ある日の京王閣競輪場

 

オードリーのオールナイトニッポン 2017年5月6日

 

春「私、今日、昼間ね、ちょっと時間があったもんでね、競輪行ってきたんすよ」

若「へえ~」

春「やらしてもらってるじゃない?今年度っていうの?CMね。私も出させて……」

若「やってるっけ?」

春「やってるじゃないのよ!若林さんが」

若「俺はやってるけど」

春「ジャンプしてるじゃない。頑張るぞ!みたいな」

若「俺はやってるけど」

春「私は絵で出演してるじゃない!ハハハハハ(笑)ワーッて走ってくる競輪選手の中の一人(笑)。ピンクの」

若「あれスギちゃんじゃないの?」

春「いやいや、スギちゃんじゃないよ(笑)。私よ。垂れてないでしょ、髪がこうやって」

 

春「今週2日ぐらいから明日ぐらいまでね、京王閣でやってるんですよ。オーヴァル京王閣かな」

 

春「結局7レースぐらいやったのかな。やってる中で、レースとレースの間でさ時間があるじゃない」

若「はいはいはい」

春「でね、競馬……競馬場じゃねーや。競輪場の中をね」

若「あ?どっち?」

春「ハハハハ(笑)」

若「競輪場でいいの?」

春「競輪場の中をバーッて歩いてた。結構広いから。池があったりとかいろいろするわけですよ。あ、こんなとこに店あるんだとか、ニコニコ生中継とかやってたりするのよ。競馬……競輪の(笑)」

若「あん?どっち?」

春「(笑)競輪の解説の人とかがそこから放送してんだよね」

若「へえ~」

 

春「人だかりがバーッとあるとこがあってさ、テントみたいなところ。見に行ったらさ、青空球児好児師匠が漫才やっててさ」

若「営業で?」

春「営業でさ」

若「すごいじゃん!しかも球児好児師匠だったら」

春「すごいわぁと思って。フワーッと見てさ。フフ(笑)2ステあったのかな?2ステとも見たのよ(笑)。面白いんだよ」

若「それって結構人バーッと集まったの?」

春「結構人バーッと。もうもう立ち見」

若「はいはいはいはい」

春「席も満席だし、立ち見の一番後ろのほうでさ」

若「面白そうだな」

春「面白かったよ。「全然当たんねーよ、ギャラのかわりに当たり車券くれねーかな」みたいなことを(笑)」

若「「やってんだけどさー」」

春「「やってんだけどさー」みたいな。「この近くにダイエーかなんかの撮影所があって、カツラ被ったまま来たりもしましたよ、私は」みたいな(笑)こと言ったりして、漫才やって面白いの(笑)」

若「競輪場にね」

春「うん。15分ぐらいやってたのかな。それ見たりとかしてさ、いろいろ楽しいわけですよ。

最終レース近くなってから人も多くなってきてね、いろいろやってたらさ、また同じテントのところで、師匠たちが漫才やってたところで、また、より人だかりができてたのよ。何だろうな~?ってパッと行ったらさ、ナイツが漫才しててさ(笑)」

若「ええーっ?凄い日だね」

春「おーナイツがいる!と思って。「オーヴァル京王閣、オーヴァルをですね、私ね、調べてきました」。ザワザワザワーっとしてるわけです。「ネットで調べてきました」。ザワザワザワー。「ヤフーでね調べました」「そこはヤホーじゃねーのかよ!」ドーン!みたいな、ウケてるわけです。家族連れとかもいるわけ。ワーッとやっててさ、面白れぇなと後ろで見てたのよ、私。

したらね、塙君が「あれ?」とか言ってこっちのほうを見て、「あれ?ちょっと今日はすごい人、あれ?そうだよね?」みたいな。それで、土屋君も「どうした?どうした?どうしたの?」みたいな。「ちょっとすごい人を発見してしまいました」みたいな。あれ?と思って。あ、ちょっと(笑)」

若「その時のお前の格好は?」

春「私は普通に、今の格好と変わんない」

若「私服で」

春「私服よ。私服で、こう見てて」

若「帽子とかは?」

春「帽子は被ってない」

若「何にもしてない?」

春「何にもしてない。競馬場……あ、競輪(笑)」

若「あ、どっち?競馬か?」

春「競輪場。人のことあんま見てないからさ。みんないろいろ画面見たりとかレース見たりとかしてるから」

若「ああ、競輪場ね」

春「競輪場ね(笑)。京王閣ね(笑)。全然普通にしてたのよ。んで、こっちのほうを見てさ、「あら、ちょっとすごいな。ちょっといいかな、呼んじゃって」みたいな、塙君が言うのよ。「ちょっと呼んでみましょうか」なんつって。ヤバい、ヤバいと思ってさ。出てトゥース一発ぐらいやったら盛り上がるかしらとドキドキしているわけですよ。「ちょっと呼んじゃおうかな。おーい、タクちゃ~ん」つって。タクちゃん?と思ってパッと見たら、U字工事の益子君がさ(笑)普通にベビーカー引いて見に来てた(笑)。私じゃなくて、全然私よりも前のほうにいたのよ。卓ちゃんが。だから、そこを見てたっぽくてさ。「いやいやいや、キャップ被った卓ちゃんが、ほら皆さん、U字工事の」つって(笑)。で、益子君が「どうもどうもどうも~」みたいな感じで出てってさ(笑)」

若「はははは(笑)同期が」

春「同期がさ、ワーッてなって」

若「漫才米騒動じゃん」

春「ハハハハ(笑)やってました、ライブね。ワーッと盛り上がってなんかなってさ、結局私は最後まで発見されずに、そっちのほうで盛り上がっちゃったから、レースも始まっちゃったから、そっちに行ったんだけどね」

 

 

清水ミチコとナイツのラジオビバリー昼ズ 2017年5月11日

 

塙「ゴールデンウィークはね、面白かったのが、京王閣競輪場で漫才をやっていたんですよ。そしたら、明らかに見たことのある、子どもを抱いた女性がいて、途中でU字工事の益子君の奥さんというのに気づいたんです。僕は仲いいんで。したら、奥さんと子どもがいるっていうことは益子君いるだろうなと思っていたら、益子君がいて、プライベートで来てたんですよね」

清水「わざわざ見に来てくれた」

土屋「家族連れてね」

清水「ホント好きなんだ。仲いいんだね」

塙「そうそう」

清水「競輪が好きなんじゃなくて」

土屋「いや、たまたま見に来てたらしいです。たまたま来てたらナイツがネタやってるっていう」

清水「(笑)友情じゃなかった」

塙「面白いから「益子君、ちょっと舞台出てきてよ」ってムチャぶりして、したら子どもを抱っこして益子君が舞台に上がって「ごめんね ごめんね~」とか言わせて、「U字工事の益子君がプライベートで来てました~」でワーッと盛り上がったんですよ。

そしたら、家帰ったら、U字工事の福田君から「さっき面白かったですね舞台」って来て、どういうことだ?と思って、「ナニ?益子君から聞いたの?」って言ったら、「いや、実は俺あれ見てました」って言うんですよ。福田君もプライベートで来てたんですよ」

清水「たまたま?」

塙「たまたま」

清水「U字工事の2人は、ここにいるっていうことは」

 塙「知らないんです。お互い」

清水「うわ、すげぇー」

土屋「あの場でわかったんですって。卓ちゃんたちが来てるってことを」

清水「なんだ競輪場って(笑)」

塙「すっごい面白いのが、アミー・パークっていう事務所なんですけど、その社長の網井さんもプライベートで来てたんですって。すごくないですか?」

清水「すごいね。そんなに面白いのかな、競輪場って(笑)」

土屋「すごいですよ。この日一気に集まって」

塙「さらに面白いのが、オードリーの春日もプライベートでいたんですよ、そこに」

清水「そうなの?」

塙「全然気づかなかったです、僕。益子君しか気づかなかったです」

清水「でも、そうかもねぇ(笑)。はっきり言って(笑)」

土屋「卓ちゃんが舞台に上がってるんだから、薫ちゃんも見てたらさ、ちょっと袖にイエーイ!とか来てくれればいいのに、その次のレースが気になって、あの子はそこ挨拶に来たりとかはしないんですよ。レースメインで来てるから。結構ギャンブラーなのでね、福田君は」

 

 

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福田さんのブログ

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本に書く理由

 

オードリーのオールナイトニッポン 2017年5月6日

 

若「僕、本を出すんですけど、7月14日に。キューバの旅行の、行った時の話を書いてて、「なるほど」と思ったんすけど、なんで本に書いたかっていうと、決してネットとかにバレたくないっていう気持ちで本に書いてるんですよね」

春「ネットにバレたくない……?」

若「ネットを見るような人たちにバレたくないっていう気持ちで本に書いてるんですよね」

春「バレたくないって、何がバレたくないってこと?」

若「こんなことを考えていることを」

春「こんな……ハッハッハッハッ(笑)あー、はあはあはあ。なるほどね」

若「それは、媒体のチョイスですね。僕はダ・ヴィンチで連載で書いてあることは、リトルトゥースとかネットのヘビーユーザーの方にバレたくないからダ・ヴィンチの連載に書いているんですよね」

春「はあはあ、自ら形にしてるみたいな」

若「実際に目にするまでに距離がありますから。リトルトゥースの中にも見てくれてる方いると思うんですけど、その方は、僕なんかは本当にお得意様としてね(笑)、これからも一緒にやっていきたいなと思っているんですけども(笑)」

春「なんかね、線引きがよくわからないけれども、まあまあまあ、そうなんでしょうね」

若「だから、自分でここ何カ月間かキューバのことを思い出しながら書いてる時は、本にするっていう気持ちで書いてるんです。本を手にとって買って読んでくれた人にだけ届くから、本に書いてるんですよ」

春「うんうんうんうん」

若「でも、やっぱりこのお仕事ですから、いろんな方かかわっていただけるって、本当にありがたいですよ、それは。俺のエッセイのタイトルがね『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』なんですけど、こういうタイトルがネットに流れると思ってなかったんすよね」

春「ほうほうほう」

若「こういうタイトルをつけちゃうことが」

春「ほう」

若「写真も自分のパソコンに入ってたのをデータをうちの会社に送って、会社から出版社というか。俺は、葉巻を吸ってる写真、俺はもちろん、もちろんネットに落したくないんです。だって、もうこの国は、あんな写真載っけたら、ここぞとばかりに普段のストレスをそこで解消する人があふれるに決まってますから、何やってんだ若林、やってんな~になるに決まってるんです。それでストレスがちょっと解消される。まあ、それもいいでしょうというようなスタンスですけども、私もね。ただ、決してあの写真は、そういうネットに行くと思っていないんですよね、自分的には」

春「うんうんうん」

若「したらやっぱり、葉巻をごりごりに吸ってる写真がいきなりヤフートピックスに載ってて(笑)、おお~お~お~お~と思って。競争社会に疲れた若林がキューバへ、みたいな、もうそんな38歳はダメなんですよ(笑)」

春「はあ」

若「競争社会なんかに疲れてる38歳は、この国のネットなんかに落としちゃダメなんですよ。だから本に書くわけですよね、隠れて」

春「なるほどね」

若「隠れてというか、すごく多くの人の目につかないようにという意味で。やっぱりね、影響力はほんと、これだから半々。痛し痒しですけども、ただ、知ってくれてる方は多いから、山ちゃんから早速LINEが来ましたよ」

春「ほう」

若「私の葉巻を吸っているキューバでの写真が添付されてましてね。ネットニュースから取ったんでしょう。おい、やってんな~おい!っていうタイトルで」

春「いいね」

若「ははははは(笑)」

春「たぶんだから、いったら若林さんの写真がネットに投下された、みたいなところで、最初に取ったのが山里さんよ。バーシッつって。あまたいるネットの住民の中で、ウワーッつって(笑)。山里さんだったというところなんじゃない(笑)」

若「これは俺は恥ずかしいのかなあ。何なんだろうねぇ。そんな奴がダメなのもわかってんの。わかってるからこそ書くんだけど」

春「まあまあ、そうだね。写真だけ見たらやっぱりさ」

若「お前も恥ずかしいだろ?『マッチョでトゥース』の連載のコラムの全部の文章がヤフートピックスに載ったら恥ずかしい?やっぱり」

春「ヒヒヒヒ(笑)」

若「そんなことない?」

春「それは恥ずかしいよね」

若「やっぱそういう気持ちはあるでしょ?多少」

春「ハハハハハ(笑)」

若「春日は別にそんな、いろんな隠してる側面とかないだろうから。タイプ的にはね」

春「『マッチョでトゥース』で言うと、連載の質的にさ、トレーニングの方法とかさ。己の思想とか別に載ってないから(笑)。こう考えてるとかは載ってないから」

若「そうそう。俺が、本はいいけど、SNS系にそれが流れてくのは恥ずかしいっていう気持ちはなんかわかるでしょ?」

春「それはまあまあわかります(笑)」

若「ははは(笑)俺、だから、旅行記のフリを、紀行文みたいな感じのフリをずっとしてたかったの。キューバに行ってすごい楽しかったから、友達がいないから、しゃべる相手もいないから本に書きました。このスタンスでいこうと思ってたの。テレビの告知とか、ネットの告知は。だけど、ダ・ヴィンチニュース、すごかったね。「ネオンに疲れた若林がキューバへ」。ははははは、ははははははは(笑)38年、ネオンなんかに疲れてる奴はダメなんだってことはわかってんの。でも疲れちゃうの俺は」

春「(笑)ものっすごい、なんかもう意味ができちゃうね(笑)」

若「意味が出ちゃう」

春「ハハハハ(笑)紀行文なのに」

若「でも、今この自分をディフェンスする、そういうの大好きだから、そんなところでストレス解消することが、みんなね。それはバレたくない。バレたくないっていうスタンスをとっている人。そんな、投下しちゃうようなものよ、みんなのおもちゃを(笑)」

春「まあ、そうだね(笑)」

若「ネオンに疲れた38歳なんて絶対ダメなのわかる。そんだけヤバいと思ってんだけど、そうなっちゃってることがね。だから俺は隠れて書いてるわけ」

春「うんうん」

若「そこで、やっぱ山里というね(笑)ハイエナが(笑)、赤いメガネをしたハイエナが全力疾走で俺の葉巻の写真に群がって噛みちぎってるわけですよ(笑)」

春「こんなにも身近にいたんだと」

若「身近にいたんだ。まあま、だから、そこで知ってくれてる方がいるから、嬉しいっていう」

春「告知みたいにもちろんなるしね」

 

若「春日さんに「生意気か」って言われるかもしれないですけども、毎日1杯だけカンパリオレンジのみに行くカフェがあるんですけど」

春「ウフッ(笑)生意気か! 生意気っていうかなんか、生意気ではないかもしんない。ちょっとダサいよね」

若「はっはっはっはっ(笑)」

春「それこそウィスキーとかビールとかだったら。カンパリオレンジ、可愛いね」

若「今の発言もそうですよ。ウィスキー、カッコイイ、カンパリオレンジ、ダサい、そんな言葉に対する違和感を本にしたためているわけですよね、俺は」

春「ハハハハ(笑)」

若「そういう気持ちは持ってるっていうことを知られたくないんす。本を買う人以外には(笑)」

春「なるほどね」

若「ははは(笑)」

 

若「この間、収録があったんですよね。『潜在能力テスト』のリハをやってたら、ドキッとしたね。宮司アナがね、「若林さんキューバへ行かれたんですね?」。ドキッ! 俺がネオンに疲れてることがバレたくないのよ。ふははははは(笑)」

春「まあ、そうだな」

若「そこはチョイスしないだろうと思ってね。でも、やっぱお笑いナタリーはさすがだね」

春「あ、そう」

若「その部分は一切書いてないね。「オールナイトのトークでも好評だったキューバの話だけに楽しみだ」みたいな文章になってて。ははははは(笑)」

春「それぐらいのライトな感じがいいよね」

若「そうそう。たぶん気づいてくれてんのかな、ナタリーの記者の方はね。「競争社会に疑問を感じた若林は」みたいな文章になっちゃっているのよ片や(笑)。恥ずかしいよね、もうアラフォーなんだから、さすがに腑に落ちてなきゃいけない部分だってわかりつつなんだけども」

春「そうね。そういう人なんだと思って接せられてもね」

若「これはまずいですよね。恥ずかしい、恥ずかしかったなあと思って(笑)。あの写真は恥ずかしいなあ(笑)」

春「まあまあ、しょうがないね。本が出ればね」

若「知ってくれる人がいて、そんなに俺のことを気にする人もいないでしょうから、まあま、いいんですけどもね。本が出るという話がありましてね、こういう告知の仕方なんですけど、俺のスタイルは。ははははは(笑)ヤダ、ヤダなんて言いながらもね、しっかり本のことは言うというスタンスですけどもね」

 

 

テレビの収録

 

カミナリオールナイトニッポンR 2017年5月6日

 

たくみ「最近、ありがたいことにテレビとか出させてもらえるようになりましたね」

まなぶ「はいはい。そうだね」

たくみ「楽しい?やっぱテレビいっぱい出たりとか」

まなぶ「基本的には楽しい」

たくみ「基本的には?」

まなぶ「うん」

たくみ「なんですか?「基本的には」って」

まなぶ「楽しくない日も全然ある、僕は」

たくみ「楽しくない日?」

まなぶ「うん。大体たくみ君が「今日楽しかった」ってすっげぇ言ってる日は、え、マジで?って思ってる」

たくみ「(笑)ウソ! 意見が、気持ち一つじゃなかった、僕ら」

まなぶ「うん。そういう日って、たくみが大活躍してる日なのよ」

たくみ「ほう」

まなぶ「し過ぎてる日なのよ」

たくみ「し過ぎてる」

まなぶ「うん。それはやっぱりね、先輩とか、後輩も含め、頭ぶっ叩きまくって、それがハマりにハマってウケまくって、最後の最後まで “たくみ劇場” で終わる収録とかも何回かあったじゃん」

たくみ「そうかな」

まなぶ「そう。そういう日って、俺、何やってると思う? 収録中」

たくみ「何やってるんですか?」

まなぶ「ジーッとたくみ見てんの」

たくみ「はっはっはっはっ(笑)やることなくて」

まなぶ「やることなくて。手段見つけてない自分も悪いけどね。方法を見つけてない自分も」

 

たくみ「前、『お笑い向上委員会』に初めて出させてもらった時に」

まなぶ「さんまさんのね」

たくみ「そうですね。さんまさんの頭を、「叩かせていただいた」っていう表現がよろしんでしょうか?」

まなぶ「そうですね」

たくみ「叩かせていただいたんすけども、その時も、よく考えたら、まなぶ君ずうっと座ってたよね」

まなぶ「座ってた」

たくみ「ずっと座ってたんすけど、ある芸人さんは「まなぶ君凄いね」って。普通、相方があんな暴れてたら「すいません!」って前出てくるもんなのに、まなぶ君、ドーンと構えて微動だにしなかったから、「胆座ってるね」って評価してる人もいたよ」

まなぶ「一応顔には表現しないようにしたけど、何していいかわかんなくて、すごいドキドキしてて、ずっと顔、ほんとは震えてた」

たくみ「ははは(笑)」

まなぶ「皮膚の奥で顔は震えてた」

たくみ「ははは(笑)あ、皮膚はそのまんまだったのね?」

まなぶ「皮膚はそのまんま」

たくみ「奥がすげぇ揺れてたのね?」

まなぶ「そう。ナメられっから」

たくみ「はははは(笑)ナメられっから」

まなぶ「そう」

たくみ「ナメられたくねーもんな」

まなぶ「そう。だからじっとしてたなあ」

たくみ「ああ、そう」

 

まなぶ「あの日もさ、本当はさ、2時間の収録だから、ゆっくり時間かけて、最後、番組、収録終わりがけのところで、さんまさんにイケたらいいね、みたいな話をしてたんすけど、始まってみたらね、たくみ君がなんと開始5分でね」

たくみ「そう。行き急いじゃったんすよ」

まなぶ「そう。結果、別に盛り上がったし」

たくみ「そのまま何もしないで収録が終わるんじゃねーかと思って、ヤバいと思って、今しかねえと思ってワーッといったら、それが結果、開始5分だったし、後でオンエア観たら、さんまさんボケてなかったんす(笑)」(スタッフ笑)

まなぶ「そうそう。さんまさんボケてなかった」

たくみ「ボケてなかったんすよ、全く。僕らのM-1のネタの川柳っていうネタをさんまさんご存じで、楽屋にご挨拶に行った時に、「おお、川柳! 今日、五七五振るぞ」とか言ってくれたりして、あ、じゃあ、僕が何するか、人の頭を叩くっていうのも理解していただいてんのかなとか、いろいろ思ったりして。

で、本番、川柳振ってくれたんです。で、五七五で詠め、みたいな。まなぶ君、7・9・7(ナナキュウナナ)で言わなきゃいけないんす。僕が「五七五じゃなくて7・9・7(ナナキュウナナ)だな」っていうツッコミがあったんですけど、まなぶ君7・9・7(ナナキュウナナ)で言えなかったんですね。あと、爆笑の太田さんが邪魔したりして。したら、さんまさんが「邪魔すんな!こいつ、五七五じゃなくて七九七(シチキュウシチ)で言うねん」て言ったんですね。したら俺、それ、おっ!と思って「7・9・7(ナナキュウナナ)だぞ!」つって頭叩いちゃったんです。七九七(シチキュウシチ)って、俺ボケかと思ったんすよ」

まなぶ「ただの関西弁だったんだよねぇ」

たくみ「ただの関西弁だったんです。俺、「7・9・7(ナナキュウナナ)って言ってるのに七九七(シチキュウシチ)って言ってるんで、あ、これ完全にボケだと思って。そうそう。ボケじゃなかったんすね、七九七(シチキュウシチ)っていうのは」

まなぶ「そう。だからもうね、人の頭殴ることだけ考えてたんだよね」

たくみ「危ない危ない。考えがお笑い芸人じゃないよ、これ」

2人(笑)

 

 

ラジオ禁止

 

三四郎のオールナイトニッポン0(ZERO) 2017年5月5日

 

相田「うちらもね、もしかしたら自分の子どもと子どもの日を迎えるかもしれないわけですから、その時まで続いていれば「こいのぼりフライト」を利用したほうがいいですよ」

小宮「子ども?」

相田「うん」

小宮「そんな、視野に入れてんの?子ども欲しいとか」

相田「はははは(笑)」

小宮「20年来の仲だから、子どもとかの話すると複雑だよね、心境的に」

相田「確かに」

小宮「あ、そんな年になっちゃったんだって」

相田「はははは(笑)」

小宮「見た目も全然変わっちゃったからね、20年前と。ぶくぶく太って、髪型もこんな感じじゃなかった」

相田「髪型はこの間だろ!(笑)」

小宮「まあま、そうだけれども。いろいろありましたよね、僕らもね。そんな年になったよね」

相田「自分の子を持ちたい、みたいなのはないでしょう?」

小宮「まあ、そうだね。まだね、ピンとこないけど」

相田「ヤダもんね、小宮がお父さんだったら」

小宮「(笑)なんだよいきなり」

相田「イヤじゃない、だって。こんなだらしないお父さん」

小宮「石井さんも、ちょっとわかる、とかやめてよ」

相田「ヤダよ、俺。お父さんがすげぇイジられてるのとかテレビで見るの」

小宮「はははは(笑)いやいや、それはそれで仕事だからね」

相田「なんか言われるんだろうな、小宮がお父さんとかになると、子どもが」

小宮「まあまあまあまあ、学校とかで」

相田「言われんだろうなぁ」

小宮「聞こえない、みたいな、滑舌が悪い、みたいな」

相田「えっ?みたいな。子どもは滑舌いいかもしんないけど、ええっ?みたいな。親がそういうイジられ方してるから」

小宮「まあね。それはちょっとしんどいな。そう思うと」

相田「確実に男の子の同級生も小宮のことを「小宮!」って呼び捨てにするしね。「小宮だ!」って言うしね。絶対」

小宮「絶対?」

相田「絶対言う」

小宮「いやいや、やめてよ。こういう人がいるから少子化が止まんないんだよ」

相田「ふっふっふっふ(笑)」

小宮「俺が子どもを産みたいと思ってても、だって、俺は産みたいと思ってるわけだからね」

相田「産みたいと思ってんの!?」

小宮「それはそうだよ」

相田「ウソ!」

小宮「うん」

相田「ゆくゆくは?今も?」

小宮「ゆくゆくは」

相田「今も?既に?子どもを持ちたいと思っている?」

小宮「子どもを持ちたいとは思うよ。ボランティアキャンプとかで子どもを連れて行ってたじゃん」

相田「行ってた行ってた」

小宮「小学生の人とかを連れて、僕らがリーダーとなって、スキーキャンプとか行ってたから」

相田「あ、そうなんだ」

小宮「子どもは好きだよ」

相田「へえ。自分の子どもをどういうふうに育てたい、みたいのある?」

小宮「どういう子に育てたい、とりあえず、三四郎のオールナイトニッポンゼロを聴くような子には育てたくはないよね」

相田「何でだよ!(笑)何でだよ!(笑)」

小宮「外道じゃん!そんなの」

相田「はははは(笑)」

小宮「自分らで言うの何だけど(笑)」

相田「なんてこと言うんだよ!」

小宮「でも、とりあえずタフガイでいてほしいというのはあるよね」

相田「はははは(笑)タフガイ?」

小宮「タフガイであってほしいよ」

相田「腕白なほうがいい」

小宮「健康な感じではいてほしいけど、オールナイトニッポンゼロを聴くような人はちょっとね。陰気でちょっとね」

相田「何でだよ(笑)何でだよ(笑)いいだろ別に(笑)」

小宮「ヤじゃん。自分の子どもがオールナイトニッポンゼロを聴いてたらヤじゃん」

相田「いいよ、お父さんの声でやってんだからいいじゃん、それは」

小宮「ヤでしょう、こんな」

相田「だって誇れるじゃない」

小宮「バチボコのコーナーとか聴いてクスクス笑ってたら、ちょっと育て方間違ったかなと思う(笑)」

相田「はははは(笑)確かにな。下世話なネタとかで笑ってたら、ちょっと複雑な気持ちになるかもしんないけどな」

小宮「うん、そうだよ」

相田「あるな、それは」

小宮「うちはちょっとラジオ禁止だな」

相田「はははは(笑)」

小宮「テレビはオッケー」

相田「なかなかないよ、ラジオ禁止の家って」

小宮「テレビはオッケー」

相田「なかなかないって。テレビ禁止とかはまだ聞いたことあるけど」

小宮「ラジオを聴いてるような人って、やっぱちょっとね」

相田「おめぇ、どこで言ってんだよ!(笑)」

小宮「僕的にはちょっと」

相田「ねぇ、本拠地だから。ラジオは本拠地」

小宮「ラジオって全体的に教育上よくないし」

相田「はははは(笑)」

小宮「いやいや、そうだよ」

相田「やってるから、今」

小宮「テレビはいいよ」

相田「聴いてほしいじゃん、そういう人たちにも」

小宮「聴いてほしい?」

相田「うん」

小宮「バチボコのコーナーとかでもエロ用語とか、○○とか言ってるわけだよ」

相田「はははは(笑)」

小宮「先週の放送であったけど」

相田「先週な、確かに。あそこは聴いてほしくねーけど」

小宮「そういうのが続くわけでしょう?」

相田「そういう時だけ聴かせなければいいわけじゃん」

小宮「どのラジオもそうでしょ?結局」

相田「はははは(笑)」

小宮「○○って言ってるわけでしょ?」

相田「いいじゃん、ラジオ。ラジオ聞いたほうが、ちょっと懐が深いみたいな感じに思われるよ」

小宮「懐深い?」

相田「うん。テレビだけより。ラジオ聴いてんだーって、すごいいいんじゃん。あ、ラジオも聴いてんの?嗜んでるなぁみたいなさ」

小宮「嗜んでいるっていうか、よくないっしょ」

相田「ラジオ聴いてる人ってすごい賢いイメージがあるから」

小宮「賢くない。ラジオは禁止、基本」

相田「頑なだな(笑)」

小宮「テレビもだめ。民放はだめ」

相田「何でだよ(笑)」

小宮「NHKのみ」

相田「(笑)クソつまんねぇ人間に育つよ」

小宮「いやいや、そんなことないよ」

相田「真面目君だよ。真面目に育てたいの?」

小宮「真面目に育てたいよ」

相田「バラエティ番組とか自分の出てる番組とかは見せない」

小宮「ダメダメ。絶対ダメ」

相田「ええっ?お父さんの雄姿とか見せたいじゃん」

小宮「見せない。お笑いとかもダメ」

相田「(笑)ええっ?」

小宮「お笑いとか、下品じゃん(笑)」

相田「いやいやいやいや、ちょっと待って。でも、NHKだってさ、お笑い番組あるからね」

小宮「NHKぐらい結構言葉とかちゃんとしてるんだったらいいけれども、それ以外はダメ」

相田(笑)

小宮「そんなのダメダメ」

相田「なんだよ、この父親

小宮「賢いようなコントとかだったらいいよ。ラーメンズとか。ラーメンズとかだったらいい(笑)」

相田「なんだよ、この父親

小宮「ラーメンズのみ!」

相田「マジヤダよ、この父親。育てられたくねーなー」

小宮「親とは全く違う芸風のものを(笑)見せさせられる子どもはどうかと思うかもしんないけど、それのみ」

相田「ええ?つまんねー親だなー。ヤダよ俺そんな奴」

小宮「それぐらいちゃんと育てたいというのがあるんで」

相田「あ、そう」

 

 

捨てるもの3つ

 

エレ片のコント太郎 2017年4月29日

 

やつい「(メール)イザナギイザナミって知ってる?過去に遡って会いたい人に会いに行くには、必ず3つのものを捨てなくてはいけないわ。私は、小指(今立「うわ」)、薬指(今立「うわ」)、左目(片桐「えーっ!」)。父は、歯、髪の毛、睾丸を捨てて過去に行ってきた。さて、あなたは何を捨てるの?」

今立「睾丸2個ってことでいいの?」

片桐「髪の毛とか全然余裕じゃん」

今立「髪の毛いいじゃん」

やつい「でも、歯はヤバいでしょ」

今立「あー、そっか」

やつい「睾丸も結構きついんじゃない?」

今立「睾丸もね、確かに」

片桐「歯も全部取っちゃったの?」

やつい「知らないよ!」(笑)「俺が書いたんじゃないし!」

今立「歯は1本かと思った」

やつい「知らないよ俺は!なんで俺が書いたと思ったんだよ!」

片桐「スラスラ読んでるななぁと思って」

やつい「知らないよ!」

片桐「自分の物語のように読まれるから」

今立「読まれるから、あなた(笑)」

やつい「そこじゃないだろ!小指、薬指、左目、結構重い。お父さんは結構、なんか変なとこ取ってるっていう、そういうとこで笑うんだよ!歯が何本?とか、そういうのじゃないんだよ!」

片桐「はははは(笑)」

今立「全部取っちゃったの?」

やつい「知らないよ!俺が書いたんじゃないんだよ!」

片桐「髪の毛1本で歯1本だったらちょっとね」

今立「髪の毛1本だったら、髪の毛3本でいいじゃん」

片桐「そうだよな。全部か」

今立「どうなの?それは」

やつい「知らないよ!俺が書いたんじゃないんだから!そういうとこで笑うんじゃないんだよ!結構私は重いものをあげたのに、お父さんは大したことないな、みたいなことだろ!」

片桐「睾丸は結構大変だよね」

今立「それは話したでしょ、さっき」

片桐「2個?2個?」

今立「だから2個だって」

やつい「知らないっつーの!」

今立「3個だから、睾丸2個でしょ?そうでしょ?」

やつい「知らないよ!俺は書いてないんだから!」

片桐「睾丸1個、歯1個、髪の毛1本だったら」

やつい「何を捨てるってとこだろ!何捨てるんだ?お前は」

片桐「ええー?」

やつい「もういいよ!」

片桐「眉毛?」

やつい・今立(笑)

今立「ずりぃ(笑)。あとメガネ?」

片桐「陰毛、陰毛。腋毛、腋毛」

今立「眉毛と腋毛と陰毛?」

やつい「(笑)それは1つ。むだ毛」

片桐「えーっ!?むだ毛ってことになっちゃうの?」(笑)「眉毛はむだ毛じゃないよ。表情わかんなくなっちゃう、眉毛取ったら。眉毛は別にしてよ。眉毛と陰毛」

やつい・今立(笑)

やつい「あともう一個何?」

片桐「髭」

やつい・今立(笑)

今立「髭生えてないじゃん(笑)」

片桐「いや、生えてきた。俺、髭ほんとに要らないんだから」

やつい「アイドルになりたいの?」

片桐「違うけど」

 

 

アイドルと落ちこぼれ

 

エレ片のコント太郎 2017年4月29日

 

やつい「絶対好きにならないからね、落ちこぼれのことは、女の子は」

片桐「はははは(笑)」

今立「そうだね」

片桐「ないの?みゆきパターンはないの?」

やつい「ないない。こういうことで納得している人多いけど」

今立「夢なんだね、それが」

やつい「こういう人たちが読むから、こういうキャラがいるわけじゃん」

 

やつい「落ちこぼれが助かるっていう方法が一番売れるんだよ。それはそうだよ。みんな落ちこぼれなんだから。『101回目』も何でヒットしたといったら、ブサイクが(聞き取れず)だからだよ」

片桐「そうなんだよなぁ」

今立「共感するからね」

片桐「でも、やっぱ長谷川初範さんに行っちゃうんだよね」

やつい「行っちゃってたじゃん!そうなんだよ。どれだけ読まされてきた?そういうの」

今立「確かにね。あのウソを」

やつい「よく見てみろよ、格好いいんだから」

今立「確かに。モテはするよ」

 

やつい「クラスのアイドルや国民的アイドルは、(落ちこぼれを)好きにならないということだよ」

今立「そうだよ。なんないよ、そんなもん」

片桐「なんないかな?万に一つあるかもしれない」

今立「ないって、そのシマは」

やつい「頑張るしかないんだよ」

今立「そうだね。能力として上げるとか」

片桐「性格がいいとか。落ちこぼれだけど」

やつい「落ちこぼれないよ、性格のいい奴は」

今立「そうだね」

片桐「ええーっ!?性格のいい奴は落ちこぼれないの?」

やつい・今立(笑)

今立「バカになっちゃう(笑)」

片桐「ほんとの自分をわかってくれる、みたいな。性格のよさで」

今立「はあ?」

片桐「はあ?」

やつい(笑)

片桐「国民的アイドルも、幼なじみの、どうしようもないけど性格がいい奴が、本当の私のことを知ってくれているから、やっぱりこの人しか私にはいないんだ」

今立「相当後じゃないの?それは。若い時にはソレないんじゃない?」

片桐「ないよな。いろんな人と出会ってくわけだからなぁ。素敵な人に会うわけだからな」

やつい「若いうちのほうがまだあるかもね」

今立「まだある。見えてないから」

片桐「世界広がっちゃったらな」

やつい「広がっちゃったら、もう」

片桐「もう戻ってこないよな」

やつい「入れ代わってくから価値観が」

片桐「そうだよなぁ」