね」

若「いやでも、あれはね、春日ね、お前は凄いんだよ。あれを続けてるっていうのは」

春「いや、そうなの。不思議で」

若「あれはもう『タモリ倶楽部』みたいになるよ、あの番組」

春「ハハハハ(笑)いやもう、夢じゃん、それは」

若「春日があんま執着がそのぐらいなのがいいんだよね、やっぱり。来週あたりからサングラスかけていいと思う」

春「いやいや、それはもう」

若「はははは(笑)」

春「終わるよ、たぶんそんなことしたら」

若「あれが続いてんのは素晴らしいことなんだよ」

春「いやぁ、あれはホントに」

若「お前がスイッチ入れて研究しちゃって、もっともっと『学生HEROES!』を面白くするんだなんて考えたこと一度もないだろ?」

春「ハハハハ(笑)いや、そんなことないよ」

若「あ、そ~お?」

春「最初のほうは、結構スタッフさんとかからもね、どういうふうにやりましょうか、こんな学生とこういうことやりたいですね、みたいな話をしてたの。みんな熱はあったんだよ。だけど、やっぱり最近何も聞かれないしね。何やりたい、これやりたい」

若「それはだから軌道に乗ってるから」

春「いや、そうなのかね?」

若「それがいいと思うんだ。あれでなんか、ちょっと最近マンネリっすから、ちょっとんがった企画変えましょう、みたいなことをお前が言い出しちゃうと、もう終わるんだよ」

春「ハハハハ(笑)動いたら?」

若「うん。来週あたりからオールバックでサングラスしてもいいと思うんだけどね」

春「そしたら、もう『タモリ倶楽部』じゃん」

若「学生たちがお尻振るっていうオープニングから始まってもいいと思うし(笑)」

春「やって、能町さんと洋楽聴きながら?(笑)」

若「そうそう、洋楽聴いて、能町さんと」

春「こう聴こえるな、なんつって言って」

若「ちょっともう一回いいですか?って言って、聴こえるなぁってやってもいいと思う」

春「それはもう『タモリ倶楽部』だから、あるから」

若「執着あるっちゃあるんだね?」

春「あるけど、でも、スタッフさんがよく言ってくるのよ。この間も「数字がよかったです」みたいな。それは、ずっともう何年?5年?6年?7年ぐらいやってんのかな?」

若「もっとやってるでしょ」

春「もっとやってる?7年ぐらい?やってて、私も「何がいいんですか?」って聞くのよ。毎回」

若「続いてる理由?」

春「そうそうそう。「数字がまたよかった」みたいな。ここへきて何?学生も出てないしね、最近」

若「そうなのよ」

春「「何がいいんすか?」って言ったら、「いやぁ……」って誰も答えを出してくれないのよ(笑)」

若「たぶんそういうもんなんだろうなぁ」

春「何なんすか、時間帯も変わってないしね。1時半とか。深夜の15分」

若「あのぐらいの時間に観るのがいいんじゃない?」

春「「15分ていうのが見やすいんすかね?」とかって私も言ったりするけど、「どうすかねぇ……」つって、はっきりと(笑)教えてくんないんだよ、なんか」

若「それはあるよなぁ」

春「不思議だねぇなんつて言って」

若「俺たちは知ることできないからな。そういう上で話してることを」

春「ああ、そうだね。どういう話してんだろうね」

若「まあ、シビアだよ。飲みに行って、スタッフさんとかとぐっと聞くと、何話されてるかわかんない。ほんと、例えば『体育会TV』なんて、ここで一回春日外しましょう」

春「ハハハハ(笑)」

若「そういう人もいると思うし」

春「いるだろうね」

若「はははは(笑)」

春「それは『体育会TV』に限らずよ。何人で会議してるかわかんないけど、言い出す人がいて、それを、まだ使うっていうほうの人がぎりぎり多いだけでね。多数決で」

若「俺は、石井ちゃんとかもこうやってポーカーフェイスで奥田さんとかも味方の顔してるけど、裏で何言ってるかわかんないし」

春「ああ、それはわかる」

若「「春日さんがなぁ、もうちょっとオープニングで、こういうことあったなんて言ってもいいのにな」みたいな話をしてるかもしんないしね」

春「それぐらいだったらまだいいけどね」

若「俺はよくないんだけど」

春「ハハハハ(笑)」

若「はははは(笑)」

春「もっとさ、「なんか外す理由ありますかね?」みたいな、それぐらいまでいっちゃうともうさぁ」

若「それも全然話してると思う。全然話してる」

春「「卒業……、なんか言い方ありますかね?卒業とか」」

若「あと、番組終わる時の理由なんて全部ウソだから」

春「ハハハハ(笑)いや、そんなことないでしょ。ウソじゃないよ」

若「全部ウソだよ。だって、俺らがレギュラーから卒業みたいになった番組だって、「オードリーがこの番組でやれる役目はすべて果たしたので卒業」っていう理由だよ」

春「ハハハハ(笑)」

若「意味がわかんないだろう?」

春「意味わかんない。確かにね。確かにそういうパターンあるね」

若「蓋バッコーン開けたらかんばしくないから卒業。かんばしくないからクビなんですよ。真実は」

春「なるほどね。言い方だな」

若「オブラートで包むとなると、「この番組でやれることはすべてやったので卒業」になるわけですよ」

春「なるほどな。はぁ、それはだから、どうなんだろう、はっきり言ってもらったほうがいいのかね」

若「俺は、マジではっきり言ってほしくて、なんなら文書で欲しいぐらい。ここがダメだっていうのを」

春「なるほどね」

若「だから、進行をやらせていただく番組をやって、もうちょっとああいうところで広げてほしいんだよなとか、あとはサブ。サブは凄いらしいぞ」(奥田氏(笑))

若「何を笑ってんだお前!知ってるからだよ奥田は。サブは凄いよね」

春「サブって、いろいろ見て、カメラ切り替えたりしてる人とか?」

若「そうそうそう」

春「音入れたりする人とかもでしょ?」

若「ワイプとかも決めたり。「春日映すな!あんなバカを!」ってなってる。はははは(笑)」

春「『ヒルナンデス』で?」

若「『ヒルナンデス』はなってないけど」

春「いやいや、ワイプっていったらそうだからさ」

若「『ヒルナンデス』はワイプ映ってんじゃん」

春「まあま、そうだね。へ~。あ、そうか、そうだな」

若「もっと言うと、進行の人とかにも「もうちょっと広がるだろう」みたいなこととかを言ってるっていう話は聞いたことあるよ。それが上で話してて、フロアさんにインカムで降りてカンペが出るから、カンペで誰々触れてなんていうのはよっぽどのことなんだから」

春「なるほどね。はあ、そうかぁ」

若「そうだよ。上は、サブは大変なことになってるよ」

春「それをどこまで、全部知っちゃうと、ほら、なんかもうさぁ、できなくなっちゃうじゃん」

若「俺は知りたいんだよね。めっちゃ言われても平気っていうか、言われたい」

春「あーなるほどね。直せる範囲だったらね、言われたいけどね」

若「直せないじゃん、そういうことって。こんだけやってきて出来ないことって出来ないんだけど、頭に入っておくだけでちょっと違うから」

春「なるほどね、ここは出来ないから、こういうふうに補おうとか」

若「そうそう。だから、あるんだってね、上手くいかない時の」

春「そういうんだったらまだいいけどさ、技術的なものとかだったらいいけどさ、画面にパッと映った時点で「気持ち悪いなコイツ」とか思ったらさ(笑)」

若「それはないだろう」

春「それはないのかな。映すな、映すな、みたいな。数字下がるぞ、みたいな。それはもう直せないじゃん」

若「それはないだろう」

春「肌が汚ねーな、みたいなさ。そういうのはあんのかな」

若「どう?それはある?肌が汚いは」

春「ないか」

若「肌が汚いは、ないよ。そんなリビングみたいな感じじゃないと思う」

春「わかんないからさ。コイツの表情、なんだコレ、変えろ!みたいな、あんのかな。想像がつかないからさ」

 

若「俺なんか、部品としてハマりたいから、番組に。アメフトのクォーターバックみたいにイヤホン入れたいぐらいだもん、インカムの。インカムをイヤホンにしてサブの声を聞きたいぐらい。次、誰々に振ってほしければ振りたいし、話長い人がいれば切るし」

春「サブからの指示をタイムラグなしで(笑)」

若「そう!知りたい。俺は知りたい」

春「流すようになりたいということ?」

若「そうそう。半年に1回ぐらい石井ちゃんからインカムが入るの。「ちょっと下ネタ強いっすね」みたいな」

春「ハハハハ(笑)」

若「それは俺は「うるせぇ」と思ってるから、インカム外したいんだけど。オールナイトだけはね」

春「なるほどね」

若「はははは(笑)」

春「ここだけは自由にやらせてくれと」

若「そうそうそうそう」

2人「はははは(笑)」

若「俺はダメなところ、相当えぐられると思うけど、全部文書で欲しいぐらい。お前のここがダメだっていうのを。そのとおりやるかどうかわかんないけど」

春「まあま、そうだね。確かにそれは逆にありがたいかもわかんないよね。参考になるというかね」

若「そうなのよ。だから、そう考えると、俺はインカムは絶対つけたくないのは、『オールナイト』と『オドぜひ』だね」

春「ハハハハ(笑)」

若「それはだって、俺は春日と遊びに行ってるわけだから」

春「ハハハハ(笑)」

若「『オールナイト』も『オドぜひ』も「何指示出してくれてんだよ!」と思っちゃうよ。『オドぜひ』に関しても、あれはもう完璧石井、『オドゼヒ』は。はははは(笑)それぞれの番組のそれぞれのちゃんとお仕事しなきゃいけないのはわかってる。種類があるから楽しいじゃん」

春「まあま、そうだね」

若「先輩がいて、先輩と楽しむ番組もあれば、『オドぜひ』とか『オールナイト』みたいに2人で遊んで……遊んではよくないのかもしんないけど、ホントは」

春「いやでも、「遊びに行ってる」はちょっと言葉は強いかもわからんけど、やっぱ共通する……」

若「ホントは、こんなもん、これなんです。はははは(笑)」

春「放り投げなくてもさ、今別に。外して。ハハハハ(笑)確かにね、『オールナイトニッポン』と『オドぜひ』は伝えるものが一コもないもんね。伝えなきゃないもの」

若「伝えるものは一切。すごい創造性とかもあんまりないしね」

春「ないね。情報もゼロだしね」

若「誰かのためになってるかどうかもちょっとわからないところあるし」

春「ハッハッハッハッ(笑)なるほど、だから質だね、番組の」

 

 

ファラガ様 静岡に降臨②

 

聴くディラン 2017年5月30日

 

渡邊ヒロアキ「この時間はスペシャルゲストにお越しいただいております。早速一言お願いします」

春日「エジプトゥース!ハ~ッ」

渡邊「声量が素晴らしいですね。ということで、お笑いコンビ、オードリーの春日さんにお越しいただきました。こんにちは!」

春日「はい、こんにちは。今日はね、ファラオの格好で、ファラオ春日ということで、ファラガということで来ましたね。ファラガと呼んでやってください。先ほどね、WASABIさんにも出してもらって、ファラガ、ファラガって自分では言っていたんですけど、1回も呼んでもらえなかったのでね。ずっと「春日さん」と呼ばれてたので、ぜひともね」

 

渡邊「いい声で、いい体で。いい声じゃないですか。ラジオのパーソナリティの大先輩ということで、SBSのラジオでも放送中のオードリーのオールナイトニッポンラジオパーソナリティ歴で言えば大先輩なわけなんですよ。僕も聴かせていただいているんですけども、ずいぶん深夜帯ということで、毛色はお昼の番組と違うと思うんですけども」

春日「そうね。なかなか胸を張ってこの時間帯に紹介できる番組じゃないですけどもね」

渡邊「(笑)いやいや、そんなことないんですけれども、どういう心持ちでラジオパーソナリティに臨んでいらっしゃるんですか?」

春日「どういう?どういう?まあまあ、だから、あんまりラジオで放送されているという意識はないかもしれないですな。放送中は」

渡邊「というと?」

春日「だから、うちの相方の若林さんと2人でただただ喋ってるっていうだけで」

渡邊「僕が聴いた放送は、下ネタと、あとランクルの話をいっぱいしていらっしゃいましたけどもね」

春日「(笑)そうでしょ。だから、有意義な情報を伝えるっていう気持ちもあんまりないし」

渡邊「夜帯からこそ聴ける内容ではあるものの、オールナイトニッポンといえば、誰しもが憧れる番組じゃないですか」

春日「まあ、そうだね。大看板だよね」

渡邊「決まった時というのはどういう気持ちだったんですか?」

春日「私もオールナイトニッポンをずっと聴いて育ってきましたからね、学生時代。その番組を自分がやるってなると、リアリティはなかったですよね。今でもたまに思いますもんね」

渡邊「結構緩い感じな気もするんですよ。気を張って臨んでる感じしないんですけど、どうなんですか?」

春日「でも、そうよ。ホントに2人で喋ってて、あ、これ放送されてるんだ、みたいな」

渡邊「生ですもんね」

春日「生でね。電波に乗って全国に届いてんだっていうのをたまにふと気づいたりしますよね。あんまりその辺の意識がないというかね」

 

渡邊「オールナイトニッポンの放送直前、どんな準備をされているんですか?」

春日「台本がガッチリあるっていうものでもないんで、準備も何も、若林君と私とフリートークをするゾーンがあるんで、そこのためにちょっと考えたりはしますけど、基本的にフリートーク、フリーのトークなわけだから、その場で思いついたことを話す。話したいことを話すっていうテイを守るために、4時間前に入っていますね。4時間前に入って、今週何あったのかなってバーッと書き出して、それはガッチリ台本を作っていますよ。私はね」

渡邊「実はそうなんですね」

春日「そりゃそうよ。その台本を読むだけだよ、だから。しっかり読めるかどうかっていうところね。私はね」

渡邊「たまには若林さんがお休みされた時、春日さんが心細くなっているなんていう話もお伺いしたんですけど」

春日「いやいや、なめてもらっちゃ困るよ。一人で逆に伸び伸びできるだろうと思って、放送前は、きょうはかましてやるぞと。なんだったらそのまま一人での昼の帯の番組とかもとってやろうかというぐらい意気込んで、やってやるぞ!といってやりましたけどね、放送始まって10分ぐらいで人を呼びましたね。友達を」

渡邊「僕もゲストが来てくれると助かったりはするんですけど、春日さんですら、あ、ファラオさんですら、ファラガさんですら寂しくなるというのは、僕の中で心強くなりましたけども」

春日「まあ、そうね。人間だもの。とはいってもね」

渡邊「5月の20日、春日さん、オンエアを休んで海外に行かれていたそうですよね。海外ロケですか?」

春日「海外ロケ、海外ロケーションですね」

渡邊「どちらに?」

春日「フィリピンのほうに、南の島のほうに行っていましてね。番組の収録というか、ロケですわな」

渡邊「お笑い芸人さんの中でも特別ハードなことをしているイメージが春日さんですけれども」

春日「うん、そうだね」

渡邊「海外ロケで今まで一番辛かったことは何ですか?」

春日「辛かったこと」

渡邊「これ、大丈夫なの?みたいな。先ほどWASABIではゲテモノをたくさん食べさせられているなんていう話もしましたけども」

春日「ありましたけどね、でもね、やっぱりね、キャメラが回ってたら」

渡邊「キャメラが!」

春日「何でもいいんだよね。何でもオッケーというか。それが放送されれば、されるんだって思うと、あんま辛くないっちゃ辛くないですね」

渡邊「全然何でも?」

春日「ええ、何でも」

渡邊「体当たり企画でも」

春日「基本的に受けたお仕事は全部やるっていうモットーなんで、死ぬことだけではNGでね。それ以外だったら全部やっていこうって思うんで、あんまり本当にきついな、これ、無理だっていうことはなかなかないんですけど、ロケ以外のところで、これどうなの?っていうことはやっぱりありますよね。海外だから」

渡邊「例えば」

春日「だいぶ、後半は行くようになってから慣れたんだけども、最初のほう、怖かったのが、小型飛行機で行くわけですよ」

渡邊「海外の小型飛行機怖い気がする」

春日「怖いでしょう。ワゴン車に羽つけたぐらいの大きさの、小ささのやつで行くんだけど、1回、それに乗ってたの。上空にいて、スタッフさんと一緒にみんなで乗るんだけど、みんな寝てたのよ。私、一番後ろの席で寝てて、パッと目が覚めたら、パイロットの人が2人いるわけさ。操縦席に。んで、1人の右側のほうの人が、完全に後ろから見ててわかるぐらい、寝てたの。首を傾けて」

渡邊「ヤバいヤバい(笑)」

春日「ヤバいヤバいと思って。でも、2人いるから大丈夫だなと思って、もう一人、左側のほうの人を見たら、起きてるんだけど、その人の斜め前にタブレット端末があったのね。そのタブレット端末で、その人、映画観てたの」

渡邊「ヤバっ!(笑)」

春日「その映画が『ダイハード』みたいなアクション映画でさ、ドッカンドカン爆発してて。その時はちょっと怖かったね。大丈夫か?つって」

渡邊「日本のパイロットじゃあり得ないけどね」

春日「あり得ないでしょう? そういうことがあるから。その時は移動中だから、カメラが回ってないから、そういうのはやっぱり怖いなという思いをしたことがある。部族の人に銃を向けられたりとかもありましたしね」

渡邊「マジっすか」

春日「村を探してたのよ。目的の村を。カメラ回しながら。どこっすかね?みたいな。通りかかった人がいたの。「ちょっと声かけてみましょうか」みたいなことをカメラに向かって言って、「おーい」みたいな「ちょっとすいませーん」みたいなことで声かけたら、その人が近づいてきて、棒で威嚇してきたのよ。振り上げて。カメラ回っているからさ、こっちはさ、「いやぁ怖いですね、威嚇されちゃってますよ」みたいな感じで言ってたら、どうやら本当に怒っていたみたいで、最終的に」

渡邊「演出じゃなくて?」

春日「うん。銃を向けられてね。こっち側に銃口を。んで、ヤバいヤバいみたいになって、コーディネーターが入ってきてくれて、話聞いたら、行く村の人だと思って声かけたんだけど、違う村の人だったらしくて、本当に「お前何だ?」みたいな。かかってきたの」

 

渡邊「僕も、別な局ですけど、旅してたじゃないですか。シンガーソングライターのわりにはいろいろ体張ってきたんですよ。春日さんの前で何も自慢することができないですね」

春日「いやいや、そんなこと。大変でしょ?あれも、いろいろ回って」

渡邊「何でも引き受けてやるとおっしゃいましたけど、僕、シンガーソングライターという肩書は捨てずに何でも引き受けてきたんですよ」

春日「おお、いいじゃないか」

渡邊「芸人さんとシンガーソングライターってずいぶん毛色が違うと思いますけども、春日さん、今の活躍ぶりを拝見すると、僕も何でも断らずにやっていこうかなと思います」

春日「ほんとそうだよ。やったほうがいいよ」

渡邊「海外ロケって、どうやったらオファーが来ますか?」

春日「(笑)どうやったらって、私もなぜ来たのかわからないけど」

渡邊「部族の前でピアノ弾くとかないですかね?」

春日「(笑)まあ、あるかもしれないね。音楽って共通なものがあるわけじゃない」

渡邊「ラジオは週3でやってますけど、テレビのフィールドでももう少し伸び伸びやりたいなと思うんですよ。なんかアドバイスないですか?海外ロケのオファーが来る」

春日「そうだなぁ、体を鍛えたほうがいいんじゃない?まず。そうなってくると。肉体はみたいなをアピールするために」

渡邊「タッパはあるんですけど、キレがないもんでして」

春日「ああ、鍛えたほうがいいね」

渡邊「カメラに向かって」

春日「こうして、やっぱ鍛えたほうがいい」

渡邊「ヤバい、ヤバい」

春日「ああーーーー!ねっ、うん、ラジオですけどね。すいません、気勢を上げてしまいました」

渡邊「なんかすいませんでした」

春日「とんでもない、とんでもないよ」

渡邊「体を鍛えてね」

春日「体を鍛えて、何でもできますよっていうのをアピールしてったら」

渡邊「もし鍛え上げて、上脱いでピアノ弾いてたらオファーが来るかもわからない」

春日「それは来るんじゃない?ムキムキで、日焼けして真っ黒で、ボディビルパンツ穿いて」

渡邊「どんどんシンガーソングライターから遠ざかっていきそうですね」

春日「そうね。特殊な売り方するだろうね、そんなことしてたら」

渡邊「僕もニッチな層を狙っていこうかなと思いますけど」

春日「いいじゃない、いいじゃないですか」

 

渡邊「今日は素晴らしいお話を聴けましたので、パーソナリティとしてもいい男になっていけるように頑張っていこうと思います」

春日「そうだなぁ。登ってこい。春日のとこまでな」

渡邊「はい。頑張りますよ!いつか海外ロケでご一緒できることを目指しながら」

春日「そうだな。バチバチにやり合おうぜ」

渡邊「バチにやり合いましょうね」

春日「そうだな。待ってるよ」

 

春日「(黄金のファラオと大ピラミッド展)待ってますからね。ぜひとも来るように、来ないととんでもないことになりますよ」

渡邊「ファラガさんでした!」

 

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