春日とフワちゃんの仲良し旅

 

土曜はナニする!? 2024年4月13日

 
フワちゃん:山ちゃん見てる? フワちゃんだよー!

今日、最高友達旅行をお届けしたいと思います。早く来てほしいなぁ。フワちゃんが先に来るなんて珍しいなぁ。いっつも私が遅刻してるのに。

春日:パオ!

フワちゃん:すごーい! 春日だー!

山里:珍獣と珍獣のロケですよ。

 

春日:ようこそ、春日のまち、Tころざわ(所沢)に。待ってたよ。フワが先にじゃないんだよ。こっちが40分待ってたからさ。すごい嫌だったよ。

 

ナレーション:今回旅をするのは、オードリー春日さんと、今月渡米し話題のフワちゃん。番組での共演をきっかけに意気投合。誕生日パーティをしたり、お花見に行ったりと、プライベートでも大の仲良しの2人。今日は、仲良しならではのペアコーデで登場です。

フワちゃん:フーワが今日かすちゃんのコーディネートをしたの。

春日:いろいろお世話になったけど、遅れてきたのはすごく嫌だったよ。この格好で待ってたから。

 

ナレーション:2人が旅するのは春日さんの故郷、埼玉県所沢市。『となりのトトロ』の舞台にもなったという豊かな自然がありながら、都心から1時間とアクセスも抜群。今や代表的スポットとなった大型文化複合施設「ところざわサクラタウン」や2021年に大幅にリニューアルした西武園ゆうえんちなどが有名ですが、今回は所沢市観光大使・春日さんがおすすめする隠れた名店をご紹介。

所沢絶品グルメのオンパレードにフワちゃんも

 

フワちゃん:うまし!

春日:出ました! 拍手をお願いします。

ナレーション:さらに、今年行われたオードリーの東京ドーム公演の舞台裏も語ります。

春日:とんでもな化け物イベントになった。歴史上の人物になりましたよ。偉人よ、偉人。


(CM)


ナレーション:オードリー春日さんとフワちゃんが春日さんの故郷、埼玉県所沢で仲良し旅。

山里:仲良いもんな、この2人。


春日:私の地元に来てくれたわけだから、いろいろ案内するよ。まずここは西武園ゆうえんちね。何年か前にリニューアルされまして。

フワちゃん:今、レトロなところだよね。

春日:そうそうそう。昭和レトロでやってますけど、今日はここは行きません。

フワちゃん:えっ? なんで? 行きなよ。私、行きたいです。大好きだよ。

春日:ここ行ったら、ここで終わっちゃうから。地元ならではのところ、私が知っているところをいろいろと案内してあげるから。
フワちゃん:やった!


ナレーション:ということで、まずは街中のイメージのある所沢で大自然を感じながら楽しめるというスポットへ。

春日:春日のまちね。日本の宝を生んだこのまちの素晴らしいところをね。

フワちゃん:気持ち悪りぃ。

春日:フワを通して全国に知ってもらいたい。

フワちゃん:春日は宝じゃないよ。春日は1週間トレーナーを変えないんだよ。

春日:あんまり汚れないから。服っちゅうのはさ。

フワちゃん:この間カスちゃんに誕生日にトレーナーをプレゼントしたら、リバーシブルのトレーナーだったから、1週間前(表)着て、もう1週間裏着てたよ。どうにかしてください。

 

春日:ここ、ここ。……トゥース!

フワちゃん:うるさい! びっくりしたぁ(笑)。

春日:どうもどうも。私とフワです。

フワちゃん:春日!


しいたけ狩り

 

ナレーション:やってきたのは原木しいたけを収穫するという珍しい体験が家族連れに人気の栗原しいたけ園。気温によって芽の出るタイミングの異なる4品種のしいたけを収穫し、持ち帰ることができるんです。

 

春日:まさかフワと地元できのこ狩りすると思わなかったよ。最初のコンタクト覚えてる? テレビ局のお化粧室で私がお化粧してたら、急にワーッと来て、話したこともないのに、「あ、春日だ。うわーすげー目茶色いじゃん!」て言われて、そのまま「じゃあねー」って行っちゃって。やってる最中だったからすごい恥ずかしくてさ。こういういじられ方をした。初対面で。1回も会ったことないのに。それが最初の最初。

フワちゃん:フワちゃんと出会えてよかったですか?
春日:よかったよ。
フワちゃん:また来たいね。
春日:そうね。うちの“小さい人間”とクミさんと一緒にね。
フワちゃん:春日は子どものことを“小さい人間”て言う。キモいよね。


春日:次、ちょっと入れない?

フワちゃん:“食べる”って言って。キモいから。

春日:入れてもらいたいとこあるんだよ。

フワちゃん:ねえ、“食べる”って言ってよ、気持ち悪いなあ! なんで入れるんだよ!

春日:ちょっと変わった入れ処なんだよ。

フワちゃん:食べ物屋さん!

 

山里:フワちゃんがツッコミになるんだね。


ナレーション:続いては、春日家御用達。一風変わったカフェがあるということで。

 

フワちゃん:次は何? どこで食べるの?

春日:こちらでございますね。倉片人形さま。

フワちゃん:食べるんじゃないの?

春日:まあまあまあまあ。ちびっこの頃、自分の五月人形とか、妹さまのひな人形も、姪っ子のひな人形も、うちの小さい人間のひな人形もここで買って。

 

ナレーション:創業から180年の倉片人形は、春日家も代々お世話になっているという歴史ある人形店。ひな人形や羽子板など、シーズンごとの人形が展示され、現在は五月人形やこいのぼりを展示中。こちらでこたつに入りながらいただけるのが……

春日:かき氷をいただけるお人形屋さまなのよ。

フワちゃん:うわ、おいしそう! 何がいい?

春日:これ、うまそう。プリンのこれうまそうだけど、でもやっぱりこっちのほうが高いからこっちにします。

フワちゃん:情けねえな。

春日:こっちのほうが食べたいけど。

フワちゃん:食べたいんだったらこっちにすればいいでしょう。

春日:でもこっちのほうが高いからこっちにします。

フワちゃん:あんた総合的に損してるよ、人生で。


フワちゃん:羽織ってみていい?
春日:すいません、じゃあ。
フワちゃん:なんで春日が着てるの! 絶対フーワが着るの。なんでカスちゃんが着るのよ!
春日:別にいいじゃない。もうそういう時代じゃないから。
フワちゃん:私が赤がよかったのにー!


こたつでかき氷

 

フワちゃんオーダー

抹茶スペシャルドリンクセット・おしるこセット(ほうじ茶 塩昆布付き)・抹茶アイス

春日オーダー

栗いむモンブランドリンクセット・おしるこセット(ほうじ茶 塩昆布付き)・バニラアイス

 

フワちゃん:今日はカスちゃん実家に帰るでしょう?
春日:帰る、帰る。今日、ビーフシチューって言ってた。
フワちゃん:息子過ぎるよ(笑)。



所沢名物 焼きだんご

 

ナレーション:続いて向かったのは、春日さんが小さい頃から食べていたという所沢名物のお店へ

 

春日:焼き団子が名物なわけですよ。何店舗もあるんだけど、うちはここは昔から来てる。近いの、家が。学校も近いしね。明峰小。この辺は学区内よ。

 

ナレーション:昭和35年創業の武蔵屋。所沢名物・焼きだんごの味を仙台から続く製法で守り続けています。


フワちゃん:次は何に行く?
春日:次はね、この間帰ってきたときに気になるお店があったのよ。アメリカン的なフワ好きするような。だけど、そこはお時間がないからいけないらしいのよ。

ナレーション:今回行けなかったお店というのがアメリカン雑貨プラウドワークスウエストサイド。所沢市最大級のこちらのお店の新店が今年1月にオープンし、話題沸騰中なんです。皆さん、所沢に訪れた際にはぜひ!

 

ナレーション:続いては、春日さんが前から気になっていたというアドベンチャーなグルメスポットへ


ツリーハウスカフェ

 

春日:せっかくだから自腹じゃなく行けるんだったら行ってみたいなと思って。

フワちゃん:情けねえ。もうやめなよ、その価値観!

春日:すげえじゃん! いいね! アリだね!

フワちゃん:ちょっとこれアガるね。テンション上がってる。

春日:トゥース!

フワちゃん:やめてよ。4つのうちの1つ(笑)。

 

ナレーション:こちら、高さ5メートルのところにあるツリーハウス。木の上のお家をつくりたいという子どものころからの夢を叶えたロマンがつもあったカフェなんだそうです。

 

フワちゃん:これテンション上がるわぁ! 木の手作りのところだよ。まじもんのツリーハウスじゃん。しかも高くて景観もいいよ。

春日:ほんとだね。高いわ。

フワちゃん:ヤバい! めっちゃ好きな空間!

春日:あら、シャレオツ。

フワちゃん:あら、シャレオツ! 気持ちいい!

 

ナレーション:木の温かみを感じるログハウスや開放感あふれるテラスで、冬はこたつに入りながら所沢の名ブル料理やカフェメニューがいただけるんです。

ニコリコ特製所沢牛カレー

所沢醤油焼きそば

所沢牛ステーキ丼

季節のデザートピザ

 

フワちゃん:終わりっぽい時間になってきたけどさ、東京ドームの話しようや。

 

ナレーション:今年2月に開催されたオードリーの東京ドーム公演。芸人としてはとんねるず以来2組目と大きな話題となったその晴れ舞台で、フワちゃんは春日さんとプロレスのリングで戦ったんです。

春日:プロレスコントじゃなくて、しっかりやった。
フワちゃん:私はもちろんプロレスラーだから、ちゃんと覚悟を持ってやってたんだけど、にしても春日があまりにもフワのことをボコボコにするから。

春日:リングに上がったら性別も年齢も関係ないと思ったからね。全力で叩き潰しにいくじゃない。花道でお客さんの顔を見たら、すごい引いてた。

フワちゃん:(笑)

春日:いろいろやってもらった結果、とんでもない化け物イベントになった。歴史上の人物になりましたよ。


フワちゃん:あれは伝説的な日だ。山ちゃんも観に来てくれてたって、ラジオとかテレビで話してくれてたよ。

春日:あ、そう。山里さん観に来てくれてたのか。悔しかっただろうね。ずっと伏せてたんじゃない?

盛山:あー、煽らないで、春日さん!

 

春日:「若林」っていうタオルをギューッと噛みながらずっと下向いてたんじゃない? 終わるまで。
フワちゃん:やれやれだよ、春日は(笑)。情けねえよ、自分で我慢できずに全部言っちゃった。

 

フワちゃん:所沢楽しい。めちゃめちゃいい。

 



春日とフワちゃんの所沢ロケ、楽しかった。この後、フワちゃんは春日の実家に行って、コーン入りのビーフシチュー食べたんだよね。すごいね。

imadokiyuuka.hatenablog.com

 

 

オードリーのオールナイトニッポンで、『メレンゲの気持ち』でオードリーが武藤敬司さんの家にロケに行った話をしていて、観た記憶はあるけど、ほとんど忘れていた。それを残している方がいて、嬉しかったし、懐かしくて楽しかったな。それに触発されて、久しぶりにテレビ番組を記録してみた。何年か後に見て楽しめたらいいな。

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2024年4月13日のオープニングトーク


オードリーのオールナイトニッポン 2024年4月13日

 

若林:キューシートを今見てびっくりしたんですけど、武藤敬司さんが春日とフワちゃんのプロレスを褒めてくれてたんだってね。

春日:私、見てないのよ。誰が確認したの?

若林:『くりぃむナンタラ』で。

春日:ヅカが『くりぃむナンタラ』観てたら? あ、そう。

若林:武藤敬司さんだよ。

春日:まずさ、知ってくれてるっていうのがね。耳に入ってるっていうのが光栄だよね。

若林:あ、そうか。春日が毒霧やったりしたから。それもあって。お前は本当さプロレス好きじゃん。

春日:まあ、そうね。

若林:お前の青春のプロレスの名シーンを盛り込んでたもんな。

春日:一番観てた頃のね。中学。盛り込んでた。盛り込んでたり、いろいろ散りばめさせてもらって。大半を止められてたけど。

若林:ハハハハハ

春日:「それはもういいだろ」つって。水Dとかもやってくれてたから。わかるからさ。「わかるけども」。年が同じで、同じ時にプロレスを観てたから。一回話してたら、中2か中3の頃、新日の闘魂ショップが六本木にあったのよ。そこで正月かなんかにサイン会をやっててね。日によって(獣神サンダー・)ライガーさんの日とかまだベビーフェースの頃の蝶野(正洋)さん日とかが何日間かあって、それ全部行ったのよ、私。したら、水Dも行ってたって。当時。

若林:何回話すんだよ!そんな話を。

春日:したことあったっけ?(笑)

若林:あったよ。

春日:あった? 「おー、行ってた?!」つって。

若林:喋り続けんなよ、お前(笑)。

春日:その時に観てたプロレスのシーンをいろいろやらしてもらったから。

 

おじさんは同じ話を何回もする

 

若林:おじさんってさ同じ話何回もするじゃん。

春日:するね。ヤだね。

若林:ヤじゃん。

春日:ヤ!

若林:俺、サトミツ喋ってる時に、サトミツも同じ話(笑)。

春日:わかる、わかる。

若林:ゼルビアがさ、

春日:町田(ゼルビア)ね。

若林:ABEMAがついてからめっちゃ選手入ってって、何回も俺に。「ABEMAがさ、ゼルビアにさ」みたいな。

春日:悲しいのがさ本人が気づいてないって、あれが本当にお互い悲しくなるんだよね。

若林:俺も同じ話をサトミツに何度もしてて、サトミツも「その話聞いたことあるよ」って言わないし、俺も言わないの、サトミツに。その話何回目だよって。普通にお茶してる時は。

春日:だって初めてのテンションで話してるからね、相手は。かわいそうだからね。言っちゃうと(笑)。

若林:ダイアンの津田さんも(千鳥)大悟さんと飲む時にずっと同じ話してるって言ってたじゃん。

春日:お互いに言わないってね。

若林:てことは、別に聞いたことない話をするとかじゃなくて、それ自体がエンタメになっちゃってんだよね。楽しみになっちゃってる。

春日:まあ、そうね。あと、過去の話だから更新されない。10年経っても中学の時の話は中学の時の話だから、新しくはならないからね。それもしょうがないけどね。そうなってくると最新の話をずっとしてかなきゃいけないってことになってくる。

若林:ああ。最新の話なんてないもんな。

春日:ないないないない(笑)。ないからやっぱり過去の共通の話を(笑)。

若林:(笑)

春日:気づいてればまだマシなんだけどね。気づかないんだよ。

 

放送作家・飯塚さんとの出会い

 

若林:ヅカなんてもうベテラン放送作家でさ、ヅカが放送作家のスタッフさんの会議で差し入れの弁当入れてるってね。

春日:えーーっ? あのヅカが?

若林:全員分。

春日:あの沼袋の風呂なしに住んでたあのヅカが? 狭い部屋で、いっぱいあの藤子・F・不二雄先生とか楳図かずお先生とかの漫画がブワーッとあって。

若林:うるせえな、お前。それも俺ヅカとYouTubeで喋ってんだよ。ヅカってさ、凄い番組の数やって、サトミツもやってるし、ひろしだけだよ、テレビにまだ呼ばれてないの。

春日:まあね。これからだからね。

若林:これからなわけねえだろ!

春日:ハッハッハッハッハ

若林:これからなわけねえだろって、ひろしに悪いけどさ(笑)。

春日:まだ蕾だからね。花咲く寸前。

若林:ひろしってさ、放送作家になる前にさ、有名な話じゃん、大人が見る動画、ビデオのモザイクかける仕事してたって。

春日:伝説のモザイク職人だったっていうね。

 

(中略)

 

若林:ヅカって、この番組入ったの何年か前だけど、ヅカもあれ放送作家なる前だよね? サトミツの知り合いだったんだよね?

春日:そうそう。我々と初めて会った時ね。サトウミツよ。

若林:2004年だっけ?

春日:単独を初めてやった。『シャンプーおじさん』。

若林:2004年ぐらい?

春日:『シャンプーおじさん』をやったのは2004年とか3年とかじゃない?

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若林:ヅカってまだ学生だったんだっけ?

春日:あん時学生……いや、放送作家見習いぐらい? そうだよね? 学生ではないよね。幕間のVTRを編集とかできる人間が要るつってサトウミツに紹介してもらったのよ。

若林:そうだ。それでヅカの家まで行ったんだよな。沼袋な。

春日:ヅカの家に2人で原付でさ。

若林:風呂なしじゃなかった?

春日:風呂なしだよ。

若林:木造の。

春日:木造の狭い部屋。あれ何畳? だってむつみ(荘)よりも全然狭かったよね。

若林:めちゃくちゃ漫画喫茶みたいに漫画あんだよな。

春日:そう。漫画喫茶。だから私は楽しくて。編集してる間とかは漫画をね。ヅカが若林さんと「ここの間を」とかやってるのを。

若林:お前が水中メガネかけたまま『クイール』観て涙がどれぐらい溜まるかっていう、涙のミリリットルを測った企画でさ。結局『クイール』水中メガネかけながら観過ぎてさ、水中メガが涙で埋まっちゃって『クイール』が見えなくなったっていう(笑)。 水中で『クイール』見るみたいな。

春日:うん、あったね。

若林:なんだよ、それ。泣き過ぎて。

春日:それを、「ここの間をもうちょっと」つって若林さんとね。

若林:あれ面白かった。お前が水中メガネかけて『クイール』観て、2時間ぐらい外で時間潰して、そろそろ終わるなと思って戻っていったら、お前の水中メガネに涙溜まり過ぎて、水がワッて(笑)。

春日:うん、あったなあ。

若林:YouTubeがないじゃん。そんなことだったんだんだろうな。YouTubeやろうと思ったらな。

春日:今だったらそうじゃない? YouTubeで。

若林:YouTuberだったな、お前。お前から始まったんだもんな? 水中メガネからYouTuber(笑)。

春日:(笑)いや、なんで私だけなのよ。やるとしたら2人ともYouTuberだったよ、おそらく。やらされてるんだから、あなたに。

若林:幕間なんてYouTuberだからね、あれみんな。

春日:まあ、でもそうだね。それを編集。夜中に。

若林:あれ笑ったな。春日がガチャって開けて『クイール』終わったら測るから取れなくてさ。水中メガがさ。
そのヅカが弁当の差し入れしてるって。全員分。

春日:凄いね。だって、「飯塚さん、飯塚さん」みたいな感じだもんね。我々後輩のさ。

若林:若手の芸人さんからしたら。

春日:マヂカルラブリーの村上くんとかそうでしょ? ライブやってたじゃん。

若林:そうだよな。

春日:「飯塚さんが」みたいなこと言って。村上くんと話してて。ああ、そうか。ヅカは「飯塚さん」て呼ばれるかみたいな。

 

(中略)

 

若林:武藤敬司さんがっていうのはすごいな。

春日:いやすごい。ありがたい話だよ。

若林:なんて言ってくれてたんだろうな。

春日:ちょっと確認したいよね。武藤さんいろいろ入れたもんな。

若林:武藤さんの家にロケも行ったよな。

春日:行った。

若林:『メレンゲの気持ち』だよな。

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春日:家というか道場じゃない? まだ全日の時に行って、リングとか上がらしてもらってさ。いろいろやらしてもらったじゃん。

若林:お前、武藤さんちの家。

春日:その後家に行かしてもらったのか。

若林:覚えてない?

春日:道場しか覚えてない。家行かしてもらったんだっけ、あの後。

若林:家行ったんだよ。

春日:そうだっけ?

若林:家行ったの。で、俺、森伊蔵もらったんだから。武藤さんに。焼酎。

春日:あ、そう。私ももらったのかな。焼酎のいやつ。

若林:森伊蔵ってすごいいい焼酎なんでしょう? 俺、酒飲まないから。

春日:いい焼酎。ブランド焼酎じゃない? あれ私ももらったのかな。Tシャツはもらったの覚えてるけどね。ハローキティかなんかとコラボレーションしたさ。ハローキティがプロレスラーをやっているみたいな。

若林:森伊蔵武藤敬司さんにもらって、俺なんか飲めなくて家に飾ってたの。くりぃむ(しちゅー)の上田さんが俺んち来てくれてアメフトを教えてっていうか。俺にとってくりーむしちゅーの上田さんが家に来るなんて、ボーナスステージじゃないですか。

春日:そうだね。

若林:その時にお酒飲もうっていう流れになって、「これ今日だ!」って俺がなって「これ武藤敬司さんにもらったんすよ」つって。プロレス好きじゃん、上田さんも。「これ今日飲みましょう!」つって開けようとしたら上田さんに俺止められたんだから。「いや、今日じゃない。お前それは取っとけ。もったいないよ」つって。

春日:それ以上の日ある?

若林:「開けなくていいよお前」つって止められたんだから。森伊蔵を開けるの。覚えてんなあ。

春日:ああ、私ももらったかも。で、実家に、うちの父親にあげたんだ、たしか。私もあんまりその時お酒飲まなかったから。焼酎も。

若林:確かにお前の親父さんは武藤さんの影響を受けてるもんな。

春日:どこがだよ?(笑) どこをよ? うちの父親が。

若林:パター決まったとやるもんな、これな。

春日:プロレスラブ? ゴルフラブ?(笑)

若林:(笑)

春日:出禁になるわ、ゴルフ場。グリーン上で(笑)。また怒られるよ。ゴルフ場の人に。そうだね、あったね。その武藤さんがね。

あと、大仁田さんもSNSで書いてくれた。何かで見たな。

若林:春日があれやったから。

春日:そう。あれをやって、「あれは俺のオマージュだ」みたいな。そうだから。それも嬉しかったね。

若林:大仁田さんは会ったことある?

春日:大仁田さんはね、天王洲スタジオでエレベーターが一緒になったことがある。

若林:すごいな、それ。

春日:何階かで止まってさ。止まる階って、1階か、スタジオがある3階かなんかじゃない。2階か何かよくわかんない階で止まってさ。なんで止まってんのかな。しばらく、マネージャーさんなのかな。「ちょっとすいません。待っててください」みたいな。結構乗ってんのよ。エレベーターの中。これ、誰?何だ?と思ってたら、大仁田さんが革ジャンで「すいません」つって入ってきて、(うわ、大仁田厚だ…)って。それぐらいだね。

若林:それって、大仁田さん行く階数押した時にバチバチッってなったりするの?

春日:なってないよ。

若林:煙上がって(笑)。

春日:なんで電流爆破エレベーターなんだよ(笑)。バーン! 煙ワーッ 充満しちゃって、1階でバカって開いて、ゲホゲホとかなってないです。

若林:なってない?(笑)

春日:なってない。行く先々が電流爆破じゃないからね。特殊能力。触るもんが全部電流爆破になっちゃうって(笑)。それぐらいだね。お話ししたことはないけども。試合も観に行ってね。観に行ってるから、川崎球場。あれ1994年? 1995年か。天龍さんとの電流爆破マッチ。

若林:ごめんだけど、それに関しては、リアルタイムの高校生? 中学生?

春日:中3か高1か。

若林:高1の時聞いてんのよ、俺その話(笑)。

春日:若林さんは聞いてるかもしれないけど(笑)。

若林:観に行ってるからね、じゃねえよ。

春日:観に行ってる。天龍×大仁田。FMWの。その話を水Dとしてたらさ、水Dでも行ってたっていうね(笑)。

若林:いいわ、それ。同じ行動ばっかしてんじゃない。

春日:「それ、どっち側? 私は3塁側だったのよ」。

若林:大人になってから一緒に夏祭り行って、水ぐっちゃんが今の奥さんとデートしてるところ目撃してさ。

春日:神宮の花火大会。

若林:いいから、その話。

春日:浴衣着ちゃってさ。

若林:新しい話してくれ!

春日:フローズン生持って歩いてたわ(笑)。

若林:今週の新しい話今してくれ。

春日:ないのよ、そんな。トークゾーンで話す以外のことは。

若林:トークゾーンはさすがに「それ聞いたわ」ってまるまるはないじゃん。いつか来んのかな、その日。

春日:来たら終わろうね。それ来ちゃったらもう終わりだよ。さすがに。

若林:サトミツも何回、大学時代、木をさ……。

春日:ハハハハハハハ 植えにね。

若林:植えに。どこだっけ?

春日:どこだっけ、海外。

佐藤満春:マレーシア。

春日:植樹しにさ。植樹? 植林?

若林:マレーシアに植林しに行ってさ。

春日:聞いたなぁ。

若林:マレーシアで竹串でピアス開けた話、お前何回すんだよ、あの話(笑)。

春日:そうだね。なんでしてないと思うんだろうね。でかい話なわけじゃん。この長い付き合いでさ。それ、出会った頃に最初にしてるかもしれない。
若林:いよいよなのが、春日がサトミツも俺も、3人とも途中で「あ、この話この人にしたわ」って気づいても話し続けるんだよね。

春日:そうかもね。

若林:やめないでしょ?途中で気づいても。

春日:やめないし、力で押しきれるんじゃないかと思っちゃう。止められずに。

若林:力で押し切れない。古典落語とかじゃねえからさ。

春日:もしかしたら相手も覚えてない可能性が。聞いたことをっていう意味での力で。パワープレイでいけんじゃないかって思うけど、やっぱ気づくよね。聞いてるほうもね。「それさ」って言われることもあるし。

若林:でも、俺は同じ話を違う番組ですんのは何とも思わないの。

春日:それはいいんじゃない? それはそうじゃない? それはいいと思うよ。

若林:でも、「同じ話を同じ番組でする」はダメじゃん。

春日:そうだね。

若林:だから岡ちゃんに本番前に「テーマ的にこの話ってこの番組でしたっけ?」って聞いたら、岡ちゃんと楽屋でも喋ってるから、岡ちゃんも「楽屋だったかテレビだったかどっちっすかね?」って(笑)。

春日:大事だよ。一番大事なとこ。それは覚えておいてほしい。マネージャーなら。一番近くにいる人間ならね。そこの判断は何とかお願いしたいよね。

若林:そうだよな。

春日:それはあるよな。

若林:でも、ラジオ聞いてても、この話聞いたことあるなって他の人のラジオであるけど、聞きたくなっちゃうもんなあ。ああいうの不思議だよな。

春日:しょうがないよね。同じ番組でしないっていうだけ守ればいいんじゃない? ラジオはしょうがないとして。

 

(中略)


若林:この間さ、ついにだけど、キン消しもそうだけどさ、スニーカーとかさ、子どもの時、中高生の時に買えなかったものを迎えに行く。それももう終わったもんね。寂しかったね。あ、終わったんだと思って。

春日:それは、ある時ふと、あんまりテンション上がんないなみたいなの気づくってこと? 新しいものを手に入れた時に。キン消しとか。

若林:俺、スニーカー用のクリアケースで、スニーカーをディスプレイする趣味の人のためのものが売ってるわけですよ。それが部屋にあって、買えなかったスニーカーで買ったやつがポンポンポンポンと入ってるのよ。これね、娘がもうちょい大きくなった時に「何これ?」ってなったらやだなって思っちゃった瞬間があるんだよね。

春日:なるへそ。ふと思った。

若林:うん、うん。靴がクリアケースに入って積み重なってる親父ってなんかやだなって。

春日:履かないしね。

若林:なに靴見てんの?

春日:なんで履かないでクリアケース入れて飾ってんだよっていう風に思うかもね。

若林:娘がそれを指さして、「これパパの。これもパパの。これもパパの」って1足1足ずつ言ってた時思ったんだ。あ、なんか恥ずかしいなと思って。

春日:ああ。確かに理解はされ……すぐには。されないかもね。

若林:親父が集めてるってやじゃん。なんか。

春日:そうだね。

若林:大人なのに。申し訳ないこんなこと言って。集めてんじゃねえよっていう。

春日:はい。はいはいはい。うん、そうだね。まずだから親父が集めてるものって子どもにはよくわかんないしね。

若林父は若林が子どもの時、千代の富士が強かった頃、絵の具で描いた紙相撲の力士を作り、トントントントン指でやって戦わせていた。番付ごとに分かれるように力士を収納していて、(何やってんだこいつ)と思っていた。

春日:そういうことだ。同じだ。靴。

若林:でも、俺は靴を並べてトントントントンつって靴相撲してないからね。エアマックスとジョーダンで戦わせたりしてないからね。

春日:相撲をしてるか、してないかだけの違いでさ、娘としたらその当時の若林さんと同じ「なんだこいつ!」と(笑)。

若林:(笑)

春日:種類が違うだけで。

若林:でも、お前もまだいろいろ集めてるよな。プロ野球チップスか。

春日:シーズンによるけどね。飾ってるものはないからなあ。「なんだこれ」とは子には思われないとは思うけど。理解はされない。やっぱりね。親父が集めてる、親父の趣味っちゅうのは。

若林:(笑)

春日:それは覚悟の上に突き進んでいくのか、やめるのか、だけでしょう。

若林:はいはいはいはいはい。

春日:それは理解されないよ。

若林:そうだよな。今は集めてるものってないのか。春日は。

春日:私は集めてるものはないかなあ。そんなでかいものも集めてないしね。靴だとか。キン消しも子どもの頃のやつあるけど、今集めてるものはないなあ。

 

(中略)

 

若林:こないだね、東京ドームライブ……東京ドームライブな、凄かったな。

春日:うん。本当にやっぱり凄いよ。どう考えても。

若林:16万人。

春日:同時にだよ。

若林:同時視聴。

春日:同時に我々は16万人もの人間を引きつけてたわけだからね。同時刻に。

若林:そういうことになるよな。

春日:何かが滞ったりしてるはずなんだよね。日本の何かが。あの時間帯だけ。それぐらいの影響力はあった。

若林:それもあってさ、今度スペシャルウィークは、来週4月20日サルゴリラの赤羽くん。「日大二スペシャル」つってやるわけじゃない。

春日:うん。楽しみだよね。

若林:それもあって同級生からすげえLINEが来んのよ、最近。火がついちゃって。長楽。

春日:長楽でこんなメニュー好きだったみたいな?

若林:あのポークライス、春日の再現度がそんな凄いんだったら食べてえな、みたいなLINEが来て。オガちゃんからもLINE来てさ。

春日:オガタね。

若林:1人だけだよな。学校でエアマックス95履いてたの。「危ないぞ」つって。「狩られるぞ」つって。オガちゃんがね、アフフト部のタメの奴らで集まろうという話を進めて。オガちゃん意外とフットワーク軽いから、アメフト部の全員に連絡したんだって。

春日:あ、そう。知ってたの。全員の連絡先。

若林:俺たちの番組とか見てくれてるから、若ちゃん、私と春日が同席っていうのは、『あちこちオードリー』観ててダメなのは分かってるから。

春日:ああ、いいね。さすがだね。

若林:2デイズに分けるつって。

春日:(笑)

若林:若林日、春日日で。メンバーも変わっちゃうけどみたいな。

春日:そうだよね。両方来れる人、全員が来れるとは限んないもんね。

若林:8人ぐらいは来れるらしいみたいな。来たいって言ってるみたいな話の流れになっちゃってて、「若林日、春日日で分けるから、春日には俺からまた別日のあれで連絡するからさ」ってオガちゃんに言われちゃってさ。

春日:(笑)

若林:オガちゃん、オールナイトの打ち上げもそうなんだけ、もんじゃの鉄板が違えば大丈夫だよつって。

春日:(笑)なるへそ! 我々の新年会方式ね。確かにな。

若林:「春日も俺と同じテーブルは無理だと思う。俺は大丈夫なんだけど、たぶん春日は無理だと思う。でも、鉄板が分かれてたら大丈夫だから」つって。「あ、そうなの?」みたいな感じで。

春日:確かにな。新年会スムーズだもんね。毎年ね。だいぶやってないけど。

若林:それも(宗岡)芳樹の時代から、石井(玄)ちゃんの時代から考えてくれてるっていうか。

春日:そうだね。いろいろ経て、経てだもんね。よくわかんないナントカ料理みたいな時もあったもんね。代官山かなんかの(笑)。

若林:コロナの時期もあってさ、東京ドームのさ、でも、あの日に打ち上げやったってことになって、前も喋ったけどさ、東京ドームホテルでの打ち上げ、時間めっちゃ短かったよ。

春日:(笑)

若林:お前は2次会行ったって言ってたけどさ。

春日:あの後ね。短かったから、なんかまだもうちょっとつって水Dとフワちゃんと宮脇選手とかと行ったんだよ。水道橋でしょ?あれ。日曜日で朝方までやってるとこないのね。1軒だけ見つけて行ったら、凄い混んでんのよ。パッて店見たらリトルトゥースだらけ。

若林:(笑)

春日:やってる店がないから。1番奥が空いてるつって1番奥行かしてもらってさ、途中で「あ、春日さん」とかパッて見たらケイダッシュのマネージャーが集まってる席があってさ、若手のマネージャーたちがいて、そこで「ああ」なんていって、朝まで飲んで。

 

(中略)

 

スペシャルウイークのゲストにサルゴリラ赤羽さん

 

若林:サルゴリラの赤羽くんが来るつって。赤羽くんが「夢の番組に出演できることになりました」みたいにどっかで言ってたみたいだよ(笑)。

 

春日:嬉しいね。ありがたいね。

若林:赤羽くんさ、『あちこちオードリー』にサルゴリラで来てくれた時さ、あの感じ喋れたの嬉しかった。

春日:うんうん。

若林:見てる人にうまく伝わらなそうだからサクっと言ったけど、女の子と喋れない感じ、さすがにあるよなみたいな話、一瞬だけしたよな。

春日:したかもしれない。

若林:赤羽くんも言ってたよね。女の子に夢描いてる部分が今もあるみたいな。

春日:うん。そうじゃない? だから本当にあの男も男子校丸出しなんだよね。

若林:だったね。いわゆるああいう奴らばっかりだったよな。

春日:そう。ああいう感じとか我々みたいな人間が出来上がるんだよね(笑)。そういう感じだよね。そういうのも話したいよね。

若林:話したいよな。

 

(中略)

 

若林:赤羽くんが来週来てくれて、春日がポークライスを作ってくれる。それで、日大二高出身のリトルトゥースが結構いて、長楽の写真とか送ってくれた人が結構いてさ。来週ようやく落ち着いて。長楽親父の写真も送ってくれた人いんの。春日びっくりするぞ。見てくれよ、これ。

春日:おい、おい、親父じゃないかよ! 一緒に撮ってる人が撮ったんだ。記念写真を撮ったその写真。親父じゃねえか。

若林:赤羽くんこの格好して欲しいんだよね。ポークライス持ってくる時。白Tに白タオル首からかけて、白の前掛けして。ベタに本当クソつまんない、ポークライスは550円ぐらい?

春日:そうだね。たしか。

若林:1000円出したら450円のお釣りで、マジで普通にお釣りで450万円って言ってたよね。長楽の親父ね。

春日:言ってたかも。

若林:「450万円」。俺がさ「もうお前それやめろ!」って言うの。それをアメフト部が楽しみにしてたよね。そのワンターンを。

春日:(笑)

若林:みんな「いいすよ」みたいな感じなんだけど、俺だけ「お前もうやめろつっただろ!」っていうのをアメフト部のみんながすごい楽しみにしてたから、それやりたいんだよね。赤羽くんに。赤羽くんにこの格好してもらって。フォルムが似てんだよね。

春日:似てるね。

若林:「450万円」って言って「お前やめろお前それ言っただろ」っていうのをやりたいね。

春日:(笑)

若林:ということで、4月20日楽しみにしていてください。

 

 

菅田将暉ANNで印象に残っている回

 

山田裕貴オールナイトニッポン 2024年4月15日

 

菅田将暉松坂桃李くんとの回はすごく言われるね。印象にみんなも残ってるんだろうね。一回、桃李くんが2週連続で来たことがあったの。これは、2週目は呼んでないの。勝手に来たの。

山田裕貴:えっ?どういうこと?

菅田将暉:1週目楽しかったんだろうね。翌週の夕方ぐらいにうちのマネージャーさんに連絡来て「俺今日も行っていいすか?

山田裕貴:今日も行っていいすか?

菅田将暉:「楽しかったし俺暇なんで」また来るっていう。

山田裕貴:それめっちゃ嬉しい。

菅田将暉:もちろん嬉しかったけど、邪魔だったけどね。こっちはこっちでやりたいこといっぱいあったから。作家さんとか「あいつ、もっと早く言えよ」とか言いながら。楽しいんだけどさ。

山田裕貴:今「やりたいことあった」って言ってたけどさ、めっちゃ提案してたの? これやりたい、あれやりたいっていうのを。

菅田将暉:いやいや、ほとんど俺が言うことはないけど、流れってあるじゃん。リスナーさんも1週間前からネタメール、今日のために送ってきてくれて、それの打ち合わせとかしてたりするわけじゃん。それ全部飛ばされて。関係ない遊戯王の話2時間ぐらいされて、みたいな。楽しかったけど。あれは結構覚えてるかな。

 

imadokiyuuka.hatenablog.com

 

ポークライスを振る舞った話


オードリーのオールナイトニッポン 2024年3月23日

 

春日:あの~こないだね、我が家に星野さんがね。実は。

若林:いや、そうらしいね。

春日:実は星野さんがポークライス食べに来ましてな。

若林:俺も聞いた。フワちゃんのラジオでも言ってたね。星野さんも言ってたし。

春日:だから、私一番最後なのよ。ラジオマナーみたいなものがなってないと……。

若林:それは一番格下だからな。お前。

春日:なんで格下なんだよ!

若林:それはお前は土曜日だよな。月曜から順だから。

春日:そうなんだよ。日曜だったからさ。失敗したなと思って、曜日選び。金曜にすりゃよかったなと思ってさ。金曜だったらいの一番に私が行けるわけじゃない。

若林:はいはいはいはい。

春日:日曜にやって土曜だから、今日だからさ、最後だ、順番が。だとしても、全部話すかねと思って。

若林:いやでも……

春日:事細かに。フワよ、とにかく。一番は。

若林:そこはさ、同じ話にしても入れる角度が違くて、あ、春日さんの角度はやっぱ春日さんだなと思わせればいいじゃない。今からやってみろ!ほら!

春日:(笑)なんだよ。なんだ、この演出家!

若林:ふふふふふ(笑)

春日:よーい、はい!じゃないのよ。全部話されちゃって。特にフワよ。フワで全部もう完了してんだよね。

若林:そりゃやるよ。フワちゃんは。

春日:フワオールナイトニッポンでさ、余白ないぐらい全部話しちゃってるからさ。どうすんだつって。

若林:そりゃそうだよ。星野さんとさ。星野さんだよ、だって。

春日:いやそうだよ。

若林:それと、まあ、三流タレント2人が邂逅したらさ。

春日:おい、待ってくれよ。なあ。いやいやいやいや、私はいいけどさ(笑)フワがさ、アメリカ行くんだよ、あの人。

若林:そうだな。それで言うと、春日が最後で逆によかったかもな。最初のほうが逆に怖いよな。

春日:まあ、そうか。ちゃんと話さなきゃないもんね。わかりやすくというか、顛末をね。

若林:足せばいいんじゃない?

春日:足す。

若林:フワちゃんと星野さんが話してた話にちょっとやっちゃいいじゃない。やっちゃえ、お前。

春日:それ一番ダサい。そいつ。

若林:本当はなかった話に、ちょっとあったのをバッと広げて乗せちゃえばいいんだ。やってみろ! ほら!

春日:なんだ、この演出家よ。

若林:ははははは(笑)

春日:そんな恥ずかしいことできるかよ。あいつ乗せてんな、盛ってんなって思われるだけじゃん、そんなの。

若林:“乗せ中”って出てな。テロップが。

春日:(笑)ただいま乗せ中。盛り中じゃないの。だから、話してないことといったら、こっちサイドの話はされてなかったの。春日家、迎える側というかさ。そこしかねえななんつってサトミツと話したんだけどね。

そもそもが、それもフワのオールナイトニポンで言ってたけど、私がね星野さんに、東京ドームありがとうございました、みたいなことを送らしてもらったのよ。

若林:はいはいはい。

春日:そしたら星野さんが、いやこちらこそみたいな、バーッとと返して、その最後のところに、ポークライスは僕もね、(日大)二校の近くに住んでたから、ポークライス。

若林:いや、そうだよな。これさもうちょっと、伝わってる? このすごさ。あそこに星野さんが住んでた。

春日:いや本当だよ。伝ってないかもね。すごさが。

若林:言ったら、長楽があった辺りって、まず、荻窪、阿佐ヶ谷、あと西武線だと下井草と

春日:下井草、鷺宮の辺りだよね。

若林:のちょうど真ん中だから、電車とかないから、たぶん家賃安いのよ。なあ。

春日:あ、そうかもね。

若林:あそこ、バスとかしかないから、だから学校作れたんだと思うんだけど。

春日:なるへそ。住宅街だね。

若林:どこからどう行って歩いても15分20分かかる場所なのよ。あそこって。

春日:(笑)ああ、そう言われてみればそうだわ。

若林:だから、日大二校も、荻窪駅からバスで行く人もいるし、みたいな場所なの。

春日:そうね。

若林:下井草とかからもな。

春日:うん。バスとか、私も自転車だったしね。

若林:自転車買うんだよな。遠いやつは。

春日:買った。オガタと一緒に買ってさ。荻窪西友でさ。共有でやってた。

若林:それでさ、急に長楽の味がやっぱ食べましょうっていう話になったわけ?

春日:それで、社交辞令的なことも含まれてると思うけどね、星野さんが「僕も食べたいです。ポークライスを。春日さんの家にお邪魔したら食べることできますかね?」みたいなことを入れてくれたわけ。

若林:はいはいはい。

春日:で、私がその返しでね、「いやいやいや、是非とも食べてもらいたいです」。食べてもらいたいよ、そりゃ。あのポークライスの味知っているの、私と若林さんと星野さんと長楽の兄ちゃんしかいないんだから、もう。もうというか、身近でね。

若林:あそこに住んでるすごさが伝ってんのかな。

春日:たまたま、我々が卒業して何年か後にあの辺りに星野さんが住んでさ。

若林:ロケ行きたいな。星野さんにアパートだけ聞いて、俺たち、星野さんが住んでたアパートを「『かっ』すが」で見るっていう。

春日:はははは(笑)

若林:「『かっ』すが」。

春日:「『かっ』すが」で「あ、ここだ、ここだ」とか言って?

若林: そうそうそう(笑)で、かくれんぼとかするの。家ん中で(笑)。絶対そうだろ? 「『ぷっ』すま」がやることといったら。

春日:そうだね。「やってみよう」なんつってね(笑)。星野さん役で、みたいな。
すごいことじゃない。

若林:すごいよな。

春日:そう言っていただいてね。「いやいやいや、そんなわざわざ家に来てもらうじゃなくて、私が星野さんのオールナイトの時に持っていきますよ」みたいに言ったの。したら、「いやいや、それは申し訳ないんで。本当に食べたいです」って来たのよね。

若林:うんうん。そうだろうな。

春日:そうなのよ。星野さんから「食べに行きたいです。実際に伺いたいです」みたいな返信が来た時が、ちょうど春日宅でフワを呼んで誕生日会をやってもらってたの。私とクミさん。2月だからさ。誕生日が私とクミさん。東京ドームのお疲れ様みたいなのを含めてちょうどやってる時に星野さんからの返信が来たのよ。「是非とも伺いたいです」みたいな。

若林:なるほど。

春日:でね、それまでのことは言ってたから。クミさんとフワに。「星野さんに送ったら、ニッポン放送に届けてもらうんじゃなくて、家で食べたいって言ってくれたんだよ」みたいなことを言ってたから、そのタイミングで来たもんだからさ。もう1回さらに「是非とも行かしてもらいたいです」みたいに来たもんだから、盛り上がっちゃってさ。うわあ! みたいになって、クミさんなんか立ち上がっちゃってさ、キャーーーーッ!みたいな感じよ。

若林:そうだろうな。

春日:したら、フワがさすがだよね。「今決めちゃいましょう。日程を。早いうちに。これは今決めないと、これ、たぶんないから。実際に今だったらバッと聞いて、もし無理だったら、日程が合わなかったらしょうがないけども、聞くだけ聞いてみちゃいましょう」なんて言って、「星野さん実際来られるとしたら、いついつだったら大丈夫なんですけどどうですか?」と。フワも含めて。春日家だけじゃ対応できないから、フワにも来てもらってやってもらおうっていうことで、こっちでね。

若林:これはでも、俺はあえてというか、いじらないけど、クミさんは嫌われるだろうな。

春日:(笑)なんちゅうことを言うんだよ。

若林:これはしょうがない。しょうがないよな。

春日:まあね。

若林:これはしょうがないよ。でもな。

春日:うん、すごいことだからな。

若林:さすがにすごいことだから。あと、あれだ。東京ドームライブの次の日の朝な、写真撮ろうつってうるさかったからな。クミさん。

春日:はっはっはっはっは(笑)興奮してたからね。

若林:眠れなくてさ俺さ。前の日眠れたんだけど、次の日眠れない。でも1時間でも寝とかないとな。寝れない。寝れない。あ、もうチェックアウトか。まあ、応出るかみたいな。トランク引いて出たら、ちょうど春日とクミさんと娘が朝食食べ終わって帰ってきたの。

春日:そうね。

若林:廊下で春日家3人と俺。「あ、昨日の今日でオードリーが。写真撮りましょう、写真撮りましょう!」眠れなくて、一応帰るかと思って。どけ!と思ったよ。

春日:(笑)まあね。クミさんもあの後、「なんか若林さんに悪かったな」みたいに言ってたけどね。盛り上がっちゃう。あの時ワーッと。すごいタイミングだったから。

若林:すげえ写真撮るからさ。クミさんて。

春日:残しときたいからね。

若林:(笑)

春日:それは申し訳なかったけどね。ワーッとなってね。
それで、そうやって言ったら、「その日大丈夫ですよ」ってなったから、じゃあこの日にしましょうってその場で決まっちゃってさ。そっからよ。それが1カ月ぐらい前なの。Xデーまで1カ月ぐらいあるのよ。その間ずっと浮き足だっちゃってさ。緊張感があるわけ。家に。帰るたびにテーブルのものとかがなくなってたりするのよ。

若林:掃除してんだ。

春日:そう。ちょこちょこ掃除というかね。

若林:ああ、でも、まあな、そうだろうな。

春日:ニトリで収納ボックスみたいのいっぱい買ってさ。

若林:収納して。

春日:収納して。私が台所の冷蔵庫の横とかにバーっと床に並べといた缶ビールとかが知らない収納ボックスにさ、真新しい、収められてたりするのよ(笑)。

若林:(笑)

春日:あれ? ないぞ、ビールが。

若林:でも、ま、そうだろうな。

春日:いらっしゃるまで、なるべく準備というか、きれいに(笑)。

若林:そうだよな。でも、すごいよな。よく考えたらな。

春日:いや、すごいよ。

若林:フワちゃんもそうだし。

春日:勢いでというかね、そういうふうになってさ。

若林:それは二ッポン放送の社長も来んの? そのメンバーで。

春日:なんで社長が来んのよ。

若林:冨山さんととニッポン放送の社長来ない?

春日:来ないよ。

若林:オールナイトのメンバーだからさ、一応あんのかな、そういうの。

春日:いやいや、それは変じゃん(笑)。

若林:ルシファー吉岡とみんなで。

春日:関係ない。ルシファー君。ポークライスの味、知らねんだからさ。

若林:ルシファーやるから。今日3時。

春日:うん、やるけどね。

若林:オールナイトファミリーだから。

春日:知らない人に振る舞ってもさ。

若林:あ、そうか。

春日:ポークライスを。そこだから、そもそもの。

若林:星野さん的にもそうなんだろうな。ポークライス食べたいっていうのがまずでかいから。

春日:そう。そこなのよ。

若林:そこだろうな。あの味だけはもうな。店閉まっちゃったら食べられないもんな。

春日:食べられないしね。

若林:それが食べられる。

春日:我々も散々探してさ。似たような味を出す町中華ないかつって。結局見つからなかったから私が作ってみようと思ってね。

若林:そうだよな。

春日:長楽の兄ちゃんに訪ねて行って教えてもらったということだから。

若林:毎日ちょっとずつ掃除してくの?

春日:毎日ちょっとずついろんなものがすっきりしていくわけよ。

若林:はいはいはい。最終的には旦那も。

春日:旦那も片付けられちゃって。誰がつくるんだ、ポークライス。

若林:(笑)ってなっちゃって。

春日:ってなっちゃうから、私はギリギリ免れたけどね。片付けられるのを。

若林:陰毛みたいなもんだもんな、お前は。

春日:(笑)

若林:春日家のな(笑)。

春日:なんでこんあとこについてるんだ、じゃないのよ。

若林:フローリングに落ちてる陰毛だからな。長めの陰毛。

春日:でも、その陰毛が作るからね。ポークライス。

若林:あそうか、そうか、そうか。陰毛ライス。言わば。

春日:いや、陰毛ライスじゃ食べてくんないよ。思い出の味でも何でもない。

若林:星野さん食べそうだけどね。「陰毛ライスちょっと食べてみたいな」って。

春日:1回ね。1回試してくれるかね。

若林:好奇心ある方だから。

春日:何の話なんだよ(笑)。

それでね、何日か後に。サムギョプサルもしよう。ポークライスだけじゃなんだから。

若林:なんでだよ?

春日:(笑)

若林:汚ねえ話になるな、急に。

春日:いや、汚なくない。

若林:整理できてねえな。世界観が。

春日:それもフリがあってね。

若林:お前は……フリあんの? サムギョプサル。聞かしてちょっとそれ。

春日:それは、フリというか、流れよ。

若林:流れ?

春日:クミさんとフワちゃんが星野さんのところにゲストで呼んでいただいた時に、家でフワを呼んで、さあ、どうしよう、作戦会議をサムギョプサル食べながらやったという話をして、それが美味かったみたいなこと言ってくれたからね、フワが。星野さんが「ああ、僕も食べたいですね」みたいなことを言ってくれたわけよ。「サムギョプサルパーティしたいです」っていうので、ポークライスだけじゃなんだから。

若林:まあ、そうか、流れはあんのか。

春日:うん。っていう流れで、それもすることになって。で、そのサムギョプサル鍋みたいのが何日か後に届いたりとかしてさ。クミさんが頼んでね。銀の箸とかあるじゃん。韓国料理屋さんのああいうの揃えたりとかしてね。

若林:あんなの家に置くのか、あれ。重いやつな。

春日:(笑)重いやつ。そうそういうのが届いたりとかして着々と準備は進んでいくわけですよ。そうなってくると私よ。メインは私だからね。ポークライスがその通り作れないと意味がないから、その会の。

若林:そうなんだよ。なんだったら長楽の世界観で押し通してほしい、そこは。

春日:どういうことよ? 長楽の世界観って。

若林:お前が黄ばんだ白T着て坊主にして(笑)。

春日:なんで大将に似せなきゃないのよ。このためだけに。

若林:目をギョロっとさせて(笑)。

春日:震えながらやかんで水入れたりとかして?

若林:そこまでやってほしいのよ。それは星野さん知ってるじゃん。長楽親父知ってる。芸能界でいないぞ、長楽親父知ってる人(笑)。

春日:(笑)

若林:俺らと星野さんだけだ。あの親父知ってんだもんね。よく考えたら。星野さん(笑)。

春日:いや、本当だよ。

若林:(笑)いや、すごいことなんだよな。あの店の感じな。

春日:二校生なら、二校校出身だったらまだわかるけどね、そうじゃないから。

若林:この間、作家のヅカ(飯塚さん)がさ、「これ知ってます?」どっかから長楽の当時のメニュー、店の中に貼ってある黄色のメニューの看板を、写真を見つけて俺に送ってくれたの。俺さ、高校生の時知らなかったんだけどさ、ビールとか書いてあんじゃん。ソフトドリンクのところにさ、コーラ、ポカリって書いてあるんだな。

春日:ポカリ置いてた?

若林:うん。

春日:その記憶ないな。

若林:その下にさ、マジで?と思ったんだけど、ソフトドリンク3種類。コーラ、ポカリ、ミルクティーって書いてあって(笑)。

春日:ミルクティーなんかあった?

若林:ミルミクティーあったと思って、マジでそれびっくりした、俺。

春日:ミルクティーあった? 飲んでるやつ見たことないけど。

若林:なんで? その3つと思って。高校生にあれしてんのかなと思って。

春日:そのチョイスがすごいね。

若林:俺たち全員、アメフト部全員が頼まなかったメニューって結構あって。

春日:あるあるある。

若林:こんなメニューあったんだみたいな。今だったら食ってみてえなみたいなのもあった。

春日:ああ、そう。

若林:それを星野さんが知ってるっていうのが俺はびっくりなの。

春日:いや、そうだね。二校生でもないのに。

若林:ないのに。

春日:二校出身じゃないのにね。いや、そうよ。だから、私よ。家でまず作れんのかな。家で作れなかったからヘイタクのとこで借りてね。

若林:火力な。

春日:火力でって作った。そう考えると、またヘイタクのとこ行って作ってこないといけないかな。

若林:ああ。

春日:だから東京ドームシステムよ。ヘイタクんとこで8割ぐらい作って、仕上げを家でやるぐらいじゃないとダメか。でも、直前で行ける日ないぞとか思って。とりあえずヘイタクに連絡してみて、店が借りれるかどうか。家で星野さんに振る舞うことになったんだよみたいな連絡したのよ。したら、ヘイタクが「中華鍋があればいけるかもわかんないですよ。ポークライスだったら」つって。あ、そう。私が家でやった時は普通のフライパンだったのよ。だから、だめで。一応やってみるかと思って。「中華鍋どんなんがいいの?」って言ってしたら、「写真送ります。店にあるこういうやつだったら大丈夫です」とかって写真送ってもらって、それを合羽橋まで行って探したらあったのよ。同じような感じのやつが。それ買ってきて。中華のお玉と一緒に。長楽おやじが使ってた、全部こうやって。あるじゃん、中華お玉。

若林:はいはい、塩とかやるやつ。

春日:塩とか全部こうやってね。

若林:同じやつでな。米とか入っちゃってんだよな。塩の中に。

春日:入っちゃってんの。塩とか醤油とかで器が分けてわけてあるんだけど、全部それでやるから全部それに入っちゃう。

若林:混ぜちゃってんんだよな。

春日:混ぜちゃって。でっかいお玉が売ってたから、あれも買ってさ。で、中華鍋って調べたらいきなり使えないのね。空焼きとかしてさ。錆防止の薬剤みたいなのが塗ってあんだって。だから、それをまず落とさなきゃいけないって空焼きするのよ。真っ黒なんだけど、中華鍋。それを全体が灰色になるまで高温で。それがさ2時間ぐらいかかんのよ。

若林:へえ。ずっとやんなきゃいけないんだ。

春日:ずーっと、真ん中やって、横とか全部ぐーって回しながらさ。

若林:そうなんだ。

春日:真っ白にして、それを洗って、また鍋かけて水気飛ばして、油引いて、油を塗るというか。油でワーッと鍋全体を満遍なくやって、また洗って、次はまた油引いてくず野菜入れて、くず野菜炒めて、それを処理して、また洗ってみたいな。最終的に油塗って保管みたいなさ。やんなきゃいけない。手間かかるのよ。それやって何とか中華鍋を使える状態にして。それでなるべくポークライスをやってみようつって。炊いたお米とか、米は炊き立てがいいのかとかいろいろやった。何回か試して作ったらできるようになったの。家で。

若林:おー。

春日:ああ、これだと思ってさ。で、当日を迎えるわけですよ。

何時何時にいらしてくださいと時間を3人で決めて、私その日、ロケーションが入っちゃって、ちょっと遅い時間になっちゃったのよ。そこからスタートだとちょっと遅くなるわけ。それだった申し訳ないなと思ったから、クミさんと相談して、私が帰る前に集まっててもらって、そこでサムギョプサルとかやっててもらって、そこに私が帰ってくることにしようみたいなことになったのよ。その上でフワちゃんには30分ぐらい早めに来てもらって備えようと。

それは、仮に、春日家にフワちゃんが来る時は予定時間より遅れて来ることがあるから。そうなるとあの星野さんと2人だと、さすがにそれは一番避けないと星野さんに悪いしね。

若林:確かに。

春日:気遣ってもらっちゃうじゃない。だから、ちょっと早めに来てもらって備えようってなったの、私はこの時間しか帰れないとなって、当日よ。私がこうロケーションを終わってさ。時間通りぐらいに終わったのよ。スケジュール通りぐらいに終わって、パッてスマートフォンを見たら、クミさんからの「まだ終わんないの?」とか「なるべく急いで」みたいなのがバーっと入ってんの。いやいやいや、別に押してるわけじゃないし。何時何時に終わって、その場所からだとこれぐらいに帰れますよっていうのは伝えて、そのとおりに行ける感じだったのよ。だけど、ブワーッと入ってるの。何事か焦るじゃない。連絡してみたら、フワちゃんと連絡が取れないと。

若林:なるほど。

春日:ついさっきまで連絡が取れたのに、急に連絡が途絶えたと。どうしよう。星野さんが先に来ちゃったらどうしよう。急いで帰ってきてくれって言われたの。ああ、それは大変だってなるじゃない。なるべく急いでさ、私も焦りながら帰ったのよ。

で、バーっと玄関のドアを開けたの。したら、部屋の奥からうわーっと盛り上がる声が聞こえてるわけ。何かなと思ってバーっと入ってったらさ、星野さんがうちの茶々を転がしてさ、みんなで盛り上がってんの(笑)。

若林:かなりもういい状況じゃん。

春日:いい状況。何これ?と思って。どういう状況?つって聞いたら、フワちゃんが直前になって連絡がつくようになって、星野さんがいらっしゃるちょっと前に着いて、その後星野さん着いて、今この状況と。

若林:はいはいはい。

春日:あ、そう。だったら連絡してくれよと思うじゃん。クミさんに。

若林:確かにね。

春日:こっちは焦りながらなるべく急いで帰っててさ。

若林:クミさんもする余裕がなかったんだろうな。

春日:なかった。たぶんね。茶々も普通だったらめちゃくちゃ吠えるの。人に。お客さんに吠えるのに、全然吠えずに、腹見せて転がり回ってるわけ。すごい状況だねなんつって言って。

で、パッてフワ見たらさ、見たことない格好。いつもうち来る時は、なんかよくわかんない派手なトレーナーとさ、いろんなプリントが足についてるスウェットみたいなの着てくるのにさ。

若林:嫌だな、それバレるの。

春日:なんかシュッと黒いワンピース。

若林:それ嫌だな、バレるの。でも、そういうことなんだろうな。

春日:そういうこと。女子プロレスラーが年間プロレス大賞の授賞式に来るみたいな格好して、見たことないぞ。なんだ、これ?って。

若林:フォーマル。

春日:そう。パッてクミさん見たらさ、同じような黒いワンピース着てるのよ。

若林:ああ。でも、なんかそんなイメージあるわ。

春日:あれ?つって。私これ見たことない。この服。

若林:大事な時、そういうの着るイメージある。

春日:そんな中、星野さんは、フワちゃんとこのラジオのパーカー着てるの(笑)。何?このバランス!と思って(笑)。星野さんもなんでそれ着てきてんの?

若林:星野さん、フワちゃんのグッズのパーカーずっと着てるよね(笑)。俺と星野さんが1回だけやったドームのリハもフワちゃんのパーカー(笑)。星野さんフワちゃんのパーカーも着るんだと思って。

春日:だからあえてじゃないんだね。普段使いしてんじゃない?

若林:あえてじゃない。普段着てんだよ。

春日:なんだこのバランス、と思ってさ。それを気づいてさ。じゃあ、うちにもあるから。私とクミさんの分があるからね。フワパーカーがさ。私とクミさん着替えてさ。フワパーカー着て。

若林:みんなで着て。

春日:みんなで着て。サムギョプサルやって。星野さんもさ、シャンパンとか買ってきてくれてね。

若林:へえ。

春日:星野さんとクミさんは飲まないから、ノンアルコールのシャンパンみたいの買ってきてくれてさ。

若林:ああ、そういうのも用意しそう。

春日:それ飲みながら、ハハハとか言ってサムギョプサル食べてさ。

若林:それが腹立つな。クミのな。

春日:何がよ?

若林:舞い上がって緊張して喋れないぐらいの感じで行けやと思うんだけど、緊張した上で喋るだろ? あいつ。

春日:(笑)まあね。

若林:で、どうなったんだよ(笑)。

春日:いやいや、なんだ聞きてえのかよ!

若林:ははははは(笑)

春日:聞きたかったのかよ! ポーククライス振る舞ってさ。したら、星野さん「最高です」って言ってくれて。

若林:そうだよね。

春日:本当にね、よかったです。

若林:(笑)

春日:(笑)

 

ポークライスを食べに行った話


星野源オールナイトニッポン 2024年3月19日

 

皆さん、たぶんあれなんですよね。早くしろと思ってるんでしょ。この話を(笑)。早くポークライスの話をしなさいと。春日家に行ったのでしょうと。フワちゃんと一緒にと。その話、するかしないか、ずっと考えてました。今日するの?しないの?どっちなの?っていう。

しないというのはありますか? しないという答えはありですか?(笑)

一応理由があるんですよ。なんでかっていうと、昨日の夜中、オールナトニッポン0、3時から毎週フワちゃんがやってますけれども、フワちゃんとね――。

何かっていうと、僕が一人暮らしを一番最初にした阿佐ヶ谷。そこに4年ぐらい住んでたんですよ。その中で、超貧乏。というか、お金全然ないよっていう時から、それでも4年なんで、23、24ぐらいまでいたんですけど、まだ全然稼げてないみたいな時にずっと暮らしてたんですけど、そこで“長楽”っていう中華料理屋さん、町中華があって、そこがすごい美味しいと評判だったんですよ。もちろん高級みたいなとこじゃないんで。町中華なんで。親しみやすいんだけど、そこでも僕は全然お金払えないぐらい。最初お金全然なかったんで、わりと憧れの場所で。で、ちょっと自分で稼げるようになってからやっと行けた。そこで食べたポークライス美味しかった。

ポークライスって何?みたいに思うかもしれないけど、チキンライスみたいなもんでのよね。ケチャップ味の炒めた。だからオムライスの中に入ってるのみたいな。本当にそれこそそこに卵をかけたらオムライス。中華料理屋さんで出てくるオムライスのライス部分の、肉がチキンじゃなくて豚肉であるという。それがすごい美味しかった思い出があって、それを普通に美味しかったな。でも、行かなくなっちゃって、そもそもお店自体がなくなっちゃったなって思ってたんですけど。
そこに同じく思い出の味として、足繁くというか、通っていたのがオードリーの2人なんですよ。日大二校という長楽のそばにあった学校に2人は通ってた。で、お友達として2人が過ごしている中で、後に2人はお笑いのコンビとなって、この間、東京ドーム公演を成功させましたけれども。ラジオ、オードリーのオールナイトニッポンでね。そこに僕もゲストで出させてもらった時に、僕、歌を2曲歌いましたけど。

そこの前のトークで、春日さんトークですよ。幻のポークライスの味を再現しましたっていうトークだったんですよね。で、実際にポークライスを作ってきて、若林さん食べてもらうというくだりを僕はバックステージというか、裏側で見てて大興奮ですよね。もちろん僕は高校を卒業した後の 一人暮らしの一番恨み辛みちゅうか、何者でもなさ過ぎて辛かったぜ、みたいな期間を過ごしている4年間。そこに同じく、高校の時もそうですけど、いわゆるお笑いコンビになってから、春日さんはその街に住みつつ、漫才の稽古を道端とか高架下とかでやってた。2人ともわりと共通して恨み辛みが街に染み込んでる、道に染み込んでるというような話で『LightHouse』という番組で盛り上がりましたけれども。同じような思い出を持っていると思ったけど、まさか同じ店のあの同じ味が思い出の味だとは、ということで大興奮して、その後の僕のトークセクションというか、歌ってるところのトークセクションでその話をして、「僕もなんですよ。いつか食べたいです」なんて言ったら、終わった後に 春日さんからLINEが来ましてね。

春日さんってLINEしないじゃないですか。普段。あんまりね。あんまりしないと聞いている。でも、してくれて「本当にありがとうございました。もしポークライスが食べたい時はいつでもニッポン放送に持っていきます」。それはさすがに申しわけない。でも、「いつでも食べに来てください」と言ってくださったんで「行きます」みたいな話をしてた。

その「行きます」と言ってた時に、たまたまたぶんお家でクミさんの誕生日パーティをフワちゃんがしてたの。それで、そこでもちろん春日さもいて、フワちゃんが気を利かせてくれて、LINEグループをそこで作ってくれて「ポークライスの会」という名前の、「ポークライス」という名前のLINEグループを作ってくれて、そのアイコンは春日さんの新車が写ってるんですけど(笑)。車が。東京ドーム公演でボコボコにされた新車が写っているんですけど。それで、日にち決めましょうといって、みんなが空いてる日で。それが先日行われたんですけど、その話を今日しない可能性があります。(寺坂さん爆笑)

なんでかっていうとね、やっと理由言いますわ。昨日のオールナイトニッポン0でフワちゃんが全部喋っちゃったからなんです(笑)。あのね、本当に、これはね、見事に全部をしっかり余すところなく、ほぼ余すとこなくきれいに面白く再現してくれたので、もう言うことないなみたいな。これでいいじゃんみたいな。だから、フワちゃんのオールナイトニッポン0を聴こう。最初のCMの後からポークライスの話になりますから。
ダメですかね?(笑)

俺サイドから、本当にでもね、ポークライスを準備してくれるのも春日さんだし、迎え入れてくれるのも春日さんの奥さんクミさんとフワちゃん。僕は行って食べて。で、めっちゃ美味しかったです。めっちゃ美味しくて、しかもあの長楽の味で感動したし、すごい美味しかったです。はい以上ですっていうぐらいなんですよ。マジで。だから何もないの。準備してくことがあんま。もちろん差し入れ、お酒とジュースを持ってきましたけど。なんかあるかなっていう。ばっちりなんですよ。フワちゃんの話すこと。だからたぶん、もしかしたらわかんないけど、春日さんもこの土曜日話すかもしれない。だから、ないんじゃないかな、話すこと。でも、準備してる時の話とか、もしかしたらあるかもしれないけど。だから、春日さんの話を楽しみしてようかなと(笑)思うんですけど。

なんだろうな。僕目線で言うと、あれですよ。春日さんってさ、ケチって言われてるじゃない。節約家というか。ラーメンに味玉をつつけることさえも許さない。相当な節約家ですよ。だけども、そんな春日さんがお食事を振る舞ってくれる。

着いた途端に、最初、春日さんは来てなかった。というか、お仕事で30分ぐらい遅れて来られたんだけど、まずクミさんが嬉しそうに「うちの春日がずっと準備してて。このために中華鍋を買った」なんて言って。フワちゃんはフライパンって言ってたんだけど、俺初めて見たんだけど、フライパンサイズのちっちゃい中華鍋だったの。春日さんてでかいじゃん。だからお玉で作ってるみたい(笑)。すごい不思議なちっちゃ中華鍋なの。すごく可愛い中華鍋で。それも買って。で、長楽で出たようなお皿も買ってきてくれて。

だから、すごい散財してるんですよ。相当気合いを入れくれてるというか、この催しを喜んでくれてるんだなというのがまずちょっと嬉しかった。あんまりそういうイメージないじゃん 。なるべく節約して、あとは原材料のお金もくださいねって言いそうじゃん。キャラ的には。豚肉が幾ら幾らでとか言いそうだし。普通にだから俺、わりと普段電子決済なんですよ。ちゃんとお札と小銭を持っていったの。そのために。ちゃんと払えるように、細かく1円単位で払えるように、割勘みたいな感じになるだろうからと思ったんだけど、いや、びっくりだよ。だってお金取らなかったんだから。あの春日さんが。

そりゃそうでしょって普通思うじゃん。でも、春日さんだったらやりかねないっていうか。だから、すごい、あ、特別なんだな、今日っていう。

それで、中華鍋って油とか馴染ませないといけないじゃん。だからちょっと手間かかるんですよ。仕込むというか。中華鍋を中華鍋として成立するために、普通に使っていると焦げてくっついちゃったりするんで。だから、たぶんそういうのもやっただろうし。あと、試作も僕のために重ねて作ってから万全の状態で。

で、作ろうとし始めてくれて、食材とか置いてる時にも、切ってザルに細かく分けてラップしてあってみたいな、めっちゃ気合いを入れてくれて、それで楽しそうに作ってくれて。その作ってる様をフワちゃんが克明にレポしてくれてるんで、それをぜひ聴いていただいて。本当に美味しくて。

あともう一個びっくりしたのが、先日、春日さんが1人でロケで海外に行ったという話をオールナイトニッポンでもされてたと思うんだけど。番組で。LAまで行ってたと思うんだけど、LAに行ったって言って、フワちゃんにお土産を渡してたの。「これ可愛いから買ってきたんだよ」とか言って。あ、お土産渡してると思って。「フワ女に」って言ってて、あ、フワちゃんのこと「フワ女」って呼んでるんだ、普段と思って(笑)。ちゃんと春日さんが春日さんを貫き通してるんですけど、「フワ女にね」とか言って、すごい可愛いコップというか、カップみたいのあげてて、やっぱ仲いいんだな、2人と2人と思って。

もちろん僕は欲しいなんて思ってないですよ。当たり前ですけど。だって、僕が来るっていうのもわりと最近決まったし。日にちも最近決まったんで、きっとないだろうなと思ったら、「いや星野さんにもね」って言って春日さんが出してくれたのがこのドジャースのTシャツ。すごくない? ドジャースのTシャツくれたんだよ。春日さんが。お金も請求されなかったよ。本当に。されるかなって本当に最後まで思ったんだけど、全然。すごい嬉しかった。買ってきてくれたの。だからなんか嬉しいなっと思って。

そこら辺ぐらいかな。僕が言えることと言えば。

あとは、お子さんのお遊戯会のビデオをずっと見て(笑)。その後、東京ドーム公演のビデオみたいなのを、ご本人だからもらってて、プロレスのくだり、フワちゃんとのくだりを見て、春日さんが解説してくれたの。ここはこういうオマージュなんですよみたいな話をしたりとか。すごい楽しく過ごして、僕のライブのところも見れて、あ、こんな感じだったんだな、あ、いいななんて思って、で帰りましたね。そんな感じですわ。

あともう一個言うことがあるとしたら、春日さんが1回(笑)やっぱりフワちゃんがトーク上手いというか、いろんな話をしてくれた中で、春日さんに、若林さんとはこうなんですか?みたいな話を聞いた時に、「いや、若林はね」って1回言った時があったの。そしたら「春日、普段もそうやって呼んでんの?」って突っ込んで。さすがキャッチするなと思って。「呼んでんの?」って言うから、そしたら春日さんが「いや、普段は若林さんだよ」って言ってて、可愛いなと思って。「普段はというか、プライベートで若林って呼んでないですよね?」「そうですね」って言ってて、「なんて呼んでたんですか?昔から」って言ったら、「キポさんだね」って言ってて。キポさんとわりと言ってるよね? あんまり言ってないのかな。たまに言うよね。たまにキポさんって言ってて、それは学校に行ってた時からのあだ名っていうか。あだ名の由来って言ってた? 言ったことある? 春日さんて。

今、当番組のディレクターがオードリーのオールナイトニッポンのADなんで聞いてるんですけど。あんまり由来って言ってないかな。知ってる人もいるか。ね。僕は初めて聞いたんですよ。キポさんてなぜ呼ぶようになったかっていうのの由来を教えてくれて、その時に話してる感じが、ああ、なんかお友達なんだなっていう感じで話してて、すごい楽しそうに喋ってて。こういうふうにキポさんて呼ぶようになったんだよ、みたいなのがすごい面白かったなっていう感じでしたね。なんかいい話聞けたなっていう。

ちょっとメールが来てるんで読みます。「春日家でポークライスを食べる会。フワちゃんの昨日のラジオでもう大興奮の報告がありましたね。フワちゃん自身、その日の出来事が夢だったんじゃないか。信じてと叫んでいたので、是非源さんの口からも教えてください。」

そうですね。今話しましたけれども。

続いて。「もう巷はポークライスの話で持ち切りです。」そうなの?「昨夜のフワちゃんのオールナイトニッポン0にて、春日家においてポークライスパーティーが開催されたことが明かされましたね。春日さんが合羽橋まで行って新調されたこと、源さんとクミさんとフワちゃんの3人で春日さんを待つ時間があったこと。ポークライスを作る春日さんの写真を撮っている源さんをフワちゃんとクミさんが連写。」めちゃある、今。カメラロールにめっちゃあります。

「で、迎えにいらした奥様をみんなで出迎えてフワちゃんのその後の記憶が飛んだこと」(笑)。言ってた言ってた。「どれも微笑ましくキャイキャイしながら聴きました。何より驚いたのは、春日家の暴れん坊の茶々が、」お犬ね。「源さんには吠えることなく最初からなついたということ。前に源さんは動物に好かれるとおっしゃっていましたよね。草野仁さんにまで噛みついた茶々を手なずけるなんて本当にすごい能力です。」本当にどういう状況?と思って。草野さんを。

そうそうそう。そうなんですよ。これね、フワちゃんが言ってくれたお話なんですけど、最終的にフワちゃんが夢のようだみたいな話をしてくれて、信じてもらえないだろうと。スタッフの人に全然信じてもらえない。信じて。あったもん。本当にあったもんていう、あのトトロのメイちゃに最終的になるっていう。「本当に見たもん!」みたいな。「トトロ見たもん!」みたいな感じに、声もそっくりになるっていう状況でトークが終わるんですけど。それの俺はだから答え合わせをしたほうがいいですよね。本当なのかという。僕はもう一言で納めたいですよ。

全部本当です。だから信じてあげてください。ちゃんフワを。帰る時に3人で見送ってくれたのもそうだし、フワちゃんがちょっと言葉を最終的になくしてたのも本当なんで。すごい面白かったし、フワちゃんがすっごい可愛い黒のワンピースを着てたのもそうです。すごい素敵でした。

そんな感じですね。

そんなわけで、今日の1曲目はやっぱりこの曲じゃないでしょうか。お送りしましょう。星野源で『おともだち』。

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夢みたいな日の話


フワちゃんのオールナイトニッポン0 2024年3月18日

 

先月ちょっと話したんだけど、春日が星野源にポークライスを振る舞うという世紀の謎イベ、それがついこないだ開催されまして。ちょっとこの間話したんだけど、オードリーの東京ドーム(オードリーのオールナイトニッポンin東京ドーム)で春日さんと若林さんの思い出の味、長楽のポークライスっていうのを星野源さんも食べたことがあったって言ってました。どこだっけ? 阿佐ヶ谷か荻窪。忘れちゃったけど。行ってましたって言って、星野源さんも行ってたんだって盛り上がって、お礼のLINEの流れで星野源さんが「今度食べさせてください」「振る舞いますよ」みたいなやつがあって、それが春日さんちで開催されたんだけど。

1カ月前からクミさんをはじめとした全員がめちゃくちゃ楽しみにしてたのね。星野さん甘いもの好きらしいから、「じゃ私キルフェボン買っていきます」。クミさんも前ちょっと話してた「サムギョプサル私も用意します」みたいになって。でも、一番楽しみにしてたのが春日で、ポークライス振る舞うために新しいフライパンを買いに行ったり(笑)何回も予行練習したりして、合羽橋までお皿とかも買いに行って備えてたんだって(笑)。可愛いと思って。それもクミさんが都度ムービーとか送ってくるから、私も全部知ってて。「買ってます」とか言って。

集まりの1日前に、もともと7時半に集まる予定だったんだけど、カスちゃんが終わるのが遅くなるらしくて、9時になっちゃうみたいな感じで、クミさんが「春日が9時になっちゃうんですけど、9時だと遅いんで、先に我々で8時から集合しておきましょうか」っていうLINEが来てたのよ。

ちょっと待って、あれ、なるほどと思って、私。だってさ、春日さんを置いてってことは、最初、春日さんとポークライスを食べるっていう約束をしてたのに、春日不在のまま、クミとフワ、ファン2人。これを星野源に相手させるって、可哀想すぎるそれはと思って。いやいや、それはヤバいって。たった1時間とはいえ。私だったらヤだもん。ファン2人の間にそんなの絶対やだし(笑)。絶対それはやめなきゃって思ったんだけど、春日さんちにお邪魔するわけだからさ、お家の都合もあるし、そんな遅くになっても迷惑だから言ってるのかもしれない…。

いや、でもやっぱクミ、フワ、源は、それでもやっぱ変じゃん。変!変!絶対変だって。絶対私だったらも本当に嫌だから、急いでポークライスってほうのグループじゃなくて、春日家っていう春日、クミさん、私っていうLINEあるのよ。別に私は春日家ではないんだけど。正確に言うと(笑)。でも私も含めて春日家っていうLINEがあるんだけど、そこで、「星野さんポークライス到着までお話に付き合わすのも悪いんで、星野さんも9時頃来てもらうっていうのはどうでしょうか?」みたいな感じで言ったのよ。そしたらクミさんが「でも、9時集合だとさすがに遅くなって悪くないですか? だから先に集合するとして何話しましょう」みたいな感じだったのよ。私も私で気遣ってる、クミさんも気遣って、遅くなると申し訳ないからっていう別方向のお互い気遣ってて。クミさんも、でも何話しましょうっていう、星野源を迎える態勢はしてんのよ。どうしましょうって言ってるから、遅く来てもらったら、どうするも何もしなくていいんじゃないかなと思ったんだけど(笑)。

私が「じゃあ、星野源に何時に来るのが希望か、個人LINEでこっそり聞いてみましょうか」みたいな感じで言ったんだけど、ちょうどそれをやってる間に、ポークライスのほうのグループLINEで星野さんから「8時了解です。交通手段何々です」みたいな感じで来てたの。ちょうどすれ違いで来ちゃって。私も、いや、なんでだよ! 嫌だろ絶対。これわかって言ってる? 「春日さんがいないですよ」って部分ちゃんと見てんのかなと思って。だって当初の目的はポークライスを食べるって言ってた。それがさ、フワとクミとファン2人で、茶々もいるし。子どもと。

茶々めっちゃ吠えるし。うるせえぜ。めちゃくちゃ永遠に喋り続けてしんどいだろうみたいな感じで思ったんだけど、実際どっちかわかんないけど、平気って思ってる可能性もある。私が気にし過ぎなだけで。だから、そこで星野さん「オッケーです」って言ってんのに、私が「しんどくないですか?」とか言って話ややこしくするのも違うかなって思ったから、クミさんに「ちょっと私考え過ぎでした。ごめんなさい」みたいな感じで言って、それでま8時からってことになったんだけど。

クミさんから直後に「ちょっと電話していいですか?」ってLINE来て。やっば怒らせたかもって思って。私が余計なこと提案したから。うわあ、どうしよう。これ大丈夫かなと思って恐る恐る出たら、「いやあ、ヤバいですね。ついに源様うちに来ます」(笑)「ちょっと作戦立てましょうか」。ただの受かれ電話で。怒ってるかと思いきや、はやる気持ちを抑えられなくて思わず電話しちゃった みたいな感じで。

でも、クミさんは、実際8時になるっていうのは決まったものの、「どうしましょう」みたいな感じで言ってたんだけど、追い打ちをかけるようにクミさんが「ま、緊張しますけど、いざとなったらうちの○○ちゃんのお遊戯会のDVDあるんで、それで30分もつんで大丈夫です」(笑)。いや無理だろ! ヤバそう!と思って。人んちの子どものお遊戯会で30分もたないでしょ(笑)。いやあ、もつかな。ま、ま、最初もてなして、手洗って、お遊会見せてこれ30分で、春日さんに来てもらって、その間に先にサムギョプサル食べてって、タイムスケジュールもめちゃめちゃで。うわあ、大丈夫かなみたいな感じで。「まあでも、1時間うちらでもてなしましょう」ってなって。

「ていうか、春日さん今そこにいます?みたいな。グループLINEで私とクミさんと星野さんだけ喋ってるから、ちゃんと遅れます的なこと返しといてくださいね」みたいな感じで言ったら、カスちゃんが電話越しでちょっと遠くのほうから「シーン」とか言ってて(笑)。全然返そうとしてねえなと思って。

そうしたらクミさんが「本当もう嫌になっちゃいますよね、この人。あ、そうだ!この人がポークライス作ってる動画を星野さんにも送っておこうかな」みたいな感じで言ったら、カスちゃんが「それはダメ。当日のワクワクが減るからそれはダメ」って(笑)。こだわりあんだよ。カスちゃんも頑なに。そしたら、クミさんも「じゃあ、わかった。送んないのはいいけど、だったら返事して」みたいな感じで。私も「本当ですよ。返事してくださいよ」みたいな感じで2人に怒られて。「早く! 今やってください! 今やんないと絶対しないんだから」カスちゃん渋々「遅くなり申し訳ありません。21時には戻ります」って連絡して。急かされて。それで当日集まることになったのよ。

当日8時に。でも、正確に言うと、私がいろいろちょっとやることあってバタバタして8時半になっちゃったんだけど。「変えていいですか?8時半です」って先に言ったからチャラなんだけど(笑)。これは本当にちゃんと前もって言ってた。8時半にやっぱ変えていいですか?って言って集合したんだけど。

私、5分前ぐらいに早く着いたのよ。だから入ったら、いつもだったら、クミさんドア開けながら「いらっしゃい!」みたいな感じでやるのに、ドア開ける時に、こう、うん?みたいな感じで、やけに恐る恐るしてて、「なんですか?」みたいに言ったら「よかった、フワちゃんで。これ先に星野源が来たらどうしようかと思った」みたいな話で、よかったって迎えてもらって、2人で待ってたんだけど。

そしたら、ピンポンって星野さん来て、ドア開けたら、超粋。発作パーカー着てたのよ。

うわあ、本当に粋だよ。マジでかっこいいよ本当に。すごいよ。わけわかんねえんだから、発作パーカーって。なんなんだよ発作パーカーってよ! なんで発作をパーカーにしちまうんだよ。発作パーカーなんて、ノリで渡したとはいえ。野上が前の時に。手に取ってもらうだけでもありがてえのにさ、それを大事に結構何回か着てくれてるとこ見てるよ。もう本当にありがてえよな。俺たちのラジオのパーカー、星野源が着てんだぜ。嬉しいよな。

それで星野さんにも「ああ、ありがとうございます。嬉しいです」みたいに言ったら、クミさんが「源様が着てるんだったら私も着よっかな」つって(笑)奥からパーカー持ってきて着替えてきて。ダブル発作パーカーに囲まれて過ごすことになって。

クミさんから「聴いてます笑笑笑」ってLINE来てた(笑)。

茶々がとにかく吠えるのよ。すごい。まあ吠える。私も最初のほうとか、ワーってすげえ吠えられ て、途中、茶々吠え過ぎてむせてたぐらい(笑)。ワーーーーゲホゲホ、ワーーーー(笑)。本当にそのぐらいすげえ吠えるのよ。だから、星野さんも大丈夫かなみたいに言ってたんだけど、これが星野源に全く吠えないのよ。それどころか舐めてほしいって懐いてずっと来て。え、すごってなって。

違うよ、私がおかしいんじゃないよ。水口さんとかだって吠えられてたし、サトミツだって吠えられてた。私らが普通だからさ。星野源がすごいのであって、私が別に嫌われてるわけではない。私もそれなりに茶々と仲いいし。

だから、こんな吠えないの初めて見た。すごーい!みたいな。茶々、自分から撫でろって吠えてくるくせに、撫でた時にちょっとでもお尻のほうを触ると、ワンワン!って噛みついてくるのよ。マジ怖いよ。番犬ガオガオみたいな。ああ、ごめんな、お尻触っちゃったって感じなんだけど、星野さんお尻触っても全然怒んなくて、超懐いてて。

「こんなのないです、ないです」みたいに言ってたら、星野さんが「茶々抱っこしてもいいですか?」って言ってきたんだけど、クミさんが「いやダメです、ダメです、絶対ダメです、絶対噛むんで絶対ダメです。見ててください。ほら私がこうやって抱っこしても、ほら噛むんです」って(笑)。クミさん慣れてるから、噛まれても特にリアクションしない。「ほら噛んでるんですよ」みたいな感じで言って。「僕もワンちゃん好きなんで大丈夫ですよ」みたいな感じで言ってたんだけど、「いやいや、本当絶対やめたほうがいいです。前、番組出た時に草野仁さんのことも噛んでたんで絶対やめたほうがいいです」(笑)。

(「何の番組に出て?」(笑))確かに。なんで茶々テレビに出たことあるの? 草野仁の番組に出たことあるんだよ(笑)。「すげえなお前、草野仁噛んだのか」って言って。だから、「ダメですダメです」みたいな感じで、私も「さすがに手怪我したらあれなんでやめましょう」みたいな感じで言ってたんだけど、ちょっと時間たったら茶々のほうから星野源のほうに登って抱こされに行って、最終的に普通に抱っこされててさ。

「こんな光景見たことない。奇跡だ奇跡だ」つって。うちら、それこそNASAのロケット発射したみたいに、「これは奇跡だ。すごいよクミさん」て言って2人で喜んで。「奇跡だ奇跡だ」って言いながら。どさくさに紛れて茶々を抱く星野源もう2人で連射の嵐。2人合わせて200枚ぐらいこバシャバシャバシャ、すげえすげえ、こっちも見てください。バシャバシャバシャとかやってるタイミングでカスちゃんが帰ってきて。茶々に懐かれすぎて 30分もったのよ。

星野さん自体が本当に面白い方だし、クミさんもお喋りが面白いから、結局、私が心配してたのも全然平気なくらい普通に時間がもって、カスちゃんが帰ってきたんだけど。
カスちゃんがさ、いつもだったらパッて会った時に「パーオ!」って私が言って、カスちゃんも「パーオ!」ってやるんだけど、きめえノリがあったんだけど、その時は星野さんがいるから、「すいません、遅くなってごめんなさい。パオ」って言って。すげえ、すげえなんか私だけ舞い上がってるみたい。「パーオ」って言ったのにさ、「すいません、遅くなっちゃってごめんなさい。パオ」ってめっちゃあしらってきやがってさ。やれよ、星野源の前でもちゃんと「パーオ」って。あいつマジでむかつくわ。「パーオ!」って私だけバカみたいにやってさ(笑)。

カスちゃん帰ってきたらさ、即効、クミさんにカスちゃんも発作パーカーに着替えさせられて(笑)。トリプル発作パーカー。

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フワだけ黒のワンピみたいな。アウエーで。着んなワンピ。フワだけ。星野源の前だからって黒のワンピ着んな(笑)。ワンピ着てって。本当にね、星野源が来るからね、可愛くさせてもらったんだけど。

クミさんがサムギョプサル作ってくれたから、まずサムギョプサル食べてからポークライス食べようってなって、春日がさポークライス作る時に台所に立ったのよ。「立ちます」みたいな感じで言っ たら、星野源とクミさんとフワがみんなでぞろぞろキッチンまで着いてって、横から見て。ご飯入れるたびに、おおー(拍手)(笑)。豚肉入れたら、おおー(拍手)。ケチャップかけては、おおー(拍手)みたいな言って。春日も春日でまんざらでもなさそうな感じで。「あら、ちょっと火入れ過ぎたかな」みたいな。なんか玄人ぶって味見してさ。「やっぱ塩ちょっと少なかったかな」ゴニョゴニョ言いながらも嬉しそうにしてて。

星野さんがポークライス作るカスちゃんの写真を撮って、それを撮ってる星野源のことをフワとクミが撮って。それを見てカスちゃんも喜んでて、なんか可愛いなって。小さな幸せってこういうことを言うんだな。みんなでキッチンに集まって。と思ってパッて横見たら星野源がいて、あ、全然ちっちゃくねえわ。めちゃめちゃ大きいわ。日常の一部みたいに言っちゃって。びっっくりした。星野源いたわ。全然ちっちゃくねえわと思って。

そんなこんなもあってポークライス完成してお皿に盛って。私は食べたことなかったけど、星野さんとカスちゃん曰く、ザ町中華の昔ながらのポークライスが完成したって言って喜んでて。そしたらカスちゃんがなんかゴニョに言ってさ。「このお皿も、スプーンも、こういう何でもない感じのがぽいかなと思って合羽橋で買いました」って(笑)。こだわり。星野源に言いたかった。ゴニョゴニョ ちっちゃい声でいろいろ言って。わざわざこれ買ったんだ、可愛いとか言ってさ。星野さんも「すごいですね」みたいに言って、カスちゃんもふふふふって笑って(笑)。小さな幸せ(笑)。みんなで食べて。

本当においしくてさ。めっちゃおいしかったのよ。私は知らなかったけど、昔ながらのケチャップライスに豚肉で素朴な感じでさ。モリモリ食べれる感じのちょっと懐かしい味で、すごい美味しかったから、みんな「美味しいね」って言いながら食べてて絶賛してたんだけど、カスちゃんだけは食べた時に首かしげて「あれ?やっぱちょっとケチャップが多かったかな」(笑)。いいって格好つけないで。美味いつってんだからそれでいいのに、「あれ、前やった時はもうちょっと上手くできたんだけど、なんかちょっとあれだったかな」とかってゴニョゴニョ言うから、星野さんも「いやいや、美味しいですよ」って言わざるをえない。可愛かった。

星野さんもシャンパンとかわざわざお土産で買ってきてくれたりして、それを春日とフワが泥のように飲んで(笑)。ほぼ2人で飲んで。くだらないけど、パン!って開ける瞬間ムービー撮ろうとかいうのも付き合ってくれてさ。みんなで撮って、飲んで。
結局なんだかんだで深夜までいてさ。優しいよ。1時過ぎぐらいまでいてくれてさ。星野さんも忙しいのに。「じゃあ帰ります」ってなった時に、何気なく「星野さん何で帰るんですか?」みたいな感じで聞いたら、「妻が迎えに来てくれるみたいです」て言い始めて。うちら3人ともビク!ってなって、え、ガッキー来んの? え、ガッキー来んの?ってなって、うちら全員目に余るぐらいソワソワし始めて。カスちゃんもプロレスの話とかの今までしてただけど、急に「会ったあったことないな」(笑)。「カスちゃんは会ったことないけど」。クミさんも「まさかこの区にガッキーがが来るなんて」。

結局、「着いたそうです。ここで全然いいですよ」って言ってんのに、全員でゾロゾロぞろぞろ下の玄関まで「送る」つってついてって。春日、フワ、クミ、子ども、茶々、全員でゾロゾロついてって。

そしたらさ、車からガッキー出てきて。ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバい! ガッキー出てきた! ヤバい! もうそこから先は何も覚えてません。車からガッキー降りてきた瞬間、3人失神。ヒーーーッ。もう誰も何も覚えてない。あれ本当かな? 嘘じゃないからね。噓松じゃないから。(「見てないんじゃない?」)違うよー! 見たんだって。私見たんだって。聞いてみ、春日に。クミさんにも聞いてみ。私見たんだって。

ガッキー出てくる。ガッキーがあの区に来るわけないって(笑)。(「本当にいるの?」)本当にいるよ。見ちゃったんだよ、この目でガッキーをさ。ヤバかったよ、マジで。マジで何にも覚えてない。何喋ったか何も覚えてない。ちょっと冷静ぶって、映画『正欲』っていうやつ、今ちょうどやってるやつ。「『正欲』は見ました」ってかろうじて言った気がする。言った気がする。言ってないかもしれない。「『正欲』観ました」(笑)。マジヤバいよ。超熱かった。ガッキー。星野源とガッキーだから。やばくない? 逃げ恥! ヤバ過ぎ。

でも、やっぱ自分がギャーッとかされたら嫌だから、「フワちゃん、本当に森本と遊んでるんだ」とか言われたらだるいから、絶対言わないようにした。「映画『正欲』観ました。めっちゃ面白かったです。ありがとうございました」って送り出して帰った後に、ヤバいねヤバいねヤバいねヤバいって(笑)3人エレベーターで抱き合って。ヤバいね、ヤバいね、夢みたいな日だったねって言って、そのままタクシーに乗って帰ったんだけど。いや、あれどっちだったんだろう。夢かな、本当かな、どっちだったんだろう。ヤバいなあ。えーーーヤバいなーーー。あーー、ヤバかったなーー。超楽しかった。マジで。

本当にマジで楽しかった。やっぱ話が面白いね、星野さん。本当にいろいろ喋ったよ。面白かった。マジなんかすごい。終わるなってずっと思ってたけど、気づいたらもう1時になっちゃってて、さすがに帰った。

でも私、本当は何回かタイミング的に、私から「じゃあ、ちょっとそろそろ」って言ったほうがいいだろうなっと思ったんだよ。自分から言わすのもあれだし、いいだろうなって思ったんだけど、ちょっと無理だった。楽し過ぎて帰りたくなくて言えなかった。結局、星野源が言った。申し訳ない。

あ、クミさんからメール届いております。「夢だったんだと思います」(笑)。

本当なわけないから。やめてよ、クミさんは味方でいてくれよ。クミさんが「夢だった」って言ったら、 私また嘘松みたいに言われるんだから。本当だったんだからさ。嘘じゃないんだって! 本当に見たもん! ガッキーいたもん! 本当にいたんです! 星野源とガッキーが2人で帰ったの! 信じてよ! 信じてってー! 本当に見たんです、この目で。私は確かに見たんです! 見たんだよー!

 

 

砂鉄さんに聞きたかったこと


武田砂鉄のプレ金ナイト 2023年10月27日

 

黒沢かず子:すごい聞きたいことがあって、昨日の夜考えていたんです。砂鉄さんにいっぱい聞きたいことがあるけど、聞いていいのか。

武田砂鉄:何でも大丈夫ですけど。

黒沢かず子:本当に何でも言っていいですか?

武田砂鉄:何でもいいですよ。

黒沢かず子:私、あんまり勉強してこなかった。偏差値っていう時代があった時に、私、40なかったんですよ。30台だったんです。それでも何とか東京で飯食っていけてるっていうありがたい環境なんですけど、わからないことがたくさんあって。聞いていいですか? 今それを思い出しながら。本当に世の中を変えたかったら何になるべきなんですか?

武田砂鉄:ああ。どうなんでしょうね。

黒沢かず子:政治家さんは嘘をつく方も多いじゃないですか。

武田砂鉄:多いですよね。

黒沢かず子:とか、周りの票を稼ぐために、始まる前は「よろしくお願いします」ってやるじゃないですか。でも、いざなったらツンデレじゃないですか。なんかこう、ウーみたいな感じで。

武田砂鉄:うーん、そんなのやらないけどね。

黒沢かず子:みたいな感じになるじゃないですか。ああなってしまう場合――。でも本当は最初は世の中のことを考えてたのかなと思った時に、世の中のことを変えるには何になるのが1番いいのかなと思ったんです。

武田砂鉄:でも、「世の中を変える」ってどういう状態かってのはありますよね。

黒沢かず子:その部分部分ですか?

武田砂鉄:部分部分。どこかのことを何か変えたいっていうんだったら、それはどんな職業でも、どんな立場でも、別に仕事に就いていなかったとしても変えられるというふうに思うんですよね。どういうふうに世界を設定するかじゃないですか? 目の前にいる人をなんとか説得させたいのか、地域を変えたいのか。

黒沢かず子:政治家さんは何を目的でやるんですか?

武田砂鉄:彼らはね、マイク向けたら「世の中を良くしたいんです」っていうふうに言うんだろうけど、でも、実際にやってることを見たら、すげえ身内だけをよくしようとか、そういうことをやられているから、世の中っていう仕事を本当に考えてますか?って疑いを持っちゃいますけどね。

黒沢かず子:なんでそれをお喋りできないんですか? 皆さんは。そんな時間はないよっていうことなんですか?

武田砂鉄:優先順位がすごく低くなってんじゃないですか? それの。本当に世の中のことを考えるということがね。だからけしからんと思うことが多かったりしますけど。世の中を変えたいですか?

黒沢かず子:「世の中を変えたい」まで私は。とりあえず1人の人を元気にさせるのが今の私の目標というか。という時に、なんかいろいろ乗っかってくるわけですよ。介護保険とかいろいろ考えたりとか。何でだ?とか。なんでこのお医者さんはここまで診てくれなかったんだろうとか、すぐ退院させなきゃいけない世の中だし、とかいろいろ考えて。そういう細かいことなんです。
でも、私の場合は、世の中を変えるよりも、まずそこで働いてる人を笑顔にしていったら、その笑顔が患者さんだったりとか利用者さんだったりとかに行くのかなと思ったら、まずはその働いてる方を笑顔にできないかなっていう考えなんで、たぶん私には政治は難しいんですけど。

武田砂鉄:いやいや、でも、働いてる人を笑顔にするために、直接そういう人に話をするというのもそうだし、もし例えばその人がなかなか賃金が厳しい状態で働いていて、辞めたくなっちゃうみたいなことを思っているんだったら、外から、こういう人たちの仕事ってこれだけ大事な仕事なんで、もっとこういう人たちにお金を払うべきじゃないですかっていうふうに政治家に対して言ったりとか、あるいは政治家になってそれを変えるとかっていう。だから、その人を笑顔にする方法というのはたくさんあると思うんですよね。

黒沢かず子:お金は確かにもっと上がったらいいのになと思います。

武田砂鉄:そうですよね。

黒沢かず子:けど、物価は高くなるし、でもお金はそんなに上がらないし、なんかなあと思いながら。みんな笑顔がウーンてなかったりもするので。

武田砂鉄:そうですよね。そのしょぼんという感じというのは、今いろんなところに広がっているか、そういう人たちに1人1人話を聞いていくことってなかなかできないから、どうやったら変えられるんだろうかなっていうのは思いますけどね。

黒沢かず子:本当ですね。TBSで今やってる宮藤官九郎さんのラジオ、宮藤さんに聞いて……というのがありますよね。

武田砂鉄:『宮藤さんに言ってもしょうがないんですけど』という番組ね。

黒沢かず子:すごい! すぐ出てくる。TBS。TBSっ子ですね。

武田砂鉄:TBSっ子ですね(笑)。

黒沢かず子:その中でそういう身近なこととかもお話しされてますもんね。

武田砂鉄:そうそうそうそう。あの番組は素晴らしい番組だなといつも思って聴いてますけどね。こんなことあるんですけどというのを言って、解決するんじゃなくてただ聞いとくだけっていう。それが大事ですよね。

黒沢かず子:知らないこととかあるから。そうですね。聞いてみないとわかんないなと思いました。

武田砂鉄:でも、それこそ芸人さんって、そういうある種しょんぼりしてる人を、一瞬だけでも笑わせるというか。それこそ、『しゃべくり007』でのパリパリ攻撃は、僕、幸せになりましたけどね。

黒沢かず子:そうですか。ありがたいです。でも、ああ嫌だなって自ら命絶ちたいなっていう時に、ふと目に入ったところでなんか変なことやってるおばさんがいたら、ちょっとでもクスッと笑ってもらえたらなと思って。

武田砂鉄:そういう人はたくさんいると思いますけどね。

黒沢かず子:なのかなとは思います。自分に似たような、あんまりこう――。私は一人っ子で、未婚で、親が高齢者で、今まで人と付き合ったことがないんですけども、そういった人間の方でも、あ、あいつが生きてるからなと思っていただけたらなと思います。

武田砂鉄:テレビでの所作とか、ラジオでの発言とかを聴いてる方ってたくさんいらっしゃると思うので。

黒沢かず子:聴いてくださったらなと。