カール・ヴィンソンから連想すること

 

古舘伊知郎オールナイトニッポンGOLD 2017年4月21日

 

古舘「カール・ヴィンソンが今いろいろニュースになりますよね。アメリカの空母が。カール・ヴィンソンのことについて、今、報道を12年やってるんだから、今の緊迫の北朝鮮情勢等を伝えてる中で、私なりの考えを言いたいんだけど、堅くなるからやめて、本音を言うと、カール・ヴィンソンて聞くと、俺はビル・ロビンソンを思い出しちゃうんだよ。どうしたってあの「人間風車」。フロントからのダブルアーム・スープレックス人間風車)ですよね。フロントからフルネルソンで固めて。これがやっぱりさ、カール・ヴィンソンよりビル・ロビンソンを連想させる。

ビル・ロビンソンというと、僕は頚椎挫傷までいっちゃうんですね、発想が。記憶の星座が点灯していくわけですよ。

俺が中学2年の時にビル・ロビンソン人間風車」がブームになって、フロントからフルネルソンで固めてガーッと持ち上げる。すると、名勝負なんか展開したアントニオ猪木は、ガッと自分の、己が右膝をガッと固められた状態で、ふと、首から後頭部にかけては完全にビル・ロビンソンの懐内にあるわけだけど、フルネルソンで固められながら、ガッと右膝を落とすんだよ。そうするとこらえて、どんなにビル・ロビンソンが持ち上げようとしてもダブルアーム・スープレックスが、人間風車が成立しない防御の体勢、ディフェンスの体勢をとる。これが格好よかった。

で、中学2年の時に、大運動会の始まる直前に、入場行進しなきゃいけない所、手前の所で友達とプロレスごっこでやってて、ある友達が思いっきりフルネルソンをフロントから固めて、俺にダブルアーム・スープレックスでガーッと強引に持ち上げようとしたから、俺はディフェンスの体勢をとろうと思って、ガーッと右膝を落としたんだよ。

その瞬間にボキボキボキボキーッって首の骨が鳴って、ものすごい痛みとともに滝のような涙があふれてきて、救急車で運ばれたんだ。頚椎挫傷で。1カ月半ギブス巻いてからね。頸に。これね、若い柔軟な首だったからよかったけど、一つ間違ったら大惨事だって医者に言われた。だから、いまだに精密検査とか、40過ぎてから手が痺れるようになってきて、手先が痺れるようになってきて、MRIとかかけて精密検査したら、二番頚椎の辺りのその奥に脊髄が走ってるでしょう。脊髄の筒の中が白く傷ついてた。ものすごい。

俺は、右膝を落としたのは猪木流で完璧だったんだよ、ディフェンスの体勢。一つだけ忘れてたのは、プロレスの体じゃなかったということなんだよ、俺は。完全に首をやられちゃったんだ。そういうことをカール・ヴィンソンで思い出すっていうことを言いたかったんですけどね(笑)」

 

 

芸人ドラフト会議で選ばれなかった人

 

オードリーのオールナイトニッポン 2017年4月15日

 

若「この間、アメトークの『芸人ドラフト会議』に出たんですよ。8人選ぶんすけど、お前が選んでんじゃねーよ!って言われちゃうかもしんないすけど、まあ、自分で考えて8人選ばさせていただいたんですけどもね」

春「お前が選んでんじゃないよ!」

若「結構難し……」

春「生意気に。断れ!」

若「くて、最初にその話がきて、誰にしようかなって、俺は人を選ぶような立場の人間じゃないですけどもね」

春「もちろんそうだよね」

若「否定しろよ!お前!」

春「(笑)怖ぇ~なぁ。急に大声出すタイプの人だから」

若「いろいろ8人考えてたんですよ。最初にバーッと頭に浮かんでくるんですよね。あの人と一緒にやってみたいなっていうのが。最初は、梅沢富美男さん」

春「(笑)いや、芸(人)……」

若「顔がね」

春「ああ、顔、なるほどね」

若「梅沢さんと絡みたいな、もっともっとっていう思いがちょっと俺はあって。

で、次に顔が浮かんでるのが荒俣宏

春「(笑)全然芸人出てこないじゃん」

若「(笑)荒俣さんは」

春「荒俣先生ね」

若「8位指名でIKKOさんを俺は指名したんだけど、ほんとに迷ったの。荒俣先生かIKKOさん」

春「なんで同じジャンルなんだよ!」

若「はっはっはっはっは(笑)」

春「なんで類似タレントみたいな感じにしちゃうの」

若「ああ、そうでしょう?そこの感覚がわかってないんだ。俺はIKKO先生と荒俣先生は同じ枠なのよ、俺の中で」

春「いや、違うでしょ!荒俣先生はオネェじゃないし」

若「面白年上枠で、どっちもオネェだしね」

春「いや、オネェじゃないよ、荒俣先生は」

 

若「あれね、難しいのよ。何が難しいって、そら、面白いよね、常にみんなが面白いって知ってて評価される人が8人続くと、そらそうだというのも、結構実はストライクゾーン狭いでしょう?」

春「まあ、そうだね。何でその人なの?っていって」

若「やっぱり引っ張りだこの人になるよ、普通に考えたら。この人ってそうなんだ!っていう人も入れていくということになるんだけど、知らなすぎてもダメだからね」

春「まあ、そうだね」

若「出したときにポカーン。例えば、私は大好きですよ。大好きですけど、マシンガンズ西堀って出た時に、客席に出るでっかいクェスチョンマーク、私、ちょっと処理できないですよ」

春「それを覆すほどのものも無理だしね」

若「実力は間違いないですよ。マシンガンズ西堀さん、面白いし」

春「はいはい、面白い、面白い」

若「頭いいしね、ニュースとかも知ってるしさ、常識もあるし。ただ、顔がバーンて出た時の清潔感のなさがあるわけじゃない、やっぱり。マシンガンズ西堀ってなると(笑)」

春「あるかどうか、どっちかといったら、ない」

若「不潔ではないか」

春「不潔ではないけど、爽やかだったりはしないよなぁ」

若「それは出したい、ラブレターズ溜口だって。タメは、あいつは多分、俺は海外ロケ、それこそ春日さんの部族滞在記とか行ったら絶対面白いと思うの。あいつ話すと、ひねくれてそうだけど、ピュアで真っ直ぐだから」

春「そうだね」

若「ロケとか行ったら、ちょっと追い込んだら面白そうじゃん。実際もうやってんのか、いろいろそういうことは。まあまあちょくちょくでしょう。だけど、溜口って出してもね、誰だバカヤロー!石投げられるかもしれないです、ほんとに」

春「そこまでいかないでしょ。そこまでいかないけど、納得……」

若「(笑)ラブレターズはほんと失礼だね。知られてるからね、キングオブコントで」

春「西堀さんとは違うよ」

2人「はははははは(笑)」

春「ああ、意外だな。ちょっと食いつきはあるんじゃない?タメ」

若「西堀に怒られるよ、そんなのお前(笑)」

春「ハハハハ(笑)」

若「俺だってギース高佐を指名したいすよ。落ちついた場面で話したら物すごい面白い角度で物事を見てるから。ただね、ギース高佐ってもし出たらだよ、あの場で。誰だバカヤロー!ほんとに石投げられますよ(笑)」

春「ハハハハ(笑)」

若「高佐君には失礼だ。ギースはもう知られているから、ネタが面白いってね」

春「そりゃそうだね」

若「やっぱ違いますかね?(笑)」

春「西堀さんとは違うよ」

若「はははははは(笑)」

春「西堀扱いするなって話よ。ハハハハ(笑)失礼よ」

若「知りすぎててもダメ、知らなすぎててもダメというストライクゾーンがあるじゃない。あと、仲よすぎる人ばっかりでもダメじゃない。仲いいからでしょ?ってなっちゃう」

春「まあ、そうだね」

若「だから、事前に山ちゃんに連絡したのよ。LINEで」

春「なんてよ?」

若「山ちゃん、今度俺ドラフト会議に出んのよ。俺はほんとに山ちゃんのことをすごく助けられてきたし、あと、山ちゃんが私と一緒で、一個根に持ったら恨みが末代まで続くっていう性格なのを知ってる上で先にご挨拶したいんですけど、私、山ちゃんのこと指名しませんと。それは仲いいからでしょってちょっと冷めちゃったりする人も、知る人ぞ知るだけど、いるかなと思ってのことだから気にしないでねってLINEしたら、「いやぁ全然」てくると思ったら、「いや若ちゃん、ちょっとそこは頼むよ」って返ってきた。はははははは(笑)いや、そこはさ、何とかなるでしょ、みたいな。あとのトークで、みたいなのが返ってきて」

2人「はははは(笑)」

若「まあ、指名しなかったんですけども」

 

若「最初に考えた8人が梅沢富美男さん、荒俣宏さん、杉村太蔵さんね。大好きなのよ。それこそノーモーションでかまして声がでかいっていうね。“違うよ星”の王子様ですから(笑)」

 

若「杉村太蔵さんと松本明子さん。そして、僕らのスーパーヒーロー森脇健児さん。で、坂下千里さん。あと、あき竹城さんで、芸人ドラフト会議なのに、ちょっとエッジの効いた年上の人しか出てこなくて(笑)」

春「ほんとだね」

若「ヤバいおじさんとおばさんをイジりたいんだなっていう自分に気づく」

 

若「真麻さんか柳原可奈子ちゃんですごい迷ってて、でも、可奈子ちゃんて、どっちもイケるなと思って」

春「どっちもっていうのは?」

若「アシスタントのところを誰にするか。アシスタントもイケるし、座っても喋れるし、MCもできるし、みたいな。迷いに迷ってなんだけどさ。

それで、やっぱり誰が好きっていうことに気づくんだけど、俺、羽田圭介君めちゃくちゃ好きで。そうそう、だから、IKKOさんか荒俣先生か羽田圭介さんで迷ってたのよ。はははは(笑)」

春「いや、全部違うのよ。荒俣先生と羽田君は同じかな。同じというか、ジャンルは。IKKOさんだけ飛び抜けて違うんだよ」

2人「はははは(笑)」

 

若「ほんとに生意気だな、人を選ぶ前にお前が頑張れって言われるかもしんないすけど、オンエアの8人の方を選ばせていただいてね」

春「生意気だな」

若「さんざん選んでおいてなんなんですど、今まで5回でしたっけ?ドラフト会議、4回でしたっけ?あったんですけど、俺も春日も一回も指名されていないんです」

2人(笑)

若「選んでおいてなんだよな、ほんとに。あと、ほんとに春日はマジで一回も思いつかなかった」

春「いや、頼むよ」

2人「はははは(笑)」

 

 

違うよ星の人

 

オードリーのオールナイトニッポン 2017年4月15日

 

若「勘違い女、どイタアナウンサーという感じなんですけれども、カトパンさんみたいな感じで中京テレビの廊下を歩いてますけどもね。でも、彼女ね、爆発的に面白いんですよね」

春「まあ、そうだね。だから、良し悪しというかね。そういうイタイと言われる部分があるからハネたりするからね。お前、なんだよ!という時がちょこちょこあるから」

若「どイタだから爆発的に面白いわけじゃない。そういうタレントさんもいるとは思うんです」

春「なかなかないもんね、メインのMCの人を本気で睨みつける女子アナ(笑)。年に何度もあるもんね、若林さんのことをほんとに「イッてやるぞ」っていう目で女子アナが見てるって、まあ、面白いんだよね」

 

若「(付け焼き刃に)不信感がちょっとありまして、俺は新年会、今年はちょっと辞退させていただきたいな」

春「いやいや、若林さん来ないと回らないから。何だっけ?なんか異名あったよね。「もんじゃ焼き野郎」だっけ?何だっけ?」

若「悪口じゃねーか!お前(笑)」

春「「このもんじゃ焼き野郎」だっけ?何だっけ?」

若「『もんじゃのマサ』だよ」

春「ハハハハハハ(笑)」

若「単行本出てんだよ、7巻まで。『もんじゃのマサ』。ヘラで事件を解決していくっていう少年漫画だよ、バカタレお前。ふふふ(笑)」

 

春「こうなってくるとどっちがイタイのかわかんなくなってくるね(笑)」

若「ふふふふふ(笑)」

 

若「そもそも春日は楽しみにしてるわけ?イッチーのスペシャルウィークを」

春「いや、楽しみではないけども(笑)」

若「(笑)楽しみでもないし、楽しみじゃなくもないということね?」

春「なくもないっていうね」

 

若「春日さんはイッチーのこと好きだからいいだろうけど、俺はちょっと来週どうなるかなっていう感じだね」

春「好きではないですよ」

若「嫌いでもないけどね」

春「嫌いでもないんだけね」

若「どういうこと?好きでもない、嫌いでもない」

春「ただの共演者というかね」

若(笑)

 

若「お前、この間、なんかの特番だっけ?芸人さんいっぱい出るフジテレビの。ヒロミさんに「好きでもないし嫌いでもない」みたいなこと言ってたよね?お前なんか凄いなお前な」

春「ハハハハハハ(笑)」

若「ヒロミさんと飲みに行ってなかった?」

春「そうそう。話で」

若「現場ではどういう流れだったの?」

春「そういう話になって」

若「どういう話?オンエアどおり?」

春「オンエアも観てないんだけど」

若「お前オンエア観ないもんな」

春「滅多にね。一緒に飲みに行ったことあるんだよ、みたいな話になって。オンエアどおりじゃない?全然喋らなかったみたいなことで、そういうのはよく言われるじゃない。いろんな芸人さんから。どうしてなんだ?みたいになって、ヒロミさんに聞きたいこといっぱいあるだろう、みたいな感じで周りの人たちに言われて」

若「あんまないんすよ、みたいな」

春「そうそう(笑)」

若「はははは(笑)」

春「すいません、つって」

若「はははは(笑)お前はそれ言ってもコメディになるもんな」

春「嫌いなのか?みたいなこと言われて」

若「フリがきたから、まあまあ、好きですって答えたら何も起こんないしってことだ。ほんとは大好きだと思うんだけど」

春「(笑)まあそうね。観てきたらからね」

若「俺、ジムで筋トレしてた時だったかな、あれ観たの。ジムのテレビ映ってて。ルームランナー走ってたけど、そのまま落っこちたもんね」

春「ハハハハハハ(笑)」

若「足が止まっちゃってブーッて下がって。はははははは(笑)」

 

若「俺はね、マジで、あいつに関しては絶対忘れねぇと思ってることがあって。オンエアされたかなぁ。全部のレギュラー番組の中で、本番中よ、名古屋の番組の。一番嫌いって言ったの、イッチーのこと。なんかの話の流れで。全部のレギュラー番組の中で一番嫌いだからねって言ったら、何言ってるんですか若林さん。また春日に、春日さん止めなきゃだめでしょう、コイツを、みたいな。コイツ頭おかしいんだから、みたいな。言ってたでしょう?覚えてる?」

春「何となく」

若「俺、実際一番嫌いなんだからって言ったの。したら、あいつが、何でそういうことをテレビで言うんですかって言うのよ。それの意味がよくわかんない、俺は。まずね。で、その後なんだけど、私だって嫌いですからねってイッチーが言ったの。そこまでもいいのよ、まだ。全然いいの。

その後に「あたし、この番組、何年やってるけど、気持ちよく帰ったこと一度もないですからね!」って言ったんですよ。いや、お前が気持ちよくなるために収録ってやってんじゃねーから!」

春「ガハハハハ(笑)」

若「観てる人が楽しんで観てくれるためにやるもんであって、おめぇが気持ちよく帰るためになんでやんなきゃいけねぇんだよ、仕事だろと思って、俺はそれを何年も絶対許してない。あの一言は」

春「ハハハハハハ(笑)」

若「はははははは(笑)」

春「こうなったら死ぬまで忘れないだろうね、若林さんはやっぱり」

若「はははははは(笑)」

春「高校の時のこととか覚えて、いまだに谷口が責められてるから。ネックレスがね。ハハハハハハ(笑)ネックレス事件が、もう20年ぐらいたってるのに、その当時と同じテンションで谷口を詰めるからね」

2人「はははははは(笑)」

 

若「月曜日会わなきゃいけないんだ、収録あるから。こんなこと言うとね、名古屋駅前が大混雑になっちゃうかもしれません」

春「(笑)いやいや、2008年じゃないんだからさ。フフフ(笑)誰もいないです」

若「はははは(笑)」

春「オードリー来るからっていって月曜の朝から張ってるような奴は一人もいないよ」

若「あは~ははは(笑)」

春「どの新幹線で来るんだろうって、いないよ」

若「誰もいないよな、ほんとに」

春「誰もいない。ハハハハハハ(笑)大丈夫ですよ」

 

若「俺はでも知ってんだよね。春日って、ほんとに中学から、まあ、人の悪口言わないっすよ。だけど、春日が嫌いなタイプの人間ていうのは知ってて、俺は。絶対イッチーのこと好きなわけない」

春「ハッハッハッハッ(笑)」

若「「あたしを見てそしてキスして」が嫌いだから、春日は。ほんとに春日って、男もそう。男も「あたしを見て俺をキスして」のタイプが嫌いだから」

春「いやまあ、そうだねぇ。そうだねと言うとあれだけど」

若「でも、「あたしを見てそしてキスして」が成立する人もいるじゃない。スーパースターは」

春「まあまあ、それはそうね」

若「その人はいいんだけどね」

春「それはそうね」

若「適材適所だから。だけど、分不相応だろう?春日が嫌いなのは」

春「嫌い、……まあそうね、ちょっと気になっちゃうっていうのはあるよね。だから、後ろから肩たたいて「違うよ」って。「君は違うよ」って言いたくなる」

若「でも、それをやるかどうかだよね。俺はもうやらないの、それは。距離を置く。絶対的に距離を置く派だから。「違うよ」って言っても、あいつらって、ああなるべくナチュラルボーンで育てられてるから、くじらにしても気づかないのよ」「そういう人って、「違うよ」って言った途端に「何が違うんですか?」って言ってくるだろう」

春「そうだね、キレちゃうからね」

若「時間の無駄だから、それは。はははは(笑)」

春「なるほどな」

2人「はははははは(笑)難しいんだよなぁ。「違うよ星」の人ね」

 

 

SPWのCM)

若「今回のスペシャルウィークは本当にテンション上がんないんですよね」

春「あー、まあそうだろうね」

若「あんま上がんないでしょ、春日さんも」

春「うーん、楽しみではないな」

若「ゲストはオドぜひの市野瀬アナという局アナなんですけど」

春「はいはい。オードリーのオールナイトニッポンは今度の土曜日深夜1時から!」

若「面白いですよ~」

 

 

イッチーと絡むと、普段は見られない、むき出しの若林さんが見え隠れするところがとても面白い。イッチーだけが悪者になることなく、ショーとして楽しいものになるといいな。

 

 

音楽の力

 

星野源オールナイトニッポン 2017年4月11日

 

星野「『SUN』を聴いてくださって、また歌いたくなって踊りたくなったというお話を聞いた時に、本当に僕、鳥肌がとまらなくてですね。「歌って踊りたくなった」と言うということは、歌いたい、踊りたいと思えなくなっていた時期があったということだと思うので、そういう方を、歌いたいとか踊りたいというふうに思ってもらえるようになってもらえたというのは、本当に凄く嬉しいことで。

自分も病気で音楽を聴けなくなってしまって、音楽できるのかなって、療養期間中に、手術を終わって、家で一人でずっと生活していた時、復帰前に、音楽聴けなくなっちゃって、その中で、夜中散歩してみようと思って、たまたまiPodでシャッフルでかけて聴いた1曲目がプリンスの『I Wanna Be Your Lover』という曲だったんですけど、それを聴いた時に凄く楽しくなって、目の前が、真夜中だったんですけど、凄くキラキラと輝き出して。この話は結構いろんなところでしてるんですけど。

それで、ずっと好きだったR&Bとかソウルミュージックというものを、それまで自分の音楽ではしっかりど真ん中で表現してはいなかったんですけど、やりたいと。この音楽、凄くやりたい。自分なりのソウルミュージックというものをやってみたい、ディスコティックなミュージックというのをやってみたいと思って、一番最初に作った曲が『桜の森』という曲で、その後に作った曲が『SUN』という曲だったんです。

なので、僕はプリンスのおかげで、また音楽をやろう、音楽を聴きたい、音楽を作りたいと思うようになれて、そういうふうにして生まれた曲『SUN』が、また香取慎吾さんをそういう気持ちにしてくれたというのは本当に嬉しくて。本当に幸せな、幸せな放送でした」

 

『SUN』

www.youtube.com

 

『I Wanna Be Your Lover』

www.youtube.com

 

 『桜の森』

www.youtube.com

 

 

 

友達の家を掃除してきました!

 

on8+1 2017年4月11日

 

佐藤「友達の家を掃除してくるところがテレビで放送されるということがあったんですけど、昨日の『有吉ゼミ』という番組で、友達のオードリー春日くんちのむつみ荘っていう風呂なしのアパートをお掃除してきまして、まあ、埃まみれのめちゃくちゃ汚い部屋でね、ほんとに僕はあの掃除をきっかけに、花粉症をちょっと悪化したりなんかして大変だったんですけど。

今回のロケはね、見ていただいた方ももしかしたらいるかもわかりませんけども、春日と僕は10年来のつき合いで、どうしても仲がいいので、ちょっと内輪っぽくなりすぎるのもヤダなと思ったんで、仲がいいとかよりも何よりも、テレビ向きにしっかり、春日語っていう、いわゆる春日独自の言語なんかも絶対使わないし、大人としてテレビのロケをしっかりするっていうことをテーマにやりまして、しっかりその辺は、ちゃんとテレビサイズの関係としてお伝えできたんじゃないかなと思うんですけど。

ちょっとカットされたところだけ軽くお伝えしておくと、僕が春日の部屋にあった春日のTシャツを3枚破いたところはカットされてましたね。はっはっはははは(笑)

なんで破いたかっていうと、要はね、モノが多いんです、あいつの家が。だから、僕がモノを、使う・使わない、着てる・着てないで、まず分けようと、大きめな段ボールを2個用意して、ここに使うもの・着てるもの、使わないもの・着てないものを分けろつって、1個ずつ確認してたら、全部「使う」に入れたんです、あいつが。ふざけんじゃねーよ!つってビリビリビリつってTシャツ破いたら、スタッフさんがすげぇびっくりしてた。はっはっはははは(笑)申しわけないなと思いながらも、思い切りカットされてましたんでね」

「「Tシャツ破くのめっちゃ見たかった」って(メールで)書いてくれてますけど、普段の僕と春日の絡みに近いから、オンエアされないだろうなと思ったら、まあ、されてませんでした。基本的に『有吉ゼミ』って、僕、ほんと専門家みたいな形で出てますから、急に、大人しい奴がめっちゃ暴れるじゃん、みたいな空気に、ややなりましたんで」

 

 

スペシャルウィークのゲスト

 

オードリーのオールナイトニッポン 2017年4月8日

 

若「再来週の22日がスペシャルウィーク。ゲストが決まったんですけども、うーん、ちょっとあんまり今回のゲスト、あんま、ちょっとテンション上がんないかなっていうか」

春「ええっ?スペシャルウィークのゲストなのに?」

若「今までってすごいドキドキしたじゃないですか。大木さんしかり、梅沢富美男さんしかり、ここんところ」

春「まあ、そうだね。やっぱりなかなか話す機会もない人を呼んでもらって、じっくりと話すみたいな」

若「わくわくしてたんですけども」

春「面白かったですよ、ずっと」

若「中京テレビの市野瀬アナウンサーが来るんですよね。僕らと『オードリーさん、ぜひ会って欲しい人がいるんです!』でもう5年やってますか、あの番組。5年ずっと共演してるんです」

春「そうね」

若「32歳なんですねぇ。うーん……まあ、まあ、単刀直入に言うと、いい意味でなんだけどね、大嫌いなんですよねぇ」

春「いい意味で?」

若「うん。春日さんはでも大好きだもんね、イッチーと会うのいつも楽しそうに仕事してるもんね?」

春「へへへへへへへへ(笑)いやいやいやいや、勘弁してくださいよ~」

若「ははははははは(笑)」

春「それはずるいよ!若林さん」

若「いやいや、そう見えるから」

春「大好き……嫌い、ではないけど、別に好き、でもないけどね。大好きって言われると」

若「好きぐらい、か、じゃあ」

春「好き……好きではないね、別に(笑)。嫌いっていうほどでもないけど。面白い、変な人だなっていう、変な人っては思うけど」

若「なんか俺は別に、イッチーを呼びたいっていうことで付け焼き刃がすごい盛り上がってたんですよ」

春「ほぇー」

若「俺は全然来てほしくないですどねっていう話は結構何週間か前にしたんですけどね」

春「ハッハハハハハ(笑)まあ、でも、決まりで来ると。まあま、でもいいんじゃないですか?ガッチリと話したこともないじゃない。言っても」

若「別に話すことないけどね」

春「ハハハハハハ(笑)実際どう思ってるのかとか、我々のことを」

若「向こうもほら、イッチーも嫌いだから、俺たちのこと」

春「いや、まあ、そうだね」

若「言ってるから、公言してるから。オードリーが嫌いって」

春「じゃあ、なんで番組やってんだっていう話になってくるけどね」

若「そうなのよ」

春「不思議だよね」

若「ほんとにそうなのよ」

春「不思議な関係ではあるかもね。そこをだからさ、もうちょっと紐解いてみるっていうのはいいんじゃないですか」

若「うーん」

春「なかなかガッチリと話す時間もない。収録でしか会わないしね」

若「でも、別に話したくないからなぁ」

春「へへへへへへ(笑)逆に向こうがあるかもしれないけどね」

若「あ、そう?」

春「わからないけどさ」

若「相当気をつけないと、言葉に。なんかほんと、問題発言しちゃうかもしれない。フェミニストとかにめちゃくちゃ怒られるような展開になっちゃうかもしれないから、ほんと気をつけて放送をお送りしようと思ってる」

春「あ、そう。まあまあまあまあ大丈夫じゃないですか。それは言っても若林さんだって一応プロなんですから。おかしなことにならんでしょう」

若「まあまあ気をつけないとな、ほんとに」

春「来ると」

若「来るんですよね」

(略)

若「あいつは絶対俺のこと、たぶん殺したいと思ってると思う」

春「いや、そこまでじゃないだろう!」

若「ははははははは(笑)」

春「そこまでだったら、さすがに番組下りると思うよ。もう辛抱たまらんとなったら。そこまでじゃないと思うよ」

若「自分が主役をずっとやる奴が好きじゃねーからさ。自分のプロレスしかしねぇんだよ。自分の必殺技しか見せないんだよ。一切、お前の技出してこい、をやんないから、嫌いだなぁ、ほんとに」

春「ハッハッハッハッ(笑)」

(略)

若「チーム付け焼き刃は、仲直りの糸口を見つけてほしい」

春「あ、そういう趣旨目的があるわけね」

若「うん。お互いの不満もひとつすっきりするために言い合ってっていうのはどうだろうかっていうことらしいです。再来週22日です」

春「それはありがたい場を用意してもらったじゃないですか。お互い、もしかして誤解している部分があるかもわからんからね」

若「いやぁ、お前やっぱ大人だよな、そういうふうに思えるのは。俺は、メイク室で鼻歌歌うような奴は嫌いだよ、俺は」

春「ハハハハハハ(笑)」

若「ほかの演者もいるのに」

春「ア~ハッハッハハハ(笑)」

若「そんなスポットライトがずっと当たりながらの人生の奴いるか?」

春「ハッハッハハハハ(笑)ま、そうね」

(略)

若「仕事も金もなかった頃の20代の俺がね、吼えまくるんだよね、市野瀬と会ってると」

春「ハハハハハハ(笑)」

若「ああいう奴こそね、お金のない20代の男とかを、そういう目で見る女なんじゃないかなと俺は思ってるよ」

春「うーん、なるほどね」

若「そういうのが出てくるの、20代の俺が」

春「(笑)思い出すんだろうね、なんかね。その時の気持ちとか」

若「そうそうそうそう」

春「若林さんの20代の頃の」

(略)

若「まあまあ、もしよかったら、仲直りして、今後はちょっと楽しくやっていこうよとなりたいよね」

春「いや、そうだね。直せる部分はお互いに直して」

若「俺も問題あるから、絶対ね。そうだね」

春「そうね。誤解も解いてさ。それは、ダメよ、収録中口喧嘩しちゃあ」

2人「ハハハハハハ(笑)」

若「もうそれも何十回目だけどね(笑)」

春「まあね(笑)。それ、ないようにね」

(略)

若「あいつはね、要所要所で「若林さんには言われたくない」って言葉をすごく言うんですよ」

春「ああ、言うね」

若「言うでしょ?」

春「言う言う言う」

若「俺をはるか下の人間に見てるんだよ」

春「いや、まあ、そうだろうね」

若「人間同士ってさ、どっちかが上、どっちかが下、それがまたテレコ。両方上同士、両方リスペクトがある、これはいいんだけど、両方下に見てる場合に、ほんとにロクなことにならないね、人間関係。春日と谷口のように」

春「そうね」

若「ははははははは(笑)」

春「ろくなことない。終わんないから」

若「両方下が一番大変なんだよ。俺とくじらもそうなの。両方下に見下してるの」

春「ハハハハハハ(笑)そうだな、それは確かにね、泥仕合だな」

(略)

春「何なんだ!周りそんな奴ばっかりじゃないかよ!」

若「はっははははは(笑)」

春「あなたの周り。どうなってんだよ!」

2人「ははははははは(笑)」

若「たぶん俺に原因があるんだろうな。俺中心に渦巻いてることだもんね」

春「そうなのかもしれんね(笑)」

若「でも、イッチーとくじら、ちょっと似てない?」

春「アハハハハハ(笑)そうかも、そうね、似てる部分あるかも、何となく。雰囲気、キャラクターが似てるかもなぁ」

若「似てるでしょう」

春「うん。フフフ(笑)」

若「来るかわかんないですけど、この日私は」

春「それは来てもらわないと困りますよ」

若「ちょっと聴いてみてください、皆さんね」

 

 

受け身と上から目線のバランス

 

オードリーのオールナイトニッポン 2017年4月8日

 

若「4月25日『潜在能力テスト』19時57分から皆さんぜひ観てください」

春「どうした?急に。告知ですか?」

(略)

若「番組、収録始まったら、春日が3段目の一番右奥に座ってるんですけど(笑)」

春「若林さん遠かったぞ、ちっちゃかったぞ、若林さん。ハハハハハハ(笑)」

若「ああいう時ってどう思うの?」

春「何が?どう思うって?」

若「やってんな~って思うの?」

春「若林さんを?やってんな~っていうか、まあ、いいね、いい司会っぷりだね」

若「キーッ(笑)」

春「いいねっていう。やってんな~っていうよりも」

若「ちょっとオチで言おうと思ってたんすけど、今言っちゃう。14人のパネラーの中でお前が一番絡むの難しかったから(笑)」

春「ハハハハハハ(笑)なんちゅうことを、なんちゅうことをオチにしようとしてたんだよ。なんだその話!もうするな!その話(笑)。そんなオチに向かっていく話、ヤダよ」

若「決め球を投げたくなっちゃって(笑)」

春「ハハハハハハ(笑)」

(略)

若「モニターさんあるあるの、本番の春日よりモニターさんのほうが面白いということも起きてるわけですよ」

春「へへへへへへへ(笑)」

若「春日にかかればお茶の子さいさいです、みたいなことをおじさんが言ってんだよ。はははは(笑)」

春「いいなぁ。そのおじさんに本番前に会いたかったなぁ。教えてもらいたかったよ。それで春日どうするって(笑)」

若「先に言っちゃっていい?これも後で話そうと思ってたんだけど。春日が今言いましたように、教えてもらえばよかったなっていう。俺の分析では、春日さん、やっぱクイズできるんですよ。頭いいから。でも、14人の中で一番難しかったんです。クロストークは」

春「ハハハハハハ(笑)」

若「俺はそれを家に帰って分析してたんだけど、ほかの番組で受け身をとることも覚えてて、でも、春日っていうのは上から目線の春日っていうキャラがあって、受け身と上から目線のバランスがショートしてるな、お前の頭の中で」

春「ハハハハハハ(笑)」

若「はっははははは(笑)」

春「おい、正解を出すなよ~。何となく私が思ってたことを言葉にするなよ~」

2人「はははははは(笑)」

春「いや、難しい。そうなんだよね。難しい時があるんだよなぁ、確かに」

若「上からにいく時に、それが受け身のほうがいいのかっていう迷いがあるからね、中途半端な上からになって、ほんとにヤな奴になってんだよね(笑)」

春「うんうん。正解もしてるしね(笑)そうなんだよなぁ」

若「なんかそういう時期ってあるよな、でも」

春「フフフ(笑)まあね」

サンシャイン池崎、小峠さん、武井さんがいる中)

若「春日がおとなしくてしょうがない」

春「ハハハハハハハ(笑)」

若「ほんとにモニターさんなのかな?と思っちゃう。それはなぜかというと、上からと受け身がごちゃごちゃになってショートしてるなって、俺は収録中思ってたの、ずっと」

春「結果、クイズを頑張るっていう方向にね、シフトチェンジするという」

若「あれね、もっとね、現代のテレビというものの認知のされ方すらも上からいくぐらい上からのことを言えばいいのになぁって思ってた、収録中に」

春「教えてくれよ!」

若「ははははははは(笑)」

春「MCやって回してる場合じゃないだろうよ!」

若「春日さんて、何言ってもちゃんとコメディになって笑えますから、編成のこととかを言ってもいいと思うのよ、俺は」

春「なるほどね」

若「なるほどね、じゃねーよ!はははははは(笑)」

春「はぁ~今すぐ試して~ソレ。ハハハハハハ(笑)いいのもらった、いいの」

若「それは、俺がそういうことを言ったら、そういう言葉を覚え立てで、そういうことを言いたがりの時期なんだなって寒いよ。でも、春日が言うと厭味ないのよ。スポンサーのこととかも言ってもいいし」

春「なるほどね。番組の枠よりも上というか、飛び出して」

若「そうそうそう。だから、自転車の記者会見の感じを出せばいいのになぁ、なに中途半端に受け身みたいな、いや、難しいっすよ~みたいなことも言ってんのよ。ははははははは(笑)まあま、あるよな、そういうスイッチが難しい時ね」

 

 

久方ぶりのオードリー会議だったのでしょうか。若林さんて本当に春日さんのことをよく見ているし、分析している。「なんでこうしないの?」ではなく、「こうすればいいのになぁ」と距離をおいて語れるようになったところが、優しいし、大人になったなぁと感じた。